人狼議事


263 ― 地球からの手紙 ―

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【秘】 げぼく ショコラ → アララー伯 D.バルベルデ

D.バルベルデさんへ

 大人になるためには恋だけじゃダメなんですね。
 ささやかな冒険ってすてきです。
 冒険するような小説を読むのは好きです。
 ボクもいつか冒険できる日がくるのかな?

 毎日時間がすぎるのがとっても遅いです。
 大人になる一歩がすごく遠く感じます。
 でもそれでも大人に近づいているんですよね。

 姉さまはボクを子供だって言います。
 ボクは少しでも姉さまに近づきたくて。
 だから早く大人になりたいんだけど。
 焦らずに日々を楽しむ事が大切なんですよね。

(-12) 2019/04/19(Fri) 20時頃

【秘】 げぼく ショコラ → アララー伯 D.バルベルデ

 ボクも色々と楽しんでみようと思います。
 今日はクッキーを焼きました。
 お菓子を作るのは楽しいです。
 だから少しおすそ分けしますね。
 クッキーも届くといいなぁ。

              ショコラより

(-13) 2019/04/19(Fri) 20時頃

【独】 アララー伯 D.バルベルデ

/*
あらかわいい
クッキーの賞味期限的にもこれは出立前に受け取ったことにしよう(脳内)

(-14) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【秘】 げぼく ショコラ → キンジン ソランジュ

[可愛らしいラッピングバッグの中に水色の手紙。
一緒に手作りクッキーが入っている。]

(-15) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【秘】 げぼく ショコラ → キンジン ソランジュ

ソランジュさんへ

 単細胞? 思考実験?
 むずかしいです。

 武器? 権力? 交渉?
 恋は甘くてふわふわしてて。
 そして時々苦いものだって思ってました。
 なんだかとっても大変なんですね。

 子供はいいことなんですか?
 いろんな体験をした方がいいんですね。
 それならボクは恋より冒険がしたいです。
 ボクは単細胞というものがよく分からないけど。
 実際にこの目で見てみたいです。
 きっと恋よりドキドキするんじゃないかなぁって。
 そう思います。

(-16) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【秘】 げぼく ショコラ → キンジン ソランジュ

 ソランジュさんの尊敬するカドというものも見てみたい。
 ボクはいろんなものを見てみたい。
 でもやっぱり子供は遠くに一人じゃ行けないから。
 そういうところはとっても不満です。
 ボクはボクに満足してません。

 あれ、だったらボクすばらしくない?
 ソランジュさんに褒められるようなボクになりたいです。
 でも一つ満足することはありました。
 今日クッキーを焼いたんです。
 とっても美味しくできました。
 お菓子作りは楽しいです。
 たまに失敗しちゃうけど美味しくできたら嬉しいです。
 だからクッキーを一緒に送ってみます。
 無事に届くと嬉しいな。

                ショコラより

(-17) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【人】 精留醸造 ミタシュ

[今日もぶらぶら足を揺らして空を見上げて。
ふーさんが呟いたようにここはいつも平和で静かで。

その静寂と、何気ない日常を破ったのは
ミタシュにお手紙だよ!と仲間の誰かが持ってきた封書。
急いで開けばそれは少女が書いたお手紙のお返事]

 おへんじが!来た!!

[ワクワクしながら読み進めるのを
仲間たちがうしろから前から横からじーっと眺めます。
だってお手紙なんて本当に珍しいんですもの!!

ほら、ひときわ長い影が現れたと思ったら
ふーさんも一緒に、覗き込みました。]

(15) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【人】 精留醸造 ミタシュ

 
 宇宙船?艇長?
 地球以外の、ほし?

