68 熱砂の絆
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― 自室 ― [茶の準備、といっても。 侍女に茶と駱駝のミルクを頼むのだ。 王族である彼女は、輿入れのための手習いとしての作法は学んでいても、宮殿で自分で茶を用意することはない。 だが、身の回りのことに関して基本的には自分で行うことを好んだため、特定の側仕えはもたなかった。 この日も、準備を終えさせると、ありがとう、と労い休憩して良いとの旨を申し付け、其の場を辞するように促した。]
さあ。卵とか、鼠とか… 卵は貴重品だから、与えられないけれど。 自力で鼠を捕らせるにも、この中で離すのは困るな。
[大真面目に応えつつ。 蛇と熱い視線を交わすヨーランダの顔を見つめて]
(619) 2013/01/14(Mon) 21時半頃
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ねえ、ヨラ。 今度サラサへ行ってみようか。 あなたなら大柄だし、護衛になるだろうから。
[実のところ、女性一人でサラサまで行くことは良い顔をされない。 交易場所であるサラサには余所者の往来も多く、王族、しかもそれが非力な女となれば物騒なことになりかねない。 さらに言えば、己の身が危険なだけでなく、ジッドの場所を吐かされた場合、一族そのものを滅ぼすことになるかもしれないのだ。 同様の理由で―――部族の者は、一部の例外を除いて、この地より出て暮らすことを許されない。]
(620) 2013/01/14(Mon) 21時半頃
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[外に出ることも、国を開くこともままならない、だから外の者を招いて婚姻をする。 鎖国政策をはじめた初期の折、部族内での従兄妹婚等の血縁的に近い者との婚姻が増加し、代を重ねるごとにその濃い血は呪のように子を蝕んだ。 それを血が濁る、と呼ぶ。
だが、小さな部族内でも、一部の血統では白人の血を忌む者らもある。イザナの一族がそうであるように。 彼らにとっては、白人の血を入れることもまた、血が濁ることに他ならないという。 自分の血統はそのようなことはなかったが―――事実、ダンの母親がそうであるように、自分の父親は白人の妻を娶っている。
そう、現王家の、鎖国政策を堅持しながらも、この外の者らへの寛容さをまどろっこしく思う者らも確かに存在するのだ。 そして―――現王の末妹の血統を欲したのも、そのような純血思想のある者たちだった]
(621) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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― 厨房 ―
………で、部屋に戻って、ほとぼり冷めた頃に出たら あのお付きの…クアミとすれ違ってよぉ。 殺しにかかるくらいの勢いで、クワッ!と睨まれるしさー。 まぁ踏んだり蹴ったりだったわ。
[そんな雑談をしているのは厨房の中でのこと。 厨房の女たちは、仕事の合間に耳を傾けては、 やれイザナ様がお怒りになるのは珍しいとか、 クアミは過保護だからねぇとか、 思い思いに口を開いては噂の花を咲かせていた。
なお自分と恩人の不名誉になりそうな所は、 所々暈したり摩り替えたりしてはいる。]
(622) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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―ファラの部屋―
うーん。そうか。ここだと鼠しかないわけだが、放し飼いは無理だな。 私が自分で捕まえるか砂漠に離してしまうしかないか。
[飼う道が一つ途絶えた想いをもちつつ、とりあえず今は腕の裾の中に隠れてるようです。]
サラサに?いいけれど私はそこいっても大丈夫かな?
