279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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/* アッ ログが きえた かきなおし
(-59) 2020/08/26(Wed) 00時頃
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ご入用が存在。誘導の介助。 現在地点は案内可能ですが、ロストされた目標地点はサーチいたしかねます。
貴方がたに負荷をかけることは本意ではありません。 誘導・介助要請、共に可能ですが、どちらに行いましょうか。
[>>78スプスプイは沈黙しているようだったが、声をかけると起動した。 しかし、命じられたご入用は難解だ。存在しない目標地点への案内。 いくつかの質問を投げかけていると、コータ技師と鉢合わせた。]
(87) 2020/08/26(Wed) 00時頃
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これは、仲が良いという状態でしょうか。 それは歓迎されるべき事柄です。
[コータ技師から関係性が提示される。ヒューマノイドに感情はなく、友好が存在するかは不明瞭であったが、不仲よりはいいことだろう。]
私は談話室に向かう予定でしたが、異音を察知しこちらに参りました。 スプスプイ様方は行き先をロストしたとのこと。 厨房区画以外のいずれかの地点を目標地点として再設定することが推奨されます。
(88) 2020/08/26(Wed) 00時頃
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>>86 そうか。あんたドラム式だから、高いところはあんまり見えないんだな。
いいか、こっちが飲料水A区画。立入禁止だ。で、ぐるっと半周した向かい側が飲料水B区画。いま水が欲しいならこっちに行ってくれな。
[ ヘルメットの表示機能を鏡写し状態にして、洗濯機…客室の覗き窓から見せてやる。説明に合わせて区画の囲み線がピカピカ光って知らせる機能も使ってやった。]
しかし、どうしたんだ? 今泳いでる水じゃ足りないのか?
(89) 2020/08/26(Wed) 00時頃
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ふむ。 確かに、この場で囲い込んで食らうのは居場所を伝えるようなものよな。
その宿主、聡明でいいことだ。
我は食せるものに是非を言うつもりはないが、暴れ足りんな。 この宿主、何を考えているか知らぬが、自ら我を迎え入れよってつまらぬのよ。
(*26) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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へえ。変わり者だね。 きみの脳って電子頭脳だよね?やっぱり電気っぽい味わいなんだろうか?
まあ、スプスプイくんはしばらく泳がせておこうかなあ。分散してる脳をひとつひとつもらうのもなんか、けっこう大変そうな気がするし…
(*27) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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おまえ、一番いいところ>>*25を……まあいい。 この体、動かすのに少々エネルギーがいるからな。贅沢は言わんさ。
暴れ足りない?>>*26 呑気なものだな。 こちらは危うく死ぬところだったぞ。
(*28) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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/*モナリザの尊大女帝口調いいな〜〜トルドヴィン好きそう(クラゲはべつにすきじゃない)
(-60) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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ごめんよ同志ー。そのかわり、次のお肉は譲るからさ。
成り行きと。あと宿主がね、パイセンのことすごく考えてて、今もちょー暴れる気持ちが伝わってくるの。おいしー。
(*29) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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電子頭脳は味わいよりも御しやすさを取るものだな。 無論美味に越したことはないが、脆くて宿主に向かないようでは使えん。 その点において機械体はいい。おおよその個体より強靭で、無限の命を持つ。
食事はこの後、弑したものの味わいで評価しよう。 そちらも、今は二の次だがな。
(*30) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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いいところっていえば、ここのキャプテン知ってる? あんなにでっかい知能は久しぶりに見たよ。
いずれ欲しいねえ。なかなか逢えないけれど。
(*31) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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ほう?>>*29 いいことだ。宿主が思慕する相手は美味く感じるからな。 その点は機械体では得られぬ味よな……
(*32) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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ごめんなさい。
[触角の下がるトルドヴィンを見て、 言いながら笑う。今日は謝らねばならぬ日らしい。]
追い出されたわけじゃ、ないけど… 逃げ出したわけでは、あるのよねぇ…
[もし時が宙港に立っていたあの日に戻ったとしても、こんな騒動に巻き込まれないならば、やはり餞別を受け取って宙船のタラップを昇るだろう。わがままなものだと我ながら思う。慰めるように言ってくれる話し相手が、もう帰る場所のない人なのだと思えばなおさらだ。]
