277 黄昏草咲く出逢い辻
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― 湖畔 ―
ん?ああ、見ての通りってやつだが、そういうお嬢ちゃんはえらいせっかちだな。飯でもくった後に探しに行こうと思ってたのによ。 お色直しにゆっくりしててもよかったんだぜ。
[来てもらおうなんて考えが端からなかった...は目の前に降りたった夫婦にと誘った>>129お嬢ちゃんに答えながら、謝って隣に腰掛ける>>130に軽く応え]
腹が減ってはなんとやらってやつさ。
[生きていくうえで必要なことだとあっさりと答えた]
(141) 2020/06/05(Fri) 22時半頃
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そんなの当たり前だろ。 自分より綺麗に咲く花っての他の花から嫉妬されるもんさ。
[そういう意味ではないことは理解しているが、あちこち飛び回ってくれていたらしいお嬢ちゃん>>131の気が晴れるように軽口を叩きながら、悪戯っぽく見上げる艶と幼さを混同したような視線を見返して]
熱いから気をつけろよ。
[魚独特の香ばしさ滴りおちる脂が食欲をそそる焼き魚の串を取り、数度息を吹きかけ形ばかりに冷ました後に労いと甘やかせる時間をこめて、口をあけて待つお嬢ちゃんの口元に運んだ*]
(142) 2020/06/05(Fri) 22時半頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2020/06/05(Fri) 22時半頃
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名前。 知ってたんだな、俺。
[まだ呪い全ては消えていないが。 それが、オニの名前だということは思い出せた]
ごめん。まだ。 思い出せてないことの方が多いと思う。
[名を呼ばれ、左右に緩く首を振る]
(-63) 2020/06/05(Fri) 22時半頃
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[ちろりと、鬼の舌が赤く腫れた火傷を這えば、氷のような冷たさと、染みる痛みが一瞬強まり、やがてじわりとした温もりと、痛みとは真逆の心地よさが肌の上を走り抜けるを感じるだろう。]
悪い子だ、タクミ。 我の知らぬ間に、他の妖に触れさせるとは。
[詰るような言葉と裏腹、声は優しい。*]
(-64) 2020/06/05(Fri) 22時半頃
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― 枯木の森 ―
……そうか。
[言いつつ、ちら、と遠巻きにしているすねこすりに視線を向ける。>>137]
あれどもは、さほど大きな力は持たぬからな。 大方、見慣れぬ人の子にはしゃいで遊んでもらいたがった、というところであろ。
[害意はない妖の事、その辺りであろう、と辺りをつけて。 さて、これからどうするか、と思考を巡らせた所に向けられた問い>>138に、ぐ、と詰まった]
(143) 2020/06/05(Fri) 22時半頃
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……鬼の君……余計な事を。
[落ちた呟きはやや低い。 とはいえ、こちらの事情を知らぬ他の妖からすれば、ここで縁結ぶは番うと結びつくのは自然な事ともわかるから恨み節はそこまでで]
……この辻の森は本来、妖が自身の番となる者を求めて訪れる場所。 縁結ぶが番うと結びつく御仁の方が多かろうて、そのような物言いになったのであろうな。
[ひとまず、口にするのは番と言う言葉が使われた由縁の推測]
……我に番はない。 番を求める意思もない。 故に、それは誰にも当てはまらぬよ。
[続けて落とすのは自身に課した定め故の返答。 言の葉紡ぐ時、視線が落ちたのは半ば無意識。*]
(144) 2020/06/05(Fri) 22時半頃
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― 森の広場 ―
[いきなり目の前に現れたオニに手を取られ。>>140 息つく暇もない内に、柔らかくて温かなものが触れた]
……悩むだけ馬鹿らしかったか。
[眉尻下げつつ、されるがままに*]
(145) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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はは、内緒か。
[逸らされる視線。 浮かぶ表情。 見せる反応の一つ一つが愛らしい。 あまり突いては機嫌を損ねると、それ以上の追撃はせず]
(-65) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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─ 森の中 ─
[のどかの様子を楽し気に見遣りつつ、握られた左手>>136を握り返す]
目的を異にしているものも居るがな。 大体は『番』を求めてこの『辻』に集まる。
そうか、まだ誰とも会うては居らぬか。
[返答を聞いて、ふむ、と声を零した。 幽霊じゃなかったと安堵する様子には、ふ、と思わず笑う]
玉兎を幽霊と見間違うたか。 随分と可愛らしい幽霊も居たものだ。
(146) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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というかだな。 お主、妖は平気だのに幽霊は苦手なのか?
