人狼議事


270 「  」に至る病

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【人】 読書家 ケイト

― ―

[それはとある幼い日のこと。
虚ろな日々の中、連れられた丘の上のことを
私は記憶に残してはいないけれど



誰かに、好きな花を尋ねられたことは>>1:269
頭の朧の片隅に、思い出として転がしてあった]

(95) 2019/10/10(Thu) 20時半頃

【人】 読書家 ケイト



  …………?( )


[自分やチトフに比べるより
おとうさんの年齢に近いそのひとが
微笑む理由が、社会的立場故のことであると
こどもは理解しなかったけれど。


蝋燭の火が消えた意味>>1:294
そのどれもを知らないこどもは

不恰好な花の絵を描いた]

(96) 2019/10/10(Thu) 20時半頃

【人】 読書家 ケイト

[おうちの庭にさいていた黄色いお花
お母さんが好きで育てていたマリーゴールド。


可愛い花なのよって
あの時の人に教えてあげられる日はくるのだろうか。




ふと、お使いの話をきいたとき
そんなことを思い出したのは


どうしてだったのかな*]

(97) 2019/10/10(Thu) 20時半頃

【人】 読書家 ケイト

― 出発の前に ―

[頑張る姿が見たい>>1:334
そう言われれば「怖い」なんて言えやしない。


私は最初からここに居たわけじゃ、ないのに
ねえ、私は、
その名≪アリス≫を呼ばれて顔を上げるの。


ベッドが沈めば、
耳元で囁く声が聞こえるのならば、



ぎゅってシーツを掴む癖が出来てしまった]

(102) 2019/10/10(Thu) 21時頃

【人】 読書家 ケイト


  ……おまじない?
   どんなもの?


[頬に触れたちいさな手と変わらず愛らしい笑顔>>2
その先は白の飼犬によって遮られた]


  ……?!
   アリス!こら!だめでしょ?
  どうしてかなあ……


[自分が動く前に、ちいさな身体がするり。
抵抗する白い老犬を気に留めることもなく
部屋の中はまた1人、

額に僅かにのこったキスの感触と、ほんのり乱れた杏色]

(103) 2019/10/10(Thu) 21時頃

【人】 読書家 ケイト

― 御使い ―

[ いつものおさげはアップスタイルに纏めて
紫の縁の眼鏡はチトフが買ってくれたもの。
でも今日はコンタクトに変えた。
白のリボンネクタイに、紺のフレアワンピース。
お土産はきちんと持った。
あとは外へいくだけ。


敷地を出るときは、ひとり。


案外、大丈夫だった。

あとはバス停へ向かうだけ。]

(104) 2019/10/10(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト


[一歩を踏み出したとき。
  ――人々が、一斉に此方を見た。



それがぜんぶ、おとうさんとおかあさんのかおで、
こどものかおはお兄ちゃんで




笑うおとうさん、泣くお母さん、おこるお兄ちゃん。
たくさんの顔が

手を伸ばして、わたしをよぶ―――]

(105) 2019/10/10(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト




どうして お前だけ 生きてるの


    おまえは アリス じゃ 無いだろ



[わらって、怒って、泣いて
首を絞めようと 手を伸ばす――]

(106) 2019/10/10(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト

  いや……! いや……っ、ごめんなさい!

    ごめ……ん……ぁ、 さ……!

   ぁ、あ?


[こわい。

いますぐ、いますぐきみのところへ帰りたい。
愛してるって言ってほしい、
だきしめて、血が欲しいって……]

  ……だめ

[頑張る約束、したから。
もし、出来なかったら??いらない子は、側に置いてもらえない?

私じゃない、わたしの姿を思い出して
泣きながらやってきたバスに乗り込んだ]

(112) 2019/10/10(Thu) 22時頃

【人】 読書家 ケイト

[偶然にも殆どひとの乗ってないバス。
震えながら、怯えた赤い瞳は
やがて静かな丘の上へと。>>101



わたしの楽園<牢獄>>>10とはまるで違うその光景に
しばらく立ちつくしていたかもしれない。


静かで、ただ、静かな。
顔が無い事には安堵を覚え。



診療所の前、立ち尽くすこと48(0..100)x1分程。
覚悟を決めて、漸く三回、ノックする]

(113) 2019/10/10(Thu) 22時頃

【人】 読書家 ケイト




  …………の、

    す、たふ、様。

  ……ぅちゃ、 く、……れた事を
  お詫び……も、し、あげ、……す?



