人狼議事


277 黄昏草咲く出逢い辻

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視点:


【人】 師範棋士 千早

─ 森の中 ─


 まぁねぇ。


 でなければ、寝所を暴いてきた君を

 追い出さずに迎え入れもしなかったしね。


[>>0:211己を押し倒した体勢で見下ろしてくる男の視線を
真っ向に受け止めて微笑み紡ぐのは、男と初めて邂逅した折のこと。

社に飛び込んできたのがこの男でなかったら
無作法者と、問答無用で追い出していただろう。

もっとも、あの時男は血を流して意識も朦朧としていたから
己との邂逅を覚えているかどうかは分からない]

(9) 2020/06/04(Thu) 01時半頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ

[運命《みがって》だと紡いだ己に返された声は肯定と取れるもの。

後少し顔を寄せれば触れ合う程近付いた唇が落とす問いかけも併せて、
ぱちりと瞬いた表情は、ここまで見せたものより幼げにも見えるだろう。
俺の色に染まれるかというその言葉に、返す答えは]


 …それが出来ないで、妹背に…

   夫婦になんて、なれないだろう?


 あんまり乱暴にはしないで欲しいけれどね。


[言っていないことはある、伝える要は無いだろうと思うこともある。
けれど、男が望んで尚隠し続けることはしないと約する言を紡いだ]

(-5) 2020/06/04(Thu) 01時半頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ


 …さて、それじゃあお次は僕が確かめる番だね。

 と、その前にこの場所についてもう少し話しておこうか。

 此処は夢と現の狭間と僕は称したけれど、
 妖が、見初めた人と番うために出会う場所なんだよ。

 何が起きても、何が出てもおかしくないけれど

 起きることは夢でなく、すべて現のもの。

 それこそ、僕より質の悪い妖が
 君を欲しがってちょっかいを掛けてくるかもしれない。

(-6) 2020/06/04(Thu) 01時半頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ


 だから、君には最低限一人で動ける程度に
 五体満足でいてもらう必要があってね。

 君の纏う鉄錆の香の出元は、塞がせてもらうよ。

[より近く顔を寄せて、もう少しで触れ合いそうだった唇を軽く重ね合わせて。
傷があれば、流れ込んだ妖力によって塞がれていき
無かったならば多少の高揚感がその身に宿ったことだろう]

(-7) 2020/06/04(Thu) 01時半頃

【人】 師範棋士 千早

[確認の時間はどれ程だったか。
ゆっくりと身体を起こし、身支度を整えてから
同じようにして立ち上がった男へと視線を向けて]


 さて、先も言ったけれど
 此処は夢と現の狭間で、何が起きるか分からない。

 だからね、これを持っていて欲しいんだ。

[そう言って渡したのは、彫刻の施された小さく丸い銅板。
知識があれば古い銅鏡だと分かるそれは、
己の社で神体として飾っていると同じもの。
彼が自分の加護を受けるものだという証でもあり]

(10) 2020/06/04(Thu) 01時半頃

【人】 師範棋士 千早


 まかり間違っても

 僕以外に君を奪われるなんて
 考えたくもないからね。

[実際の護りでもあるそれを彼が持つことで、
最悪のことは避けられるだろうと思ってのことだが。

>>♯0辻風の悪戯に攫われるなんて想定外だったと思い知るのは、
もう少し後の事**]

(11) 2020/06/04(Thu) 01時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/04(Thu) 01時半頃


【人】 師範棋士 千早

─ 森の中 ─


 そうだねぇ。

 僕の寝所に入って早々寝付いて
 目が覚めた時にはもうお迎えが来たからと
 僕に目もくれずに出ていってしまったからねぇ。

 君が覚えていないのも無理は無かろうよ。

[>>24ころころと笑いながら、男を見初めた折の事を話す。
言葉通りを受け取れば失礼な男だと腹を立てた方が自然ではあろう
妖狐にとってはほんの一瞬のような邂逅ではあったものの
その短い一時が、千年を越える時の中で初めて唯一を望ませた]

