277 黄昏草咲く出逢い辻
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─ 草原 ─
えっ、そうなんですか? 超 べんり。
[妖力で縫ったといわれても、普通の着物にしか見えず。>>1:250
しかも汚れもしないなんて凄すぎる。 まじまじと観察していると、溜め息をつかれた。 からかい混じりなのは知れたが、これ以上の遠慮には意味がなさそうで。]
むむ。では、失礼させて頂きます……
[そろり、お邪魔しますと長羽織の上に落ち着いた。*]
(0) 2020/06/07(Sun) 00時半頃
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綺羅星さん、引く手数多だったのでは?
[これだけ顔も中身も良いのだから、 言い寄る相手もいたのではないかと、ふと。
実は一夫多妻制が導入されていて、何人目かの嫁だった……と言われたとしても、納得してしまいそう。*]
(-4) 2020/06/07(Sun) 00時半頃
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─ 草原 ─
えっ、と…… それじゃあ、少しだけ。
[体力的なものより、先程の緊張からくる疲れを感じて綺羅星によりかかる。>>5
近づき、触れることで安心感を覚え、ほっと息を吐き出した。]
少し空いてますけど…… でも、きちんと休んでからですよ。
[空腹を訴えれば休息が万全でないまま探しに行きそうな気がして、釘を刺しておいた。
見上げれば月はまだ高く。優しく地上を照らしている。**]
(7) 2020/06/07(Sun) 01時頃
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あ、あら、そうなんですか。 それはそれで、相手がちゃんと見つかって幸せだったでしょうね。
[今の言葉からは番になろうとしているのは自分が初めてらしい、と受け取れた。安心と嬉しさが湧き上がる。]
……あ。
[嬉しさ?と自分の気持ちに声をあげた。]
(-8) 2020/06/07(Sun) 01時半頃
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[ちなみに、のどかは過去に付き合った経験はある。 高校時代に一人いた。
ただ、告白されて付き合いだしたが、体を求められた際に万が一避妊が失敗したら怖いからと拒否し続け、それが原因でうまくいかなくなって別れた。
それから恋愛からは距離を置いていた、という経緯があった。
……のどかの護り石は、やはり神様の嫁になる者は清らかな乙女でないと!とドヤオーラを出している。**]
(-9) 2020/06/07(Sun) 01時半頃
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いえ……何でもないです。
[意識してしまうと、綺羅星と一緒にいることに慣れてきたというのに、再び心臓がうるさくなり始めた。
頭を合わせる体勢にもはわぁ、と小さく情けない声をあげ。]
あ、あのぅ…… つかぬことをお聞きしますけど……
『番』って、どうやってなるんですか……?
いえ、今後の参考に。
[了承するだけでいいのだろうか、この質問をすること自体、心を許していると認めているようで、言い訳めいた一言をつい付け足した。*]
(-19) 2020/06/07(Sun) 09時半頃
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ち ぎ る
[頭部が瞬間湯沸かし器と化す。 頭が沸騰しちゃいそうだよーみたいな。 案の定、夫婦間での行為の方で意味で受け取っていた。 『半身を宿させる』の言葉の意味は石を食べるとか?等と解釈していたのだが。
頭を離していたから、その様は正面から見られたかもしれない。しばし呆けた後、はっと我に返り。]
あっ、その、まだ、心の準備が……!
[恥ずかしさに耐えられず、両手で顔を隠してしまった。**]
(-21) 2020/06/07(Sun) 13時半頃
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[今自分はどんな顔をしているか、 綺羅星はどんな顔をしているのか。 まともに顔を見たら、それこそ耐えられなくなってしまいそうな。照れまくっていると、肩を抱き寄せられる。 ぁぅ、と小さく呻き。]
……待って、くださるなら……
[そうっと目だけを掌から覗かせる。 ふ、と息を吐いて。]
ここだと、さっきのような獣が出るかもしれませんし、ね。
番には、……なりますから、 また改めて……よろしくお願いします。
[観念したように呟いて、綺羅星に身を寄せた。**]
(-24) 2020/06/07(Sun) 16時頃
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/* 白薔薇の花言葉は『私はあなたに相応しい』なんですが 『あなたに相応しくなるよう頑張ります』というつもりでもあります
つるにしたのは落としにくそう()っていうのと、 結構束縛したがるとこもあるかなーと思ってのこと
(-25) 2020/06/07(Sun) 19時頃
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私、綺羅星さんのこと好き、みたいでして……
[外見だけなら一目惚れといっても過言ではない。それはちょっと、と思っていたら中身にも惹かれていくばかり。
今だって、嬉しそうな表情と声に胸が温かくなる心地がする。]
だから……決めました!
