279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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[ どれ、浮遊する幽霊(仮)の正体でも見てやろう
そんな軽い気持ちで談話室へ向かえば 其処にはラジオのノイズに満ちた音声>>#3が響き、先ほどまでの気ままな雰囲気は無かった ]
宇宙クラゲがこの船の中に…?
[ それが本当ならば紛れもない緊急事態にも関わらず、いまいち実感の湧かぬままに呟いた
" クラゲ " 確か、青い水の星の海に生息するぷるぷるした生物だっただろうか ]
(27) 2020/08/25(Tue) 11時半頃
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……。 クラゲってこんな感じの生物?
[ こてんと首を傾げつつ、ちょうど談話室から出てゆく 車輪のついたドーム状のそれを見送った>>26
無論それは単なる呟きであり、疑っているわけではない。 本人が" 違う "と言っているのだから、きっと違うのだろう
ともかく敵を知らなければ戦う方法もない 自室に戻りクラゲについて調べてみることにした ]
(28) 2020/08/25(Tue) 11時半頃
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[ 吾輩の研究する対抗薬がこの船の中で完成することはあり得ない。
もし… もしも自分が宇宙クラゲに寄生された宇宙人と相対した時。
( ──唯一の撃退手段を実行出来るのだろうか? )
覚悟も勇気も実感さえも、何一つ無いままに 備え付けのベッドにひょーいと飛び乗った
この船に乗り込んだ時には狭く感じたそのベッドも 今となっては空白部分の方が遥かに大きく持て余し気味だ
シン、としてしまった広い広い自室の中で もぞもぞと居心地悪そうに目を閉じた
── … 寂しいなんて言葉は吾輩には*似合わない* ]
(29) 2020/08/25(Tue) 11時半頃
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─ 自室 ─
[ 自室に戻れば、そこには地球の生物…主に猫に関する資料が床一面に散乱していた 言うまでもなく戻る手がかりを探るための研究の名残だ。
…どうやら、この高慢ちきな化学者は片付けという概念は持ち合わせていないらしい。]
むむ、猫から戻る方法さえまだ見つかっておらぬのにな
[ はた迷惑な事よ。 ぶつぶつ言いつつも宇宙クラゲに関する資料を引っ張り出した 室内は足の踏み場も無い程の乱雑ぶりだが、産卵した資料を踏まないよう避けている辺りは器用なものだ。 ]
ふむ、脳に寄生する生物で、寄生されたら戻す手段は無い。 唯一の撃退手段は昼間の内に寄生主の頭部を破壊するか、冷凍して追放する…か。
[ ある程度知っていた内容ではあったものの、身に迫った危険として考えると溜息をつかざるを得なかった ]
(30) 2020/08/25(Tue) 11時半頃
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/* やべっ何故か資料が産卵してる!!(SANC案件
(-22) 2020/08/25(Tue) 12時頃
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/*アーサーくんも役職もちだったりしませんか! あともう一人の赤だれだろな〜シルクちゃんかミタシュちゃんあたりか?(完全に勘
(-23) 2020/08/25(Tue) 12時頃
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-自室-
[“man-ju”の味が恋しくなったら、戻ってらっしゃい。同僚はそう笑って見送ってくれた。古人曰く数学者には紙とペンさえあれば良い。]
私も数学にしておけばよかったわ。
[まだ温かいコーヒーを両手で包むように持ちながら、自室に穿たれた小さな窓からは、闇の中に小さな光点が輝いているのが見える。
宇宙は広大で、過去は深淵で、そして史料は飽くまで膨大で……惑星連邦フェレンギ加盟記念大学史料編纂所近代史料部教授。それが女の前職。]
(31) 2020/08/25(Tue) 12時半頃
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[宇宙の広漠さにあてられ、自身の存在理由を見失う者は意外に多いと言う。いわば"はしか"のようなものらしい。けれどそれに自分が罹るとは。その後自分がとった行動にも、今だ驚いてしまう。歴史のないところへ行きたい…だなんて。]
失敗だったかしら…
(32) 2020/08/25(Tue) 12時半頃
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[何度目かの小さなため息。そして先刻のラジオ(>>#3)を思い出す。長いため息がもうひとつ。やがてうとうととし始めた微睡のなかで、繰り返される呟き。]
失敗だったかしら………**
(33) 2020/08/25(Tue) 12時半頃
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[刺激的なコーヒーとの邂逅の後。 まだ触角をよれよれにしていた男の耳にも、ラジオの音声>>#3が届いた。]
この船に侵入した可能性がある……ということか。
[男の表情は、やはり変化が少ない。 わたしじゃないです>>26と自信なさげに主張する半透明の宇宙人を見る。]
……証明するのは、難しいだろうな。 誰しもに言えることではあるが。
[特に疑っているというわけでもなく、事実だけを淡々と述べた。クラゲに似ているかどうかは、よくわからない。]
(34) 2020/08/25(Tue) 12時半頃
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[ぽつぽつと部屋に戻っていく宇宙人達を見送りながら、冷めたコーヒーに口をつけた。一度目ほどではないものの、触角がビリビリした。]
……女王が飲んだら、焼けと言うだろうな。
[ぽつりとそう呟く。そう命じる女王はもういない。 空になったカップを置いて、元焚書官も談話室を後にした。**]
(35) 2020/08/25(Tue) 12時半頃
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/*どうでもいいんですがトルドヴィンが消防隊長の癖に焚書官なのはブラッドベリのせいです 書に目覚める機会は…うしなわれてしまったが…
(-24) 2020/08/25(Tue) 12時半頃
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>>#2 パイセン、ヤベエじゃんすか、あの宇宙ラジオ。 港から積んできちまったかもってことなら、水道、換気の点検でもかけてみます?
