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― 回想・黒江先輩 ―
[ 興味がある人間のカタチ>>4に、 俺の顔から軽薄な笑いが一瞬消える。 頭の中に、あいさきくんが言ってたことが浮かぶ。
『ほどほどにしときなよ。>>0:439』 そう言う風に見えていたのか、と今更ながら知った。 ]
[ 憤ろうとして、諦めた。 目の前に居るのは彼じゃない。別の人だ。 八つ当たりをするなら当人がいい。別の誰かじゃダメだ。 けれど彼女の目にもそう見えているんだろう。 代わりにまた目を細め、性格悪い、と揶揄した。 ]
顔の話じゃない。表情の話。 ……ふうん?俺は好きだぜ。隣同士。 その方が親しくなりやすい気がするから。
(102) 2018/10/17(Wed) 19時半頃
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[ 隣り合って話すのは好きじゃ無い、は、>>5 遠まわしな拒否だろう。 他人に踏み込むくせに自分には踏み込ませないつもりだろうか。 そういうの、フェアじゃ無い。 線引きの様な机を拒絶に構わず越えて、 椅子を引き、机に置いたコーラのプルタブを開けた。 ]
それで、あの人のこと、どう見える?
[ 再度聞けば、嫌いじゃないと彼女は言う。 春の日に聞いた言葉>>0:132が、頭の中を去来する。 知ってるぜ、そういうの。 机の上に肘を置き、頬杖をついて目を細める。 ]
(103) 2018/10/17(Wed) 19時半頃
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その顔。好きでもないんだろ。 俺はさ。子供の頃から知ってるし、好きだよ。 けど、俺じゃダメなんだよな。 何も話してくれない。 そのくせ、たまに縋るような目で見るんだ。 だから構いに行ってんのに、やっぱダメでさ。 どうせ、あいつにも同じようにしてんだろ。
[ あいつが誰か聞かれたら少し黙って、 3年の不良、と不愉快そうに言っただろう。 ]
誰でもいいくせに、誰もヨくないんだ、きっと。 ……恨みなんか無いし、憎んでもいない。 だけど時々、たまらなくなるんだよ。 俺のことで傷つけばいいのに、って、たまに思う。 ……くだらないだろ?内緒な。
[ 人差し指を口に当てて、秘密の共有を強請る。 ]
(104) 2018/10/17(Wed) 19時半頃
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なあ。こんな話、面白い? よくある話だろ、こんなの。 俺より入間の方がよっぽど面白ぇけどなあ。 [ 教師に恋するあまり、ストーカー的行為を行っている、 クラスメイトの名をぽろりと口にする。 哀れな子羊を差し出すことになるとは、 気付かないままに。* ]
(105) 2018/10/17(Wed) 19時半頃
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[ 『打ち上げカラオケ、予約してくるね』 入間がそう言って、教室を出て行く。 先生に見つかりにくいところか、 あるいは先生に強請って予約の電話をかけるんだろう。 教室内に片付けなきゃいけないものは多い。 緩慢な満足の中、温い談笑を交わす教室。 悲劇を聞いたのはその場所でのことだった。
電話をかけにいった入間が教室に飛び込んでくる。]
(118) 2018/10/17(Wed) 21時頃
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『三年が落ちたって!』
(119) 2018/10/17(Wed) 21時頃
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バーカ、受験生に滅相なこと言うんじゃ…… って、え? マジ、か?
[ 反射的にツッコんで、 あまりにも切羽詰った表情に言葉を切る。 ざわつく教室、野次馬に踏み出す同級生。 さざなみの様にこの教室にまで話が流れてくる。
3年 女生徒 階段からじゃないかって 飛び降り? 誰かが落としたんじゃ
事実や空想を交えた噂話。 部活に所属してない3年生を、 知っている2年はそういなくて、 名の知らぬ3年の女生徒は誰だろう、なんて、 知っても知らなくてもどうでもいいことでざわつく。 わずらわしくて、俺は溜息をついた。]
(120) 2018/10/17(Wed) 21時頃
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シラけるなあ。文化祭、楽しかったのにさ。
[ 打ち上げに行こうって盛り上がってたのに。 迷惑な三年だな、と思った時だった。 血相を変えたクラスメイトが教室に飛び込んできて、 俺の名を呼んだ。]
(121) 2018/10/17(Wed) 21時頃
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『各務!落ちたの、お前が懐いてた先輩だ!』
(122) 2018/10/17(Wed) 21時頃
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は?
[ 世界が色を変えた気がした。 持っていた暗幕をその場に落とし、 俺の身体はふらりと扉に向かう。 1、2、3、歩数は増えるほどに大股に早足になり、 周りが見えない程に駆け出した。 きっと俺の顔は蒼白になっていただろう。 ]
スンマセン、通して!
[ 野次馬を掻き分けたくても時間が時間だ。 出遅れた俺は人の生垣に阻まれて近づくことが出来ない。 窓はムリだ。舌打ちをひとつ。 一階に降りて再び人の群れの中に飛び込むが、 その姿を確認することが出来ない。 ]
(123) 2018/10/17(Wed) 21時頃
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先生!えーこちゃんが落ちたって!
