251 洋墨と躍れ、心の随に
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[心なるものを揺らすのは、 何より人の抱ける精神である。
その黒水晶を滲ませる苦悶を>>295、 細い首の内側に押し込められた言葉を>>296 正しく表現できるのは彼だけだ。
嚥下された感情。 惜しむようにも、紫菫は細められる。 ──── 変質の燃えるような軋みの中で]
(333) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[刺し貫かんと迫るその焔十字へと、 進み出るその姿に僅か目を瞠った>>299]
…… っ、何故
[と、問う迄もなく。 血に塗れた彼の手が、十字を握る手に重なる。 それは、ひどく冷たかった。 もとい、人らしき温もりが欠落していた。 視界が一挙に、翳る>>300。]
(334) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[間近に見据えた黒水晶。 零れる無の色に目を惹かれた。
吐息も混じらぬ、血塗れの言葉。 掠れた音のその裏側がどちらであれ、 私は薄っすらと微笑んだであろう]
(-210) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[彼方で響くコトダマも、 最早、遠い出来事のように思えた。
警告めいた、声が響いた>>317]
( ジョン、────…… )
[呼ばわる、その名は。 男が男に与えた名の、そのひとつ。 誰かが実際にその響きをもって 男を呼ぶ事のなかったそれであるが。
言霊は力を持つ。 “アンティ・クリマックス”は そのひと言で実在を証明できただろう]
(335) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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─────。 ...きみがそうしたいのなら、ぼくは何も言いませんよ。 ぼくは命じられて”与えられた場で” 自殺する人物でもなかった。
ただ、分からなかっただけだ。
(336) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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ぁ、が ッ ──── 、 は っ
[落とされた夜の帳。 漆黒めいた影が薄い背へと突き刺さる>>301。
ざり、と石畳を踏めど、 踏み止まる事も叶わなかった。
彼の身を貫いた十字剣を握り締めた侭、 ぐらり、と身を傾がせて。 唇が吐き出したのは赤橙の洋墨。
──── そうして、悟った]
(337) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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…… ふ、 ここ まで か、 な 、
[口一杯に広がった洋墨の味に顔を顰めて。 左手で、胸を貫いたその黒髪を撫でた。
《核》を貫かれた身が淡く霊子を霧散させ始める]
(338) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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....。 そして、 ぼくがぼく自身を”今度こそ” 許せるようになりたかっただけだ。
────しかし、きみもばかで、もの好きだ。
(-211) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[後悔の残る声色を前に、 ほんの少しだけその声の温度をこう、 感じたかもしれない。
────”生緩くなった” と。]
(-212) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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だけ ど、 最後に、ひとつ、謳わせてもらおう、か
[揺らぎ始めた輪郭が、最後の光を帯びた]
(339) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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野の百合、空の鳥
(340) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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野の百合を見よ 空の鳥を見よ
私達は思い煩う事ができるが故に 明日への不安を覚えるのだ 人は不安を覚えるにおいて 確かに他より優れていようが
──── 故にまた忘るるなかれ 野の百合の如く生きることを 空の鳥の如く生きることを
(341) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[後世においては他より知名度は高くはない、 男の宗教的著作『野の百合、空の鳥』]
( 世界とは不条理である。 だからこそ、人は不条理なる神に 縋らずしてはいられないのだ ──── )
[その題からも分かるように、 それは聖書のくだりを引用して書かれている。
宗教は、時に理性を超越する。 感性的なるもの、倫理的なるもの、 そのふたつの上に宗教的なるものを 男が置いた理由はただ単に。
男がキリスト者であったからだろうか ────]
(342) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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( …… 生きたまえよ きみ達は神によって見守られている
亡霊によって脅かされるべくはない きみ達の生は尊いのだ )
[閉ざされゆく夕映えに、 焔の如く羽搏く鳥達の姿があった。 赤橙の煌きは石畳の街へと。
書霊によって脅かされようとしている 人間の姿があるならば、 彼らの上に光を投げかけるだろう。
それはただの一度、 彼らを守る加護となろう]
(343) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[そうしてまた、 輝くように斜陽の光を弾いて、 ばら、と胸より赤橙の文字がぶちまけられる。 石畳を外れ、野に転がり落ちたなら。 溶け入るように秋草の中へと消えていく。
ややあって。 季節外れにも咲き乱れたのは 純真の白を纏った百合の花々]
(344) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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ニコライ、ジョン それから、見も知らぬ無辜の霊達 なにものにも染まるなかれよ
