268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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…………、
[ホームに降りた途端、呼ばれた名に肩が跳ねた。>>20 一瞬で強張った顔は車内の灯りを背負っていても隠しきれない。
鼓膜を撫でる穏やかな声。 聴き慣れたはずの響きが遠く。
己の四肢が硬直していなければ、耳を塞ぐ無礼を選んでいたかもしれない。 置き所を見失った感情が足元にボトボトと落ちていく錯覚がして、彼の背後では星がゆっくりと動いていた。情報量が多すぎる。 礼節を弁える彼のことだから、てっきり姓名を入れ替えるだけで呼ばれるものと思っていたのに、呼び声がずっと心に近かった。
驚いて丸く剥いた眼が彼を凝視し、柔らかい碧が揺れる。 声も言葉も失い、グゥと眉間に皺が寄り、眉尻はみるみる下がって――――]
(80) 2019/07/30(Tue) 20時半頃
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ッ! 危ない!!
[しかし、危機管理能力が情動全てを押しのけ身体を動かした。考える間もなく素手で彼の手を掴み、靴先をドアの足元に当てて押し返す。ドアが開閉している間はセーフティーが掛かり走りださない。 顔は切羽詰まった色に塗り替えられ、触れた指先から熱が肩へと掛けていく。これは危機感か、それとも別の衝動か。判断付かぬ間に導火線を走る火花が、鼓膜で燻る熱とぶつかって脳裏を焼く大火になった。
彼の声は聞こえているのに言葉として識別できず。>>21 彼の人肌は温いのに己は触れた場所から燃えそうで。]
(81) 2019/07/30(Tue) 20時半頃
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[この声に呼ばれ、この肌に触れたい。と、思った。]
(-25) 2019/07/30(Tue) 20時半頃
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――――ッ!
[ドアから引き剥がす為に伸ばした筈なのに、手を掴んだ瞬間、払ってしまった。その挙動は保全の姿にも見えただろうし、注意を促したように見えたかもしれない。
―――― どちらも正しくはないが。
されど弁解の前に扉は閉りなおし、乱れの無いダイヤを今日も守る為、ガタンと車両が揺れる。普段から乗り慣れた車両で蹈鞴を踏むなど初めてで、慌てて吊革に縋りついた。]
(82) 2019/07/30(Tue) 20時半頃
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は、…………ぇえ…?
[夜を征く車内で吐く混乱。 胸が車両の駆動音より大きく響き、ドッと汗を吹いた。
両手で吊革に下がっていなければ、沈んでしまいそうで、運転台から突き刺さる先輩車掌の冷たい視線も痛い。 ――― 危険度で言えば、出発間際にドア付近で手を払うと言う己の行動は褒められたものではない。制服を着ていたらもれなく始末書だ。]
(83) 2019/07/30(Tue) 20時半頃
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[どうして彼を探してしまうのか。 どうして彼に干渉したくなるのか。 どうして彼の見積もりを試算したのか。 どうして彼が誰かに触れるのも、触れられるのも嫌なのか。
正解が提示されると記憶と脳が証明を始める。 ―――― 理解が追いつかないのは己の心だけだ。]
(-26) 2019/07/30(Tue) 20時半頃
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[復帰も出来ないし、開き直ることも出来ない。 冬の夜に塗った憧憬のフェイクペイントは、夏の暑さに溶けていく。
“それ”は己にとって、 年下の異性と明るく楽しく“する”ものだった。 それなのに、年下でも異性でもないのに“落ちて”いく。
天からまっすぐ降る、あの流星のように。*]
(84) 2019/07/30(Tue) 20時半頃
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つまり、あなたは恋をしているのです。
(-27) 2019/07/30(Tue) 20時半頃
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-- 回想:続・お使い --
うえぇ…んだよこれ… [フロントから教えられた部屋へあがると] [あからさまに一般ぴーぽー向けじゃない雰囲気] [じゅ、じゅにあすいーと?] [なにそれおいしい?] [昨日の事は忘れたけど(大事)] [連日身分の差を感じてまた苦笑い]
[配達先のドアが開いたときも] [そんな気配を滲ませていただろう]
(85) 2019/07/30(Tue) 21時頃
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[もしかして、と品物を問われ>>71]
ええ。 あれ、フロントはそう言ってませんでした?
[聞いてないのかな?と首をかしげる] [どうぞ、と差し出したら] [受け取ってもらえるかと思ったけど]
構いませんけど。 部屋に入ってもいいんですか?
[絵を抱え] [人生初のスイートと名の付くお部屋に] [お邪魔します]
(86) 2019/07/30(Tue) 21時頃
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[部屋に入った瞬間に、ぶるっと身震いする] [気のせいかえらく涼しい] [それに、昼だというのに薄暗い] […やっぱりヴァンパイアなんじゃない?]
