277 黄昏草咲く出逢い辻
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/* 気づいたら更新しておった。 デフォは沙羅さんでした。
(-2) 2020/06/07(Sun) 00時半頃
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ああ、其方がいい。
[震える声音に、返るのは、迷いも躊躇いも無い、きっぱりとした願い。]
其方は、我で......とは、まだ問わぬ。
[しかし次の言葉は柔らかく。]
タクミ、嫌なら無理強いはせぬと、我は最初に言った。
[嫁が嫌なら婿でも、と、あれはただそれだけの意味ではなかったと、鬼は今更逃げ道を示して見せながら。]
無理強いはせぬが、我は鬼だ、目隠しがあろうと、どこまでも其方を捉まえにゆく。
[あの日の、目隠し鬼の続きのように。と、優しい声で、鬼は囁く*]
(-6) 2020/06/07(Sun) 01時頃
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行こう、タクミ。
[顔寄せたまま、にこりと笑い、鬼は男の手を引いて、今度は先に立って歩き出す。 目当ての林檎の木が見つかったなら、鬼火で焼き林檎くらいは作ろうというつもり。*]
(6) 2020/06/07(Sun) 01時頃
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そうか?
[逃げ道など、塞いだままの方が、選ぶ側には楽かもしれないのに、と、思った事は口には出さず、鬼は、男の言葉にゆるりと首を傾げて。]
タクミ...やはり、優しいのは、お前の方だと思うぞ?
[封じた瞳の上、触れた温もりに、僅かに頬を染めた。]
これで...今まで女子を口説けなかったとは、全く解せぬ。
[最後に付け加えたのは、冗談ではなく、本音。]
(-18) 2020/06/07(Sun) 02時頃
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ふふ、腹の虫も元気そうでなによりだ。
[聞こえた音を>>12遠慮なく揶揄いながら、鬼は今度こそ、林檎の下へと男を連れていく。]
慌てて食って、火傷をするなよ?
[風を起こして熟れた実を落とし、鬼火で具合良く火を通してから、鬼は火傷とは無縁の長い爪で、湯気立つ果肉をすくい上げて、男の前に差し出した。]
(あーん)
[声に出さずに、唇だけで促したのは、さて優しさだったかどうか?**]
(15) 2020/06/07(Sun) 02時頃
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だから慌てるなと、言っただろう?
[困った子だね、と、吐息をつくと、熱い果汁に悲鳴をあげた男の口に>>23鬼は指先を、そのまま入れて、爪に冷気を纏わせる。 それだけでも、冷却効果はあるだろうが。]
舐めてごらん、舌の火傷くらいなら、治す力はある。
[勧めに従ったなら、甘い林檎風味の氷のような鬼の指が、そのまま溶けて染み込んだかのように、火傷の痛みを鎮めるのが感じられるだろう。*]
(26) 2020/06/07(Sun) 22時頃
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女子には確かに、謎が多いものだが.........合わせてみよう、などという態度な時点で、入口を間違うておらんか?
[至極まっとうな意見と共に、首を傾げた鬼は、しかしすぐに、甘い笑みを唇に浮かべる。]
とはいえ、こんなに可愛いタクミを怖がるとは、本当に今世の女子の目は節穴だな。
[未だ相手が、口を開けぬだろうを幸いに、ここぞとばかりに可愛い、と口に出して、くすくすと笑った。]
(-37) 2020/06/07(Sun) 22時半頃
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それは良かった。
[礼の言葉に>>31鬼は、にっこり微笑み返し、男の唇から抜き去った指先を、己の舌でぺろりと舐める。]
疲れているようだな、もう少し休んだ方が良かろう。
膝枕でもしてやろうか?