ああ、あと食料もね…。なるほど。そっちはパイセンお願いできますか。
ウス。
ウス。 じゃあ放送はやっときます。
(36) 2020/08/25(Tue) 14時半頃
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―艇内放送−
よーf*ck'nおまえら。 マジ聞け。
宇宙クラゲってのがいるかもしれないんで、水道に紛れてないか全体点検する。
飲料水、生活用水、下水の順で、半分ずつ6回に分け、明日までに実施する。 詳しいスケジュールは見取り図に載せておくから、点検中の区画では水道設備に近づかないでくれ。 点検中は音波を流すから、クラゲが飛び出してくるかもしんねえ。
今日は水道管、明日は空気管の検査をする計画だ。
夜露死苦〜
(37) 2020/08/25(Tue) 15時頃
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コータは、金物くさい作業服に着替えると、給水センターへ向かう。**
2020/08/25(Tue) 15時頃
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ウス。…ところでパイセン、じつはさっき、宇宙クラゲかもしれない奴に心当たりがあってっすね。
廊下じゃまずいすよね。そこの機械室でどうすか。 勘違いだったらいいんですけど、どうやら——
(*3) 2020/08/25(Tue) 15時頃
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今日があんたの命日らしいんす。
[ 那由多の宇宙服を貫く触腕。青く透き通っていた色合いに朱が混ざり、濁った紫色になっていく。 那由多の身体がもがき、痙攣し、…動かなくなるまでの騒音は、圧送ポンプの轟音に紛れてしまった。]
ウス。ごちでした。
(-25) 2020/08/25(Tue) 15時頃
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/* 先輩のリスペクトのこーた可愛いな
(-26) 2020/08/25(Tue) 15時半頃
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/* アーサーの身体能力はうちで飼ってる猫を基準にしたけど、化学者にしたら高すぎたかも…?アーサー(人型)は相当な運動音痴な気がしつつ。 うちの猫は、2m近くある冷蔵庫の上に軽々飛び乗るし2階の屋根から飛び降りてもへっちゃら。
(-27) 2020/08/25(Tue) 18時頃
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[自室で艇内放送>>37を聞いた男は、寝台に腰を下ろしたまま天井――正確にはスピーカーを見上げた。]
音波……が、効くのか。宇宙クラゲには。 何事もなく、点検で見つかってくれればいいが。
[声の主は先程コーヒーを淹れてくれた乗員らしい。 トルドヴィンには宇宙クラゲについての知識は少ない。検査が有用なものなのか、判断はつきかねた。**]
(38) 2020/08/25(Tue) 18時半頃
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[――ごぽぽ、と水中で嗤うような声が響く。]
ははは、面白い冗談だな。
[抑揚の少ない男の声は、船内の同族にのみ届くだろう。]
(*4) 2020/08/25(Tue) 18時半頃
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/*コータくんめちゃくちゃ動いてくれててありがたいな〜 ぼくの寄生ログは後でじっくりやるね…
(-28) 2020/08/25(Tue) 18時半頃
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/*おっと いること前提みたいな言い方をしてしまったか?まあ まあまあ 疑われるのも楽しかろうよ
(-29) 2020/08/25(Tue) 18時半頃
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ん…… コータの奴…(>>37)
[質の悪い睡眠が、船内放送で中断される。 寝返りを打ちながら時刻を確認しようとして、やめた。]
安眠妨害罪で…斬刑……
[呟いてまた、眠りに落ちる。**]
(39) 2020/08/25(Tue) 19時頃
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−談話室−
おはよう…
[少し寝不足のような感じのまま。 厳密に朝なのか、もうどうでもいい生活だ。 手にした"man-ju"の紙袋を、テーブルに置く。]
いくらあたしの好物だからって、餞別多すぎないかしら。
[横目でそれをにらみながら、沸き起こる食欲は我慢。 評判の良かった"man-ju"。おおかたのメンバーは食べたようだった。だとしたら]
また物珍しそうに食べたら…宇宙クラゲ?
