277 黄昏草咲く出逢い辻
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/* ……ラ神が穏やかであった。
(-39) 2020/06/04(Thu) 23時半頃
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― 枯木の森 ―
[次に捉えた風が運んだ先。 先ほどまで居た場所とはあらゆる意味で真逆のような場所。 けれど、その奥からは花の気配が感じられて]
……やれ、無事ではある、か。
[仮名の結んだ縁の糸を手繰れば、大事に至っていないのは感じられた。 ……よもや小さな妖に文字通り絡まれている>>39とは知る由もないが]
……早い所、呪を解いてしまわねばな……何を引き寄せるか、わかったものではない。
[そう、呟きはするものの。 すぐにそちらに向かいきれぬのは、ここからどうすべきかが己の中で定まらぬが故。
『番』を求める意思はない、それは変わらない。 けれど、と。 迷う思考は、歩みを滞らせがちになっていた。*]
(72) 2020/06/04(Thu) 23時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/05(Fri) 00時頃
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― 枯木の森 ―
……む。
[花の気配と、青年の気配と。 双方を辿り、進んでいた兎の歩みがぴたり、と止まる]
この気……鬼の君か。
[辿っていた気配の傍に、妖の強き気配が現れる。 それが先ほど『辻守』の社前で一時集った鬼のそれである、と気づいた兎はひとつ息を吐く]
あちらも、風に攫われ風を追い、か。 ……ま、ある意味では安全ではあるが。
[物理的には安全だろう、とは思うが。 余計な事を言われまいか、とそちらでちょっと気が逸り。 結果、再び歩き出した兎の歩みは、前よりも早くなった。**]
(93) 2020/06/05(Fri) 01時頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/05(Fri) 01時頃
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― 枯木の森 ―
[歩み早めた所にふわり、とやって来た鬼火。>>101 伝えられた言葉にふう、とひとつ息を吐く]
……鬼の君も、世話好きよな。
[そんな呟きを落として歩み進めれば、こちらの仮名 呼ぶ声が届いて。>>102 鬼火へと転じ、空へと消える姿>>104に一礼した後、駆け寄って来る青年へと視線を向けた]
(132) 2020/06/05(Fri) 22時頃
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……大事ないか?
[短い問いと共に、じい、と見上げる。 無事を確かめたなら、幾度目かは、と息を吐く。 今度のそれは、安堵を多く含むもの。 風の動く気配を感じたのはその直後。 一瞬、身構えはするものの、現れたのが何者かを見て取ると、緊張はすぐに解けた]
……狐の君か。 ああ、どうにかな。 そちらはまだ、尋ねの途上か。
[ここに現れたのであればそうなのだろう、と思いつつ。 兎は僅かに首を傾いで、それから]
……無事に、縁の元へ至れるよに。 月の灯に、願かけておこうかの。
[気まぐれにこんな事を言ったのは、先に自身が同じような言祝ぎを受けたが故。 風に乗り去る妖狐の先に縁あれ、と願いを込めつつ見送った。*]
(133) 2020/06/05(Fri) 22時頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/05(Fri) 22時頃
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/* この……www
だが正解である(
(-62) 2020/06/05(Fri) 22時半頃
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― 枯木の森 ―
……そうか。
[言いつつ、ちら、と遠巻きにしているすねこすりに視線を向ける。>>137]
あれどもは、さほど大きな力は持たぬからな。 大方、見慣れぬ人の子にはしゃいで遊んでもらいたがった、というところであろ。
[害意はない妖の事、その辺りであろう、と辺りをつけて。 さて、これからどうするか、と思考を巡らせた所に向けられた問い>>138に、ぐ、と詰まった]
(143) 2020/06/05(Fri) 22時半頃
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……鬼の君……余計な事を。
[落ちた呟きはやや低い。 とはいえ、こちらの事情を知らぬ他の妖からすれば、ここで縁結ぶは番うと結びつくのは自然な事ともわかるから恨み節はそこまでで]
……この辻の森は本来、妖が自身の番となる者を求めて訪れる場所。 縁結ぶが番うと結びつく御仁の方が多かろうて、そのような物言いになったのであろうな。
[ひとまず、口にするのは番と言う言葉が使われた由縁の推測]
……我に番はない。 番を求める意思もない。 故に、それは誰にも当てはまらぬよ。
[続けて落とすのは自身に課した定め故の返答。 言の葉紡ぐ時、視線が落ちたのは半ば無意識。*]
(144) 2020/06/05(Fri) 22時半頃
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― 枯木の森 ―
[穴に嵌まった経緯を聞けば、呆れたような困ったような嘆息が落ちた……というのは、余談としておいて]
うむ、彼の御仁たちはそうであろな。
[比較的落ち着いて返せたのは、その辺りまでのこと。 お邪魔してたなら申し訳ない、という言葉へ返そうと思った言葉は、次いで投げかけられた問い>>150に、どこかへ消えた]
(152) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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……理由、は……。
[目の前の青年と再び会い、縁となっている呪の楔を抜き取る事。 それと告げてしまえばいいのに、何故か、言葉にできない。 どうすれば、と思う所に視線を合わせながらの言葉が向けられて]
……手伝いがいるほどでは、ない、が。 一先ず、森が開くまでは、我と共にあれ。
その方が危険も少ない。
[森が再び開くまでは出入りもできないのだから、と。 そんな理屈を内に積み重ねつつ。 言の葉にしたのは、当たり障りのない返答。*]
(153) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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― 枯木の森 ―
[浮かべられた疑問符に答える術はない。 だから、それには触れずに]
…………そなた、な。
[瞬きの後、続けられた言葉。>>156 こちらからすれば、あらゆる意味で案ずる所しかない、というのは頑張って抑え込んで]
妖の領域にふらりと迷いこむような、不安定なものをこんな場所に放っておけるわけがなかろ……!
