270 「 」に至る病
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……どうも
[車止めに停車したタクシーの清算を済ませて、 降りた時にはもう使用人が迎えに出てきていた。 比べるのもなんだが、立派だった。使用人が]
こんにちは アポイントをとっています、リンディスです
[ゆっくり頭を下げて、ぐらつく目眩に目を閉じる。
バイクで来てりゃ、敷地に入る前に一服しておけたのに]
(25) 2019/10/10(Thu) 13時半頃
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[ピアノ曲が聴こえるな、と。 そのタイトルの文字列を思い浮かべながら歩いて行ったが。
部屋に入ったらまさかの生演奏だった]
……ツヅラ・リンディスです
[第一声が失礼します、で、その次が名乗り。 はじめましてと言って、もし相手がこっちを覚えてたら失礼かと]
今日はよろしくお願いします
[大豪邸の主は、いつかの記憶とほぼ同じ姿だった。 そりゃそうだけど。 少し雰囲気が変わったかもと思うが、それは見る側のこっちが変わったからか**]
(26) 2019/10/10(Thu) 13時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2019/10/10(Thu) 13時半頃
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―― 静かな住宅地で ――
[翌朝、ミルフィはきちんと起きただろうか。
吸血鬼が住む、というには 平凡で、しかし年季の入った二階建ての家で 柔らかな風に吹かれる庭の花を眺めながら 吸血鬼教授は休日のように珈琲を飲んでいる。
飲み物は珈琲や紅茶を、 食べ物はパノフィーパイを用意してある。
手紙にしたためられた客人の名を見て 養子か、何かかなあ、と吸血鬼と同じ姓に目を細め それから手元の本を開いた。]
(27) 2019/10/10(Thu) 14時頃
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[他の吸血鬼の眷属に会うのも 妻が生きていた頃から数えればもう何十回目かになる。
遣いにやった娘のことが心配な以外 教授は穏やかに、 ――経験上来るかどうかもわからないが―― 客人の訪れを待つともなしに待っていた**]
(28) 2019/10/10(Thu) 14時頃
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―― 夢 ――
[その夜、あたしは夢を見た]
パパ、あたし結婚するの。
[純白のウエディングドレスを身に纏って、 木漏れ日の中でくるりと回転する。
白薔薇の花びらが宙に舞い、 すべてを祝福するように鳩が青空を飛んだ。
しあわせな、結婚式の一幕]
(29) 2019/10/10(Thu) 15時頃
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ずっとこうなる日を夢見てた。
[大好きなパパの手を握って、笑顔を向ける]
あたしに、誓いのキスをして。
[そうして、パパの唇に顔を近づけて]
(30) 2019/10/10(Thu) 15時頃
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――永遠の愛を誓いましょう?*
(31) 2019/10/10(Thu) 15時頃
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―― 翌朝 ――
……ひっどい夢。
[まだ薄暗い寝室で、あたしは目を覚ました。 荒い息を吐き出せば ベッドの中で静かに寝息を立てるパパの姿がある]
昨日、パパが変なこと言うから。
[責任転嫁をして口を尖らせ、再び布団に潜り込んだ]
(32) 2019/10/10(Thu) 15時頃
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よーし、二度寝二度寝。
[すりすりとパパに身体を寄せて、目を閉じる。 その決断を、数時間後のあたしは後悔することになる]*
(33) 2019/10/10(Thu) 15時頃
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―― 数時間後 ――
寝坊したーーーーーーーっ!!!
[元気に家を飛び出すあたしの姿があった]
もうパパのばかばかばか。 どうしてあたしのことを起こしてくれないのよ。 あーん、寝癖がまだ完全になおってないじゃない!
[ぶつくさ文句をいいながら、 いつもパパとふたりで乗る大学へ向かうバスとは 反対方向のバスにひとり乗り込む]
(34) 2019/10/10(Thu) 15時頃
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完全に、約束の時間に間に合わない。 Mr.クチキが気難しい人だったらどうしよう。
[不安な気持ちが、どんどん胸の中に広がっていった。 やがてバスは目的地のバス停へと停まる。
目当ての住居を見つけると、意を決して あたしはピンポーンと呼び鈴を鳴らす。
もしも扉から噂の翻訳家、 Mr.クチキが顔を出したのなら]
(35) 2019/10/10(Thu) 15時頃
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サインください!!!
