277 黄昏草咲く出逢い辻
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――ゆら、ゆらり。
そんな感じで、大気が揺らぐ。
揺らいだそれは、どこからともなく流れてきた霧に一瞬で染まった。
内に鈍い金の光を宿した黒い霧――それは、見初められし人の子に触れて、呪を仕込む。
目の前にあるものを忘れさせ、恐れさせる迷いの呪を。
(#0) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
☆第三の事件:『淵の霧』
不意に現れた黒い霧が、人の子に呪を施す。
呪を受けた人の子は、目の前の妖が誰であるのかわからなくなり、言葉にできない恐怖を感じる。
内に忍び込んだ霧を払えるのは、妖の言の葉と想いのみ。
……ただし、『翳り爪』に裂かれた痕は、鋭い痛みを持って、それを阻もうとするけれど。
☆ダイスロールはありません。
☆残り時間目いっぱい使って、洗脳解除してください。
☆説得中は第二の事件で受けた傷が物凄く痛みます。
(#1) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
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─ 森 ─
[今度はあまり奥深く行かず。 さほど時間もかからずに果物が色々と生っている場所に着いた。]
わあ。採ってもいいでしょうか?
[思わず感嘆の声をあげる。 季節はあまり関係ないのだろうか。 持ち主がいないか確認しつつ。]
桃好きなんですよねー……あ。
[低めの木にザクロが生っているのが見えた。外国の神話では、冥界でこれを食べた女神の娘が地下に留まる原因となった果実だが。]
……これ、食べられますかね?
[熟れているかどうか、確認している。*]
(48) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
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鳳凰の実 モイは、メモを貼った。
2020/06/08(Mon) 00時半頃
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/* 内緒話で語り合ってからのこれはおいしい
(語ってて良かった!)
(-69) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
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/* 最終イベントは、うむ。
だいすろーるにするのはなんぞ違うな、と思うたので、RPおんりーとしてみた。
……まあ、思いの外、本参加に刺さる展開になったのは、不可抗力というヤツだぁな。
(-70) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
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/* 三つ目そうきたかw いや、あるかな、と思ってはいたけどもw うおー、どうすっかなー。
(-71) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
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/* 何かしんどそうなイベントきておる!?
これ、発動前に心情語り過ぎない方がいい? しかし大分書いちゃったしなー…
(-72) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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/* 秘話見えてませんよね?というようなww いや、まあ、試練としてはアリだね、アリww
(-73) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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― 森の中 ―
[こちらの言わんとしたことは、どうにか伝わったらしい>>46。 これでも家庭教師の端くれ、そのことに安堵する]
月、か……。 妖だし兎だから、そりゃ太陽よりは月だよな。
[満月を見て変身する獣の話を思い出しつつ納得したように言って]
……そっか。
[邂逅の際の経緯に頷く。 ただ、暇潰しの手段として選ばれた、律からすれば随分と古い遊戯を思い出し]
外に出ようとは、思わなかったの? それか、他の妖が居る場所とか。
[それが可能かどうかもわからぬまま、浮かんだ疑問を口にする**]
(49) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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[こちらの物言いに、兎姫はひとまず耳を傾けてくれた。 しかしその金毛が逆立つのはこちらにも見えて。 語り終えた所で唇を噛み俯く]
う、ん。 理屈としてはわかるけど、多分そう思って生きてきたこともあるんだ、けど。
[それはどこか天秤のような揺らぎだった。 自分は自分として確かに地を踏み締められる時と、生きる意味も何もかも見失って宙ぶらりんになる時と。 それ故に妖の世へ引かれることもあるのかと、そこまで推測する余裕は律にはなかったが]
(-74) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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でも、ふとした瞬間に、自分がこのまま消えてしまっても、誰も気付かないんじゃないかって思うことがある。
[疑問を投げ掛ける声に応えるように、ぽつ、と内心を零す]
俺、母親も父親も子供の頃に亡くしててさ。 親戚ともあまり関わりがなかったから、そっから施設の世話になってて。
[対を喪った、という兎姫の言葉は聞こえていたが、今はそれに反応する余裕なく。 ただ、それを受けた上で語りを続ける]
縁っていうなら、そりゃ友達もいるし面倒みてくれた人だっているけど。 でも、俺がいなくなる分には、少なくとも迷惑はかけないだろ?
