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[ 誰かが、救急車を。と叫んでいる。 言葉未満の悲鳴をあげる者がいる。
私はただ、その騒動の渦中で、 安住英子だ。と、小さく呟く。]
(16) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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[ 確かにその時、私の心を満たされた。 親愛なるA子。その瞬間だけは愛しいあの子。**]
(17) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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――自販機の前にて――
[ごとん、と落っこちるペットボトルの音。 それがやけに現実っぽいのに、目の前で俺を見ている男の現実感がないのは、俺にとって「こういうこと」が今までなかったからだろう。と理解は追いつく。
今までガラス一枚以上>>1:424の距離を、ダチ以外とは置いてきたのだから。 それはそれとして、感情が制御できるかといわれれば、否だ。
相手も相手でカチンと来たらしく(それは当然だろう)、あんたのほうがよほど、というから、鼻で笑ってやった。]
(18) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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/* にゃー。*が打たれたから終わったかなと思って投下したら、まだ黒江ちゃんのターンだった……ごめんなさいいい。
(-2) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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うるせぇんだよ。話しかける方が悪い
[何様だ、と逸らそうとして、まっすぐ見つめてくる目がそれを許さないような気がした。 ペットボトルを拾い上げる間に逃げてしまえばいいものを、ご丁寧にその様子を見下ろして、また、合う視線を逸らせない。>>426]
あっそ…… なんだ。陰口でも聞いたか。 二年でやめたっつうの
[お前が入る前のことだ。と俺は過去のことを語る。 だからお前には関係ない、と一線引こうとはするのだけれど、どうもこの一年には通用しないらしい。まっすぐに、ただ――まっすぐに、こちらを見つめてくる。
縮まる一歩を、突き放すこともできずに固まっていた。 次に来るのはなんだ。 「サッカー部の恥さらし」も「ガラが悪いっていわれる自覚あるのか」も聞きなれた。 何が来ようが痛いだけで、死ぬほどじゃねえよ。 そう思っていたのに。]
(19) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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……は。
[投げかけられた言葉は――]
(20) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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[……あ、死ぬ。と思った。 喫茶店に入り損ねたのも痛かったが これはもっと痛い。 火傷が再度爛れて落ちそうなくらい、痛い。]
(21) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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なんで俺が。うまくなりてえなら別の奴に頼めよ。
[致死の言葉を、平然とした顔で吐くものだから、俺は思わず問いかけていた。 そうじゃない。そうじゃない。
「嫌だ」の一言で済む話なのに、冷静に「誰に教わればこの一年が伸びるか」を考えた俺は死ねばいい。 一瞬戻ってきた「サッカー」への想いと、目の前の現実とがあわさって、わけがわからなくなる。
嬉しいのか。 悲しいのか。 怒っているのか。
……混乱したまま、俺はじろりとふてぶてしく映る後輩を見る。そこには――
もうなくした「サッカー」への情熱があった、 うまくなりたいと想う心があった、 ……ような気がして。]
(22) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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[そんな後輩の様子に、やっぱり俺は 「過去の俺」の姿を見て、猛烈に焦がれ、死にたくなるのだ。]
(23) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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……………………考えねえし、いらねえ。バカか。
[落ちてシェイクされたカフェオレを差し出される。それを苦々しい顔をして見下ろしただろう。 嫌いじゃないが、受け取るわけがない。]
チッ……。 覚えとけ、辰巳刀流。 脱落者に関わっててもサッカーはうまくなんねえんだよ 教えてもらいてえならてめーのセンパイに聞きな。
[覚えとけ、というけれど。 何を牽制しているのかわからないまま。 むしろ、見ないようにしてきたコイツの存在を「覚えさせられた」のは俺の方だろうに。
フルネームで呼んで「お前のことなんか知ってるわ」と示しておいた。 ひどい喉の渇きを覚えながら、 俺は何を買うこともなく自販機を後にするだろう。 そろそろ文化祭も終盤だ。]
(24) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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[――俺は校門へ向かいながら、携帯を手にとった。*]
(25) 2018/10/17(Wed) 00時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/17(Wed) 00時半頃
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/* ここで俺がサッカーの秘伝奥義的なものを辰巳に教えたらたいへんそれっぽいのでは #何が
(-3) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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―文化祭当日:新聞部―
[ 元々そういうやつ>>1:423 はたっとしたように息を止めた。
蘇るのはかつてのやりとり>>0:681>>0:747>>0:748 あの言葉はあの微笑みの意味は>>0:750 ]
二人とも、楽しそうだね。
[ たった一言、ここにはいない黒江さんを含めて 万年青君に向けて残した ]
(26) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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[ 間も無くして彼は部室を出ていった>>1:427 暫く立ち尽くして一冊を握り締めるしか出来ない。
それでもここに残っていたって何も出来やしないだろう。 体育館に戻ろう。それだけを考えた。
その間になされていた会話>>1:433なんて 何一つ知らなくて。
潮田さんの通知>>1:400を確認する。 各務君ことキミコとのやりとり>>1:419を 思い出しながら返事を打つか、 いや、また明日に今まで通り 待ち合わせれば良いかと考えた ]
(27) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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[ でもキミコの目隠しは今こそ欲しかった。 こんな文章見る前の自分に戻りたい。
理不尽な事を願いながらも、 「ソロパートかっこよかったよ」と 褒めた後輩の顔も思い出して、 同時にカフェオレ飲みたいから辰巳君に頼もうか。 それならアートを見てから感想も添えてなんて
色々な事を考えながら廊下を歩いていた時だ ]
(28) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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[ 叫び声>>#2が聞こえた ]
―――― え?
