261 エイプリル・トフィーの融解点
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[終わりの日が定められていても 扉で区切られた世界の時間は緩やかに過ぎていく。
箱舟へのチケットと言うには素っ気無い封筒は 飾り気無い机に馴染んでいた。 宛先は何度見ても変わらず見慣れた名前のままだが、 既にひと月が経っているのに現実味は薄いまま。
そんな認識で済んでいるのは 家に居るようにと言った両親のお陰なのかも知れない。 ニュースでは荒んでいく人々の心を映していたし、 選ばれた者への反応も包む事無く語られている。
炎上騒ぎや事件をまとめている個人記事がある辺り 世界にはまだ時間を持て余している人もいるよう。]
(62) 2019/03/28(Thu) 00時頃
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[街の様子は両親からの話によると 食料の買い占めや宗教の呼び掛けなどが目立つ程度。 それでも犯罪は少なからず起こっているらしい。
最後の日を刑務所で過ごすのだろうかと首を傾げたが 独身者が大半を占めていると聞けば何も言えなくなる。
少なくとも彼らにとっては 独りの部屋よりも穏やかに過ごせるのだろう。]
(63) 2019/03/28(Thu) 00時頃
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[―――あの日から、あの子は帰って来ない。
じっと封筒の宛名を見つめた後、 鞄にありったけの荷物を詰め込んで家を出て行った。 両親が取り乱していない様子を見るに 連絡はしているらしい。 それでも時折心配そうに話をしている。
友達といるのかも知れないし、 付き合っている二つ上の先輩といるのかも知れない。]
(64) 2019/03/28(Thu) 00時頃
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[ ひと月遅れで届いたこの感情は 多分 疎外感 と言うものなのだろう。**]
(65) 2019/03/28(Thu) 00時頃
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