野の百合の如く綴られたきみ達は きみ達で在る事に意味がある
[一陣の風がその花弁を巻き上げる。 丘の上に舞い上がったその白百合の花弁。 その香りは辺りを包んだ後、 丘を下って石畳の街へと降り落ちるだろう。
その霊性を脅かすもの。 例えば、属性を“書き換える”ような 攻撃に対する耐性を与えよう]
(345) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[震える手を、そっとその白皙へと伸ばした。 その頬に触れたなら、冷たく濡れたその無色を 拭う事はできたであろうか]
…… 絶望の果ては己の中にしかない
世界を書き換える事で きみを取り巻く環境は変わるだろうが
きみがきみの絶望に対して出す答えを 私は見てみたいと思う ね ……────
(-213) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[霊子を繋ぎ止める術は失われ。 金糸と、紫菫の衣装が淡く揺らいだ。
輪郭が崩れ、霊子の霧へと融けながら]
…… 神よ、世界は不条理だ
されど、それ故に 私はあなたを今も信じている
(346) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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すべては あなた の …… 御心の …… 許 に ……
[ばさり、と舞い散ったのは紙片であった。 変質した洋墨に塗れて、 最早、何が書かれているのか、 判別もつき難い有り様であり。
その本体となった書は、黒糸に貫かれ、 ぽっかりと大きな穴を空けていただろう ────**]
(347) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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そう、だけど、もう... ぼくはあなたにこれ以上は、『何も言いませんから。』
(348) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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[そう言い終われば硬く瞳を瞑ったすえの、 それでもほんの少し成立された契約に、 戯れに向けかけようとされた銃口は 結局終ぞ、腕を解かれることすらもなく。
>>305>>306語られたものの果てに、 一刃、添えられた『結末』が風を切る音ころには そのあと全て、開いた瞳の中に観測していた。]
(349) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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[>>287
とん、と一歩を引いた足が、 見るつもりもなかった笑顔と鉢合っても それでも、『何を言わない』と言った戒めを とくこともなく、その顔を顰めるだけで────]
(350) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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( ...幸福とは、いったい何なのか。 )
(351) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 07時頃
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[うつくしく輝くエメラルド・カラーが、 夜に燦めくのに合わせて夕日が戻ってくる。 夜は明けた。
目の前にある姿がなくなり、 世界が開けた後、>>307再び金枝を手にし どこか<不快げにも>情感を帯びたような顔に 向ける興味は今は、なかった。]
(352) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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...”そうしたのなら”、
そしてこのぼくは、 きみが残そうとしたものを、 無意味に出来るというわけだ。
(与えられなくても、. ”もしそう考えていたのだとしたら”、..たとえば、 ”いつか不意に浮かんだ新しい考えのように” ピストルでズドンとこめかみに一発打ちこめば それで終わるかもしれないのだと言うのに。)
(353) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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/* なんてものをブン投げてるんだと云われそうだが。 やって、みたかった、落ち際に投げる加護。
宗教系のネタを出せるとは思わなかったので、 かなりの突貫だし粗もありそうでひゅってなってる。 「野の百合、空の鳥」は昔翻訳が出てたらしいけど、 今じゃもう手に入らないんだよ。 全集には流石に手が出せなくってさ。
(-214) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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[突然、可笑しげにも笑った。]
(354) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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は、は、は...
─────そうですね 「重荷を求めておきましょうか」
(今は、いつかのように。 あの<事件>でそう言われることもあったように。)
(355) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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/* 何はともあれ。 各方面に感謝を。 ラスト駆け足過ぎてかなり力技してる気がするけど、 怒られなければ良いなの心でお墓にダイブする。
お疲れ様でした。 見守ってます。
(-215) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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[──────>>345一度、吹き抜ける風に、 数秒前とは”気が変わったかのような”言葉と 踵を返そうとした。
無防備に、背を晒して。]*
(356) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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