[白亜の主人は、応答してくれただろうか>>101
うまく形にならない声に喉元を抑えながら

それでもお辞儀ぐらいはきちんとこなさないと、と
綺麗な45度のお辞儀を*]

(115) 2019/10/10(Thu) 22時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2019/10/10(Thu) 22時頃


【独】 読書家 ケイト

/*無精を夢精に何度か空目してる((

(-19) 2019/10/10(Thu) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト

[扉を開いて現れた人物は、おとうさんの顔じゃなかった。
どこかで見た記憶があるような、そんな。

少しだけホッとするのも束の間
相手が抱いてくれた良い印象とは裏腹に>>161
こちらの頭の中は緊張で白の渦が巻いているせいで

正しく"ケイト"と呼ばれたこと
それが自身の名であることに 気づくための空白 ]


  え?

  ……ぁい、も、し遅れま、し
  わたし

  ……、……、……?


[音のでない喉に、首を抑える仕草]

(270) 2019/10/11(Fri) 12時頃

【人】 読書家 ケイト



  申し遅れました。
    わたくし、ホワイトラビット社社長、
  チトフ・ホワイトの秘書を務めております、

  「アリス」と申します。


[音にならないケイトの代わり、
形になったのは その名前。

そうしたら、ほら、ちゃんと。
声も出た。]

(271) 2019/10/11(Fri) 12時頃

【人】 読書家 ケイト


[誰にも気づかれない物陰で、
誰にも聞かれることのない、



大きな舌打ちが空気を揺らすことを>>6



私は、知らない]

(272) 2019/10/11(Fri) 12時頃

【人】 読書家 ケイト

[案内された応接室兼待ち合い室。
お茶を促されれば自分がすると名乗ろうにも
勝手知らずの場所。
役に立てそうにはないとしゅんとふかふかに沈んだ>>162

……ん、心地良い。
ホワイトの屋敷のものはどれも居心地の良いつくりだけれど
これくらいが好き。
ふにゃ、と張り詰めたものがほどけてくとけてくみたい]


  ……だめだめ。


[未だ自分が使者に選ばれた理由を理解していないけれど
きちんと役割を果たさねば、と立ち上がった目前、]

(281) 2019/10/11(Fri) 13時頃

【人】 読書家 ケイト



  あ


[小さな可愛いらしい、女の子の形を模した蝋燭と
目があった。

他にも蝋燭は待合い室の至るところに>>1:293


控えめでもその存在は安らぎを与えるのに充分で、


それは遠い記憶、どこかで見たような。]

(282) 2019/10/11(Fri) 13時頃

【人】 読書家 ケイト

[声をかけられるまでか。もしくは視線を感じるまで
おそらく色とりどりの蝋燭に心を奪われたままで]


  申し訳ございません!
  とても素敵なキャンドルだったので、つい……


[もう一度ぺこり頭を下げる。
コト、と贈答品の紙袋が音を立てた。>>1:132

アリスの誘惑、秘密box
なかなかのレア商品で手に入らないと聞くけれど。

"おつかい"はこの商品を届ける事?
吸血鬼と眷属の定期検診であるなどと、聞き及びのない故に
この人は何者なのだろう、と
不安げに赤の双眸で覗き見る**]

(298) 2019/10/11(Fri) 14時半頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2019/10/11(Fri) 15時頃


【独】 読書家 ケイト

/*みんな推しだけど
おくさまとメイドさんの文章すっき

(-33) 2019/10/11(Fri) 18時半頃

【独】 読書家 ケイト

/*伏線があるらしいんだけどまったく気づいてない顔
ケイト以外にも眷属昔いたんじゃないかなあ
とかちょっと思ってたけど……
てくにしゃんしょた……どこで覚えたのかなって……

(-34) 2019/10/11(Fri) 19時半頃

【人】 読書家 ケイト

[アルブレヒト氏を謝らせるに至る事象が思い当たらなくて>>312
心配げに見つめるも束の間。

そうは言っても職業柄、会話をする事には長けているのだろう。
気に止める事もなく、話は続いていく。]


  お招きいただきまして、ありがとうございます。

[おとうさんと違うかおの、
大人の男の人。
紅茶を注ぐ動作も、仕草も

常に側に在る小さな手とはずいぶんと違う。]