(40) 2020/06/04(Thu) 22時頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ

[それは、今も何度見つけたか分からない重なりの最初の一つ。

かろうじて扉を閉めるは叶ったもののという態で倒れ込み
床を赤黒く染め行く目の前の男の御魂の匂いは
色濃く深まる鉄錆の香にもかき消される事なく漂って

だからこそ、驚いた。

気付いてしまえば
今にも死に行くのを見過ごすなど出来ようも無く

気が付けば、縁が結ばれる危惧すら考えるより先に
己の力を以て男の命を繋ぎ止めていた]

(-21) 2020/06/04(Thu) 22時頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ

[だって、同じだったのだ。
男の御魂が宿す匂いが、千年の時をとうに越えても忘れようのない]


 ねぇ。
 貴方、もう何日寝ていないんだい。

 僕は知っているよ。
 人っていうのは、寝ないでいたら死ぬんでしょう?

 今やっていることだって、別に急ぐ必要は無いんだろう。
 なのに、なんだってそんな無茶をするのさ。


[まるで何かに掻き立てられるかのように
己の命すらも構うことなく定めた道ただを駆けて、
あっという間に駆け抜け切ったあの人と
同じ匂いを宿す男が、やはりあの人と同じように
己の命を顧みないような生き方をしていると知ってしまえば
もう、目を逸らすことも出来るはずがない]

(-22) 2020/06/04(Thu) 22時頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ

[どのみちあの時力を使ったことで男との縁は結ばれていた。
此度のことがなくとも、いずれ男は此方側に誘われていただろう。
自由意思を尊重するという今回の方が男にとってはまだましだとは口にせず]


 それを聞いて安心した。


 多少の強引さは慣れているから気にしないけれど、

 いくら惚れた相手とはいえ
 乱暴にされたいとはあまり思えないからね。

[首の後ろに手を回したまま、乱暴にはしないと約する男に微笑んで。
お見合いパーティーかという言葉には、要はそうだねと頷き返した後]

(-23) 2020/06/04(Thu) 22時頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ


 君がこの状況を受け入れてくれたようで良かったよ。

 今のお人はあんまりこういった事に馴染みが無さそうだから
 困惑したり拒絶したりされるかもと思っていたからね。

[そう言ってから、顔を寄せ。
口付けたそこから注ぎ込んだ力は、ふわりとした温もりとなって
男の纏う鉄錆の香を包みこむように抑え込んだ]

(-24) 2020/06/04(Thu) 22時頃

【人】 師範棋士 千早

[そうして互いを確かめ合う時を過ごして、身形も整え終えた後。

>>25手渡した銅鏡が男の懐に仕舞われたのを見てひそりと安堵の息を落とす。
もしも男と逸れることがあっても、これで男を護るは叶うはず。
とはいえまさか、このすぐ後にそのもしもが起きるとは思いもよらず、
>>26さて、と切り替えの言葉にどうしたかと男を見上げ
差し出されたそれに、目を丸くした]


 ……良いのかい?

[組紐にも似たそれは、願いを込められたものだと知っている。
色合いだけでなく、願掛け自体あんまり似つかわしくはなさそうだが
男がこれを大切に持っていたのだろうとは、何故か疑いようも無く
戸惑いながらも、掌に乗せられるそれは宝物を扱うようにそっと握って]

(41) 2020/06/04(Thu) 22時頃

【人】 師範棋士 千早

[>>♯0直後、吹き抜けた風に舞い上がった桜が男の姿を掻き消して。

男を攫われたと理解したのは即座、
手渡した鏡の気配を辿ろうと探るもまるで目隠しされたよう。
かろうじて掴めた糸は男が持っていたあの白い彼岸花のか細い香。
だが他にも幾つかの香が混ざっていて、容易に辿れるとも思えない]


 ……やれ。

 確かに辻守のお方から聞いてはいたが
 こういった悪さはちょいと困り者だねぇ…

[男をかき消したあの風が、黄昏草の悪戯かどうかはともかくとして。
番に選ばれた人の子を拐かしていったのは確実と、ため息混ざりのぼやきを落とした]