[自分が行商に紛れて入ったオアシスだ。そしてそこから迷い込んだ場所であったが、王族の女性同様…いや、それよりももっと外部の人間とて外に出るのを良く思われるはずもないための疑問。 とはいえ帰る場所もわからない身の上のものにはあまり関係ないのかもしれないが。]
(623) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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― 厨房 ―
[喋りながら手元では、駱駝の乳とバターと卵、 砂糖をたっぷりと入れたものを混ぜていた。 卵は貴重らしいが、少量であれば快く分けてもらえた。 話のネタの対価はこういう所に使われている。
混ぜた物を少し舐めると、過ぎるくらいの甘みが口の中に広がった。]
こんなモンかねぇ…。 よっと、んじゃコレ借りてくなー。あんがとさん。
[混ぜた物を飲み物を入れるような小さな壷の中に入れ スプーンと小皿一枚も借りて女たちに礼を言うと、 次に向かったのは、主にサラサや他の地から、 様々な物資を運び入れる荷の集まる所だった。]
(624) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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[そうして話していれば、来訪者が訪れる。 >>536>>537 イザナからの使いだと言うので、招き入れると、少年は両手いっぱいに荷物を抱えて入ってきた]
大丈夫? ヨラ、手伝ってあげて。
[手伝うように言い、少年がやっと荷を下ろしたところで、イザナからの伝言を聞き、目を丸くした。 頼んだことを忘れていたわけではない―――イザナはサラサに行かなかったらしいと聞いたので、わざわざ自分の願いを叶えるために人をやってくれるとは思わなかったのだ。 荷の中身は、送り主にらしい、とても繊細なセンスの良い衣服。 月明かりの色に似た銀の糸が織り込まれ精緻な刺繍の施された、動き易そうな服。 そして、なんと女性ものの緋色のドレスまで入っていた。]
(625) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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サラサに行かれるついでならと思ったのに、 わざわざご用意して下さるなんて。 私からは、何かできることがあれば良いのだけれど。
イザナさんに、素晴らしいものを頂とても喜んでいたとお伝えして。 近々直接お会いして、お礼を述べさせて下さい、とも。
[茶菓子に用意していた小麦粉を練ったものを、いくらか手渡すと、そう託を頼み送り出した。 その時は、このドレスを着ているところを見てもらおう。 そんな兄のように彼を慕う少女らしい一面は、今も変わらない]
(626) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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[坑道に白く浮かび上がるカリュクスの姿はか細く揺らめいて、暗闇の中の蜃気楼のよう。
自らの弱さを吐露して、快楽に溺れる浅ましさに失望して。
こんな運命に陥とし込んだ者を恨むのではなく、自分を罰しようとする繊細な魂。]
(-512) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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[抱き締めるではなく、ただ震える声を掌に掬う。]
欲や快楽や怯懦に流される自分を認めるのは、
ああ、 怖いだろう。
認めてしまえば戻れない ── 逃げられない。
(-513) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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[彼自身の声で行為をなぞられれば、緑の結界の中で切なく乱れて哀訴した姿がまざまざと思い浮かぶ。 唇で拒みながら、ねだるように蠢く媚肉。絡む腕。]
オレの目から見ても、 おまえは艶かしかった。
[すべらかな顔の輪郭をなぞるように指を滑らせる。]
甘く潤んで、締めつけて。
そうか、もっと欲しかったのか。 犯されたかったのか。
(-514) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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[潤む燠火のような薄紅の眸は、今にも砕けそう。]
それがおまえの本性、おまえの閨での正体だというなら、
オレは嬉しい──
と言ったら、おまえはオレを蔑むか?
(-515) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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[注ぐ眼差しは笑わず、咎めず。]
オレは本気だ、 レイ・ロー。
この腕で蕩けるおまえを抱きたい。 とことんまでおまえを乱れさせたい。
ともに、肉の歓びに溺れたい。
[あの場で望んだことを、自分も告白する。]
(-516) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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そもそも、交わりの快楽を穢れたものだと、はしたないものだと教えたのは、おまえに躾をした男か。 快楽を求めて身体を開くのは娼に劣るとでも?
馬鹿な。 歓びを感じることができるのは資質だ。幸福なことだ。
くだらぬ男の言う事を信じて、自分を貶めるな。
(-517) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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悦楽《幸せ》をこそ 認め、歓迎せよ。
[抱き寄せて唇を奪うと、そのまま舌で舐った。]
(-518) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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おや?ああ、わかったよ。
[イザナ。というとあの白人の王族だったかな。と思い返しながら、遣い少年>>625から片手づつ荷を受け取って、開けれるようにとファラの近くに下ろす。 伝言のほうは家族のやりとりだろうとさほど気には留めずにいた。 銀糸の精微な刺繍が施された服に緋色のドレス。頭を覆う布、靴。とあるがどうみても二つ分あるが自分の着せ替えようとは知らない。]
ありがとう。お疲れ様。
[自分からは遣いの少年をねぎらう言葉をかけた]
(627) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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[>>623 使いの者が帰ってから、その前の問いに答える。]
監督者、私が一緒ならかまわないだろう。 そして、私も護衛が一緒なら許可が出るだろう。
お互いにとって都合が良い。 逃げたりすれば、地の果てまでも追っ手がくるだろうけれど。
[あなたはそんなことしないだろう、と笑う。 同時にそれは、自分も逃れられないということだが、そこから意識を逸らすように、手元の衣服を持ち上げる]
ヨラに服を見繕ってくださるようお願いしてあったんだ。 着替えて御覧。
[嬉しそうにして、彼へとこの地方の衣装を差し出した。]
(628) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/14(Mon) 22時半頃
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/* >>621 素晴らしい設定回収ぶり。
(-519) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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ええ、気をつけますね ありがとう、ございまっ…
[治療の礼を告げようとしたら、フードの上からぽふりと心地よい圧力。 撫でられているのだと気づくのに一拍。 その手から、お風呂に浸っているときのような暖かい感覚が伝わってくるのに、一拍。 その暖かさが、内側からの熱へ変わるのに、また一拍]
あの…あの…シビル、先生…?