[不思議なお手紙です。
森くらいしか知らない少女は
森の外はおろか、地球の外の存在なんて
ほとんど、知るよしもないのですから。

お手紙に書かれたいろんな星の姿
そのどれもが魅力的で、こころ踊り、
この森にあるどの「本」よりも冒険に溢れていて。
少女の瞳はきらきらと輝いていたことでしょう。

だけどそれを覗き込んだふーさんは、
なぜだか神妙な顔つきをしているのでした]

(16) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【人】 精留醸造 ミタシュ

[手紙に同封されていた一枚の紙。
それは「しゃしん」というものだと、
少女はやっぱり知っていましたが、
実際にそれを見るのは初めてのことでした。
── それが「絵葉書」だというのは知りません。

真っ白な月、空を飛ぶ車、四角くて灰色い石の塊
青い空は美しいけれど、なぜだか、どこか寂しく

その写真を見て、ますます
ふーさんの顔が険しくなるものですから
少女は大きく首を傾げたものでした。

「なんでもないよ。
 だけど、それでもまだ緑は残ってる。
 まだ、まだ、大丈夫だよ、この国は。」

ふーさんは、神妙な顔のままそう言いました。
ああ、あとそれから ───。]

(17) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【秘】 精留醸造 ミタシュ → 艇長 イワノフ

 イワノフ・アークさま

 本当に お手紙 返ってくると 思わなくて
 いま すごく どきどきわくわくしています
 
 おはなし すごくおもしろかった
 私は 森 のことしか 知らないけれど
 森よりも 地球よりも もっとたくさんのこと
 知ったり 出会えたり する仕事ってすてき
 まるで 冒険みたいね

 イワノフさんの 住んでいるところは
 あんまり森が ないところ なんですね
 
 石の塊は わたしは見たことがないけれど
 おともだちが それは ビル だよって
 教えてくれました

(-18) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【秘】 精留醸造 ミタシュ → 艇長 イワノフ

 青い空がきれい だけどすこし淋しそう
 どうぶつ が 住むところはあるのかな
 こもれび踏みをして あそぶ場所はあるのかな
 イワノフさんは ていちょう? さんなので
 大人なのでもう こもれび踏みは
 しないのかもしれません

 おともだちがいいました
 まだ 生きている街を あなたの街を
 大切にしてください って

 わたしにはそのことばはわからないけど
 まじめな顔で 付け加えてほしいって言うから
 おてがみに 一緒に 書いてます

(-19) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【秘】 精留醸造 ミタシュ → 艇長 イワノフ


 一緒に送った葉っぱは
 この 森 には たくさんあるけれど
 そのなかでも とびきりきれいな形だったから
 イワノフさんに あげようと思いました

 ほんとうに おてがみ ありがとう

       まごころをこめて ミタシュ
 

(-20) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【人】 精留醸造 ミタシュ

[ふーさんが真面目な顔して呟いた言葉もきっと
一緒に手紙には添えられるのでしょう。

その手紙はきっと、また、
最初のときと同じ紙、同じ文字のかたちで描かれ
きっと、また、同じあなたのところに戻るでしょう]*

(18) 2019/04/19(Fri) 20時半頃

【秘】 げぼく ショコラ → 艇長 イワノフ

[可愛らしいラッピングバッグの中に水色の手紙。
一緒に手作りクッキーが入っている。]

(-21) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【秘】 げぼく ショコラ → 艇長 イワノフ

イワノフさんへ

 宇宙に恋ですか!?
 恋は女の子にするものだと思ってました。
 イワノフさんは宇宙がとっても好きなんですね。
 とってもかっこいいなって思います。

 実は他の人にもお手紙を出して同じ事を言われました。
 同じ事というのはゆっくり大人になりなさいです。
 早く大人になりたいってそんなに悪い事ですか?
 姉さまはボクの事を子供だってからかうから。
 だから早く大人になりたかったんだけど。

 きっとイワノフさんが言う通りに
 ボクもムチュウになれるものに出会えるのかな。
 だといいな。

(-22) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【秘】 げぼく ショコラ → 艇長 イワノフ

 恋に落ちるってよく分からないけど。
 気づいたら恋してる事に気づくのかな?
 恋は甘くてふわふわしてて時々苦いんだって。
 ボクが今日焼いたクッキーは苦くはないけど
 甘くてほわほわしてます。
 一緒におくってみるので無事に届いたら食べてください。

 あと、もしもう一度お返事もらえるなら
 宇宙について知りたいです。
 宇宙にはやっぱり宇宙人はいますか?
 このチキュウとは違うものがありますか?
 ボクはそれが知りたいです。

          冒険に憧れるショコラより

(-23) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【人】 精留醸造 ミタシュ

[きっとそれは夕方で、
夕焼けの空をふわふわ流れる雲を
少女はじいと見つめておりました]

 あ!宇宙船!