(36) 2019/10/10(Thu) 15時頃
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[パパの本棚から勝手に拝借した クチキさんの翻訳本>>1:74を、 ずびしと目の前に差し出したのだった。
ほら、あたしってば不安だったし テンパってたし、こういうときの人間って とんちんかんな行動をとってしまうものじゃない?
だからクチキさんがもしあたしの行動に呆れたとしても 現役女子大生の可愛さで許されないかなあって]**
(37) 2019/10/10(Thu) 15時頃
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── お使いの日 ──
[明日はお使いに行く日だからと 早めに寝床に入ったのに、なかなか寝付けなかった。 結局、廊下をうろうろして主人の部屋の扉を叩き 中へ入れてもらったのは夜が遅くなってから。 そんな調子で、お使い当日の朝はまだ寝ぼけ半分。
起きてたらまずはお風呂に浸かり たっぷりの泡で髪や体を洗い身支度を整えて 髪を乾かしたらまずは部屋着で朝の食事を。
食事が終われば、前に買ったワンピースに着替え 椅子に腰掛け、髪を丁寧に梳ってもらい>>0 サイドに作った細い三つ編みには白いリボンを。
そして最後に頭に帽子を乗せ、ふわふわのブーツを履き]
(38) 2019/10/10(Thu) 15時半頃
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[そして出かける間際 渡された品々になんとも言えない顔]
行ってきま…… え、えっと。これは……防犯ブザー
[小さい子を送り出す親のよう 大人なのだから防犯ブザーはいらないのでは そう思いはしたけれど、首を振って誤魔化す。
何よりも彼の眷属になる前 昔を思い出せば、平和ボケしていると気が付いたから]
(39) 2019/10/10(Thu) 15時半頃
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ICカードには余分に入ってますか? 念のため、お財布もあった方が……
[洋服にぶら下げられたICカード バスや電車の運賃をこれで払えるのは便利 買い物もできるのは経験済みではあるけれど 薄っぺらいカードに不安を感じる部分もある。
鞄の中にお土産と地図を入れ、お財布も突っ込んで 防犯ブザーは使いやすいように鞄にぶら下げ]
いってきます
[今度こそ、手をひらひら 主人から離れ、街の中へと歩き出し]
(40) 2019/10/10(Thu) 15時半頃
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[そして、一時間後──]
迷い……ました
[ぬくぬくと暮らすうちに勘が鈍っていたよう 半泣きで電話をかけ地図の読み方を尋ねる。 地図を回さない方が良いらしいと知ってからは 間違えても戻れるようになり、道行く人に尋ねながら]
多分、この辺
[リンディン郊外へたどり着けば 一軒一軒、表札を確認しながら歩いていき]
(41) 2019/10/10(Thu) 15時半頃
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── お使い先 ──
[辿り着いたのは大きな屋敷>>22 花の咲く庭の向こうに古い屋敷が佇む。
門を入れば足元には天鵞絨のが敷かれ それを踏んで入れば良いのかまだ悩んでしまう。 ジャーディンへ電話で訊こうかと思ったけれど 間違いなく住所はあっているから──]
他に入り口は…… 塀を乗り越えれば
[昔ならそうしていたけれど それはいけないことだと知っている。
門を開け、できるだけ端っこの方を 絨毯を汚さないようにと玄関まで進み]
(42) 2019/10/10(Thu) 15時半頃
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[大きな家 花の咲く庭。
自分が壊した光景を 本物の"メルヤ"を思い出したのは内緒]
(43) 2019/10/10(Thu) 15時半頃
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[コンコンと、ドアをノックして 張り紙>>23通りに扉を開けたら]
こんにちは ヴェルヌイユ様のお宅でしょうか?
