人狼議事


252 Aの落日

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【赤】 常世倶楽部 アオ

[ 万年青は知らない。
 彼女がどんな子なのか。
 どうして飛び降りたのか。
 どうして、あんなきれいな笑顔を見せたのか。

 人から聞いた断片をつなぎ合わせても、
 つぎはぎの人物像は、熱を持たない ]

(*2) 2018/10/17(Wed) 11時半頃

【独】 常世倶楽部 アオ

/*

安住さんは自殺って決めて動いているけど、
事故も万年青による殺人もありえるように見えてるかな。
見えてたらいいな。

(-6) 2018/10/17(Wed) 11時半頃

【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
眼鏡組のあんやくかんすご

(-7) 2018/10/17(Wed) 13時半頃

【人】 共信の友 はのん

 ― 劇が終わって ―

 [蓮君に何があったのかはのんは知らないし、
  知ってたとしても別に何か変わるわけじゃない。
  だからはのんはいつもと一緒。
  相変わらず口がうまいなあって笑うの。

  「いつもより」って蓮君の言い方は、>>45
  はのんがいつもお化粧してるのがわかってる言い方で、
  そーゆーとこ、葛君と違うなーって思ったの]


  そだよー。
  舞台用の派手メイクだもん。


 [そう返事して、はのんは“いつもよりバチバチ”な目で
  にっこり笑うの]
 

(71) 2018/10/17(Wed) 13時半頃

【人】 共信の友 はのん


 [蓮君のカノジョちゃんは、
  記念写真にはやきもち焼かないんだって。>>46
  ホントかなあ? って思ったけど、
  約束してるんならまあいっかあ。
  あとで苦情を言われても、
  自分が約束したことには責任をとろーねって
  言えばいいもんねえ。

  蓮君の取り出した耳しっぽにはびっくりしたけど、
  ああ、アニマルカフェだったっけ、って
  はのんは笑ったの。
  耳をつけてれば安くなるんじゃなかったっけ?
  でも、もうじき店じまいだよねえ。ざんねん。

  せっかくだから付けよっかーってはのんは言ったの。
  だって、今日はお祭りなんだもん。
  似合う自信だってあったし。
  記念写真、にゃーってポーズを決めちゃう]
 

(72) 2018/10/17(Wed) 13時半頃

【人】 共信の友 はのん


 [目をぱちくりさせたら、
  蓮君の目もぱちくりしたの。>>47
  なにか驚くようなこと、はのん言ったかなあ?
  蓮君に過ぎったものは知らないまま。

  うん、いいよーってはのんは劇の再現をするの]


  「助けてくれてありがとう」


 [これくらいの短いせりふなら、
  はのんだって覚えられるの。
  目の前に立ってる制服姿の蓮君に、
  はのんはそう言ってお辞儀をするの]
 

(73) 2018/10/17(Wed) 13時半頃

【人】 共信の友 はのん



  「あなたが来てくれなかったら、
   私、きっとここから落ちてたわ。
   そうして、死んでたかもしれない」


 [一歩距離を詰めて、蓮君の右手を両手で取るの。
  ぎゅって握って顔を見上げて]


  「あなたは、私の命の恩人よ」


 [そう言って、にっこり笑ったら
  はのんの出番はおしまい。
  おしまい! って言って蓮君の手を離したら、
  超絶可愛い、なんて感想をもらったから>>49
  でしょー? って返したの]
 

(74) 2018/10/17(Wed) 13時半頃

【人】 共信の友 はのん


 [だけど、いつもはのんの言葉はよどみないのに、
  蓮君の一言に、珍しくちょっと詰まっちゃった]


  ……そう、かなー?
  ほら、はのんの出番、ほんのちょっとだったし、
  わざわざおすすめするほどじゃないでしょー?


 [それも確かに驚きポイントだったんだけど、
  だけど、一番驚いたのはそこじゃなかった。
  四十崎君がはのんのことを、
  誰かに好意的に話してたのが意外だったの。
  四十崎君は誰にでも優しい人だから、
  はのんの演技を公平な目で評価してくれたのかも
  しれないけど、
  わざわざそれを他の人に話したっていうのが、
  はのんはとってもびっくりしたの*]
 

(75) 2018/10/17(Wed) 13時半頃

【人】 共信の友 はのん

 ― それから ―

 [楽しかったお祭りもおしまい。
  終わってしまったら、待ってるのは後片付けなの。
  できるだけ簡単なお仕事をさがしたはのんは、
  校舎のあちこちに貼ってた宣伝ポスターを
  回収するお仕事をしてた。
  ポスターなら重くないし、楽チンだもん。
  他のクラスの様子も眺められるし、
  知ってる人を見かけたらおしゃべりだってできるから、
  はのんはのんびり廊下を歩いてたの。
  いつもみたいにお願いしちゃおうにも、
  安住さん教室にいなかったんだよねえ。

  悲鳴が聞こえたのはそんな時だったの。>>#2

  それは確かに、歓声なんかじゃなくて悲鳴だった。
  それから、叫び声]
 

(76) 2018/10/17(Wed) 14時頃

【人】 共信の友 はのん


 [校舎中が騒がしくなったけど、
  大きな声は、外から聞こえてくるみたいだったの。
  だから、はのんは窓から外を見下ろして、

  地面に広がる赤を見たの。

  助けてくれてありがとう。
  あなたが来てくれなかったら、
  私、きっとここから落ちてたわ。
  そうして、死んでたかもしれない

  思い出したのは、劇のはのんのせりふ。
  練習で、舞台で、蓮君の前で、
  演じてみせた、そんなせりふ]
 