[それはきっといるはずもないものなのに
覚えたての言葉を使いたい少女は
空を指さして、そう呟くのです。

だけどそれが本当に、本当に?
望んだ形となって、手元に現れたなら?]

(19) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【人】 精留醸造 ミタシュ

[ええきっと本当はそれは宇宙船なんかじゃありません
だってその人が乗っているにしてはやたら小さく
最終的には手の上に収まってしまうのですから

不思議な模様の書かれた紙でできた宇宙船。
だけどその端に何か文字のようなものが見えたなら?
少女はきっとそれを開いて見てみるのでした。

まさかそれが本当にお手紙だなんて思わずに!

それでもあの美しい青で描かれた
丁寧な文字とは違う、書き殴られたようなそれに
きっと、少女まで頭を捻ってしまうのでしょうね]

(20) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【人】 精留醸造 ミタシュ

 
 ………それは、やだなあ

[手紙を読み終えた第一声はそれで
ぽつりと呟いた一言に添えた表情は
そう、まるで昼間のふーさんのようでした

  少女はふーさんのことを何も知りません
  昔一度 ふーさんはこんなことを言いました
  覚えていてくれる誰かがいるのは幸せだ と
  待っていてくれる誰かがいるのは幸せだ と

少女は子どもでした。
どんなに大人びていたとしても
まだまだ小さな子どもでしたから
いやだ、と書くのが正しいのかもわかりません

それでも、一生懸命悩んで、きっとお返事を書くのです]**

(21) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【秘】 精留醸造 ミタシュ → 迷い人 ヘザー

[きっとあなたのもとに、手紙が届くでしょう

それは「近代世界で使われているような真白な上質紙」。
タイプライターで打ったような規則正しい文字が並びます。
丸みを帯びた書体で綴られているものの、
それは手書きではなく「印刷されたもの」。

まさかそれが「文明すらない森の奥から届いた」なんて
気づく人はいるのでしょうか。

それは、見よう見まねで同じように紙飛行機の形に
不格好で投げてもきっと飛ばないそれが
なぜだか、他でもないあなたのところに届くのです

手紙にはこう書かれておりました]

(-24) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【秘】 精留醸造 ミタシュ → 迷い人 ヘザー

 
 きおくのない だれかさま

 自分のこと 大事な人のこと
 忘れてしまったらかなしいし さみしい
 忘れられても かなしいし さみしい

 ともだちがいいました

 覚えていてくれるだれかがいることが 幸せ
 待っていてくれるだれかがいることが 幸せ

 だからきおくのない だれかさまは
 きっと 幸せなのだとおもいます
 

(-25) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【秘】 精留醸造 ミタシュ → 迷い人 ヘザー

 
 もしも
 きおくのない だれかさんが
 覚えていてくれる だれかさんに
 その幸せを返したいと おもうのならば

 思い出してくれたら
 覚えていてくれる だれかさんは
 幸せになると そうおもいます
 

(-26) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【秘】 精留醸造 ミタシュ → 迷い人 ヘザー

 
 だけど 思い出したくない
 だけど 思い出してもしょうがない と
 もしも あなたがそう思うのならば

 なにか 違うかたちで
 幸せを返してあげられたら

 きっとみんな幸せになれるのになあって
 ミタシュは そう 思うのです
 

(-27) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【独】 精留醸造 ミタシュ

/*
ふーさんの闇が深すぎて我ながらほほえむ
(リアルひとりぼっち惑星※地球内、のふーさん)

そんなふーさんがにゃんこのところに遊びに行ってるの好き
ナイス設定ありがとう

(-28) 2019/04/19(Fri) 21時半頃

【人】 艇長 イワノフ


 ふむ。

[書き上げた手紙は宛先の分かるものは郵便局に持ち込み、残りはさてどうするかと考えている間に消えてしまった。

消えてしまった手紙だけども、相手に届いている事は確信していた。

なんとなく、楽しかった。
手紙を書くのも、受け取るのも。
“手”でやるのは妻の言う通り、楽しいものだ。]