(42) 2020/06/04(Thu) 22時頃

千早は、風が攫ったなら風を辿れば良かろうか、と─ 5

2020/06/04(Thu) 22時頃


【人】 師範棋士 千早



 ………一応、道は見つけたけれど。


[探った風は、あまりにあっさりと求む香までの道を導いた。
あっさり過ぎて罠でもあるかとも思いはするが、
動かないでいる道理もない。

男に手渡されたミサンガを手首から落ちないようにぎゅっと縛って
探って見つけた香を辿ろうとふわり乗った風は、
やはり素直に運んではくれなかった]

(46) 2020/06/04(Thu) 22時頃

【人】 師範棋士 千早

[元より風に乗っての移動は慣れている。

移動自体は危うさも無かったものの、
運ばれる先は自身の自由には出来なくて。

運ばれた先に在ったのは、求める相手ではなく
この辻の道案内をしてくれたはずの黄昏草の花畑]


 ………一筋縄ではいかないと思っていたけど、

     こうもあからさまとはねぇ。

[はぁ…とため息をつきつつ、
外れの場所に長居は無用とばかり、先と同じように風を辿った]

(47) 2020/06/04(Thu) 22時頃

千早は、揶揄うように吹く風から縁の糸を辿って─ 5

2020/06/04(Thu) 22時半頃


千早は、微かに繋がる花の香の縁を指で探って─ 3

2020/06/04(Thu) 22時半頃


【人】 師範棋士 千早

[どうやら黄昏草は別に己がお好みだった訳ではないようだ。

指先に掛かった縁の糸をくいと引っ張れば、そのまま風がごうと吹き抜け。
運ばれた先、森の広場に在ったのは己の求め人ではなかったものの]


 …おや。

 この気配は……紫紺のお方か。
 あのお方も無事に縁が結ばれたようで何よりだ。


[ふわり降り立ったその場に立ち尽くしている様子の人の子の
纏う気配に笑みを浮かべつつ、その後ろに揺らぐ火の気に目を細めた**]

(51) 2020/06/04(Thu) 22時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/04(Thu) 22時半頃


【独】 師範棋士 千早

/*
あ、一個発言できてなかった。

まぁ二回おんなじ外れ引いた自己ツッコミしただけなんで
別に無くても問題ないんだけど。

(-32) 2020/06/04(Thu) 22時半頃

【人】 師範棋士 千早

─ 森の広場 ─

[>>57姿を見止めた人の子は、
ふわりふわりと後ろを漂う鬼火に気が付いておらぬ様。

それどころか、視界の内であろうに
狐が降り立ったのにすら気付かない所をみると
どうやら物思いに耽っているようだ。

ひとまず相手が気付くまでは、と
狐面を着け直して様子を見ていたのだが]


 …おやまぁ。

[>>62まさか素手で鬼火を払うとは思っていなかった]

(79) 2020/06/05(Fri) 00時頃

【人】 師範棋士 千早

[鬼火の中には熱を持たぬものも居るが、運の悪いことに
彼に纏わりついたのはちゃんと焼ける火であったよう。

じゅうと聞こえてくる音を聞き留めれば、
流石に放っておく訳にもいかずぱちんと叩いた手から狐火を解き放ち]


 それくらいにしておおきよ。

 正面から口説きに来なかったお前も悪いのだからね。


[鬼火を宥めるように包みこむと、人の子からそぉっと引き離し]

(80) 2020/06/05(Fri) 00時頃

【人】 師範棋士 千早


 大丈夫かい?


 火傷になっているようなら、
 水場までの道連れくらいにはなってあげるよ。

 此処でなければ軟膏の一つも塗ってあげるんだが
 下手に手を出すと、縁が結ばれかねないし

 紫紺のお方に悪いからねぇ。

[そう言って、狐面越しに笑み含んだ声を投げかけた*]

(82) 2020/06/05(Fri) 00時頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/05(Fri) 00時頃


【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ

─ 回想 ─


 ……

[己に命を吹き込んだ男の言葉が
男以外の誰かも含んでのこととは知らず。
千早にはわからないかもしれないな、と
紡がれる声を黙して聞く。

自我があるとはいえ、己は男に使役される側だ。
人が何を思って生きるのか、分からないというのは事実だが]


 ………なら、


[分からないなりに、それでも
受け止めた男の想いを、自分なりに噛み砕いて]

(-49) 2020/06/05(Fri) 01時頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ



   僕が覚えているよ。

    貴方のことを、ずっと、ずぅっと。

     
   僕は死んだりしないから

    貴方のことも、

   ずぅっと遺していけるでしょう?