[ファラやフランシスカが幼かったころに、そうしていた記憶はあれど、そうされた記憶はすでに遠い。 どう声を返したらいいのか途方に暮れていると、シビルの言葉が続いた>>585>>586。 暖かいお湯に浸ったような心地が、一気に冷水のそれへと代わる]
(629) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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それ…は…かふっ! す、すみま…せ…っけほっけほっこほっ
[シビルの言葉。帰りたいのだというより、帰ることが当然なのだと疑わない言葉。 はっきりと実感する。自分は、この人を騙しているのだという事実。 伝えるべきだと言う思いと、それを遮るような咳の発作。 そして、それによって安堵している自分。自己嫌悪。 急に視界が暗くなるような錯覚に、咳の発作を差し引いても眩暈がする]
すみっ…ませんっ…けほっ すみま…せん…すみません…
[うわごとのように、咳の合間に口にする//]
(630) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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そんなものなのか……うん、わかった。 ジットの外は久しぶりだな。
[逃げたりすればというのは深くは考えずファラがいうならそうなのだろうと勝手に納得をする。 向けられた笑みに対してはいく目的地がないというように肩を竦めてみたところでファラによって広げられた衣服と]
ぇっ…
[自分のとは思っていなかった。変に低い声が漏れでて、衣装とファラとを交互にみて本気?とでもいうような視線を向けつつ、受け取った]
(631) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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うん、本気。
[視線には、にこやか笑顔ではっきりとそう応えた。]
イザナさんのセンスの良さは王国一だからね。 絶対似合うよ。
[親族のことを、少し誇らしげに言うと同時。 期待を込めた目で、早く着替えろというのだった。 男物ならば、そう着方が難しいということもないだろう]
(632) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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む…むぅ……
[着ること自体は駄目ではないが、こうして贈られるというのには戸惑いを抱いてしまう普段は掃除夫な記憶喪失者。]
私にはセンスとかよくわからないから羨ましいな。
[期待を込めた目に負けて、蛇君にはちょっとまっててもらうということで床に落としてから、着替え始めた。目の前で。 服を脱ぎ、しなやかに鍛えられている白い肌を露出させながら特に羞恥もなくお着替えしてる]
(633) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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/* そろそろ更新ー
さっきの連投、最後の1発言は反応を見てからにすべきだったか。もだもだ
ハニー相手だとつい手(舌)が出るるるる。許せ
(-520) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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/* ところでケヴィン・オスカーペアは毎晩だと!
若いですね。によによ
(-521) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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[堅く背に回された腕に、大きな声。 何時も大人しくしている小鳥には珍しいその挙動。
初めてと言って良い程、強く示されたのは 「逃げていいなんて言わない」という意志。
──ダンに対しての執着の表れとも取れる言葉だった]
(-522) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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[自分の内心を、恐怖を吐露して なおも、胸が締めつけられる思いに苛まれる。
否定されることへの、 軽蔑されることへの、恐怖。
嫌われるのではないかという、怖れ。]
(-523) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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[闇に沈む唇から、 あの日のことが語られる。
乱れた自分の痴態を、まざまざと思い知らされる。
その、同じ唇から―――]
…嬉し い ?
[同じ欲望の言葉を聞いた。]
(-524) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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/* むむ、他と絡むのが難しいなー。 イベントの事があるからこの時間帯は絡みに行き難いしなぁ。
まぁ相方と絡めばいいってのがあるから、 あんまり気にしなくていいんだろうけど…。
(-525) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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──そう、……か。
[しがみついてきた少女の背を強く抱きしめる。
顔を押し付けられた辺りが温かく濡れて、 ……ああ、泣いているのだと思った。
上手く言葉が継げない。
ダンを掴む指先は震えるほどに強く力が込められていると 気づいては居たけれど、離して欲しくもなくて、指先を 解かせる代わりに、彼女のつむじに口付けた]
(-526) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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