(22) 2019/04/19(Fri) 22時頃

【人】 艇長 イワノフ

[今日は紙の本を買ってきた。『世界の恋文』なんて本は届いた手紙に影響したのかもしれない。

それにしても世の人は随分と文才があるものだ。
そして甘い言葉を恋人に囁くものなのだと、他人事ながらなんとなく気恥ずかしくなる。

お菓子なら頭から食べてしまいたいなんて文章を見つけて、すごいもんだと妙な感心をした。

妻へ恋文など送った事はない。
ただ宇宙にいる間は、日誌を書き終え、眠る間際に、妻に数行の通信を毎回送っていた。

『運行に異常なし。今日も良い星空だ。』なんて事実そのままの数行。妻からの返信は同じようにシンプルなものだ。チーズケーキを作った、花が咲いた、知らない鳥が花壇に来た、イワノフの為に手袋を編んでいる。そんな日常の報告。]

(23) 2019/04/19(Fri) 22時頃

【人】 艇長 イワノフ

[あの際に、一言、甘い言葉を添えたら、妻は喜んでくれたのだろうか。

いくら考えても想像がつかなかった。

甘い言葉を向けられて喜ぶ妻も、甘い言葉を妻に向ける自分も、想像できなかった。]

(24) 2019/04/19(Fri) 22時頃

【人】 艇長 イワノフ

[ぼんやりと考え事をしているイワノフの耳に、かたんとかすかな音が響いた。一階。玄関からだ。

覗いてみれば、床の上に封書が落ちていた。
郵便屋経由の消印つきのものもあるが、そうでないものも、ある。本まで置かれていた。
“銀河鉄道の夜”なんて、誰が置いていったのだろう。

自然浮かんだ笑みで封筒や、本を持ち上げ、妻の部屋に向かった。]

(25) 2019/04/19(Fri) 22時頃

艇長 イワノフは、メモを貼った。

2019/04/19(Fri) 22時頃


【人】 艇長 イワノフ

[夫婦共有の住所録に書かれていた、名前の無い住所。
妻の文字で書かれた住所に興味を持って手紙を送ってみたのだが、丁寧な返事が来た。

読むうちに、ふと表情が曇る。
相手はどうやら大変な状態らしい。
その中で過去を辿り、返事をくれたようだ。
有り難い話だ。

返事の中で、妻はそこでも編み物をしていたらしい。“手”でものを作り上げる。あぁ妻だと微笑んだ。

他人の記録の中に妻の姿があるのが、とても嬉しかった。

そして、記憶のないその人が、記録の中を妻を知り、友人の可能性を示してくれたのが、嬉しかった。

お礼を言いたいと思った。ペンを、取る。]

(26) 2019/04/19(Fri) 22時半頃

【秘】 艇長 イワノフ → 迷い人 ヘザー

[変わらず白い便箋と封筒。インクの色も同じ。
ただ以前の手紙よりも、文字が躍っている。心の赴くまま、急いで書いたような勢いがある。]

 ヘザー・ジール殿

 大変な中、お返事を有り難う。
 心から感謝する。

 妻の話を有り難う。妻は数年前に、病でこの世を去っている。貴方から妻の話を聞けてとても嬉しい。私の知らない妻が、誰かの記録の中にいるのが、とても誇らしい。

 編み物を教えていると話していた事がある。相手の名前は聞いていなかったが、もしかするとそれが貴方なのかもしれない。
 器用な人で、教えがいがあると話していた。
 そういう風に笑っていた妻の顔を、声を、まるで目の前にあるように思い出している。

 有り難う。貴方に手紙を出してよかった。
 友人の言葉も、嬉しかった。
 
 大変な時に何度も手紙を出して申し訳ないが、どうしてもお礼が言いたかったんだ。

            イワノフ・アーク

(-29) 2019/04/19(Fri) 22時半頃

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