[男が死ねば自分も消えるなんて思いもせずに、
無邪気な約束を男へと捧げた。

それは、時折男が己に向ける視線に
何時しか抱くようになった感情によるものだったかもしれず。
けれどただの式には、まだその感情が何かを理解できてはいなかった*]

(-50) 2020/06/05(Fri) 01時頃

【人】 師範棋士 千早

─ 森の広場 ─

[さて、紫紺のお方の望み人は狐の問いかけにどんな反応を返したか。

それに応じて、この場で別れるか
水場までの道添いを務めた後、別れるか。

どちらにせよ
紫紺のお方の迎えが来るまでには、離れることとなるだろう**]

(96) 2020/06/05(Fri) 01時頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/05(Fri) 01時頃


【人】 師範棋士 千早

─ 森の広場 ─

[>>106鬼火にも物怖じしない様子を見れば
妖に見初められたなりの胆力はある模様。

とはいえ火を手で払うなんて人にはちと荷が勝ちすぎようと、
差し向けた狐火で穏やかに鬼火を引き離した青年は、
こちらを見てもやはり物怖じなく礼を述べてきて]


 なぁに、気にすることはないよ。

 たまたま目に入っただけだからねぇ。


[一人で対処できそうなら手は出さなかったと
ころころ笑いながら礼を受け取った後、鬼火に集られた箇所を問い]

(111) 2020/06/05(Fri) 16時頃

【人】 師範棋士 千早



 ……そうかい?

[>>107平気だと頭を振るのに、目を細める。
こんな訳の分からぬ場所で明らか人ならざる者と
行動を共にしたい方がどうかしているから、
誘いを断る自体は賢明だと思えるが、引っ掛かりはそこでなく
けれど、ひとまずそちらは口にせず]


 やっぱり紫紺のお方の好い人で合っているのだね。

 …ふふ、しかし面白い事を言う子だね。
 僕らのことを人と呼ぶとは。

(112) 2020/06/05(Fri) 16時頃

【人】 師範棋士 千早

[>>108苦笑混じりに応える青年の言の葉を拾い、笑みを零す。
狐面に時代錯誤の着物と白打掛なんて見目で
怪しげな火を操る己らを凄い人で済ませるとはと、
一寸悪戯心が湧いて出て]


 僕の面の下なんて、気になったりしないのかい?

[>>109あからさまに不審だろう所を問えば、
やはり気になるとは返されたのだが。
>>110その答え自体もまた、妖狐からしても好ましく思えるもので
成程紫紺のお方の見初める訳だと納得しつつ]

(113) 2020/06/05(Fri) 16時頃

【人】 師範棋士 千早


 ところでね、此処には他に誰も来てはいないかな。

 僕にも好い人が居るんだが、
 悪戯好きな風に拐かされてしまってね。

 其方様よりも少し年嵩で、
 銀幕の中が似合いそうな見目をしている殿御なのだけれど。

[自分が此処に来たのは、やはり攫われた番を探す為と明かし
問いかけたのだが、返った答えは謝罪と、重ねての感謝。
それを聞いて、今度はこちらが苦笑を浮かべることとなった]

(114) 2020/06/05(Fri) 16時頃

【人】 師範棋士 千早



 先も言ったけれど、ほんに気にすることはないよ。

 どうにも僕は、黄昏草のご機嫌を損ねてしまったみたいでね。
 ここに寄り道をさせたのは、そちらだろうから。

[そう言って指をさしたのは、
>>23青年の胸で花開いている竜胆の隣の白一輪。
それが花の香の縁の糸に悪戯したのだろうと、
浮かべたままの苦笑を深め]