(77) 2018/10/17(Wed) 14時頃

【人】 共信の友 はのん


 [物語の世界なら、ヒーローが現れて助けてくれるの。
 
  助けてくれてありがとう。
  あなたが来てくれなかったら、
  私、きっとここから落ちてたわ。

  だけど、現実の世界に、ヒーローなんていない。

  誰も助けない。
  誰も来ない。
  ――――……だから、落ちたの?**]
 

(78) 2018/10/17(Wed) 14時頃

共信の友 はのんは、メモを貼った。

2018/10/17(Wed) 14時頃


【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

―― 夕暮れ ――


[文化祭の細々とした雑用を終えて
 校舎を出たときには、すでに夕暮れでした。
 茜色に染まった校舎を背に、
 帰路に着こうとします。

 常ならざるざわめきに、眉を顰めました。

 人だかりに近づけば、地面に広がる赤が
 わたしの目に飛び込んできます]


  ――――っ、


[大きく、息を飲みました]
 

(79) 2018/10/17(Wed) 16時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



        「救急車もう行っちゃったの?」


  「3−Aの安住英子だって」


      「こわーーい」


           「え、生きてるの? 自殺?」


 「事故かもしれないよ」

 

(80) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[ざわめきに耳をすませば
 様々なうわさ話が、わたしの耳に飛び込んできます。

 いやいやをする子供のように
 わたしは首を振って、後ずさりました。

 そのまま、走り出します]
 

(81) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[気付いたときには、家の自室のベットで
 わたしは、ぼうっと天井を見つめていました。

 どうやって帰ってきたのか、記憶がありません。

 携帯電話を見遣れば、
 葛くんからのメールが1件。>>34

 吹奏楽部公演の感想が丁寧につづられた文面の最後に
 その文言はありました]
 

(82) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




        わたしの、せいなの……?


 

(83) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[くしゃりと、顔を歪めます。

 葛くんが、わたしを責めているわけではないというのは
 理性で理解していました。

 送信の時間から見て、このメールの文面が打たれたのは
 あの事件が起こる前であろうことも。

 そしてもちろん、
 安住英子が自殺を図ったという確証も。

 しかし、感情が追いついていきません]
 

(84) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[視界の焦点は定まらず、
 込み上げる吐き気に、口元を押さえます]


  ……気持ち悪い。


[わたしが? 彼女が? この現実が?
 答えは出ぬままに、思考は堂々巡りをします。

 もしかしたら、という仮定が
 ぐるぐるとわたしの頭を占領していました。

 そうして、わたしは眠れぬ夜を過ごしました]
 

(85) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[窓の向こうが白ばみはじめた頃、
 敬語で綴られたメールを、
 わたしは葛くんに送信します。 

 それは、懺悔だったのかもしれません]
 

(86) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

─────────────────
To 葛 九十九
From 潮田 瑠璃
─────────────────

ひどい言葉を、
英子ちゃんにかけてしまいました。

わたしが、彼女を追い詰めたのかもしれません。

─────────────────

(87) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



  ……行かなきゃ、学校に。


[ふらり、とわたしは立ち上がりました]*
 

(88) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

―― 朝 / 3−Aベランダ ――


[物悲しいホルンの音色が、
 校舎に響き渡ってゆきます。

 ホルンを吹けば、この動悸もおさまるはずだと。
 わたしはそう思っていました。
 しかし、胸をかきむしるような罪悪感と嫌悪感は
 この身から消しようがありません。

 まさかわたしのホルンが誰かを傷付けていたなんて。
 考えたこともありませんでした。

 あの血だまりを思い出すと
 「ホルンと出会わなければよかったのでは」などと、
 そんな考えすら頭によぎるのです]
 

(89) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




    「そうやって
     ホルンを見せつけるように吹くの、
     私への当てつけのつもり?」


 

(90) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[それが、昨日の朝
 開口一番に安住英子が発した台詞でした。

 中学の頃から、わたしに嫉妬していたこと。
 
 どんなに努力しても、
 わたしにホルンの腕で敵わないことを
 中学時代ずっと悩んでいたこと。

 高校でも、楽しそうにホルンを吹くわたしが
 気に喰わなかったこと。

 捲し立てられるように言われて、
 わたしは言葉を失ってしまいました]
 

(91) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[わたしは、とても愚かでした。

 ホルンを吹き続けていれば
 いつかまた彼女と仲良くなれると、
 そう思い込んでいたのですから。

 なんて、なんて愚かだったのでしょう。

 まさかわたしがホルンを吹くことで
 彼女を傷付けていただなんて]
 

(92) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

[そんなこと、微塵も考えていなかったのですから!]

(93) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[文化祭の吹奏楽部公演を
 葛くんに誘われたことを口にしたあと、
 安住英子はわたしに呪いの言葉を投げ掛けます]
 

(94) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




     「今日の演奏、失敗しちゃえばいい」


 

(95) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[ぷつん、と何かの糸が切れる音がしました。

 だからわたしは、
 去りゆく安住英子の背に
 あの言葉を投げ掛けてしまったのです。

 その行為を、どれだけ後で後悔するかも知らずに]
 

(96) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




          「酷いよ」


 

(97) 2018/10/17(Wed) 17時頃

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