[ 生徒を宥めている教師の一人に食って掛かれば、 「落ち着け、各務。深呼吸しろ」と宥められる。 ]
落ち、着けるわけ、……、〜っ!
[ ない、けど。 落ち着かなきゃいけないんだろうと、 教師の言葉に冷静さが少し戻る。 拳を握り締めれば、爪が肉に食い込んだ。 その痛みを感じながら、二度深く息を吸って吐いた。 ]
先生、大丈夫。教えて。
(124) 2018/10/17(Wed) 21時頃
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[ 改めて、状況を知る。 落ちたのは確かに安住英子だということ。 まばらに生徒が覗いている窓のどこから落ちたかは、 今は未だわかっていないこと。 彼女は今しがた、救急車で運ばれたということ。 教師は俺の肩を叩き、同情するような目で諭す。 『今日は全員下校しなさい。 放送ももうすぐ、ああ。今だな。かかってる。』 予測していない"事件"に生徒を騒がないように、 という措置なのだろう。 素っ気無い帰宅を促すアナウンスが学校内に流れた。 ]
(125) 2018/10/17(Wed) 21時頃
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[ 教室に戻ると担任がいて、放送と同じように帰宅を促す。 片付けは今日は良いから、という。 固い表情のまま鞄を手にすると、 クラスメイトの女子が心配そうに話しかけてくる。 言葉はわかるのに、何を言っているのかわからない。 ]
ありがと。俺は大丈夫。
[ 表情だけでなんとなく意味を読み取って、言葉を返した。 俺たちは集団下校のようにぞろぞろと廊下を歩き、 校舎を出て行く。 先ほど近くにいた落下地点であろう場所には、 ブルーシートが敷かれていて、なんだか生々しい。
『打ち上げ、キャンセルしようか』
皆も興がそがれたんだろう。 そうだね、と同意する声たちに頷く。 微妙な空気の中、文化祭の一日が 太陽と彼女と共に沈んでいった。* ]
(126) 2018/10/17(Wed) 21時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/17(Wed) 21時半頃
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/* はのちゃんの>>1:411が好きだなあ って言いそびれたので今ぼやいとく
(-22) 2018/10/17(Wed) 22時半頃
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― 文化祭翌日 ―
[ まんじりとした夜を過ごし、 本格的な微睡みが訪れたのは夜明け前だった。 そのまま惰眠を貪ってしまいたかったが、 母の怒鳴り声と毟り取られた布団に願い叶わず、 敢え無く重い身を起こし登校することとなる。 掲示板>>149の前には人が群がっている。 人の頭の後ろから見ても文字は読めず、 眼鏡を取り出してかけ、見出しを読んだ。]
……仕事の早いことで。
[ 口々に囀る噂話は憂さ話にも似た好奇心。 知りたいという欲求を顕わにする人の群れに、 あの人の言葉>>4が思い浮かんだ。 ]
(193) 2018/10/17(Wed) 23時頃
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……。
[ 恨んでいるわけじゃない。 他人を追い詰めるのが上手い。 ここにいる誰もがその因子を抱えているんだろう。 読み終えたか興味を失ったか、 はたまた忌避感を覚えたのか。>>171 去っていく人の群れの中に俺も混ざる。 詳細な文章は、読まなかった。 ]
(194) 2018/10/17(Wed) 23時頃
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[ 普通に登校するのもしんどいのに、 全校集会>>#5ともなれば校長の声は余計に眠気を誘う。
くあ、と堪えきれない欠伸を口で覆い隠した。]
(195) 2018/10/17(Wed) 23時頃
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[ 『 ―――…に』
白昼夢、とでもいうのだろうか。 在る筈の無いものをまた幻視してしまいそうで、 軽く首を横に振る。 これで何十度目になるだろう。 妄想の中の彼女は恨みがましい目を俺に向けて、 小さな口を動かして言う。 『たすけてほしかったのに』と。
只の妄想だ。――…わかっている。 ]
(196) 2018/10/17(Wed) 23時頃
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[ 隣のクラスメイトが俺の袖を引いて尋ねる。 『だいじょうぶ?』と。 俺は少し笑って、「大丈夫」と答える。 俺は心配されるような人間じゃないから、 大丈夫だよ。* ]
(197) 2018/10/17(Wed) 23時半頃
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― →ゴミ捨て場 ―
[ 全校集会が終われば教室に戻り、 昨日の続きの片付けが始まる。 オバケ屋敷のセッティングはゴミも多く出て、 大物を担いでゴミ捨て場へと赴く。 途中、視界の端に何か居る気がして、 視線をそちらに向ける。 ]
犬?>>0:477
[ 動物は嫌いじゃない。 その場にしゃがんで荷物を置き、手を差し出す。 ]
(207) 2018/10/18(Thu) 00時頃
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お前、どこから来たんだ? 野良犬にしちゃなんか……迷い犬か?>>0:478 チッチッチ、こっちおいで。
[ 警戒しつつ、それでも腹がすいていたのか何なのか、 犬はちょこちょこと俺に歩み寄り、 指の匂いを嗅いで舐める。 撫でてやれば気弱そうな声で鳴いた。 脇に手を差し込み、抱き上げる。 ]