 とはいえ、確かに
 寄り道で道草を食うのは程々にしないとだし。

 待ち草臥れた好い人に
 振られてしまったら目も当てられない。

 そろそろ暇をするとしようか。

(115) 2020/06/05(Fri) 16時頃

【人】 師範棋士 千早

[実際は、どれ程時間がかかってもきっと待っていてくれるだろう─

否、あまりに遅かったら彼から見つけに来てくれるだろうと
そんな思いはあるけれど、それは青年に関わり無きこと。
吹く風にそっと指を絡ませ、縁の糸を手繰り寄せながら
ふと、青年へと視線を戻し]


 そうそう、一時を過ごしてくれた礼に
 僕からひとつ忠告だ。


 先の鬼火に焼かれたところは
 紫紺のお方に見せて、治してもらいな。

(116) 2020/06/05(Fri) 16時頃

千早は、言いながら、手繰り寄せた縁の糸をくいと引っ張り─ 2

2020/06/05(Fri) 16時頃


【人】 師範棋士 千早

[引き寄せた糸は、また違う手応えを感じたものではあったのだが。

暫くは黄昏草の気紛れに付き合う腹積もりで風に乗り]


 まかり間違っても、隠したりしちゃいけないよ。

 僕らは意外とヤキモチ焼きだからね、

 痕なんか残った日には、何が起きるか分からない。

[そう言い残して、青年の前から掻き消えた*]

(117) 2020/06/05(Fri) 16時頃

【人】 師範棋士 千早

─ 枯木の森 ─

[風に運ばれてきた先は、
これまで見た満開の薄紅とも青々とした緑とも違う様相。

其処にまだ鬼の姿はあったかどうか。
あったならば、
「其方の好い人は広場でお待ちかねだよ」と声をかけてから。

玉兎と、彼女の縁を持つ人の子とに視線を向けて]


 其方は無事に合流が叶ったようだね、山吹のお方。


[呼びかけたのは、兎姫本来の姿をなぞらえて。
どのような返答が返ったかはさておき、
既に目当ての縁を手繰った者の元に長居も不躾と、
然程の間もなく風に乗って、次の気紛れに付き合うこととして]

(118) 2020/06/05(Fri) 16時半頃

千早は、さて、黄昏草の機嫌は直ってくれたか── 4

2020/06/05(Fri) 16時半頃


【人】 師範棋士 千早

[くん、と指に絡んだ縁の糸を引っ張れば
ようやっと思い望んだ通りを引き当てられた様]


 …やれ、

  随分と待ちぼうけをさせてしまったけれど

   やっと、迎えに上がれるね。

[安堵の吐息を深く零して、
彼岸花の香の下へと早風を奔らせた**]

(119) 2020/06/05(Fri) 16時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/05(Fri) 16時半頃


【人】 師範棋士 千早

─ 湖畔 ─

[縁の糸に導かれた道の先、
逸る心をそのままにしたような風に運ばれた其処は
彼岸花の香──よりも、食欲をそそる香ばしさが強く漂い]



 …おやおや。

  すくなくとも、退屈はしていなかったようだね。


[>>121美味しそうな匂いの元を手に
木霊達にじゃれつかれながら食事をしている男を見つめ
安堵半分、和み半分の笑みを零しつつ
求めていた男の目の前へと、ふわり降り立って]

(129) 2020/06/05(Fri) 21時半頃

【人】 師範棋士 千早


 待たせてしまってすまなかったね。

[そう言いながら、男の傍らに歩み寄り
面を外しながらその隣に腰掛けて]


 しかし、待ちぼうけを食わせてしまったと

   申し訳なく思っていたけれど

  まさか朝餉を食べているとは思わなかったよ。

[>>126先に会った青年も中々だったが、
己の想い人の胆力には敵うまいとくすくす微笑う。
>>127黄昏草についての軽口に返されたあの反応を見れば
流石にこんな場所で食事をしようとまでは思うまい。

そのまま、先よりも間近くなった男の顔を見上げ]

(130) 2020/06/05(Fri) 22時頃

【人】 師範棋士 千早


 どうやら僕は、
 黄昏草のご機嫌を損ねてしまったようでね。

 此処までくるのに、
  随分と遠回りをしてしまったよ。 

[だから疲れた、とは言わないものの
言葉にせずとも男なら察せようか。
見上げたままの瞳を悪戯に細めてみせて]


 …僕にも分けてくれないかい?