[ 走る。
騒ぎに駆けつけた時には人だかり。 混乱に興じる中>>16、誰かが被害者の名前を呼ぶ。
目を見開いて、一冊を見下ろした。 それから口元を押さえて、後退する ]
安住、……さん?
[ たった、名前をそれだけ呼んで。 救急車をと叫ぶ声に反応すら鈍いまま 幕が降りて、また新たに始まった何かを 恐れるように立ち尽くしていた ]**
(29) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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[メールは一件のはずが二件に増えていた。 返しづらいメールに、更に返しづらいメールが増える。
四十崎への返信が先に来るのは、 単純に女子相手と男子相手では肩の力の入れ方が違うから、 であることを念のため添えておく。
それはそれとして喧嘩した、ときいた、>>1:395と四十崎からのメールには書いてあるが、あいつはそれを一体誰から聞いたんだろうと思う。 洋次郎から聞いたのと他人から聞いたのじゃまた違うだろう。
「蓮君とくらいちゃんと話しなよ 友達だろ」
という言葉に、そっかあ、そうだな、と、四十崎と俺との間にあいた距離を感じる。 でもそれは、痛いだけであって、死にはしないし、こうして心配するようにメールをくれるだけでも、十分奴からの気持ちを感じるので。 軽く溜息をついて、あいつにこう返しておいた。]
(30) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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───────────────── To 四十崎 From 葛 ───────────────── 吹奏楽部のは俺も聞いた。 潮田の演奏が綺麗だったな。 あれなんだっけ。ラピュタ? あいさきがたのしーなら、いーや。
俺はたのしーかたのしくねーかでいえば たのしくはねーな。 いっとくけど先に怒り出したのよーじろーだし。 俺は3年B組に入ろうとしてヤメただけだし。 そこらへんは まじで ごかいなきよう。 [困ったような顔文字が添えられている]
機会があったら 怒った理由でもきーといて。よーじろーに。 じゃ、バイバイ ─────────────────
(31) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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[我ながら冷静に返せたと思うんだ。 思うから、画面向こうの四十崎よ、ゴメン。 「話聞いてみる」と返せなかったのは許してほしい。
俺もキレた洋次郎を見て抱いた「怒り」と「安心」と、よくわからない「■■」を何と形容してどんなツラして会えばいいのかの答えを探している最中だ。]
(32) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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[それから、ようやっと。 俺は潮田へのメールに手をつける。
はじめて来るメールなのに、心躍るどころか、ざわめきばかりが胸にうずまくのは……何でだろうな。
「朝、英子ちゃんから聞きました」
その言葉を見て、俺は朝見かけた安住が潮田と何か話していたのではないかと直感する。 俺はバカなのでそのまま――……そのまま、メールで聞き返してしまう。]
(33) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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───────────────── To 潮田 From 葛 ─────────────────
いらないお世話だったらすみません。
吹奏楽部の演奏、ホルンのところだけ聴けました。 三重奏? いい音でした。
安住とはうまく話し合いできなかったのですか 朝、変な顔をして走っていく彼女を見ました ─────────────────
(34) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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[何が、あったのですか と、それは添えないで、そのまま返信ボタンを押す。 随分とメールをつくるのに手間取っていたようで、傾き出した斜陽があかあかと校舎を照らしている様を、俺はぼんやりと見上げた。
……。 …………。あれは。
3階と4階の間の窓が開いている。 そこから身を乗り出した姿に、見覚えがあった。 ああ、あのままじゃ落ちる。落ちる、という思考が、あとから追いついた。]
(35) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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――あ、
[待て、という言葉も置き去りに俺は走り出す。 なにしてんだ、バカ。 最近話してないと思ったらなんで。 そういう思考は、全部後からおいついてきた。
もうちょっと。もうちょっとで、間に合う。 頼むから間に合え。そう、思うのに。]
(36) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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[――ズキンッッ]
(37) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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い゛ッ……?!
[よりにもよって、ここで火傷の痕が疼いた。 伸ばした手は何にもつかめやしない。……間に合わない儘。
……落ちて、潰れゆく「ソレ」と、目があった、気がした。]
(38) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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『このまま逃げ出せちゃえば、いいのに』
[朝の陽射しを見上げながらお前は語っていた。忌々しく朝を呪いながら、どこまでも眩しそうに空を見て、なき笑うように俺に振り返り、]
(39) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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[―― Aの落日。]
(40) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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………… 安住ッッッ!!!
(41) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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[叫んだけれど、 次に俺が「俺」であるという意識を取り戻すのは、赤い血溜りが冗談のように広がった後。 悲鳴と、恐怖が渦巻く中に、我に返る。
走ってきたからなのか それとも、別の何かが原因か ペットボトルで冷えた右頬に、つうといやな汗が伝う。背中にシャツが貼りつく。
やまない悪寒に背筋が震え、 切れ切れの呼吸を、生きるためだけに吐き出す自分を自覚した。]
(42) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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ふざけんなよ、お前
[それは残されるものに「選ばれなかった」とつきつける呪い。
魔女が仕掛けた悪意の結果かどうか、 誰の掌の上かなんて、
落伍した俺には知ったことじゃないが 救急車を、と呼ぶ声で、 自分の手の中に携帯があることに気づき、静かに、それを持ち上げた。]
(43) 2018/10/17(Wed) 01時半頃
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