[心配、はしてくれるだろうか。 ただ、進学して完全に一人暮らしになってからは、その辺の縁も薄くなりつつある]
(-76) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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価値なんて、意味がないことかもしれないけど。 でも、証明しようとして失敗したら――
[つらつらと、語り続けていた言葉は不意に途切れる。 その視界の端に、揺らぎの兆しを捉えて**]
(-77) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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/* うちも、いろいろあれだけど、戦闘力あるグスタフさんとことか、バトル展開もありそうで、見ものだなあ...わりとあっさり戻りそうでもあるけど。
(-75) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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─ 森 ─
採って喰らうは問題あるまい。 喰うなとも言われて居らぬしな。
[手を出すなと言うならば最初に言われているだろうから、と。 のどかの疑問>>48には是を返す]
桃が好きならばそれにするが良い。
…なんだ、柘榴か?
[どれ、と生っている一つを見た。 張りのある果皮が一部ひび割れるように裂け始めている。 熟している証拠だ]
十分熟れているようじゃぞ。
[ほれ、と採ってのどかへと*]
(50) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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そうなんだ。 ちゃんと分かってる人だったのか。
[主という人物の話を聞き、肩の力が抜けた。 人間の方が恐ろしいかもと言いながら、どそれだけであって欲しくもないというエゴ。それが解消された安堵と。 きっと願われるまま世を去ってしまっただろう刻が、今ここにある喜びと。 二つが混じりあい、心震えて瞼を下ろす]
(-78) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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うん。
[感謝しているという刻に、目を閉じたまま小さく頷き。 続いた問いに顔を向けるより早く。 重なる手と、届くもう一つの温もりに動きを止めて]
分かった。 約束するよ。
[穏やかに微笑んだ*]
(-79) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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[手の甲に落とされた口付けと同じ 優しい所作で握られたままの手。
驚いたと言いながら軽い口調は 忌避を抱かれた訳ではないと伝わるもので]
…ふふ。
乙女なんて言ってもらえるとは 嬉しいね。
[そう言って、こちらからも男の手を 柔らかく握り直して]
(-80) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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─ 森 ─
ありがとうございます。 美味しそうだったので。
[綺羅星から実を受け取り、ふふっと笑った。
今夜の出来事が夢で終わらぬように。 もし家に戻されたとしても、また会えるように。
神話とは違って異界との繋がりが切れぬようにと願いをかけて、その実を食べたくなったのだ。
ガーネットとよく似た鮮やかな赤い実をもいで、一粒、二粒と口に入れて噛むと、果汁が口内で広がって。]
(51) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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…そうか、そうだね。
何も知らないままには 覚悟なんて決めようもないものね。
[解いておきたいという言葉に、 己も似たような思いを抱いた過去を思い出す。 それと同時、己を解き明かしたいと思う程度には 男が自分を知りたいと願ってくれているのだと伝わって]
(-81) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2020/06/08(Mon) 01時頃
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……君はね。
僕をこの世に目覚めさせた
僕がずぅっと覚えてるって
約束した人と、同じ匂いをしてるんだ。
[男を見初めた理由ではなく、 見止めた最初の理由を言葉に告げた**]
(-82) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2020/06/08(Mon) 01時頃
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美味し……
[もっと食べようと粒に指をかけた時、大気の揺らぎはわからずとも違和感を不意に覚えた。]
んー……? 何これ……煤?
[音もなく忍び寄ってきていたそれは、獣ほど分かりやすく危険な見た目をしていなかった。察知が遅れ、手で払おうとしても上手くいかず。]
えっ……ちょっと、何!? やっ……だ!