[あ、と口を開いて
言外に食べさせて、とおねだりしてみせた*]

(131) 2020/06/05(Fri) 22時頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/05(Fri) 22時頃


師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/05(Fri) 22時頃


【人】 師範棋士 千早

─ 枯木の森 ─

[青年を残し、広場から吹く風に運ばれた先。
狐が姿を見せたのは、>>134丁度紫紺の火が空へ上がった所。

それに向けて伝えた声は、もう聞こえぬかもとも思ったが
つい、と小さな鬼火が飛んだのを見るに、ちゃんと届きはしたようだ。

返事の代わりというだけでなく、
己の求め人の所在を示してもくれていたとはまだ気付けぬまま
空の鬼火から地上に在る二つの影へと視線を落として]


 うん、そうなんだよ。

 黄昏草の遊び相手に選ばれてしまったみたいでねぇ。

[>>133兎姫からの問いかけに返す声は軽いものの
何度も見当違いを引き続けた疲れは面越しにも見えようか]

(162) 2020/06/06(Sat) 00時半頃

【人】 師範棋士 千早

[兎姫の傍ら、
先の広場で会った紫紺の想い人よりも年若そうな青年に
ちらりと視線を向けるも声はかけず。
長居は無用と次の風を探りかけたところで
兎姫からの願掛けを授かってぱちり瞬き]


 …ふふ。
 お気遣いありがとう、山吹のお方。

 其方様も、折角至った縁の糸だ。
  うっかり手放したりせぬように

   しっかりと掴んでおいでなさいな。


[兎姫の心遣いに感謝を紡いでから
>>137もう一度、傍らの青年へと視線を向けて
願いを込めた言の葉を残し吹く風に身を任せた**]

(163) 2020/06/06(Sat) 00時半頃

【人】 師範棋士 千早

─ 湖畔 ─

[>>141男の返答は、迎えが来るなど思ってもいなかったよう。
むしろ己を迎えに来るつもりだったと分かる物言いは、
男の性格が伝わるものと、知らず笑みが浮かんでしまう]


 …それは惜しいことをしたものだ。

 君に迎えに来てもらえるのを
 棒に振ってしまったなんてねぇ。


[人間がこの領域を好きに動くは難しく、
男が狐を迎えに来るなど無理な話、ではあるのだが
それでもこの男なら叶えてくれたかもしれない、なんて
そんなことを思える程度には、男の言葉に力はあった]

(165) 2020/06/06(Sat) 01時頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ



 (だって

  いつだって、無理でも無茶でも

   出来るまで挑戦し続けていた人を

    僕はよぉく

     覚えているんだもの)


[そんな小さなつぶやきは、声にもならず胸の内だけに]

(-75) 2020/06/06(Sat) 01時頃

【人】 師範棋士 千早



 でもまぁ、折角の逢瀬を邪魔されて

  一人で待っているのも癪なものだろう?


 色を直すにしたって

  君の好みも分からぬうちには決めたくないしね。

[そんな軽口を紡ぎながら男にそっと寄り添って。
>>142綺麗に咲く花と称してくれるそれには
素直に嬉しいと頬を緩めた]

(167) 2020/06/06(Sat) 01時頃

【人】 師範棋士 千早

[そのまま、食欲をそそる匂いの元を自分にも、と
ねだるように開いた口の前に差し出された串は
男の息がかかったものの未だ熱々と湯気を立ち上がらせていて
己もすぼませた唇からふぅふぅと息を吹きかけた後、
あ、と口を開き、ぱり、と程よい焼き目の皮に歯を立てて]


 …ん、

[美味しい、と言葉を出すよりも
浮かべた表情で、より雄弁に語ってみせた*]

(168) 2020/06/06(Sat) 01時頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/06(Sat) 01時頃


【人】 師範棋士 千早

─ 湖畔 ─

 ふふ。

 いつの世も殿御の気苦労は変わらぬものだねぇ。


[>>178男の物言いに浮かべる笑みは楽し気なもの。
言葉の端に、同じような苦労をしていた
誰かの存在を示しているとは無自覚なまま
>>179肩を竦める男の視線を受け止めて]

(184) 2020/06/06(Sat) 01時半頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ


 ……そうかい?