[更に、腰掛けた林檎の木の根元で、ぽんぽんと、己の膝頭を叩いて誘う様は、男を更に脱力させたかもしれない。*]
(32) 2020/06/07(Sun) 23時頃
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[揶揄い、誘い、惑わせながら、目を閉じた男の横で、鬼は静かに言葉を紡ぐ。]
我は鬼だからな、妖というのは、ひねくれ者が多い。
[拗ねた口調を聞いても楽しげなのは、男の予測の通りだったが。]
タクミ......我を優しいと、其方は言うが、嘗ては幾百幾千の人の子を、この手で殺したのも本当の事だ。
[そのまま淡々と、彼の火傷を癒した指と爪は、人を屠る道具でもあったのだと示してみせる。]
そんな鬼でも、本当に、其方は.........恐ろしくないか?
[最後の問いは、僅かに語尾が震えた。鬼こそが、恐れ慄いてでもいるように。*]
(-49) 2020/06/07(Sun) 23時半頃
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[戦と無縁の時代と場所に生まれ育った人の子が、悲惨を実感できぬとしても、己の手が血に濡れていると、何度告げても、揺れぬ答え...そうして膝に置かれた温もりに、鬼は深く息を吐く。]
......我を鬼神と為し約定を交わした主は、人の世から去れと命じはしても、我を殺そうとはしなかった。
恨み集める鬼神を退治した方が、新しき国に禍根は残らぬと知っていたはずなのに。
[そうして、後の平穏のために死んでくれと願われれば、鬼は、その願いを、きっと黙って叶えたのだ、と、男には伝わったか。]
(-66) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
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結局我は、誰よりも長く命永らえ、其方に出逢った。
だから、今は感謝しているよ。
[超えてきた戦の日々も、砕けた角のその痛みも、千年の孤独も全て、この優しい魂の光に会うためだったのならば、全ては報われる、]
タクミ......どんな答えを其方が出しても、我の願いをひとつだけ、叶えてくれるか?
何、難しいことではない。ただ、其方の心が定まってから、頼みたいのでな。
[膝の上の手に己の手を重ね、鬼はそっと、男に身を寄せて眦に口付けた。*]
(-67) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
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/* 秘話篭り状態だけど、この村だと正解だろうと信じてる。
タクミを愛でたい(←ただの欲望)
(-68) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
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/* 秘話見えてませんよね?というようなww いや、まあ、試練としてはアリだね、アリww
(-73) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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/* うちも、いろいろあれだけど、戦闘力あるグスタフさんとことか、バトル展開もありそうで、見ものだなあ...わりとあっさり戻りそうでもあるけど。
(-75) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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[穏やかに流れる時に身を任せ、傍の温もりに寄り添って、鬼も僅かに微睡んだか...ふと、ざわりと、気に触る感覚に顔を上げた。]
また、逢瀬の邪魔者か。
タクミ、気をつけ...
[重ねた手を握り、男の手を引いて立ち上がるより前に、身を包む黒い霧の気配。]
...っ!?これは、呪か...? タクミッ!?
[守り袋の中の角の欠片が、かつて無い程、熱くなり、やがて、ぴしり、とひび割れる音がした。]
ッ...!!
[同時、鬼も自分の頭の角に痛みを覚えて息を飲む。*]
(54) 2020/06/08(Mon) 01時半頃
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[守りの角がひび割れた反動で、霧を避ける術を使うことは叶わなかった。]
......タク......