(90) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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…で。さしあたって帰れないとしたら どうしたらいいのかしら。
[コーヒーメーカーの干からびたフィルターを覗き込んで、ため息まじりに話題を変えた。**]
(91) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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コータは、の行きたいほうへ、廊下をあちこち誘導してやることにした**
2020/08/26(Wed) 00時半頃
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[ スプスプイの行きたいほうへ、廊下をあちこち誘導してやろう。 以前から思っていたが、やはり波形をただひたすら眺めるだけのお仕事は退屈だし、ログは残るのだ。あとでチェックすればよろしかろう。 廊下を歩きながら、そんな計画を立てていた。** ]
(92) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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それで言うと、おれは『母』とやらを探し出して喰わねばならんわけだが。冷凍追放刑では手が出せんな。>>*29>>*32 こいつの母星にでも行ってみるか。
(*33) 2020/08/26(Wed) 00時半頃
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我々とは、平和的かつ有効的な交流を志し 共に安寧の地を目指す同志となります。
[仲が良い。という感想には、そんな表示が出た>>80。 それから、コータの質問に、また表示文が切り替わる。>>85]
肯定。見取り図の存在を未確認。 説明を受けます。光量表示を確認可能。 ありがとうございます。
[>>89 感謝の言葉を表示してから、水についての説明が出る。]
我々は限度内の水の循環、浄化が可能ですが 10t以下の水量下での生存継続には 一定量の水の交換が必要となります。
また、我々は塩分と 微量油分他を必要とします。
[ざっくりと適度な水の交換が必要なのだという表示の文字列点灯する。]
(93) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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[停止すると寝ていると思われる、と受け取ったのか洗濯機の中からは、ざぶざぶと音がしている。 説明の後、コータに向けて、説明とは違う表示が出た。]
区画進入禁止を、宇宙クラゲの 危険排除のためと認識します。
質問。
宇宙クラゲは、発見されましたか?
[ちかちかと表示が点滅した。]
(94) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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母。 母を喰うとはまた、背徳的な。 そいつの母星に行けた暁には捕食に立ち会わせてくれ。
(*34) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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― 花瓶のある廊下 ―
[ 時間をかけて辿り着いた答えは、正解だったようだ。 頷く首>>82に、答案へ丸をつけてもらえた時の感覚を思い出す。]
あって、 た。 よ かった。
[ 何もかもに疎い己に知識を与えてくれたのは、他でもない研究者たちだ。家族という概念を聞くと、同胞よりも彼らの顔が浮かぶ。 実験を終えて帰ったら、彼らの研究を進める助けになれるだろうか。 鮮やかな色を瞳に映しながら、口元は自然と笑みを形作っていた。]
うう、 ん。 せつめい、 むずか しい、 ね。
[ 打って変わって口角が下がったのは、説明に困惑の声>>83があがった時だ。 喉の奥で唸るようにぷすりと音を立てるも、拙い口では捕捉もままならない。]
(95) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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[ 最初はたぶん、虚の天井に溜まっていた。
甘酸っぱい匂いがすることに気づいたのはいつからだろう。 硬い岩肌に触れたのはいつだっただろう。
小石が削れて落ちる音を聞いたのは、 光が色を持つと知ったのは、 口の奥を震わせられるようになったのは、
――きっと、それが必要だったからだ。 それが生存に適した造形だったからだ。
だって、地に降りることのできない足は細く、小さく。 片方に至っては、未だ気体の性質が強いのだから。
それは己にとってあくまで成長であり、変化ではない。 故に、最初から己は己であり、時を経て己になった。 けれど、それはそういうものだ。当たり前のことだ。 種族の差故の常識が、答えを形作れないでいる。]
(96) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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[ 己が理解しきれていないことをどうにか形にしようと苦戦していると、アーサー>>83の言葉が続く。 猫ではないが、猫の形をしている。 アーサーに起こったのは紛れもない変化なのだろう。まろい口元に浮かんだ笑みは、どこか悲しげにも見えた。]
あいまい な こと、 はこわい、 よ。 わからな い ことは、 こわい。
ぼくに は、 あーさーの いうこと、 わかってない かも しれな いけ ど、
[ アーサーが寂しそうな笑みを浮かべた理由も、今の形を得た原因も解明する方法も、分からないことだらけだけど、見上げる瞳が肩に向いていることだけは分かったから、分厚く覆われた手を上下させて手招いた。]
(97) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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わからない なら ききに いこ、 う。 ぼくも、 ちょうど みんなに あいに いくとこ だったん だ、よ。
もな りざに うちゅうくらげの こと、ききたく て。 あーさーは しって る?