  なら、次はもっと
   華やかなのを選ぼうか。


[ぽつりと落とされた感想に瞬くも、

緩く頭を振った胸の内に
何を思われているかまで見通す目は持たぬ身

男の感想に添うだろう柄を思い描いて微笑んだ]

(-81) 2020/06/06(Sat) 01時半頃

【人】 師範棋士 千早

[が、辺りを漂う匂いに負けた食欲の方が強かった。
自分がねだったというのもあるが
差し出されて食べさせてもらう魚は格別で。

美味しいと言葉を発するのも惜しんで
ほわりと湯気の立つ身を口内へと収めていったわけだが]


 …ん、

[>>180いつの間にかより近く寄せられていた距離と
覗き込むように向けられた視線に、男の声を聞いて
口の中の美味をこくん、と喉に流し込んだ後]

(185) 2020/06/06(Sat) 01時半頃

【人】 師範棋士 千早



  すまなかったね。

   あまりに美味しかったから

    つい、僕ばかり頂いてしまったよ。


[男の手から串を取り、
今度は此方が男へと魚を差し出した*]

(186) 2020/06/06(Sat) 01時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/06(Sat) 02時頃


【人】 師範棋士 千早

─ 湖畔 ─

 …あぁ、もちろん。

 それが君という花なのだろう?


[>>189男の言葉に、
だから求めたというように声を返して。
ねだる仕草で魚を食べさせてもらいながら
>>190男が続ける言を聞く。

互いについて知っていることなど
ほんの僅かしかなくとも、
急いて知らずとも良いと思わせるような]

(192) 2020/06/06(Sat) 18時半頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ

[手首に括ったミサンガは、
何時か、遠い過去にも見覚えのある色合い。

あの人の手首に括られていたのを
自分も同じが欲しいとねだったものだ。

今より少し幼げな見目だったあの頃は
本当はもう少し鮮やかな色の重ねが良かったけれど

今の己には、これくらいが良く馴染むな、と
誂えられた訳ではないと分かっていても
不思議な心持ちは、密やかに胸の内だけで]

(-88) 2020/06/06(Sat) 18時半頃

【人】 師範棋士 千早


 おや、良い食べっぷりだ。
 随分とお腹が空いていたんだねぇ。

 先に頂いてしまって
 本当に申し訳なかったね。

 焼き加減も味も申し分なくて、
 止まらなかったんだ。

[こちらから差し出し返した串にかぶりつき、
己の一口とは段違いの大きさにころころ微笑みながら
空腹の男を差し置いて食べ続けていたことを詫びる。

焼いてあった魚を互いに食べさせ合って
全て平らげ終える頃には、互いの腹も満たされて]

(193) 2020/06/06(Sat) 18時半頃

【人】 師範棋士 千早



 …ふぅ。

[満足げに息はついたものの、
魚だけでは何だか物足りなくて、
口直しに何か…と思ったのと、男の声掛けは程無く。
応えるよりも早く引き寄せる腕に身は取られ
重なった唇から滑り込んだ瑞々しい甘さが
喉を潤した]

(194) 2020/06/06(Sat) 18時半頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ



 ……は、ぁ

[こくん、と飲み込んだ甘さと熱は
そのまま切なげな吐息となって。
間近に在るままの男の唇が囁いた問いにも
甘やかな熱は留まったまま]


 …まさか、君から覚悟を問われるとは

   思っていなかった。

[妖に番うということは、
大なり小なり人の理から外れること。
覚悟を決めているかとは、
こちらが問うことだと思っていたけれど]

(-89) 2020/06/06(Sat) 18時半頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ




  そうでなければ

   君を選びはしなかったよ。


[もう一度、今度はただの口付けをして]


  君だからこそ、

   傍に居たいと思ったんだ。

[囁いたのは、心根からの想い]

