277 黄昏草咲く出逢い辻
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如何にも、我は鬼だ。
人の子よ、ひとつ、忠告しておく。 この先、余計な口はきかぬがいい。
[感じるのは、飽きるほどに浴びた覚えのある、異形の鬼への、怯えと恐れ。
ならば、これは呪の効果だ。 故にこそ、余計な事を口走らせてはいけない、と、鬼は思い定めて脅すように言う。]
(59) 2020/06/08(Mon) 02時半頃
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其方は、優しいから。
我を恐れる言葉など吐けば、後で己自身が傷つこう。
(-89) 2020/06/08(Mon) 02時半頃
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我の前から逃げるは叶わぬ。 取って食いはしないから、少しばかり、話を聞け。
[一転、勤めて静かに、鬼は言葉を繋ぐ。例え全てを彼が忘れていたとしても......そうして、彼に恐れられたとしても。]
(60) 2020/06/08(Mon) 02時半頃
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そんなことは、とおに覚悟のうえだ。
(-90) 2020/06/08(Mon) 02時半頃
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本当に、其方は、良く迷い子になるな。
......タクミ。
[先刻、呼びそこねた名を呼んで、鬼は、静かに微笑んだ。**]
(61) 2020/06/08(Mon) 02時半頃
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どうして、だろうね?
[男の怯えた>>69鬼は困ったように首を傾げる。
男が全てを忘れたままならば......諦めようと、思っていた。
この辻に来た最初には。
ただ、会うだけでいいのだと。]
何度、其方が忘れても、我は決して忘れない。
[けれど、今は。]
其方にも、思い出して欲しい.........タクミ。
[諦めるには、遅い。その温もりを、鬼は、手放せぬと知ってしまったから。]
(77) 2020/06/08(Mon) 22時半頃
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もう一度、目隠し鬼を始めるかい?
[じり、と、下がる男に向かって、鬼は、ゆるりと足を踏み出した。*]
(78) 2020/06/08(Mon) 22時半頃
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/* 兎さん、どう見ても、普通に可愛いから、こう......怖がる方も難しそうだよね。(真顔)
(-98) 2020/06/08(Mon) 23時頃
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/* うちのタクミも可愛いんですけど、どうしたら。
(-107) 2020/06/08(Mon) 23時半頃
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相変わらず、足元も覚束ないとは...ねえ。
[踵返した男の足取りは、どう見ても必死で逃げるには程遠い。>>90
その胸の内が、足の迷いに現れているのなら、鬼は迷わず捉まえてやらねばならなかった。]
まったくもって、人の悪い...
[辻守への物思いはあれど、今は、どうにもならず。鬼は、男の後を追って駆け出した。]
(————テノナル ホウヘ)
[あの日の幼な子の笑い声、今も鬼の耳に残る、その思い出を追うように。]
(93) 2020/06/09(Tue) 00時頃
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転ばぬように、気をおつけ。
(-109) 2020/06/09(Tue) 00時頃
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[後追いながら、小さな鬼火を飛ばして、鬼は男の周囲に余計なモノが寄って来ぬよう牽制しておく。]
...っ。
[鬼火を放った瞬間、片角が軋むような音をたて、鬼は僅かに顔を顰めた。]
少々、急いだ方が......良いか。
[呟き落として、足を早める。*]
(95) 2020/06/09(Tue) 00時頃
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ああ、そうだな、其方はもう幼な子ではなかったな。
[少し前にも、同じ事を言ったな、と、鬼は笑みを浮かべ。]
けれど、我は其方を守ると、約束したからな。
[約束したのは、もうひとつ。]
(-124) 2020/06/09(Tue) 00時半頃
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— 回想 —
其方の家は、ここではないからな、ずっと帰らぬというわけにはいかない。
[帰りたくない、という、子供に、鬼は諭すように言い聞かせた。]
我もタクミと共に居たいが、今は我慢する。其方も我慢して聞き分けておくれ。
[その代わりに、と、鬼は、幼な子の手を両手で包み、微笑んだ。]
其方が寂しいと思ったら、我を呼ぶといい。きっと迎えに行ってやろう。
[子供はきっと忘れるだろう。大人になって、己の幸福を掴んだならば、きっと、思い出しすらしないだろう。
けれどもし...]