(208) 2018/10/18(Thu) 00時頃
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何か食べるもんありゃいいけど、 すまんな。今は持ってないわ。
[ 胡坐をかいて座り、懐の中に入れるように抱く。 大人しい犬を撫でながら、一人ぼやくように呟く。 ]
いつから学校にいたんだ? 昨日……、
[ 文化祭の来客と一緒に入ったのかと言いかけて黙る。 ]
おまえは見てたのかな、昨日。 ……。俺のせいかな。
[ 犬を撫でながら、思う。 彼女がもし自分から飛んだなら、 俺のせいなのかな、と。 そう思ってしまって、手が止まった。]
(209) 2018/10/18(Thu) 00時頃
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[ 気が進まないことはしたくないが、 あの日、彼女を抱けばよかったんだろうか。 誰かに、というより、 自分から、の方が想像しやすいのは、 何故だろう。 ]
……。
[ もし、自分から飛んだのなら。 終わりたいと願ってそうしたのなら。 そのまま死んだほうが、 彼女は幸せなんじゃないだろうか。 ]
(-31) 2018/10/18(Thu) 00時頃
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[ くぅん? 問うように犬は鳴き顔をあげる。 我に返って、犬をまた抱き上げた。 ]
ちょっと待ってろ、何か持って来てやる。 また会えたら、だけどな。
[ 犬の鼻先に自分の鼻を当てて、小さく微笑む。 地面に犬を置き、荷物を持って立ち上がった。**]
(210) 2018/10/18(Thu) 00時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/18(Thu) 00時頃
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/* 私は基本的に自殺しましたがしねませんでした、はかわいそうだなあと思うので、しねたほうがいいだろうねえ派なのです。実は。 生きてて欲しいなんて人のエゴでしかないのよ。
(-32) 2018/10/18(Thu) 00時頃
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― →ゴミ捨て場 ―
ほの先輩。
[ その人の悪意>>272など知らず、立ち止まる。 地面に落としたゴミ袋に視線を向けた時、 その言葉>>274は放たれた。 逃げるように犬が繁みの中に消えていく。 ]
本当……いい性格してるよな。
[ 少し笑って返すのは、いつか言ったのと似た言葉。 あの時の表情とは違い、困ったような、 泣き笑いの様な顔で、そう言う。 ]
(283) 2018/10/18(Thu) 21時半頃
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― 回想・黒江先輩 ―
はは。……、昔は。 あんなじゃなかったんだけどな。
[ 同じだと、彼女は言う>>183から、少し笑って。 昔を懐かしむ。ほんの少しだけ。 くだらないと聞けばおもしろいと彼女は言う。>>184 ]
うじうじしてるように見える?俺が。 まあ、そうか。 いい加減、やめたほうがいいんだろうな。
[ 三年が卒業を迎えるまで1年もない。 これから更に受験に忙しくなるんだろう。 あいさきくんもほどほどにしなよと言っていたし、 俺は、離れた方がいいんだろう。 たとえ彼女が良くない道にいくかもしれなくても。 自分じゃ歯止めになりやしないんだから。 ]
(284) 2018/10/18(Thu) 21時半頃
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[ 本音の混ざる彼女自身の話に、呆気に取られる。 >>186 一層細められた目。 楽しい、というように見えもする言葉。>>187 眼鏡の向こう側の表情に少し見蕩れた後、苦笑した。 ]
あんた、本当……いい性格してるな。 人生つまんないんなら、 自分でつまらなくないようにしろよ。 少しくらいなら付き合うぜ?
[ 嫌がらせ半分、横髪を一房とろうと手を伸ばす。 手に取れたなら少しばかり弄んだだろうし、 避けられたなら机の上に手を戻しただろう。 ]
(285) 2018/10/18(Thu) 21時半頃
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も少し用心しろよ、ほのかサン。 密室で男と二人、何もされない保障はないぜ?
[ からかいの混ざった言葉を口にして、席を立つ。 一時距離は近くなるが、何をするわけでもなく。 プルタブを開けたコーラは机に置き去りにして、 出入り口に向かう。 ]
少し喋りすぎた。 もし誰かに言ったら、……
[ 振り返り、じっと彼女を見つめた後、 黙ったままふっと笑みを浮かべる。 具体的なことを言わない牽制を投げかけて、 視線を戻し、扉を開けてそのまま出て行く。 彼女がそれに何を思うか。 さほど気にすることも無く。 *]
(286) 2018/10/18(Thu) 21時半頃
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― 現在、ゴミ捨て場付近 ―
望み通りか、まだわかんねえよ。 けど、やっぱ自殺かな、あれ。
[ 少し、息を吐く。 寝て起きて一日経ってしまえば少し気持ちは落ち着き、 ショックではあったが自責の念は薄い。 こんな自分は彼女の退屈しのぎにならないかもしれない。 新聞にざわめく生徒たちを思い出しつつ、 表情をじっくりと眺めながら、口を開く。 ]
おもしろい?ほのかさん。*
(287) 2018/10/18(Thu) 21時半頃
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