[早口で言い放った後、つ、と視線逸らして]
……とにかく、まずはここを抜けるとしよう。 この場所は、気が滅入る。
[歩いて移動できるかは読めないが、先ほどまで道を遮っていたものの気配はないから。 とにかく移動しよう、と促した。*]
(157) 2020/06/06(Sat) 00時頃
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― 枯木の森 ―
……いや、いい。 そなただけに責があるわけではないからな。
[現代っ子の思考>>161を知らずに済んだのは、多分幸い。 彼がここに至った由縁は己にもある、という自覚があるからこう返して]
続いている道を辿って進む。 ……どうにも進めぬとなったら、跳べはなんとかなろう。
[多少の障害物であれば飛び越えられるから、との説明は端折って歩き出す]
(172) 2020/06/06(Sat) 01時頃
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[道らしき道も見えぬままに進みつつ、思い返すのは先に妖狐に言われた事。>>163]
……気軽に、言うてくださるよな……。
[ぽつ、と零れ落ちた呟きは、無意識のもの]
(173) 2020/06/06(Sat) 01時頃
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だいたい、それが容易くできるようなら……。
[多分、何も失ってはいないのだ、と。 そこまで音にするのは、ぎりぎりで踏みとどまれたけれど。 どこか落ち着かぬ様子は、押し隠す余裕もないから、容易く気取られるもの]
(-76) 2020/06/06(Sat) 01時頃
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[ふる、と首を横に振る。 周囲の様子は少しずつ変わり始め、木々の間には黄昏草の花灯りも見られるようになってきた]
……疲れてはおらぬか?
[そう言えば、と。 自身があまり疲労を感じないために忘れていた問いを、投げかける。**]
(174) 2020/06/06(Sat) 01時頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/06(Sat) 01時頃
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……っ!?
[落とされた囁きは不意打ちともいえる言の葉。 内に生じる揺らぎ、それを見透かしたわけではなかろうに、と思いつつ。 それは、兎の内なる迷いに触れるもの]
……そなた……。
[小さく紡いで、しばし、止まって]
そなたは。 やさしい、な。
[ぽつ、と紡いだのは小さな言の葉]
だが……故に、『いたい』ものもあるというのは。 知っておいて損はせぬぞ。
(-91) 2020/06/06(Sat) 20時半頃
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― 森の中 ―
[問いかけに返る言葉に対し、弾みがちの息。 ああ、やはりか、と思いつつ]
この衣は、我の力で編んだもの故な。 動きを妨げる事はない。
……が、そなたが辛いというなら、少し休むか……。
[ぐるり見回せば、黄昏草の向こうに果樹らしきものの影も見える。 休息するには悪くあるまい、と。 思った矢先、感じたのは――]
……っ!?
[大気震わす獣の咆哮。>>#3 良からぬものが来る、とはそれで察しがついて]
(197) 2020/06/06(Sat) 20時半頃
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……下がれ。
なんぞ、よからぬものが、きおる……!
[これも森の仕掛けの一つか、と思いつつ。 兎は周囲に意識を凝らす。*]
(198) 2020/06/06(Sat) 20時半頃
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沙羅は、気配を手繰りつつ、軽く手を握りしめ。2
2020/06/06(Sat) 20時半頃
儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/06(Sat) 20時半頃
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/* ラ神……w 喰らった方がおいしい、と思うておったら見事に反映しおって、この……ww
(-92) 2020/06/06(Sat) 20時半頃
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[これ以上は言わない、と。 返された言葉に零れて落ちるは安堵の吐息。
付け加えられた部分は知る由なく、けれど、長くは避けられまい、という予想もどこかにはあった。
とはいえ、あらゆる意味でやり取りを続ける余裕はなかったわけだが]
(-100) 2020/06/06(Sat) 21時半頃
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― 森の中 ―
[不意に現れしは、漆黒の獣。 禍々しい気配は瘴気のそれ、と覚るのは容易い]
……ええい、『辻守』のめ、掃除はしっかりとせい……!