[ もし飛び乗るなら、一瞬身体全体が上下するだろう。しかしすぐに浮力が勝り、元の位置まで上昇する。]
……ちがう けど、 わかんないのは、 おなじ だね。
[ アーサーはどうしただろうか。もし視界の端に鮮やかな毛並みを捉えたなら、落ちないようにと注意も添えて。 背中のジェットパックを起動し、とりあえずは談話室の方へと前進を始めた。]**
(98) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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好きにしろ。>>*34 喰うなら幼体の方が柔らかくてよさそうだぞ。何せ生体はこの通りだ。
(*35) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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同志より厚意を受けとりました。 ありがとうございます。
[>>87 質問に応答する間に、ロストしていた見取り図は、幸いにしてコータからもたらされた。]
同志は可能行為が多数存在と認識します。 介助を要請します。
排水に、水分・塩分・油分の シェルターへの投与は単独で不能です。
行動提供への返礼は、我々に可能ですか。 可能な範囲で試行する意思が存在。
[厚意の提供を受けたので返したいと思います。という意味と思しき内容が、ヒューマノイドに向けて表示された。]
(99) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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はい。我々は同志です。 そちらの認識には、同意します。
[>>93平和的交渉は望んでいるし、スプスプイとのその交渉は叶えられた。 仲が良いかという観点とは別にして、敵対意思はない同志である。]
スプスプイ様方は水の交換が必要。 共同生活に重要な情報です。ありがとうございます。
飲用水B地区へ向かうことを進言します。
[進言は受け入れられたか、コータ技師がシェルターごとスプスプイを誘導しだすようなら(>>92)、納得したように首部アームを上下する。 コータ技師自体が手助けを欲する可能性を考えて、その背後に付き従うことにした。]
(100) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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>>90 ……いや。 わたしの方こそ配慮が足りなかった。 この船に乗った理由など、それぞれだというのに。
[宇宙は広く、種は膨大だ。 理解の及ばぬ事情や感情も、いくらでもある。 多様だ、と。故郷にはなかったものを、自分が感慨もなく滅ぼしてきたものを、改めて思う。]
……まあ、それは。そうだな。
[そうなのだ。>>91 ここは旅の途中の移民船の中であるし、宇宙クラゲが侵入している可能性もあるらしい。 男はふむ。と考えるように沈黙したが、次の言葉は出てこない。 気の利いたことが言えるような男ではないのだ。]
(101) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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……この女、何故"man-ju"とやらを食わない。 太った方が喰いでがあるというのに。
(*36) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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/* 分かりやすさと速さを両立したい夢ばかり見ている。
気体も個体も境界線はなくて、背が高いとか低いとか、手が大きいとか小さいとか、唇が厚いとか薄いとか、それくらいの差として認識している、という。 個体に近い程自我が強い。だからシルクは肉々しい。
アーサーさん読み解こうとしてくれてありがとうございます……! 変化を戻そうとするアーサーさんとの対比になれたなら嬉しい次第です。
(-61) 2020/08/26(Wed) 01時半頃
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/* ふぉぉ、シルク優しい…!
(-62) 2020/08/26(Wed) 01時半頃
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