[一大決心をしたのだが、微妙にすれ違っていることにはお互い気づいていないようだ。
体を寄せあい、甘えるような仕草に 「んん……こういうのもギャップがあっていい」と浸っている。]
(-36) 2020/06/07(Sun) 22時半頃
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─ 草原 ─
[綺羅星に身を預け、夜空をしばらくながめていたが。]
ところで綺羅星さん、お体は大丈夫ですか? 痛くなってきたりはしていませんか?
[多少休息をとったことで、痕も完全に消えてしまうといいのだが。
悪化してはいないか、気遣って。*]
(27) 2020/06/07(Sun) 22時半頃
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『お付き合い』、してみて良かったですねぇ。
[すごく嬉しそうににこにこしている。]
(-50) 2020/06/07(Sun) 23時半頃
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─ 草原 ─
ううん……見た目も、特に変化はないですね……
[白い首に残る痕跡。血は出ていなくとも痛々しい。治りはしていないが、悪化もしていないなら今のところ放置しておくしかないのか。>>33]
それなら、もう少し……
[こうしていましょうかと言いかけたところで空腹を知らせる音が鳴った。]
はう。
[どれくらい時間が経ったかはわからないが、きっと夕飯からだいぶ経っているのだ。そうだそうに違いないという願望。]
……あはは、は。聞こえました……?
[乾いた笑い。*]
(39) 2020/06/07(Sun) 23時半頃
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─ 草原 ─
あー……助かります……
[恥ずかしいが、生きているなら仕方ない。開き直る。>>41]
もし体調悪くなったら無理しないでくださいね。
[そう告げながらも、差し出された手を握り、具合を窺うように支えてもらった。綺羅星の手は力強く、赤い筋以外は何でもなさそうに見受けられる。]
食べられる果物、なっていませんかね?
[提案したのは森が近くにあってすぐに見つけられそうだったことと、調理なしで食べられる食物だったからだ。なるべく彼の負担にならぬよう。*]
(44) 2020/06/08(Mon) 00時頃
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─ 森 ─
[今度はあまり奥深く行かず。 さほど時間もかからずに果物が色々と生っている場所に着いた。]
わあ。採ってもいいでしょうか?
[思わず感嘆の声をあげる。 季節はあまり関係ないのだろうか。 持ち主がいないか確認しつつ。]
桃好きなんですよねー……あ。
[低めの木にザクロが生っているのが見えた。外国の神話では、冥界でこれを食べた女神の娘が地下に留まる原因となった果実だが。]
……これ、食べられますかね?
[熟れているかどうか、確認している。*]
(48) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
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/* 内緒話で語り合ってからのこれはおいしい
(語ってて良かった!)
(-69) 2020/06/08(Mon) 00時半頃
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─ 森 ─
ありがとうございます。 美味しそうだったので。
[綺羅星から実を受け取り、ふふっと笑った。
今夜の出来事が夢で終わらぬように。 もし家に戻されたとしても、また会えるように。
神話とは違って異界との繋がりが切れぬようにと願いをかけて、その実を食べたくなったのだ。
ガーネットとよく似た鮮やかな赤い実をもいで、一粒、二粒と口に入れて噛むと、果汁が口内で広がって。]
(51) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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美味し……
[もっと食べようと粒に指をかけた時、大気の揺らぎはわからずとも違和感を不意に覚えた。]
んー……? 何これ……煤?
[音もなく忍び寄ってきていたそれは、獣ほど分かりやすく危険な見た目をしていなかった。察知が遅れ、手で払おうとしても上手くいかず。]
えっ……ちょっと、何!? やっ……だ!
[繋がりが強制的に──切られようとしている。**]
(52) 2020/06/08(Mon) 01時頃
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─ 森 ─
[妖でさえも容易にはね除けることの出来ない黒い霧。まして人間ならば避けようもなくて。それでも逃げようともがき、持っていた果実を落とした。]
けほっ……、
[霧は呼吸器官から内側へと侵入し、呪いを刻む。]
……けほ、けほ、はっ、
[酸素を求めて苦しげに咳き込み、呼吸を整えていたが。 ふと、視界に男性の姿が入り。]
(62) 2020/06/08(Mon) 09時半頃
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だ……誰?
[困惑と怯えが瞳に浮かぶ。
知らない、知らない。 怖い、怖い。
呪が頭の中で囁いた。]
……っ!
