266 冷たい校舎村7
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/* 村建てさま、お手間で・・・すみません・・・(これくらいならいいかなっておもったんだけど
遺体状況二度見しつつおへんじをだな!
(-6) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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/* なんてわかりやすい……(養くんの状況が)
デフォヨーコちゃんからセット変更してー
(-7) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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──現在・職員室──
[ 学校の鍵類は確か一箇所に纏めていた気がする。 理由あってそれを手元に持つことも ゼロではないだろけど ]
……分かんない、けど……
[ やだ。来ないでよ。 煙草くらい吸えばいいから、お願い──
声には出さない願いは虚しく 彼は私の隣に立った。
1つだけ荒れた机に疑いの目が 向けられるのが分かる。 分かるけど、何も説明はできない ]
(13) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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― 屋上前扉→階下へ ―
田所さんだったら……まあ、でも、 気を遣えない、はともかくとして、 あんまりああいうメールは打たない? かも。
[率直に、俺も感想を返す。>>1:661]
文化祭のとき、俺にムカついてたけど、気ぃ使ってくれたっしょ? だからやろうと思えばできるよ。 いや、ホストであってほしいわけじゃなくて。
[気は遣えると思うよ、と笑って添え置いてから、 続く言葉にそうだよなー、って頷く。>>1:663 窓の外を覗き込んでいないから 地上との距離感もわからないし。]
(14) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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ん、そうしよ。また伝言とか黒板に書いて 帰ってきた人と相談してみるとかさ。
[そんな事を気軽にいって、 斜め後ろからついてくる田所の気配を感じながら 俺は3階までくだり、]
……っ?
[比較的近くから、悲鳴が聞こえ、 それを塗りつぶすようにしてチャイムが鳴る。]
(15) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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なんだろ、
[俺は田所へ視線を向けて、行ってみよう、って促した。 そのまんま、3年7組の教室の前まで辿り着いて、 倒れこんだものに目を見開いた。>>#4]
………… …………相原さん?!
[記憶にある姿によく似たマネキンが、倒れている。 だから俺は本当にその人が「そう」であるかも確認せず 名前を、叫んだんだ*]
(16) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 階段を一気に飛び降りれば、 三階に向かっていた面子と鉢合うか。 廊下を踏むと、同時に。 視界のはじに、引きずったような色。>>#4 ]
…………は、
[ べたりと残るそれは、 黒を一滴混ぜ込んだように、紅くて。 お化け屋敷の、どのおばけよりもずっと、 痛々しい色に、 みえた。 歯ががちり がちりと、音を鳴らす。 ]
(17) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 一体のマネキンが、転がっていた。 黒い髪に、女子の制服のマネキンが、 生きているみたいに、赤色を流していた。
のみこむ。飲み込む。呑み込む。 ばくばくと煩い心音も、 背筋を駆ける寒さもまとめて。
のみこんで、おもむろに、膝をついた。 マネキンに触れようとした手が、 赤い溜まりに波紋を広げる。 あたたかい。 ]
(18) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 虎落笛にも似た音が、 喉の奥から通り抜けた。
相原、と、呼ぶ声があった。>>16 言われてみればそう、見える。 これが、相原だとすれば。……。 そっと、そっと、たちあがって。 深く息をすって、吐き出して。 ]
……お、れ 何か 拭くモン、もってくる。
[ 絞り出した声は、 なんとか震えずに済んだと思う。 だけども張り詰めた声色は、 したたかさとは少し離れたものだった。 ]
(19) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ その場には他にも、 何人か集まっていただろうか。 誰がいても、宇井野は脚を引いて、 道を間違えたように、階上へと、駆けて行く。
三階から、離れたかった。 宮古がタオルを持ってきていたことも すっかり忘れて、適当な扉を開いた。 ]
……ッ
[ 途端に鼻をつく、 腐臭。 ]
(20) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 机の形と配置を見て、 そこが家庭科質だと悟る。 此処なら、雑巾も多めに置いてたはずだから ああ、丁度良かった──── なんて、考えたのは。 目の前の光景を、現実としてとらえられずに、 逃避をしたがった結果なのだろう。
散らばった鋏、マチ針。 ひとつおかれたまな板に、 腐臭の源たる肉らしきもの。
流水音に、無意識に目をやれば、 蛇口から落ちる、これまた赤い色。 ]
(21) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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…………いい。 見つからなかったから。
[ 探し物。 静かに首を横に振る。視線は合わせられない ]
昇降口も校舎裏も閉まってるんだ。 完全に、閉じ込められてるよね。
こんなこと、普通あるのかな。 どうする?もしこのまま一生出られなかったら。 誰も助けに来ずに、みんなでこのまま────
[ 現実だとは思えない出来事は よくない妄想ばかり膨らませていく ]
(22) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 汚すだけのさびた水は、 何の比喩なのだろう。
止めに行くつもりにもなれず、 畳みかけるような凄惨さに、 口を塞いだのは、思わずだ。 ]
う ぇ
[ のみこむ。飲み込む。呑み込む。 溢れそうになった悲鳴も、 逆流しかけたものもひっくるめて。
四階、家庭科室の扉付近。 膝をついて、背を丸めて。 両手で口を、塞ぐ。 ]
(23) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ もしも。 ここが、誰かの精神世界だとすれば。 主は、このような景色を見たのだろうか。 このような景色に繋がる経験を、したのだろうか。
ぐるぐる、ぐるぐる、考えたって。 答えはなにも、出てこない。 きもちわるい。きもちわるい。……こわい。
形を整えた器の中で、 相応しくないものが渦巻いている。 いらない、いらない、って。 空き缶みたいに、ごみ箱に詰められれば、 どれだけ どれだけ、 よかっただろう。 **]
(24) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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/* 秒で拾ってくださって平伏しかないんじゃが・・・(ういのの拾いスキルすごい
(-8) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 時間ばかりは経過していく中でこだまする。
