260 【R18ペア村】“Bloody Curse”
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(どうしていつまでも、 僕の手を引いてくれるって思えたんだろう)
(-20) 2019/03/12(Tue) 22時頃
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怪我は……、膝、くらい、かな あと、顔も少し痛いけど
[ そうか――。
本当に馬鹿だなぁ僕は。 ]
――……大丈夫だから、放おっておいて*
(95) 2019/03/12(Tue) 22時頃
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[弟にしてみたら 本気の逃げだったかもしれない。
切れ切れの言葉に>>93 呼吸が整ってから動くつもりで 私も膝を折って、目線を同じにして待っていた。
具合が悪そうなら 熱はないかと額や首筋に手を当てて。
ごねるようなら 腕を引っ張って立ち上がらせて。
当たり前のようにしていた事を 意識して“しない”ようにするのはもどかしい。]
(96) 2019/03/12(Tue) 22時半頃
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怒ってはない、けど ( 心配した )
[何を、と聞かれそうだから 言葉の続きを口に出せなかった。
朝早くに出ていったとしても 書き置きは残してあったんだから 探しに出る理由はなかった。普段なら。]
(97) 2019/03/12(Tue) 22時半頃
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[自分の足にある痣の本当の色は、何色か。
あの“噂”で囁かれている痣の色は。]
(98) 2019/03/12(Tue) 22時半頃
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放っておけるなら 最初から追っかけてきたりしない。
手当てするから、帰ろう。
[膝を抱えられてしまったら 今の私では些細な違いを見て取れなくて。
無理矢理顔を上げさせるには不安が邪魔をして、 自発的に動くのを待つしかできなかった。]
(99) 2019/03/12(Tue) 22時半頃
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[顔をあげて、何もないんだって、 なんなら逃げた理由をぶちまけられてもいい。
私の胸騒ぎを勘違いだと分かるなら 私の不安が肯定されないなら どんな暴言だって安心して聴けただろうに。*]
(100) 2019/03/12(Tue) 22時半頃
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/* あ、ヘイタ来た! 良かった、次で時間軸追いつかないとだ。
(-21) 2019/03/12(Tue) 22時半頃
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何も覚えてないんだ、本当に…。
[いつもみたいに視線を逸らしたりせず、近づいて来た幼馴染の 表情は真剣そのもので。>>73 ちゃんと向き合うのは、どれくらいぶりだろう? 何て、思いかけた時には。 もう、背後に回ったティオの指が服を引き上げていた。]
……どこかにぶつけた後とか、あった?
[まさか自分の背中に、真っ赤な痣があるなんて思いもしないから。後ろに立つティオには、 随分呑気に聞こえたかもしれない声で、問いかけた。*]
(101) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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/* 痣の位置や形状とかってこっちで確定させて ええのかしらヘイタさんや。 でもそれ描いて来ない所見ると大丈夫なのかな。
(-22) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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/* まじかよヘイタ、ちょっと考えるぜ。
(-23) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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[ 貴方はきっと、僕の手を離したがっている。 ]
(102) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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[ それが、面倒だからという感情からじゃないことも。 知っている。
知っているのに、苛立ちが、勝った。
子供じゃないのに、言わなければ伝わらないのに、 それを言ってしまったら、自分の口から 漏れてしまったら。
貴方はきっと、悲しむから。 ]
(103) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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……おせっかい なにも、知らないくせに。
[ ああ、これはダメだ。 これは言ってはいけないと思えば思うほど、 苛立ちから唇が開いてしまう ]
ああ、ごめん。 こんなつもりじゃなかったんだ。
だけど、"姉さん" 貴方には、関係のないことだよ。 だから、――……放おっておいてくれないかな
(104) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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[ 面と向かって、多くの言葉を交わすのは いつぶりのことだろう。
このところは忙しさを言い訳に、 面倒だからと甘えて、 貴方に言葉を尽くす事をしなかった。 今もまた、こうやって、突き放すような事を言っているのに。
心の何処かで叫んでいる ]
(105) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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(あと少ししか、一緒に居られないのなら、 最後まで貴方の弟で居たい。
だから、気づかないで欲しい。)
(-24) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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[ 何気なく、なんともない顔をして そうだね、ごめんと言えたなら、 きっと全て、丸く収まる筈なのに。 ]
――……かえって
[ 真逆のことを言う声色で。 そう呟くことしかできない僕は、
きっとやっぱり、馬鹿なのだろう。* ]
(106) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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/* フェルゼくん癇癪起こすの巻
(-25) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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[嗚、どこかにぶつけた痕であったなら。 いや……実はこれがそれなのかも知れない。>>101 そう思いたかった。
回転が遅いなりに頭の中の思考を総動員させ、 ピスティオはある結論を下そうとした。]
……あららららら、うん。こりゃあ痛そうだ。 ド派手にぶつけちゃったんだなあ。
[背筋に沿って走る、紅くて細く長い痣。 肩甲骨に近付くにつれて大きく広がっていたそれを、 ピスティオは負傷のようなものだと告げた。]
(107) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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[自分で鏡に映して見るなら、明らかにそういう 類のものではないと解ってしまうだろう。
それでも、今此処で呪いを発症したのだとは 知らせたく無かったし、知られたく無かった。]
(108) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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……だからほら、今日は無理しないで休んだ方が 良いんじゃないかなあ! メシなら母さんに作ってもらって届けに来るし。
な?そうしとけって。 朝から忘れっぽくなってるのも、ちょっと神経に 障ったりしてるのかも知れないし。
[考え付く限りの尤もらしい理由を並べ立て、 暗に家から出ない方向へと持って行こうとする。
自分の頭がこれだけ回るだなんて不思議だと 現実逃避じみた考えも過ぎらせたりして。]
(109) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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――それじゃあ、また来るから!!