[霧に包まれた男の無事を案じて、鬼が呼ぼうとした名は、彼が向けた気配の変化を感じて途切れた。]
成る程...そういった呪、か。
[瞳が布に封じられていて幸いだったと思う。手を振り払われたその瞬間>>57きっと己は胸の痛みを瞳に顕してしまったろうから。]
(58) 2020/06/08(Mon) 02時頃
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如何にも、我は鬼だ。
人の子よ、ひとつ、忠告しておく。 この先、余計な口はきかぬがいい。
[感じるのは、飽きるほどに浴びた覚えのある、異形の鬼への、怯えと恐れ。
ならば、これは呪の効果だ。 故にこそ、余計な事を口走らせてはいけない、と、鬼は思い定めて脅すように言う。]
(59) 2020/06/08(Mon) 02時半頃
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其方は、優しいから。
我を恐れる言葉など吐けば、後で己自身が傷つこう。
(-89) 2020/06/08(Mon) 02時半頃
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我の前から逃げるは叶わぬ。 取って食いはしないから、少しばかり、話を聞け。
[一転、勤めて静かに、鬼は言葉を繋ぐ。例え全てを彼が忘れていたとしても......そうして、彼に恐れられたとしても。]
(60) 2020/06/08(Mon) 02時半頃
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そんなことは、とおに覚悟のうえだ。
(-90) 2020/06/08(Mon) 02時半頃
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本当に、其方は、良く迷い子になるな。
......タクミ。
[先刻、呼びそこねた名を呼んで、鬼は、静かに微笑んだ。**]
(61) 2020/06/08(Mon) 02時半頃
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どうして、だろうね?
[男の怯えた>>69鬼は困ったように首を傾げる。
男が全てを忘れたままならば......諦めようと、思っていた。
この辻に来た最初には。
ただ、会うだけでいいのだと。]
何度、其方が忘れても、我は決して忘れない。
[けれど、今は。]
其方にも、思い出して欲しい.........タクミ。
[諦めるには、遅い。その温もりを、鬼は、手放せぬと知ってしまったから。]
(77) 2020/06/08(Mon) 22時半頃
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もう一度、目隠し鬼を始めるかい?
[じり、と、下がる男に向かって、鬼は、ゆるりと足を踏み出した。*]
(78) 2020/06/08(Mon) 22時半頃
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/* 兎さん、どう見ても、普通に可愛いから、こう......怖がる方も難しそうだよね。(真顔)
(-98) 2020/06/08(Mon) 23時頃
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/* うちのタクミも可愛いんですけど、どうしたら。
(-107) 2020/06/08(Mon) 23時半頃
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相変わらず、足元も覚束ないとは...ねえ。
[踵返した男の足取りは、どう見ても必死で逃げるには程遠い。>>90
その胸の内が、足の迷いに現れているのなら、鬼は迷わず捉まえてやらねばならなかった。]
まったくもって、人の悪い...
[辻守への物思いはあれど、今は、どうにもならず。鬼は、男の後を追って駆け出した。]
(————テノナル ホウヘ)
[あの日の幼な子の笑い声、今も鬼の耳に残る、その思い出を追うように。]
(93) 2020/06/09(Tue) 00時頃
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転ばぬように、気をおつけ。
(-109) 2020/06/09(Tue) 00時頃
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[後追いながら、小さな鬼火を飛ばして、鬼は男の周囲に余計なモノが寄って来ぬよう牽制しておく。]
...っ。
[鬼火を放った瞬間、片角が軋むような音をたて、鬼は僅かに顔を顰めた。]
少々、急いだ方が......良いか。
[呟き落として、足を早める。*]
(95) 2020/06/09(Tue) 00時頃
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ああ、そうだな、其方はもう幼な子ではなかったな。
[少し前にも、同じ事を言ったな、と、鬼は笑みを浮かべ。]
けれど、我は其方を守ると、約束したからな。
[約束したのは、もうひとつ。]
(-124) 2020/06/09(Tue) 00時半頃
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— 回想 —
其方の家は、ここではないからな、ずっと帰らぬというわけにはいかない。
[帰りたくない、という、子供に、鬼は諭すように言い聞かせた。]
我もタクミと共に居たいが、今は我慢する。其方も我慢して聞き分けておくれ。
[その代わりに、と、鬼は、幼な子の手を両手で包み、微笑んだ。]
其方が寂しいと思ったら、我を呼ぶといい。きっと迎えに行ってやろう。
[子供はきっと忘れるだろう。大人になって、己の幸福を掴んだならば、きっと、思い出しすらしないだろう。
けれどもし...]
(-125) 2020/06/09(Tue) 00時半頃
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