[ばかばかしさに、首を横に振りながら肩を窄める仕草**]
(40) 2020/08/25(Tue) 19時頃
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あのラジオが時報ってわけじゃ、ないものねぇ…
[考えるときの癖で、 視線を一点に固定させて独り言をつぶやいている。 傍目には"man-ju"を睨みつけながら、それを食べるか食べないか悩んでいるようにしか見えないかもしれない。]
コータも大変ね…
[結局、乗務員達が何とかするのを待つしかないのだろうか。彼が姿を現したら、安眠妨害の苦情に視線攻めにしてやろうかと思っていたけれど、やめておこう。*]
(41) 2020/08/25(Tue) 19時半頃
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/*ヘリン女史の寝言が物騒。
(-30) 2020/08/25(Tue) 19時半頃
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─ 夢 ─
[ 誰かが自分を呼ぶ声が聞こえる ]
──、──…
[ 幼き子の声。 それは自分にとってはよく馴染みのある声で。 しかし何と言っているのかは聞き取れない
苦しい程に懐かしい。 しかし何処か気持ちは醒めていた
( もうこの声の主は ── … )
それでも「 もっとよく聞きたい 」 その欲求には逆らえず、すらりと長い、しかし実験で扱う劇物により変色し酷く荒れた手を伸ばす
あと少しで ── * ]
(42) 2020/08/25(Tue) 19時半頃
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─ 自室 ⇒ 廊下 ─
[ 何か大きな声が聞こえ、ビクリと目を覚ます 見渡しても誰も居ないから、きっと今のはスピーカーから流れる艇内放送>>37だろう …気付かぬ内に少しばかりうたた寝をしていたようだ ]
はいはい、おはよーさん
[ くわぁ、と大きな欠伸を漏らしつつベッドの上からひょいと飛び降りた
夢の内容はもはや覚えていない。けれども猫の姿になってから毎回のように見るこの夢の残滓は、確かに猫の中に降り積もっていた
まぁ考えても仕方の無いことだ。 ひょいと肩を竦めると自室を出て廊下をトコトコと歩き出した。それは日課となっている領地偵察«お散歩»だ
少々ぼんやり歩いていれば、誰かの脚に鼻先がちょんと触れた。さてそれは誰だっただろう? ** ]
(43) 2020/08/25(Tue) 19時半頃
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/* 「死者の声を聞ける」設定だけど、まだ自覚には早いよなぁと方向転換(ぐるり
(-31) 2020/08/25(Tue) 20時頃
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― 談話室での話 ―
[ 勇気が形になった衝突寸前、それは黒い腕によって回避された。 しかし行き先であった旧型の洗濯機らしきもの>>22には察知されていたようで、警告めいた表示がパネルに広がる。 ガスに燻んだ瞳に文字列を映して、一文字一文字丁寧に理解を染み込ませた。]
ご めんな、 さい。 あなたが はなせる の、しらなく て。
[ 体躯自体は特別大きい訳ではないが、足裏から下の空気の踏み台のお陰で前面の丸い窓の中、内側で回る青緑の影>>0:30を捉えることは難しい。 故に箱すべてが命ひとつなのだろうと、申し訳なさそうに塗装の剥げた白い肌を撫でようとする。]
うん、きを つけ、るね。 ころんだ ら、 いたい から。
[ 重量も速度も満たない以上、衝突の反動はこの身を後退させるだろうけれど、警告には素直に了承の意を示す。 だって、ヒトにぶつかるのはいけないこと。研究者の皆に教えてもらったことを心中で唱えた。]
(44) 2020/08/25(Tue) 20時頃
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