[頑張って、いつものように笑おうと努力した。 その成果はあっただろうか。
ともあれ、ヘイタロウが休業を決めるまでは 此処に居座るぞと言い放ったが、流石に 自分の家の方も放って置く事が出来ず戻る事となる。
その日、何度も店番を抜けては ヘイタロウに食事や湿布等を届ける姿が見られた。 流石に両親も彼が負傷したと聞けば、煩くは 言わなかったようだ。*]
(110) 2019/03/12(Tue) 23時頃
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そっか、やっぱり寝ぼけて何処かにぶつけたんだな。
[>>107奇妙な間があった気がする。 それでもティオが嘘を言うはずがないから、 幼馴染の言う事をそのまま受け入れる。 ……どんな風なのか、後で鏡で確認してみよう。]
(111) 2019/03/12(Tue) 23時半頃
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……うん、ティオがそう言うなら。そうするよ。
[>>109正直、店を休む事について、どうしようか悩んだけど。 ティオがここまで言うのだから、素直に従った方がいいと思えた。 ]
あ、でも。ご飯は自分で作れるから、 おばさんには気を遣わないでもら――いや、うん…ありがとう。
[>>110 いつもいつも申し訳なくて、思わず呟いた言葉は。 休業をしないと居座ると言い張る意思と同様、強い瞳に 却下され。食事は勿論、湿布なんかも届けるために。 結局、何度もティオに店番を抜けさせる羽目になってしまった。*]
(112) 2019/03/12(Tue) 23時半頃
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[頑なな弟の態度に溜息を吐く。
漏れた本音に被さった薄い謝罪の膜に>>104 家族が騙されてくれると思っているなら甘すぎる。
母なら気付かない振りをしてくれるとしても 私はそんなに優しくない。
それに弟の言うとおりに 好きにさせてあげる余裕も今の私にはなかった。]
(113) 2019/03/12(Tue) 23時半頃
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[大人ぶろうとするは構わない。 本音を隠したい事だってあるだろう。
でも、姉と呼びながら 他人と同じように本音を隠して突き放されるのは。]
(114) 2019/03/12(Tue) 23時半頃
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私は帰ろうって言ったんだけど。
[白髪頭にしか見えなくなった弟の脳天に 前置きなしに手刀を振り落とした。 手加減なんてものはない。
伸ばして手を覆っていた袖を戻しながら 店で振舞う声より幾分低いトーンで吐き出した。]
(115) 2019/03/12(Tue) 23時半頃
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[わたしは、とても、おこっています。]
(116) 2019/03/12(Tue) 23時半頃
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知らないに決まってるでしょ。 何も言わないんだから。
弟にお節介焼くのは姉の特権よ。 そうしなきゃ、あんた全然主張しないんだから。
[現在進行形で主張を却下しているのは横に置く。 歳を重ねれば当たり前な事であっても、 特にここ最近の会話の少なさは ピスティオ達を羨んでいたくらいだった。
先走った怒りが収まると、寂しさが残る。]
(117) 2019/03/13(Wed) 00時頃
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―翌日 自宅にて―
[ヘイタロウの異変を知って、翌日。 もう開店時間だと言うのに、ピスティオは未だ 起きて来ない。
いや、起きてはいた。 ただ動けないだけで。]
いだぃ……っつ〜〜……なんで?何コレ!?
[両腕を押さえて寝床に蹲って居る。 良く見ると、筋肉が少しばかり盛り上がっている ような気もする。]
(118) 2019/03/13(Wed) 00時頃
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