(376) 2019/10/11(Fri) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト


  お土産?よろしいのですか?
  嬉しい。ありがとうございます。

  お子さん、とってもお上手なんですね


[置かれた蝋燭は不恰好なものから、
最近作られたであろうものはずいぶんと成長が見られるもの。

1番気に入ったのは、ちょっぴり不細工だけど可愛い白兎。
年季の入り具合からして古いものではありそう。
会社のロゴのウサギみたいに白くて
チトフを思いだすみたい。

つん、と鼻をつついて
作者はどんな子かな、って思いを馳せ]

(378) 2019/10/11(Fri) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト

[けれどその人物が、けんぞくであると知れば
自らを顧みることになって。


……この人も、あんなこと
なんて想像してしまえば


……ああ、

心臓の辺りがざわざわ疼く。
くるしくて、触れてほしくて、イタくて痛くてあまくてく


だめ、
勝手に瞳を揺らしてはいけない。


私はいま、彼の役に立つための
お仕事の途中なのだから]

(381) 2019/10/11(Fri) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト



  ……はい。

  チトフは変わりなく、元気で可愛いらしくて
  わたしのこと、愛してくれて

[注いでくれた紅茶は>>313
子供じゃないけど、なんだか苦く感じるのは
社長が好む甘すぎる程のそれに慣れ過ぎたせいか。

砂糖をくるくる、回しながら
紅茶に浮かぶは白兎の]

(386) 2019/10/12(Sat) 00時頃

【人】 読書家 ケイト

[くるくる、くるくる]


  ずっと一緒ねって、離れないでって
  …………あれ、

  どうしよう、私、チトフと離れてる
  
  寂しいって泣いてるかもしれない

  血をあげなきゃ、
  私……っ


[カタン。

机に置いたティーカップが揺れた音で
漸く、我を取り戻す]

(387) 2019/10/12(Sat) 00時頃

【人】 読書家 ケイト



  お見苦しいものを……
  大変、失礼致しました!


[どうしよう。
とても失礼な事をしてしまった。

頭を下げ、瞳はさらに揺れ動く。



きっとそれは正しく、ひたすら正しく辿る
眷属の道行き。
――あなたの、けんぞくも、もしかしたら?


氏は怒っただろうか、それとも驚いた?
顔が見れなくて、あたまを下げたまま*]

(393) 2019/10/12(Sat) 00時頃

【人】 読書家 ケイト

[そういえばプレゼントなんて
あの屋敷へ来て以来、
他の誰かから貰った事なんて無かったように思う。
――他の誰か。
当然のように、主人はその他には含まれる事はない。

幼いころなら、
―――屋敷でなら?
喜んで今すぐにでも封を切っていたかもしれないけれど、
大人はそんなことしない。]

  ありがとうございます。
  同居人様にもどうか御礼をお伝え下さい。


[許されるのならば、お手紙を書いて、
可愛らしい蝋燭をありがとう、
今度はこちらへ遊びに来てください、って

しなきゃ、いけなかったのに]

(433) 2019/10/12(Sat) 02時頃

【人】 読書家 ケイト

[なのに、
今の、私は]

  いえ、そのようなことはっ
  なにも、こわくないし不安、な、

  ……も、
  ………………れ?
 
[いけない、また。
どうしてこの喉は使いものにならないのか。
吐く息は荒く。

結局、揺れた瞳からは雫が溢れ落ちた。

救いは、氏が目を逸らした事?>>412
こんなにも無礼で、無様で、
ああ、ああ、…………助けて、

…………誰に?]

(434) 2019/10/12(Sat) 02時頃

【人】 読書家 ケイト

[わたしのせいではない?>>412
わたしは、わたしは、??

言い聞かせるような声色に、肩を震わせて]



  ……ゎ、 い


   こ、…………ぃ


[こわい、なにが?
怖い、こわい。 コワイ。
私がわたしを消していく。

首筋が、胸が、口唇が甘く疼いて
熱くて苦しくて焼き死んでしまいそう。]

(435) 2019/10/12(Sat) 02時頃

【人】 読書家 ケイト

[でもこの声は、
こんな醜態は
きっと貴方に届けては、いけないものだった。
だいじな眷属を持つあなたに、こんなもの]



  ……ん、、ぁ、さ、ぃ

    ご、…………ん、ぁ、……ぃ


[仕事をしない喉のかわり、
頭を大きく下げた。


立派な社長秘書なんか居なかった。
ぼろぼろ涙が溢れるから、
急いでこの場所を抜け出そうとした。]

(436) 2019/10/12(Sat) 02時頃

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