(-125) 2020/06/09(Tue) 00時半頃
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[男が近づいた大木の枝に、鬼は一飛びで身を運び、回り込もうとする男の頭の上から、声を降らせる。]
タクミ、寂しくはないか?*
(107) 2020/06/09(Tue) 00時半頃
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我は、其方が居なければ、寂しい。
[鬼は、木の枝から軽々と飛び降りて、足滑らせた男の方へと手を伸ばす。
その指先が触れた瞬間、ぱらり、と、紫紺の角の細かな欠片が、男の頭上に落ちた。]
だから、迎えに来た。
タクミ...我を呼んでおくれ。
[切なく甘く、声が請う。願いはたったひとつ、だと。*]
(117) 2020/06/09(Tue) 01時半頃
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『約束する。
我の命に代えても、其方をきっと、迎えに行くよ。』
(-131) 2020/06/09(Tue) 01時半頃
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— 回想 —
[しがみつく子を抱きしめて、鬼はぽふりと、その頭を撫でた。]
タクミは、そのままでいい。 そのまま、自由に生きておいき。
[鬼が鬼神と変わった世とは、今は違うけれど、真っ直ぐに願いのままに生きるのは、いつの世にも難しかろう。
千年に凍えた鬼を温めた子が、少しでも生き易くあるように、鬼は祈りを、その角に込めた。]
そうすれば、きっとまた、会える。*
(-141) 2020/06/09(Tue) 02時半頃
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[鬼を鬼神と成した人の子の願いが、鬼から離れたその時に、封じたのは力と心。]
『何も見ず、何も知らずば、人に関わろうとも思わぬだろうさ。』
[必要とされなくなった力は僅かずつ枯れていく。この身もいつか、枯れて朽ちようと、ただ時の過ぎるに任せていたけれど。]
(137) 2020/06/09(Tue) 22時半頃
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きっと、もう一度。
(-155) 2020/06/09(Tue) 22時半頃
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[引き寄せる力に抗わず、鬼は、男の腕に囲い込まれて、小さく笑った。]
タクミ...
[名を呼ばれ、呼び返す。]
あの時とは.........反対、だな。
[しがみつく、小さな温もりを抱きしめた。あの日、鬼の体は震えはしなかったけれど。きっと心は震えていた。]
大丈夫だ、タクミ。其方が呼んでくれたのだから......
[あの日の約束通り。]
(138) 2020/06/09(Tue) 22時半頃
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[いつ朽ちても構わぬと、封じていた鬼の心は、まっすぐな願いと想いに溶けて目覚めて。]
今一度...
[せめて、もう一目会うまでは、と、望みを抱き。]
叶うなら、ずっと。
[もしも、願いが叶うならば......]
(-156) 2020/06/09(Tue) 22時半頃
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————我は、其方の側に居る。
(139) 2020/06/09(Tue) 22時半頃
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ずっと、 側に。
(-159) 2020/06/09(Tue) 22時半頃
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[囁いて、震える男の唇に、鬼は、紅い唇を、そっと重ねた。*]
(142) 2020/06/09(Tue) 22時半頃
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『ホラ、ツカマエタ...』
[捉まったのは、人か鬼か、定かではないけれど。*]
(-160) 2020/06/09(Tue) 22時半頃
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[唇重ね、想いを重ね、互いの吐息が混ざり合う。]
ふ...ゥ...
[深く、強く、と、求める合間、こくりと、鬼の喉が鳴り、ひび割れかけていた角がふわりと光る。
光が静まった時、紫紺の角の欠けた隙間を、僅かに淡く優しい竜胆色の煌めきが埋めていた。]
タクミ...、ありがとう。
[鬼は、微かに上気した頬を、隠すように、男の胸に顔を伏せる。]
(-171) 2020/06/10(Wed) 00時頃
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其方は、我を救ってくれた。命も、心も。
[男が鬼を忘れ果て、その手を取ることがなかったら、恐らく鬼は、いくらもせぬうちに、消えていた。 それを告げれば、きっと、男は鬼を見捨てない。だから、決して告げまいと、鬼は固く決めていた。]
其方は我の番...我の命に等しい者... 我の全ては、其方のものだよ...。
(-172) 2020/06/10(Wed) 00時頃
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[囁いてから、ふと、思い出したように、鬼は小首を傾げる。]
そうだ、タクミ...もしや其方、我が女子の姿をしているほうが嬉しいか?*
(-173) 2020/06/10(Wed) 00時頃
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/* もう、イベントはクリア済みなので、他のかぽーの邪魔をせんためにも秘話篭りでいいんじゃねーかと思ってる。
(-174) 2020/06/10(Wed) 00時半頃
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