[繋がりが強制的に──切られようとしている。**]
(52) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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― 森の中 ―
[納得に至った由縁は気づく由もないが、うむ、と一つ頷いて]
……なかったな。 外界の全てを呪う勢いの頃もあった故。 他と接しようという気もなかった。
[遠い遠い昔の事を思い返しつつ、耳を揺らす。 動き出した何か>>#0に気づくのは、もう少し先の事。**]
(53) 2020/06/08(Mon) 01時半頃
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[向けた言葉に返るのは、どこ揺らぎを感じさせる答え。 感じていた不安定さは、この想いの揺らぎ故か、と思い巡らせて]
…………。
[ぽつ、と零された想い。 それは、一時期の兎の抱えていたものと重なる。 対たる金烏に置き去りにされ、このまま消えようか、と思っていた時期のそれと近しい想いに兎は僅かに目を伏せて]
(-83) 2020/06/08(Mon) 01時半頃
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……そうな、迷惑はかけまいて。 だが、絶対に哀しまれぬ、と。 そう、言い切れるものではあるまいて。
縁の糸は、望んで断ち切らねば途切れぬもの。 どんなに薄く細く見えても、どこかで繋がるもの。
……そなたが、ここに寄せられたよにな。
[経緯はともかく、あの時の巡り合わせがなければ、今ここにこうしてある事はない。 だから、ひとの世の縁もそうは消えぬはずだ、と告げて]
だから、そのような……どうした?
[価値の証明、失敗。 それに拘る事の意味が理解できない兎はそう言いかけて。 途切れた言葉に、ゆるく首を傾いだ。**]
(-84) 2020/06/08(Mon) 01時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/08(Mon) 01時半頃
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[穏やかに流れる時に身を任せ、傍の温もりに寄り添って、鬼も僅かに微睡んだか...ふと、ざわりと、気に触る感覚に顔を上げた。]
また、逢瀬の邪魔者か。
タクミ、気をつけ...
[重ねた手を握り、男の手を引いて立ち上がるより前に、身を包む黒い霧の気配。]
...っ!?これは、呪か...? タクミッ!?
[守り袋の中の角の欠片が、かつて無い程、熱くなり、やがて、ぴしり、とひび割れる音がした。]
ッ...!!
[同時、鬼も自分の頭の角に痛みを覚えて息を飲む。*]
(54) 2020/06/08(Mon) 01時半頃
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[目を閉じたまま微笑んで、時の流れに身を任せ。 名を呼ばれて>>54開いた瞳は誰の姿も映さない。 見えたのは、鈍く光る金色の、何か。>>#0]
こ……
[胸元で乾いた音が響き、黒い霧に包まれる。 呟きかけた声も呑み込まれて]
……こは?
(55) 2020/06/08(Mon) 02時頃
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[振り返ると、誰かと手が繋がっている。
――――否。
『つかまっている』]
(56) 2020/06/08(Mon) 02時頃
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[掴まれている手の力はそこまで強くない。 動きを止めているのは何故か。角を気にしている? いやそんなのどうでもいい。
逃げなければ]
鬼っ!?
[力強く手を振り払い、隣の木まで距離を取って、一角の鬼を睨み付ける。 一目散に逃げ出したいところだが、まだそれは出来なくて。 低い姿勢で身構えながら、相手の隙を探した**]
(57) 2020/06/08(Mon) 02時頃
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乙女よりも美女とよばれなれていたか?
[ただそのどこか余裕なく必死な感じが自分には幼く思えていた、そんなこともあったのだろう。 でも今は、握られた手の繋がりよりも、より奥への結び目を覗くようにして見上げて、お嬢ちゃんの言葉を待った]
(-85) 2020/06/08(Mon) 02時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2020/06/08(Mon) 02時頃
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お嬢ちゃんを目覚めさせた男と同じ…な。
[転生ってやつか?と普段なら笑ってもいただろうが、現状に加えて、自分らしすぎる言葉とともに覚えているといっていたお嬢ちゃんの言葉とに苦笑をうかべ、同時にそれが羨ましいとも思える。]
その男を通して俺をみてた…なんてことはこの際仕方ないんだろうな。
[切欠なんてそれぞれだ。だから、自分を助けたのだろう。とは思えたわけなんだろう。]
お嬢ちゃんは一途だね。 自分の生きたいように生きりゃいいのにさ。(自分の生きたいように生きろ)
[白い彼岸花がゆっくりと揺れる。それは同意するように揺れる。]
(-86) 2020/06/08(Mon) 02時頃
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