…暑いの、苦手なんです? あと、明るいとことも。 確か、一昨日もサングラスしてましたよね。
[暑いのが嫌だから] [汗をかいたシャツを嫌がったのだろうか] [忘れた話だけど] [まー、気になるものは気になっちゃうヤツ]
[不思議な人物へ興味を浮かべた瞳は] [部屋の薄暗さが隠してくれただろう]
(87) 2019/07/30(Tue) 21時頃
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[ここに、と指示された壁] [絵を描けるためのワイヤーがあるのはわかるけど]
あの、明かり付けて頂いても?
[かけるだけなら薄暗くてもできるけど] [モニターが照らすデスクの上はとても雑多>>72] [この雰囲気だと部屋の中ももしかしたら――] [うっかり粗相があったらいけない]
[リビングのソファの上で絵の梱包を解き] [そこで初めて彼が購入した絵を見た]
[夜空の画] [暗いのが好きなのかな…] [やっぱりヴァ…]
ふ、ふふっ。
[思わず笑ってしまって、いけない今は仕事中]
(88) 2019/07/30(Tue) 21時頃
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[このくらいですか?] [もう少し高い方がいい?] [何度か確認しながらワイヤーの長さを調整して] [絵をかけたらお仕事終了]
なんすか、これ?
[封筒を受け取って、首をかしげる] [お使いのお駄賃はサイラスからふんだくったし] [画の代金は――もう済んでるとさっき確認した]
[配送料と聞いて、眉を寄せた] [もらう筋合いのない金だけど……まあいいか] [ありがたく頂戴して、封筒を内ポケットに]
それじゃあこれで。また御贔屓に。
[フードを取ってから、ぺこりとお辞儀] [あんな執事雇ってる人が己に頼むことなんて] [何もないだろうけど、そこは定型句ってやつだ]
(89) 2019/07/30(Tue) 21時頃
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[乾いた声の労いを受けて、踵を返す] [客室の重たいドアが閉まり切る前に手をかけて]
そういえば…ご存知ですか? 今週末のマーケットには、海の向こうからの 舶来品市が立つそうですよ。
[俺もその荷揚げに駆り出されてんすよねえ]
それじゃー、失礼します。
[今度こそ、ドアを閉めてお邪魔しました**]
(90) 2019/07/30(Tue) 21時頃
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/* そーちゃんろぐよみおわった! みんなエモすぎて吐きそう 何かが出る 心臓的な何かが
(-28) 2019/07/30(Tue) 21時頃
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― ペルセウス・マーケット 二週目 ―
[気持ちの整理など付くはずもないまま、気が付けば一週間が過ぎていた。 偶々なのか故意なのかは置いておくとして、考えうる限り最悪の別れ方をしてしまった紳士の顔を見ることもなく。 ――― バカンス客の多いこの時期に快適さを提供するサービスが暇な訳はない、とは自分を慰めるために脳内で唱える呪文。
降る星は先週よりも増えて。 若き車掌がふと憂い顔を見せる頻度も増えた。]
(91) 2019/07/30(Tue) 21時半頃
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此方の車両はORS-1型、 今市内を走っているORS-2型の基になった車両で、 いわばお父さん。運転台の計器も少し渋めです。
[――― が。 どれだけ憂いても悶えても仕事は仕事としてやってくる。働かず暮らせる特権階級ではない。
小型の拡声器と襟まできっちりと締めあげた車掌の夏服。 本日はオリュース市電がマーケットに出している企業ブースのボランティア。電車グッズ>>1:181に旧型車両の屋外展示は子供向けの人気スポット。
昼も乗務したというのに夜も働く理由は簡単。 先週のドア接触の失態で失墜した名誉を労働で挽回しているのである。 勤務中で無かったとはいえ、自覚の有無を問われるのは立場上仕方のない話。気合を入れて普段の三割増しで撒く綺羅綺羅しさは保護者からの評判もそれなり。]
(92) 2019/07/30(Tue) 21時半頃
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─ 木曜日 ─
[連日、部屋から一歩も出ないまま] [木曜の日没後]
……
[仕事の合間、デスクに置かれたスマートフォンを確かめること34(0..100)x1回目。 頭痛でもしていそうな目で、壁の流れ星を見つめた]
(93) 2019/07/30(Tue) 21時半頃
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「涼しいのが好きでね」 「明るいのは、嫌いではないけど」 「……目つきが悪いらしいから」 [照明をつけると、寝起きのままのベッドがリビングから丸見えだった>>88] 「もう少し、低めで」 「オーケー、ちょうど良い」 「ありがとう」
[[渡した封筒の中に、アドレスと電話番号を走り書きした紙を入れた]]
「舶来品市? へえ」
.
