272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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[地面に叩きつけられた不審者が 菜摘の体を押しのけるように起き上がっても 別の何かに気を取られているらしい菜摘は 咄嗟に反応できていなかった。>>307
払い除けるためか振り回される凶器の側面も 十分鋭利なのは両手で経験済みだから、 声をあげる瞬を惜しんで菜摘の腕を掴んで引っ張る。
遠心力を使って位置を反転させたら 当たった腹のあたりが殴られたみたいに痛んだけど。 無視してそのまま2人で地面に転がる。
すぐに体を起こしたら、 もうあのフードの人影はどこにもいなかった。]
(311) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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……バスの方に行った?
[そしたらやばくないか。 あっちには人がたくさんいて、姉ちゃんも。]
(312) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[――Pulululu ]
姉ちゃんからだ。
[痛みだけでなく震える手でボタンを押す。 菜摘が聞きたがってもスピーカーホンにはしない。]
(313) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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『大和、さっきの人大丈夫? あんまり気分悪そうなら救急車呼んだ? 次のバスには乗れそうなんだけど、そっち行く?
あと菜摘も一緒にいるよね。 急に走っていくから怒ってるんだよ、わたしは! 1人じゃ荷物全部持って行けないから取りに来てよー』
(314) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[誰かそっちに行ってないかって聞けば 俺達が入っていった路地からは誰も出てきてないって。 不審者は別の道で逃げたらしい。
菜摘に大丈夫そうだって頷いて、 そこからはスピーカーホンに変えたかな。
今しがた起きたことを説明して モールの職員に急いで伝えるよう急かすのは 菜摘の方が向いてたかな。
俺は気が抜けたら最後に掠ったらしい わき腹も痛くなってきた。 暗くてよく見えないけど両手とか見た目やばそう。
あとすげぇ、怖かった。 今になって膝に来てるのか立ってられない。]
(315) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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逃げろよなあそこはさぁ……
[電話が終わった菜摘がしゃがんでくれたら 無事な方の肩に額を押し付けて 冷え切った空気を肺から押し出す。
菜摘が襲われていた時の光景が浮かんでは 今更に胃のあたりから冷えてきた。]
ごめん。怪我させた。*
(316) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[あたしの行動に、 高本は超挙動不審だったみたいだけど あたしだって、恥ずかしい、もん。 だから、お互いさまだよ。…… ね?
あの時、こんなことがあったよねって 笑い合える未来が、そこにあればいい
8年走り抜けられる未来を 高本も、望んでくれるのならば。 ]
(-135) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[そっと抱き寄せられて、 からだいっぱいが高本であふれる 待てるかわからないっていう素直な高本に くすくすって笑って、さ
あたしも、高本を、 ううん、大好きな幼馴染のこーちゃんを ぎゅうって、腕いっぱいに抱きしめるんだ ]
我慢できなかったら、 待たなくても、いいからね。
[8年はきっと、長いよ。]
(-136) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[その間にいろんなことがあるよ。 街に新しい建物ができたり、 政治家の顔ぶれが変わったり。 遠くの方で大きな災害が起きたり。
どこかで誰かが笑ったり どこかで誰かが悲しんでいたり
きっと、世界はそのまま続いてく
あたしと、こーちゃんの関係も、 変わっていって、当たり前なんだよ。]
(-137) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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そのかわり。 これからのまどかを、 幸せにしてあげてね。
[8年も不在にするあたしが 偉そうに言えたことじゃないけど
もし叶うのならば「これからのあたし」に どうか、素敵な夢を見せてあげてね。 ]
(-138) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[ああ、あたし、夢を見てるのかな こんなに今一瞬が幸せすぎて やっぱり全て夢だったんじゃないかって]
(317) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[きり、きり、きり、とねじの音 今この時が、ずっと続けばいいのにと、 思うあたしたちの気持ちも虚しく、 幸せな音楽が、間もなく終わりを告げる
これは 未来の私の前奏曲 ふたりが、選ぼうとしている過去
ふたりが、選ぼうとしている未来は 幸せな未来に、続いてる? ]
(318) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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ねえ。こーちゃん。
[あたしは、あの頃みたいに、 慣れ親しんだ、高本に呼びかける。 あたしね、もう、迷わないよ。 どんな未来が待ってるのか、楽しみにしてる ]
(319) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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ありがとう。
[まるで蝶が大きく羽を広げるように、 ひときわ大きな秋風にカーテンが舞い上がる 幼馴染の腕の中に残るのは 温かな体温と、「今のあたし」の匂いだけ ]
(320) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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/* よかった…!!!!! てなりつつ、将来も平和であるといいな………
(-139) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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───・・・
(321) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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───・・・
(322) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[・・・なんてね。 そんな素敵なヒロインで在れたなら、 きっと100点満点の素敵な物語。
確かに「あたし」はそこにはいなくて 一瞬、消えてしまったように、 感じるのかも、しれないけれど。
ふと、幼馴染が足元を見れば、 ぼんやり地べたにへたりこんでる メイクをした森崎まどかの姿があるでしょう
ここからは、 たった2点の、物語のはじまりはじまり。
「ふぇ……?文化祭、は?」
なんて「あたし」が立てたフラグ>>266を とっても綺麗に回収したりして、 ぼんやり「高本」の顔を見るのでしょう]
(323) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[ね。コントみたいでしょ。 それはきっと、過去も未来も変わらない、 ずっと続く、いつものあたしたちの姿。
……そこから先の8年間の話?