久しぶりに鳴り響いたチャイムの音と 誰かの悲鳴が……────── ]*
(25) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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/* 家庭科室誰もいかないとは思うけどって書いてあるけどなんかめっちゃほるむが飛び込みたくなる描写してたからつい
(言い訳)
目撃は早めが良いかなってこうなったけど 灰谷ちゃんとの会話は補完する気満々です ええ だってかわいい
(-9) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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──現在:1階廊下──
[ 高本悟の唇が言葉を紡いでいくのを見ていた。
それだけ頭の中身をきれいに整えて、 言葉に出力できるだけの人間が、 本人に選択のしようのないことについて、 諦めを選ぶ必要があるというなら、 やっぱり、僕はこの世を好きになれない。
……と思ったんだ。
彼の語り口は穏やかに思えた。 少なくとも僕みたいに唇を震わせたり、 まるで被害者面ってふうには見えず、]
(26) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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……高本くんは正しいよ。 高本くんの抱く感情は正しいと思う。
諦めを求められることがおかしい。 そうしないことを、性格が悪いとすることが。
……でも、こんなことを、 僕はいつまで考えるんだろう。 大人になってもこのまま? いつか平気になるんだって言われても、 平気になってしまうことも怖いよ。
僕はよくそういうことを考える。
(27) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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だから、いいよ。
[ 冗談めかしたって面白くないと言っただろ。 冗談なんかじゃないから、誰かの言う通り、 僕も進学校の生徒の例にもれず病人なのかも。]
だって、この世から連れ出してくれる上、 君のために死なせてくれるんでしょう。 それで少しでも高本くんの気が晴れるなら。 多分、僕はずいぶん気が楽になると思う。
……友人にこんなことを言うべきじゃない?
[ それもこの社会の規範といえるものだよね。 ──と、僕はそれに関しては冗談ぽく、 立ち去り際に言おうとしたんだ。言おうと、]
(28) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 甲高い悲鳴>>#1が、それを遮った。]
(29) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 僕は思わず天井を見上げる。 同時に、チャイムが鳴った>>#2。]
……今の、誰かの声?
[ 人間の声でしかありえない。 とはいえ、絶叫なんてそう聞く機会もない。
お化け屋敷でびっくりしたとか、 そういうんじゃない、その声はあまりに異様で、
先ほどまでの出口のない迷路みたいな感情や、 不条理な社会にまつわるやり取りが薄れ、 僕は躊躇いがちに、足を上階へと踏み出した。**]
(30) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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──→三階──
[ ばれていたらしい。>>14 バイト先の“お客さん”に鍛えられたのは、 作り笑いの練習だけだったようだ。 逆に気を使われているのは気のせいだろうか。 ]
……そう? ホストであってほしいわけじゃないのはわかる。 ── みんな違うといいけど。 そうだとこの世界の説明がつかなくなるから困るね。
[ 憂い気に息を吐く。 ]
(31) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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報連相、大事。 賛成。
[ 肯定の言葉のままに、三階に到着。 そうして、チャイムと悲鳴が鼓膜を揺らす。>>#2 こちらを振り向いた拓海に頷いて、 怜奈は長い廊下を小走りに行く。
赤くて、白くて、それでいて、──……。 三年七組の前に転がるそれは、マネキンだ。 ]
(32) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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[ 名を呼ぶ声がした。>>16 言われてみれば、愛子に見えなくもない。 また後ろから声がする。>>19 震えた声はどうにも頼りなかった。 ]
ついてく。
[ 大きな体を引きずるように階段へと向かう堅治に、 聞こえているのか聞こえていないのか。 わからないままに、背を追いかける。 ]*
(33) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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/* Q:家庭科室は何の暗喩ですか A:家庭の暗喩です・・・
食い痕、は、ぜったいひろう 落下じゃないバージョンにでくわし犬(既に死んでる)を飼っていたせいで慌てるホスト(ありがとうございます
手が足りないけど明日は月曜日です。 がんばって。おやすみ**
(-10) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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私だけを、求めていなさい。
私の声を。手を。愛を。
(34) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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─ 過去のペットにつきましては ─
[ 中学三年、塾の帰り道の事です。 夜、小学生が一人、公園に居た。 次の日も居た。その次の日も。
何か事情があるのでしょう、と分かり 近づきました。どんな子かしら、と。
私の他愛の無い話で喜ぶ彼の腕は細く、 痣を心許なく隠す服は、変わらなかった。 ええ、そう。紛うこと無く、虐待でしょう。
意地悪をしたり、甘やかしたりして、 丁度、タイミングが良かったので。 飼うことにしました。その寂しがりな子を。 ]
(35) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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[ 彼は、親の呪縛から中々逃れられなくて、 ちょっぴり、苦労はしましたが。 ]
(36) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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もう何も、考えなくていいの。 縛り付け、悩ませてきた全て。
貴方は私のペット。 ただ息を荒げて歩く犬のように。 身体をくねらせ媚びる猫のように。
私に、愛される事だけを考えて。 泣くのを止めなさい。ペットは泣かないでしょ?
欠陥だらけの人間社会のことなんて、 ペットなんだから、考えなくていいのよ。
(37) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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