277 黄昏草咲く出逢い辻
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― 森の広場 ―
何が起きるか分からない、か。 教えたら教えたで何をされるやら、な気もするんだが。
[忠告>>116>>117を反芻しながら苦笑を一つ。 どうしたものかと思いながら、赤い脹らみのできた左手に息を吹きかけた*]
(128) 2020/06/05(Fri) 21時半頃
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[もう一度会いたい]
……… 刻 ………
[魔除けの呪いの網目をくぐり抜けて。 吐息に混ざる音は竜胆に触れた*]
(-58) 2020/06/05(Fri) 22時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2020/06/05(Fri) 22時頃
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名前。 知ってたんだな、俺。
[まだ呪い全ては消えていないが。 それが、オニの名前だということは思い出せた]
ごめん。まだ。 思い出せてないことの方が多いと思う。
[名を呼ばれ、左右に緩く首を振る]
(-63) 2020/06/05(Fri) 22時半頃
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― 森の広場 ―
[いきなり目の前に現れたオニに手を取られ。>>140 息つく暇もない内に、柔らかくて温かなものが触れた]
……悩むだけ馬鹿らしかったか。
[眉尻下げつつ、されるがままに*]
(145) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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……ンッ
[触れあう場所から痛みと快感、相反する2つが続けて襲いきて。抑えきれない声が妙に甘く漏れた]
……遅かったから。
[詰る言葉に顔を逸らす]
これでも気遣ってもらったんだぞ? 向こうも刻のこと、知ってるみたいで。
[その声は優しかったから。言い訳がましく甘えてしまった]
(-67) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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それは凄いな。
[身に付けた処世術は一度隅へと追いやれば。 幼い頃のように素直な心で感心して]
ありがとう。でも。 出来れば思い出したいって、思うよ。
[柔らかな掌、その甲に自分の手も添え。 視線合わせる代わりに、瞳を閉じて思いを籠めた*]
もっと知りたいから。 刻のこと。
(-68) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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[したり顔での評価は黙殺した。 頬が紅潮するのは止められないから、効果はないか逆効果で]
うるさい。
[寂しかったというのを否定はせず。だが子供のように肯定することも出来ずで、唇を僅か尖らせる]
そっか。あのひとも無事に会えたのかな。 怪我とかしてないといいね。
[銀幕の中が似合いそうな見目をしている殿御。俳優か何かなのだろうと勝手な想像をしていて。直接対峙したオニからすれば滑稽かもしれぬ感想を差し挟みつつ]
狐面で隠されてたけど、美人だったね。 いや、俺じゃ無理。やたら緊張したし、きっと耐えられない。
[フルフルと首を振って真面目に答えておいた。何となく、変に流しちゃいけないと思ったのは、気にしすぎだったのかもしれないが]
(-73) 2020/06/06(Sat) 00時半頃
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覚えてなくても、世話になったことはもう間違いないし。 知らないままだと覚悟も、な。
[変化する声音に胸がざわめく。 そうではない、ただ知りたいのだと言うのはどうにも気恥ずかしくて。子供の頃と全く同じにはできない自分がもどかしかったが]
ん。知りたい。 あの山にはきっと隠れてたんだよな。それはどうして、とか。
[先程までより芯が通った静かな声に、自然とそう聞き始めることができた。受け止めたいという気持ちが何よりも勝って]
俺のは、恥ずかしい所も多いんだけどな。 まぁ、刻になら、いいや。
[ふわりと微笑む*]
(-74) 2020/06/06(Sat) 00時半頃
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― 森の広場 ―
そう言えば。
[尋ねられた>>158途端に鳴る腹の虫。 我に返ると同時に、頬の赤みが弥増した]
よ、よく覚えてるんだな、本当に。 食べていいものなら欲しいな。うん。
[早口になりながら、オニの手を握ったまま方向も確かめずに、先に立って歩き出そうとした*]
(164) 2020/06/06(Sat) 00時半頃
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― 森の中 ―
[気付かぬ振りはしてくれても、笑う気配>>171に焦りが増したのは仕方なかろう。それも自業自得なのだが]
いや、俺も忘れてたっていうか。 それどころじゃなかったからな、っと!
[引かれれば>>171容易にバランスは崩れ、腕の中に囲われる。 耳に掛かる温かな息に、コクンと唾をひとつ飲み込んだ]
あ、ああ。悪い。 こっちなんだな。
[自分から手を握ったままであることにも気付いたが、楽しげな様子に今更離すのも、となって。 深呼吸をすると、今度こそ正しい方向の木々の間へ踏み込んだ*]
(175) 2020/06/06(Sat) 01時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2020/06/06(Sat) 01時半頃
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あれ、そうなんだ。 なら良かった。
[意外そうに言ってしまったが、刻の判断を疑う気は皆無で、その場ではさらりと流し]
人見知りじゃ、新聞社勤めしようだなんても思わないよ。 気さくではあったんだけど、なんというか、オーラ? 深入りしたらヤバそうな人だなと思ったんだ。
[機嫌よさげなな雰囲気にホッとして正直な感想を伝えた]
そうか?