(94) 2019/07/30(Tue) 21時半頃
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[まったく]
[冷静になってよく考えれば向こうから連絡して来るわけがなかった。用があるのはこちらの方だ。 偶然遭遇することを期待する?いや悪手だ。機会の逸失]
(95) 2019/07/30(Tue) 21時半頃
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[港での荷揚げ作業ならば陽のあるうちだろう。 つまり仕事を終えて、夕食は済んだ頃か]
コール。
[スマートスピーカーに声をかけ、通話発信を指示する。 便利屋ニーラントの番号を諳んじた]
……
[呼び出し音が乾いた部屋に響く。 彼が受話してくれるなら、短く名を名乗るだろう。そうして] 「マドンナは、見つかりました?*」
(96) 2019/07/30(Tue) 21時半頃
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/* くう────…!
(-29) 2019/07/30(Tue) 21時半頃
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運転台の警笛も現行車両とは違いますね。 鳴らしてみますか? はい、どうぞ。
[一車両まるまる開放しているが、やはり子供が集まるのは運転台。少年のスニーカーが期待を込めてペダルを踏む。 フォンと響く高い鳴き声に、緩く顎を引いた。*]
(97) 2019/07/30(Tue) 21時半頃
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― 海の寝どこ亭 ―
ありがとうございました。
[会計を終えて店を出る2人組の客の後姿を見送ると、レジ回りを整理しながら店内を見回す。 1回転目の客がぽつぽつ会計を始める時間、店は大体想定通りに回っているようだ。 ちょっとここで夜の最初のうちに適当に置いてしまったものの片付けでもするか、と中に回ろうとしたところで、店の扉が小さく開いた。
隙間からこちらを何故か申し訳なさそうに覗く顔が見える。 彼だ。 ほんとにまた来てくれた。 思わず胸が弾むが、彼は中には入らず扉の隙間から手招きをしている。>>37 なんだろう、と思いながら扉を開けて外に出た。]
(98) 2019/07/30(Tue) 22時頃
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いらっしゃいませ。 何か…
[と、彼が下を指さしたその先には、たまに夜中に店の裏手で逢う、あの猫がいた。 自分には全然懐かないわりに、今の猫は、彼の足の間を抜けては頭をこすり付ける、という懐きっぷりだ。]
この猫… お客様の飼い猫ですか?
[思わず彼の顔を見て質問する。]
(99) 2019/07/30(Tue) 22時頃
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あ。 テラス席…というより店先のそこの席になっちゃうんですけど、そこで大丈夫なら、大丈夫ですよ。
[テラス席、というほど立派ではないが、店先にテーブルと椅子を置いた席は今は空いている。
夏場は店内の方が涼しいのと、追加注文がしづらいこと。 あとは特に眺望があるわけではないので、目の前の石畳の道を通り過ぎる人波が落ち着かない人は店内を選ぶため、全員が煙草を吸う団体や、ペット連れの客が来ていないときはなんだかんだ空いているときも多いのだ。]
(100) 2019/07/30(Tue) 22時頃
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[そして、少し考えた後、言った。]
僕、結構その猫見ますよ。 夜中、この店の裏に来るんです。 もしよかったら、その時間、ここに来てみませんか?
[ふっと少し視線を反らして続けた。]
あの、普段お客様が知らないその子の行動がわかるかもって思ったんですけど。 時間も遅いんで、無理にとは言わないです。**
(101) 2019/07/30(Tue) 22時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/07/30(Tue) 22時半頃
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/* くう───! て拝みながらお返事書いてたタブを閉じてしまった悲しみ…先に居ることだけお知らせしとこ。
(-30) 2019/07/30(Tue) 22時半頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2019/07/30(Tue) 22時半頃
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――あれから――
[陽が落ちると、客足は増えはじめる。 食べ物やイベントを主とする露店ではないので増えたと言っても混み合いはしないが、人が人を呼ぶのを繰り返し、常に一人二人くらいはいる、というような状況が続いた。 売れ行きはまずまず。星をデザインしたものは毎年人気だが、中でも小さめのチャームがよく出たように思う。
何度目かの会計を終えたのち、今星を連れ帰ったばかりの女性が空を仰いで「あ!」と声を上げたのにつられて、空を見上げる。 ひときわ尾の長い星が、しゅるりと空を駆けていった。]
(102) 2019/07/30(Tue) 22時半頃
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(――星見かぁ)
[過ぎる想いは、相変わらず口からは出ないまま。 空はつながっていて、僕らの住まうこの世界なんてすっぽり包み込んでしまっていて、だからこのマーケットの間くらいの距離じゃ、全く同じ星が見えるはず、なんだけど。 それでも、ほんの少し向こうには、彼の声を聞きながら、彼の隣でこの星を見ている誰かがいる。 そんな見ず知らずの相手に妬いていたら世話ないな、と冷静な自分もいるが、理性で焦がれる情動を止められる人がいるなら教えてほしい。
今日はあとどれくらいで店を閉めようか。 そんな商売人失格のことばかり考えて、次のお客様に笑いかけた。]
(103) 2019/07/30(Tue) 22時半頃
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