(-90) 2020/06/06(Sat) 18時半頃

【人】 師範棋士 千早

[互いの欲を満たす時間は、
唇が離れたところで終わりを告げて。

間近に在る男の顔を見つめ、ふわりと微笑み]


  …お魚もでざぁとも、
  とても美味しかったよ。

   御馳走様。


[礼を言って、少し休んだら移動しようか、と
申し出るのと、その変化に気付くのは
さて、どちらが早かったやら**]

(195) 2020/06/06(Sat) 18時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/06(Sat) 18時半頃


【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ

[どこか芝居がかった物言いが目立つ男は、
けれど瞳は愚直なまでに真直ぐで。

他愛ないと称せるだろうこの一時すら、
かけがえのない一時だと思わせる。

過ぎてしまえばどんな時であろうと
もう取り戻せはしないのだから
かけがえないというのは事実なのだけど]


 …そうさな。

 人は生まれながらに

 命題を背負わされているものだしねぇ。

[生きること自体にすら限りを設けられているのだ。
思うままに在るは難しかろうと、
そう在りたいと願う気持ちは察せようもの]

(-109) 2020/06/06(Sat) 23時半頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ

[そうして重ね合わせた唇は
先に己が力を与えたのとも、
今しがた喉を潤した果実を与えられたとも違う
溶け合うように貪られるような熱と深さを伴って]


 ………ん…

[耳朶を打つ囁きに返したのは、
熱に浮かされたような頷き一つと]

(-110) 2020/06/06(Sat) 23時半頃

【秘】 師範棋士 千早 → 山師 グスタフ


 ……そんなことを言われたら


     自惚れて、しまいそうだよ

(一時たりとも、忘れたことなんてなかったよ)

[男が横たわっていた薄紅のように頬を染めた*]

(-111) 2020/06/06(Sat) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早

─ 湖畔 ─

 そうだねぇ。

 とはいえ、此処から抜けるには
 中々骨が折れそうだけど。

[この領域を抜けるまでに、
先の辻風のような戯れがあと幾度あることか。

確信めいた危惧もあって、
>>218男からの同意を取った上で
今しばらくの休息をと過ごす穏やかな時は
>>#3粗野な咆哮によって妨げられた]

(238) 2020/06/07(Sun) 00時頃

【人】 師範棋士 千早



 …おやまぁ、これは。


  また随分と溜め込んだものだねぇ。

[響き聞こえた方へと見遣れば、
禍々しくも鋭い輝きを携えた爪と牙に真紅の瞳。

連綿と信仰を受け続けたおかげか
多少なりとの神性も持ち得た狐には、
それが瘴気より生じたものとは容易に知れて]

(239) 2020/06/07(Sun) 00時頃

千早は、男に抱かれたまま、ふ、と息を小さく吐いて─ 3

2020/06/07(Sun) 00時頃


【人】 師範棋士 千早

[吹きかけた息は獣の元へと届いたが、
どうにも瘴気に阻まれてその核へとたどり着けない。
さてどうやって祓おうか、と思案するより
>>219男の腕が己を抱き上げるほうが早かった。
くるんと反転した視界に気付けば、
男の手から下ろされ、先は見せられぬままだった懐から
露わになった短筒が獣へと向けられていて。

飛び散った爪の欠片に紛れ、
傷から獣の中へと入り込んだ吐息は内から瘴気を祓っていった]

(243) 2020/06/07(Sun) 00時頃

【人】 師範棋士 千早

[内の変化は、然程の間も無く外へも現れる。

のたうつように地に伏して、そのまま獣は形すらも失って
後に残った影すらも、風に吹かれて掻き消えて]


 ……ありがとう、助かったよ。

[男のおかげで楽に祓えたからではあるが
己の成したことは男が気付かぬならそのまま言わぬ心積もりで
男が自分を守ってくれたからとも取れよう礼を伝えた後]


 今のは瘴気…

  要は恨みとか痛みとか、
  そういった暗いものが凝り固まって
   獣の形になっていたんだよ。

[>>221なんだと問われたことに説明を返しておいた*]

(245) 2020/06/07(Sun) 00時頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/06/07(Sun) 00時頃


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