それは「あたし」の話じゃないから、 あたしには、ちょっと、わからないな。 ]**
(324) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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/* わぁああああん フラグ回避した?した?
大和ぉ…… 41>[[fotune]]
(-140) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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/* 76(0..100)x1
うーんうーん しかし血みどろな気がするな 血の海じゃないけど
(-141) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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/* 僕は自分とこはエグくしていきたいのに よその推しは平和で幸せになって……と願うおたくだよ! こっちは同じ性癖を持った相方!!
地獄しかない(楽しい地獄)
(-142) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[蛇足も蛇足。蛇足の蛇足。 神様が2点の物語をちょっとだけ垣間見た。
そこにはいつもの高本とまどかの姿があって まどかはいつもみたいに高本を見上げてる
文化祭が終わっちゃった、って知ったなら 思い切りええええええええっって叫んで うそうそうそうそうそ!って騒ぎ出すよ
でもまどかはね。 なんで記憶喪失になったか、よりも 最後の文化祭がいつの間にか終わったことを ものすごく、悔やんでるんじゃないかな。
屋台、まだ残ってないかなって、 高本と全力ダッシュするまどかの姿は きっと、いつもどおりの「あたし」。 ]**
(-143) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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/* これはIFだから、違う未来があっても、それでいい。 神様が覗いた2点の世界だって、もしかしたら、蝶の羽ばたきで、違うものに変わってしまうかもしれないから。 ね。そうでしょう?
(-144) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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― 二日目・朝 ―
[ 俺の朝は遅い… ]
(325) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[元々朝は弱い。休日というのは、アラームとスヌーズで無理矢理起きる平日と違い、柔らかいベッドで睡眠と覚醒の狭間をぼやぼやと過ごすことが許されている。 酒とチョコが入っていたなら尚の事、春先の少々薄い掛け布団とは思えないほどに重たくて、その重力を全身に感じたまま、薄っすらと目を開けた。
一人のベッドだ。いつも通り、とっくに慣れきったそれをぼやけた視界が認めて、 ――がばり、と身を起こす]
(326) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[違う、隣にはティムが居たはずだ。一緒に食事を取って、酒を飲んで、それからいつかの小さい頃みたいに、ベッドで隣り合って眠った、はず。 ――大人げなく何をねだっていたのか昨夜の俺は、なんて突っ込んで考える余裕は無かった。寝際にサイドテーブルに置いた眼鏡もほったらかし、カレンダーを見るとか時計を見るとかそんな確認手段もすっ飛ばして、ベッドから抜け出す。
今も昨日の、変えた未来の続きが訪れているのか、恐ろしくて。 膨らむ不安と恐れを拭う、一人の顔を今すぐにでも映したくて]
(-145) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[ベッドから飛び出して十数秒。ソファに座ってテレビを眺める横顔がこちらへ向いたのも同じタイミングだ。 朝の挨拶と寝起きの慌ただしさとどちらを先に問われただろうか。どちらにせよ、理由は特に何も言えないまま、おはようと返すぐらいに留める一方、表情には明らかに安堵が宿る。 テーブルのデジタル時計が今日の日付を示して、その向かいのソファには、顔でも洗ったのだろう、少し毛並みを湿らせたティムが――ごく普通に、五体満足の自然な姿で、ソファに座っていた。
昨日の続きだ、きちんと、変わったままだ。 ただその安堵に緩んだ口元も、テレビから流れるニュースが何に言及したものかに気付いた瞬間、強張ってしまうのだが]
……、…………
[サイドテロップに「飛空艇事故 二名死亡 チョコ中毒か」の文字。 “昨夜起こった四輪飛空艇の墜落事故で、意識不明の重体で搬送されていた通行人の女性、運転手ともに、死亡が確認された”と語るアナウンサーの声が体温を下げていく。
――それでも、今度は倒れたりはしなかった。 どうか生きていてほしいと願いながら、心のどこかでは、この最悪の結果が起こり得ることを理解していたから]
(327) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[何よりティムが、今日もまた、何事もなく過ごしている現実が。 幾度も幾度も舐められて覚えた心地よさが、自分にとって何より代えがたい価値だと思ってしまっていたから。
それは、幸せな家庭を持つはずだった女性、生まれるはずだった子供、事故を起こした運転手も含めた三人の命を躙る選択だと知っている。 それでも俺は、ただ一人の幼馴染みが、何も失うことがなかった未来が欲しい]
(-146) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[倒れはしなかったが、体から力が抜ける感覚があり、ふらりとソファの方へと歩み寄って、ぼす、と座る。視線は液晶から外れ、ゆらゆらと床を彷徨っていた]
…………
[事故が起こってしまったのだから仕方ない、なんて言える筈もない。かといって、何か出来たかもしれないなんて、そんなことも言えはしない。 過去から戻ってきたなんて荒唐無稽な真実を告げることができない俺は、自分の選択のせいで救われた筈の人が死んだ、殺した、という罪の意識を抱くことを、ティムと共有出来ずに]
……どこか、行きたいとこ、あるか、
[別の話題を探しあぐねてぽつりと、色のない声で、そんな問いを投げかけるのが精一杯。もし同じ問いを返されたとて、今の自分では家で過ごす以外の何も思い浮かばないのだが]*
(328) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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