[微笑まれて少しキョトンとなる様子は、なるほど幼い頃とも良く似ていたことだろう]
(-84) 2020/06/06(Sat) 02時頃
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[語られるオニの過去。 それはあまりに哀しい話だと思った]
人間って勝手だな。 力を求めるだけ求めて、必要なくなったら自分達の中から切り捨てて。 俺も他人事のように言える身じゃないけど。
[冗談めかした物言いに、片角をじっと見つめた。美しいと今でも思う。けれど本当はもっと、と思うと哀しかった。 多くの言葉を差し挟むことはできず、そっと指で目尻を擦る]
俺と会って? 俺は…俺も多分、寂しかったんだと思う。 周りは忙しい大人ばかりで、かといって自分一人では出来ないことが多くて。誰かと一緒にいられるのは、嬉しかった。 そう、すごく嬉しかったんだ。
[手繰り寄せるように過去に思いを馳せて。 フッと息を吐き出した**]
(-85) 2020/06/06(Sat) 02時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2020/06/06(Sat) 02時半頃
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― 森の中 ―
[林檎の薫りを辿ることはまだ出来ていない。 それよりも身近な甘い薫りに気を取られないようにするのが精一杯で。 木々の間の細道を抜ける歩調は、そう早くもない]
ッ、今度は!?
[道中、突然響いた獣の咆哮。>>#3 その禍々しさに繋ぐ手をぎゅっと握り、身構えた*]
(196) 2020/06/06(Sat) 20時頃
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カガは、息を吸い込み、止めて待つ。18
2020/06/06(Sat) 20時頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2020/06/06(Sat) 20時半頃
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/* 星さんのところは惜しいっ! 兎さんのところは美味しい!(成長物語的に)
こう見ているとやはり、高い数値振っちゃったの勿体無いなとか思ってしまいますね。 鬼さんは強くて格好良いんだから仕方ないか。
(-98) 2020/06/06(Sat) 21時半頃
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分かった。
[凛と響く声に小さく返す。>>213 そこに宿るのは信頼の情。 握った手から流れ込む力が、守り袋の中で熱を持つのを感じれば、服の上からそっと触れて。 何も恐れず、落ち着いて、迫り来る獣の動きを見据えていた]
(227) 2020/06/06(Sat) 23時頃
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[青白い閃光が走り、触れるより遥か手前で弾かれた獣は再び木々の向こうに消え去った。 案ずる声に緊張を緩め、安心させるような笑みを浮かべて振り返る]
ああ勿論。 いつも護られてたんだな。こんな風に。
[それから一本のみの角を見上げて]
何かそっちにも障りとかない、よな。
[万一を案じ、問いかけた*]
(228) 2020/06/06(Sat) 23時頃
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そうか。なら良かった。
[同じようにほっと息を吐く。>>231]
そう、なのか? お前がいるから大丈夫だろうって、大概他力本願だけど。
[重ねられた手も、真摯な言葉も慣れたものではなくて。照れ隠しに軽口のように返しかけたが、続いた言葉に一転、今度はこちらが手を重ねる]
それって、実は体が弱ってきているとか、そういうことか? だから……なのか?
[力になれてたのなら嬉しい。だが。 番を求めに来た理由はそういうことなのかと。言葉に全てのせられていたわけではないのに、直感的に感じた部分に従って問いかけた*]
(237) 2020/06/06(Sat) 23時半頃
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/* 何だろう。何かデジャヴュ……
まぁ、脊椎反射キャラになってるから、結局。 幅が狭い……(しょんぼり)
そしてこれは。 更に手を重ねた後から秘話にすべきだったのではと今更。 エピでコツ教われたら嬉しいです。
(-112) 2020/06/07(Sun) 00時頃
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[身体が思うようにならない苦しさは覚えていたから。 つい何かスイッチが入ってしまったようだ]
あ、いや、えっと。
[>>244苦笑混じりに返され、ハッとなる。 そう言われるとなかり失礼な話だと自分でも思って]
そういうつもりじゃなかっ……
[縮まった距離に言い訳の言葉は途切れて、小さく息を飲む*]
(247) 2020/06/07(Sun) 00時半頃
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俺だけ………
[千年の孤独を理解することは叶わない。 けれどその辛さを一部なりと想像することは出来る。
奇跡のような出会いだったのだと。 会えて良かったと、心の底から思う]
………俺で、いいのか。
[まだ思いきったというには弱いが。 震える声で、今更を、聞いた]
(-115) 2020/06/07(Sun) 00時半頃
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