[身の危険を感じて、踵を返して森の中へと駆け出した。 食べかけの柘榴を地に落としたまま。**]
(63) 2020/06/08(Mon) 09時半頃
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/* ぼかぁ たすくさんのイベント作成能力に脱帽ですよ 最後の試練はほんとにおいしい
なかなかがっつり参加はできないけど、久々に同村できて嬉しいです
(-91) 2020/06/08(Mon) 10時頃
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/* >>51 読み返しててちょっと分かりにくかったかも 「神話とは違って」というのはペルセポネ視点でした
食べたくて食べた訳じゃない、地上に帰りたがったペルセポネとは違って、綺羅星の傍にいたくて自分から繋がりを求めて柘榴を食べているのです。という意味。
ベタぼれですね?
(-92) 2020/06/08(Mon) 10時頃
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─ 森 ─
[出逢い辻に来てからの、綺羅星に会ってからの記憶は呪に封じられている。自分がそもそも何故ここにいるのかすら、わからない。]
こんなとこ、いつ来たっけ…… こんな人気のない場所で……
[もし捕まったらどうなってしまうのか。 嫌な予感しかしない。]
やっ……!?付いてこないで!
[背後からの声にびくりと肩を竦ませる。>>75 追いかけてくる男は何故かひどく怖い。 顔はめちゃくちゃ良いけど。]
ううん、騙されちゃダメ…… あれは……顔だけしか取り柄のない男に違いないわ!
[びっくりするほど良いけど。]
(83) 2020/06/08(Mon) 23時頃
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……。
[苦しげな声が聞こえて、思わず立ち止まる。>>76
戸惑いながらも振り返り。]
な、何よ…… 怪我、してるの?
なんで私の名前……
[相変わらず男への恐怖は不自然なほど消えない。けれど、ひどく苦しげな様子に、見捨てていくのも気がひける。恐る恐る声をかけ。]
(84) 2020/06/08(Mon) 23時頃
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きゅ……救急車くらいなら呼んであげても……
[男から一定の距離を取ったままスマホを探すが、生憎スカートのポケットに入っていたのは鍵と、覚えのない小さな石のみ。スマホはどこかに置いてきてしまったらしい。]
……?
[いつから持っていたか思い出せないその石は、何故か大切にしなければいけない物に思えて。
数秒眺めたあと、そっとポケットに戻す。]
(85) 2020/06/08(Mon) 23時頃
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救急車は呼べないか……
ちょっと、誰か、呼んでくるからじっとしてて。 こっち来ちゃダメだからね。
[男に近づくのはやはり怖く、木の幹に体を隠し、 そろりと顔だけ出して様子を伺う。
出口どっちか、聞くべきか聞かざるべきか、迷っている*]
(86) 2020/06/08(Mon) 23時半頃
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─ 森 ─
妖の領域……?
[何を馬鹿な、と言いかけた口を噤む。長羽織が一人でに動き、主の元へと戻る様を見たからだ。>>94
とはいえ、このくらいなら手品でも出来るかも、と考えていたら、隠れている木の幹から木霊がにょきりと出てきた。『ナンダナンダ、痴話ゲンカカ?』と興味津々の様子。]
わあっ!?
[今度こそ声をあげた。]
(100) 2020/06/09(Tue) 00時頃
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…………。
[妖の領域だというのなら余計に怖れが消えない。
普段なら美形は苦痛に歪む顔も麗しくて反則だわと思いつつ心配するところなのに、そんな感情が浮かばない。
それはこの男が人ではない者だったからなのかと、呪の効果に気づかずに。]
……私を、どうする気?
[とりあえず、具合も悪そうだし逃げようと思えば逃げられると甘い見通しをして。警戒心の滲む固い声で問いかけた。*]
(101) 2020/06/09(Tue) 00時頃
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─ 森 ─
[木霊たちはまたひょこりと引っ込み、邪魔にならぬよう高い枝に移動してこっそり覗き見している様子。>>104]
……! わ、私を……?
[番や嫁の単語に驚きが少ないのは、妙な既視感を覚えたからであるが。
かけられた呪いは『怖れよ』と意識を蝕もうとする。]
来ないでっ……たら! 嫁になんて、なれないわ……よ……
[強く否定しようとしたのに、言ってすぐ後悔するように語尾は萎んだ。 何故そうなったのか、自分でもわからない。
しかし近づいてくる姿にあわてて背後へ下がろうとして、ちらりと一瞬、後ろを確認した。*]
(108) 2020/06/09(Tue) 01時頃
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/* ところで、これ 私は説得される線で考えてて気づかなかったのですが
再び口説かれてるに等しいね???? (顔覆い)
(-142) 2020/06/09(Tue) 09時頃
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