[八つ当たりのような呟きを漏らしつつ、飛び掛かるのに対しようとして]
なっ……!
[こちらを庇うように前に出る動き。>>200 なんら護りもない人の子が瘴気の爪牙にかかればどうなるかなど、考えるまでもなく]
(205) 2020/06/06(Sat) 21時半頃
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[ふわり、と舞い散るは淡い金色の光。 先に妖狐が口にしていた山吹の色を思わす煌き。
刹那、本来の姿へ転じた兎はその跳躍力を持って青年の前へと飛び出し]
……くっ……。
[振るわれる爪が金色を引き裂く。 けれど痛みはなく、ただ、衝撃が伝わるのみ。 裂かれた毛が舞い散るも、零れるのはそれだけで。 爪は、金色の上に紅い線を引いた後、獣諸共に溶けるように消え失せた]
(206) 2020/06/06(Sat) 21時半頃
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……ばかもの。
さがれ、と言うたであろうが。
[瘴気が散っていくのを感じつつ、やや低い声で文句を言うものの。 金色のもふもふ毛玉が言っても威圧感は、ない。*]
(207) 2020/06/06(Sat) 21時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/06(Sat) 21時半頃
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/* しかし、こんなところで2が続くとは。
(-101) 2020/06/06(Sat) 21時半頃
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― 森の中 ―
[こちらの言葉は届いているのかいないのか。 屈み込んで問いを投げてくる青年の様子に、兎ははふ、と嘆息する。>>212]
……傷は受けたが、痛みはない。 呪の類やも知れぬが、命にまで関りはせぬだろうよ。
[それほどの大掛かりを『辻守』が見逃すはずはなかろう、と。 そんな予想からの言葉と共に耳を揺らす。 触れてみればわかるだろうが、金の背に引かれた三本線の爪痕からは血らしきものが流れる様子もなく、ただ、異質な態を晒すのみ]
(216) 2020/06/06(Sat) 22時半頃
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まったくだ、と言いたいところだが。
……あれは、最初からそなたを狙っておったようにも見えた。 故に、結果としてはさほど、変わらぬやもな。
杵で折檻できたかできなかったか、の違いしかない。
[何やら物騒な事をさらり、と言いつつ]
いずれにせよ、休息は必要か……あちらに、果樹らしきものが見える。 水の気配もある故、そちらで休むか。
[言いつつ、先に見つけた果樹の方へと視線を向けるが。 毛玉からひとの形に戻る気配は、何故かない。*]
(217) 2020/06/06(Sat) 22時半頃
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― 森の中 ―
呪の類であれば、解する術はどこかにある。 ……案ずるな。
[消えぬ眉根の皺>>224に、長い耳を揺らして返す声音はやや柔らかい]
何を狙っての事かは知れぬがな。 我よりは御しやすいと見たのやも知れぬ。
……うむ、危険が読める時はそうせい。 でなければ、無事に現に送り返すも覚束ぬ。
(229) 2020/06/06(Sat) 23時頃
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月では兎が餅を搗く、というのが、現のおとぎ話であろ?
[餅を搗くのかとの疑問にはさらりとこう返し]
………………そうしてもらえると、助かる。
[とっさの変化と、瘴気に触れた影響もあってか、上手く変化の呪が紡げない。 動けなくはないが、茂みを突っ切っていくには少し辛いから、こう告げる。 長い耳が少しだけ、へしょり、となった。*]
(230) 2020/06/06(Sat) 23時頃
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― 森の中 ―
今考えても詮無き故な。
[なので休むのが先、と頷きを返し。 現への帰還、という言葉が思わせるものは知らぬまま。>>234]
そこは感心するようなところなのか。
[自身にとっては存在的なあれこれは当たり前の事だから、そこはぴん、と来ず。 感心したような声にこんな返しをした後、抱え上げられるに任せて運ばれる。 鼓動の変化は気づきはしたがそれよりも、自身の落ち着きの方への疑問が大きくてそこの由縁には意識は向かず]
(240) 2020/06/07(Sun) 00時頃
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……ああ、すまぬな。
[草の上に降ろされると、軽く毛づくろいをして。 提案にはこく、と一つ頷いた]
この辺りの気は落ち着いておるようだが、気をつけてな。
[先の今だけに、そこを注意してしまうのは已む無しか。*]
(241) 2020/06/07(Sun) 00時頃
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