260 【R18ペア村】“Bloody Curse”
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/* カルロとエミリオ、対設定使ってくださっている! わーいわーいありがとう!!
(-44) 2019/03/13(Wed) 21時半頃
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[早朝に一人家を出た理由もなにひとつ 聞き出せてはいないけれど。
包んだてのひらが温まっていくように 弟の中で冷え固まっていたものが この手で少しでも融けていたらいいと願う。]
帰ったらまずは手当てね。 その後にココア淹れてあげる。 [引き寄せられた手をしっかりと握って>>154 安堵を声と表情に乗せた。]
(161) 2019/03/13(Wed) 22時頃
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[多少恥ずかしがられても取り合わずに、 小さい頃みたいに一緒に帰ろう。]
私が短気を起こさないうちにしてよ?
[ゆっくりと歩きながら、仕方ないなぁと笑う。 まだ足元が覚束ないだろう弟を気遣い、 姉弟の時間を引き伸ばしたい思いも歩調を緩めさせ。
それと同じくらい、 どれも同じように見える道を 間違えないよう慎重に歩かなければならなかったから。]
(162) 2019/03/13(Wed) 22時頃
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[君が覚悟を決めたら話すのなら、
私は話さない覚悟をその時するのだろう。]
(-45) 2019/03/13(Wed) 22時頃
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―街中―
[街へ出て、ふらりと当てもなく幼馴染の姿を探す。 知っている気がするのに、知らない人達とあいさつを交わして、 曖昧に頷きながら、会話を受け流して。
誰か実際に薬草を買った人物がいないだろうかと、試しに話題を振ってみれば。 どうやら薬草では根治にいたらず、結局症状を緩和させるに とどまるようだった。
今はむしろ。正反対の症状を持つ者同士が傍にいれば、 症状も緩まるらしいと、その噂で持ち切りなんだそうだ。]
(163) 2019/03/13(Wed) 22時頃
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[聞けない弱さを弟に寛容な姉の体裁で隠し 不安の行先を先延ばしにしながら、]
やくそくね。
[……頑固なところは誰に似たかな。私かな。
つないだ手を指きりの最後の仕草のように揺らして、 きっと来ないだろう時を約した。*]
(164) 2019/03/13(Wed) 22時頃
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根治には、いたらないのか……。
[高い金を払っても完治ではなく、緩和しかしないなら。 正反対の症状の者を探して、協力を仰ぐ方が現実的 かも知れない。 都で研究者たちが集い究明しても、いまだに根治の 話を聞かないのだから。 結局この街で出来る事なんて、せいぜい家に籠り。 呪いを他所の誰かに広げない様、努めるくらいしか 出来ないのかもしれない。]
(165) 2019/03/13(Wed) 22時頃
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/* さてさて……他ペアとの接触が出来ればと思ったけど、 ちょっと厳しそうかな。 ヘイタと合流してなんやかややるのが良さげニャス?
(-46) 2019/03/13(Wed) 22時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/03/13(Wed) 22時頃
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(とりあえず、帰ろう……)
[そう思い、噂好きのご婦人方に頭を下げ、 帰宅の途のつこうと、歩き出したのだけど――]
どこだ? ……此処。
[気がつけば。 どこか見覚えはあるのに、全く知らない場所にいた。 どうしたらいいのか、わからないまま。 すれ違う人もまばらな街角で、茫然と立ち尽くす。*]
(166) 2019/03/13(Wed) 22時頃
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/* ヘイタロウーーーーーーー!?!?!?!? 嘘だろ……磯だろう……?????
(-47) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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/* ひぇぇ――…………ヒエェエエ!!!!!! ヘイタァアアアアア!!!!!!!!! エピったら一番に全員で担いで治療所まで走ろう!!!!!
(-48) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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―朝の大通りの隅で―
よし、わかんね。
[ひとしきり考えての結論がこれ。 全く無駄な時間を過ごしたものである。
間に拾った石ころは、全て粉々に砕け散ってしまったが 余談としておこう。]
(167) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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とにかくあれだ、ヘイタの方にめんどくさい事が 持ち込まれてないか見に行ってやんないと。
[気が付けば人通りも多くなって来ていたか、 通り過ぎて行く人々の会話の欠片も耳に届くように なっていた。
やれ草は高いだの、反対の呪いを持つ者同士が 近付いていれば緩和出来るだとか。>>#0]
(168) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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……つまり、俺だとスプーンすら持てない奴の 近くに居れば馬鹿力は落ち着いてくれるのか。 じゃあヘイタだとどうなの? 生まれてからの記憶が全部残る呪いとか???