メルヤです。お使いに来ました
[中へと、そんな呼びかけを**]
(44) 2019/10/10(Thu) 15時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2019/10/10(Thu) 15時半頃
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/* ミルフィさんのこの女子大生感可愛い 友達に欲しい
(-2) 2019/10/10(Thu) 15時半頃
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/* スラムから孤児院へ行った子はいるかな(多分いる
(-3) 2019/10/10(Thu) 16時頃
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── 前夜のこと ──
[書状が届いてから悪化の一途だった症状は 一晩でぐっと進行を深めた。
手作りの作品を褒められても全然嬉しくない。 始めの頃こそ按じるような色を見せていたが 己が辞退も可能と知った途端、書類は封印された。
昔の患者なら経過が気になるだろうと 不承不承、受け入れた他の眷属の来訪を 露骨に歓迎する仕草に怒りを訴えた一幕もあった。 既に焦燥しきっている今はそんな気力もない。
若い娘に鼻の下を伸ばす様を浮かべては 自らの咽喉を裂き、彼に血飛沫を浴びせたくなったが ──想像に留めたから、まだ大丈夫。]
(45) 2019/10/10(Thu) 16時頃
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[眷属として寄りかかりたい思いが強くなる度 主への負担と疲弊も増していたとしても。 それは吸血鬼側の責任だ。 彼らの牙が、舌が、血を穢し魂まで染め上げる所為。]
それは… そうだけど……でも [ここまで不安定になった精神を宥めるには、 眷属だけができる奉仕を受けてやるのが最善だと 知らぬ筈はないのに。
確かに、最近は牙痕や鬱血が消えぬうちに ベッドに引きずり込んではいたし 慢性的な貧血に襲われ顔色も悪かったし
風邪と違い、貧血を吸血で治すのは困難だととしても。]
(46) 2019/10/10(Thu) 16時頃
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[寝室を追い出されるのなんて何年ぶりだろう。 吸血が駄目ならせめて寄り添って眠りたかった。
首元のシーツを赤く染め、淫らに悶えるだけでなく そうやって過ごした穏やかな夜も確かに在ったのに。]
グスティ…… いやだ、開けてよ、
[ドン、ドン。 何度か扉を叩いたが、そこに感じる気配は動かず。 駄々を捏ねて自らの欲求を満たすこと以上に 無理強いを重ねて完全に厭きられ、捨てられる恐怖が 上回ると、一歩、二歩、扉から離れ ゆっくり、一歩ごとに立ち止まって、振り返る。
彼の気が変わるかもとの期待はしていなかった。 一度決めたら不器用なまでに頑なに貫こうとするのは 友人時代から変わらない。]
(47) 2019/10/10(Thu) 16時頃
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[ただ、一歩離れる度に、 身を引き裂かれているような痛みと重苦しさが胸を襲って 想うように動けなかっただけ。]
(48) 2019/10/10(Thu) 16時頃
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[いっそこのまま、という何度目かの自棄は 洗面所に放られた汚れた白衣に留められた。
訪問先の教授は、彼の恩師だ。 従える眷属の躾も碌にできていないと評価されるのは ──己以外の誰かが彼を責めるのは耐え難い。
他人に何が解る、と裡で1000回繰り返そうとも 無断欠席をするつもりはない。
診察棚から睡眠薬を拝借し、ぐしゃぐしゃの白衣を 抱きしめ、顔を突っ込んで無理やり眠りに就く。
"良い子"でお使いを終える為に。]*
(49) 2019/10/10(Thu) 16時半頃
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── お使いの日 ──
[20年ほど前に袖を通していた外出着に身を包み、 地図を頼りに、件の教授の邸へ向かう。
当時の地形や店構えなぞ覚えちゃいないが 最後に乗った時より随分増えた路線に戸惑った。
携帯電話を持っていなかったのは僥倖だろう。 簡単に声を聞ける術があれば、5分置きに鳴らし 泣きごとと恨み言をぶつけていたに違いない。
公衆電話を前にする度、誘惑をぐっと堪えて。 駅員に目的地までの最短ルートを訊ね。]
(50) 2019/10/10(Thu) 16時半頃
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[ソファでうとうとしていたら、使用人が起こしてくれる。 どうやら、ツヅラが来たようだ。>>25 入ってもらってと応接室までの案内をお任せして、やって来たかつてのアリスをにこりと迎えいれる。>>26]
ふふ、久しぶりだねツヅラちゃん。 まさか君も眷属になってたなんてびっくりだよ。 あれからどう? 元気にしてた? 立ち話もなんだから、座って座って。
[懐かしげに目を細め、お茶会用の二人掛けのテーブル席に促して僕も席にお行儀よく座ってみせて]
(51) 2019/10/10(Thu) 16時半頃
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[紅茶はなんとなく気分でダージリン。 給仕で注いでもらったそれに、角砂糖をぽちゃぽちゃ七個くらい放り込んでぐるぐる混ぜてはご機嫌にホワイトラビット社の新商品のCMソングを歌っている]
ぴょんくりころころぴょんくりこー♪ 紅茶にはまってさあ大変ー、 チェシャ猫出てきてこんにちはー ウサちゃん一緒に遊びましょー♪
……うん、お砂糖みんな溶けたみたい。 いただきまーす。
[どろどろの砂糖紅茶を飲んでいる。 (アリス意外の飲み物は甘ければそれでいいもの)]
(52) 2019/10/10(Thu) 16時半頃
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