居ないでしょそんなの。
[自分の呪いは捜してみればどうにかなりそうだが、 ヘイタロウの方は草を探すより非現実的だと 投げ捨てる。
最終的に考え至ったのは、ヘイタロウの店にある 魔法の道具を使って何かしら手を打つ事は 出来ないだろうかという一点。]
(169) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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[何にせよ、ヘイタロウの家に向かう事には 変わりないと配達の手提げ籠を振り回して歩き出す。
腕は軋むし籠の取っ手は千切れるし、自分自身の 先も全く見通しが立たない現状ではあるが、 それでもヘイタロウの優しい顔を見れば 元気が出ると、一歩一歩を確りと踏み締めた。]
……あら?
[そんな矢先のこと。 視線の先に大変見慣れた姿が在った。>>166]
(170) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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ヘイタ、はよっす!! どーしたの、なんか買い物?
[それにしては何処か途方に暮れたような足取りで 歩いている気がする。
何か探しものだろうか、それなら手伝おうかと 急ぎ傍まで駆け寄った。*]
(171) 2019/03/13(Wed) 22時半頃
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っ…!
[>>171とてもよく聞きなれた声――のはずだ。 なのに新しくて懐かしい声に、どくりと跳ね上がった心臓は 落ち着いてくれず。 戸惑いを隠せずに、声のした方へ振り返ると]
……、 ――――っ
[振り向いた先に見つけた、姿に。 分からない名前を呼びかける事も出来ず、きつく胸を締め付ける痛みに。 知らず涙がこぼれて、頬を濡らしていく]
(172) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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あ……だ――、
[名前を呼びたいのに、欠片も出て来なくて。 誰? と、問いかけるのはどうしても。嫌で]
(173) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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/* 速報:ヘイタロウ村建て二人に寄生を上げさせる
(-49) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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ちょっ……何、どうしたの!? なんかあったのか!?なあって!
[振り返った彼はやはりいつもとは違っていた。 よもや痣の事を知って不安に思ったのか、 そうでなければこんな道の往来で泣き出すなど>>172 有り得ない。]
(174) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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……家に帰りたいのに、 どうしたらいいのか、わからないんだ…。
[大の大人が、情けない姿を晒してると思う。 だけど目の前の――初めて見るのに、ずっと夢の中で 一緒に過ごしていたような。 懐かしさを感じる"彼"にしか、頼りたくなかった。]
(175) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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とにかく落ち着こう? あ、今ちょっと俺の手触っちゃダメね。 其処で……小鳥のアレ触っちゃったから。
汚いからね!!
[何と無く苦しげな様をどうにか和らげて あげたいと思うも、まずは自身の腕の注意は 必要かと冗談を交えて伝えておいた。
下手をすれば彼の身体を潰しかねない。 ……今まで彼の身に触れた事なんて無かったが。]
(176) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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………、 "見える"とこにはねェだろな。
[ 教えてやらない、って態度だった。 薄暗い景色の中で、不思議と、 黒いはずの瞳は 赤く、 赤く
──── 誰か と 余計に似ていて、
"この場所"でそんなこと、 絶対に言ってやらない。 ずれたばかりに鈍く痛む頬と、 同時に蕁麻疹を発症している首筋を、 もう あまり気にすることなく掻いてしまって 赤い つめあと を 残し、 ]
(177) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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[ うるせーな、 って
…そうとしか 言えずにいた。 未だ、視界が狭まった程度とは言え 例えば 本当に "閉じ込められて"しまったなら、 ───── そんなのは 生き埋めにされるのとおんなじようなものだ。
それに、 そんな時に"開けた"奴だって 今度ばかりは難しそう だし、 ]
(178) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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[ 次は 死んだときだけだと 思っていたのに。 意識があるときとか聞いてない。
……半分くらいは 自分のせいかもしれない けれど、 ]
(179) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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[ カウンターの音に導かれるように辿る。
"くらい"だけで "見えている!" 今は、そればかりを甘受しよう。
少しばかりずれた位置の椅子を引きずり、 狭いカウンターを挟んで "此方側"に 大人しく座った。 ]
(180) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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酒でも出してくれんの。
[ 漸く きっと すこぅし わらっていた。 ]
(181) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2019/03/13(Wed) 23時頃
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……
[ 少し前なら、恥ずかしいからやめてよと 大げさに手を振り払っていただろう。
でも今は、ただ。
温めてくれるこの手に、安心していたかった。 ]
(182) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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君…、は――
[聞いてもいいんだろうか。 名前を聞かなきゃ彼が誰だかわからないのに、 『君は誰だ?』と、その問いを口にしてしまうと 何か大事なものが全て崩れて行ってしまいそうで。]
……
[言いかけた言葉を飲み込んで。 呆れた彼が此処から、立ち去ってしまうんじゃないか。不安なまま、彼の見つめていた。*]
(183) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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[ 握られる手に力が籠もる。 当然のように、恥ずかしいからと 離してしまわないように。
今は全くそんな気はないのだけど そうされる事を嬉しく思ってしまったから ]
……ちょっと、姉さん
[ なんてわざとらしく唇を尖らせて、 拗ねてるような振りをする。 ]
(184) 2019/03/13(Wed) 23時頃
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