[安堵したのはそういうことなのだろうと推測し、疑問を投げかけた*]
(147) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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構わぬさ。
其方に名を呼ばれるだけで、我は百里を超えられる。
[己の責ではないことを、済まなそうにする男の様子に、鬼は笑って、手を握ったまま、その頬に手を伸ばす。
紫紺の爪は鋭く尖っているけれど、男の頬に触れるのは存外に柔らかな鬼の掌。]
謝る必要もない。
たとえ全てを其方が忘れたままでも、我が代わりに覚えている。
.........この身が朽ちても、忘れはしない。*
(-66) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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……ンッ
[触れあう場所から痛みと快感、相反する2つが続けて襲いきて。抑えきれない声が妙に甘く漏れた]
……遅かったから。
[詰る言葉に顔を逸らす]
これでも気遣ってもらったんだぞ? 向こうも刻のこと、知ってるみたいで。
[その声は優しかったから。言い訳がましく甘えてしまった]
(-67) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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― 枯木の森 ―
そうだったのか。 おやつでもあげれば良かったかな?
[言われてみれば、少しスキンシップの激しい犬のようなものだったと、兎姫の説明>>143を受けつつ振り返る。 こちらも妖との遊びに夢中になり過ぎて、穴に嵌まった辺りは言わず仕舞いであった。 その話どころではなくなったというのが正しいか]
(148) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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[こちらの問いに、兎姫は言葉を詰まらせる。 低く呟く声>>144に何かまずいことを言ったかとも思ったが、続く言葉はひとまず解説めいたもので]
ああ……。 鬼のひととか、さっきの狐のひとはそうだったのかな。
[森の中で邂逅した、人ならざる者たちの姿を思い浮かべつつ呟いた。 それから、視線を兎姫へと戻し]
そっか。 ……いや、何かお邪魔してたなら申し訳ないしさ。
[番となるべき相手が別にいるなら、うっかり迷い込んだ自分が手を煩わせるのも悪かろうと。 そう思いつつの言葉だったが、視線落とす姿を見れば、疑問を抱いたように首を傾げる]
(149) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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それなら、何かその番とかとは別に、この森に来た理由があったってこと?
[自分のようにたまたま迷い込んだだけということもあるまいと、そう問いを投げ掛ける]
俺に手伝えることかはわからないけど、協力できることだったらするよ。
[どうせここを抜けるまで、他にすることもないのだから、と。 やや膝を曲げて視線を合わせつつ、窺うような口調で言った*]
(150) 2020/06/05(Fri) 23時頃
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それは凄いな。
[身に付けた処世術は一度隅へと追いやれば。 幼い頃のように素直な心で感心して]
ありがとう。でも。 出来れば思い出したいって、思うよ。
[柔らかな掌、その甲に自分の手も添え。 視線合わせる代わりに、瞳を閉じて思いを籠めた*]
もっと知りたいから。 刻のこと。
(-68) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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─ 森の中 ─
え、妖怪と幽霊は違うじゃないですか。
元々、妖怪の話が好きというのもありますが……妖怪は無害なのから危険なものまで色々いますし、時に可愛いのもいるでしょう。何か、不思議な生き物のような。
[例えばあんな、と視線で示したのは木霊たち。>>146]
幽霊は……実際は見たことないけど、恨めしい人がなってやたらと脅かしてくるイメージです。恐怖体験の再現ドラマの怖いこと怖いこと……
[怖がりながらも語れる程度には見ているらしい。]
(151) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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― 枯木の森 ―
[穴に嵌まった経緯を聞けば、呆れたような困ったような嘆息が落ちた……というのは、余談としておいて]
うむ、彼の御仁たちはそうであろな。
[比較的落ち着いて返せたのは、その辺りまでのこと。 お邪魔してたなら申し訳ない、という言葉へ返そうと思った言葉は、次いで投げかけられた問い>>150に、どこかへ消えた]
(152) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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……理由、は……。
[目の前の青年と再び会い、縁となっている呪の楔を抜き取る事。 それと告げてしまえばいいのに、何故か、言葉にできない。 どうすれば、と思う所に視線を合わせながらの言葉が向けられて]
……手伝いがいるほどでは、ない、が。 一先ず、森が開くまでは、我と共にあれ。
その方が危険も少ない。
[森が再び開くまでは出入りもできないのだから、と。 そんな理屈を内に積み重ねつつ。 言の葉にしたのは、当たり障りのない返答。*]
(153) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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お化け屋敷も、絶対人間が 幽霊のふりしてる方が怖いですよ……
[再現が難しい分、ロボットがやっていることも多い妖怪と、走って実際に追いかけてくる幽霊人間では比較にならないと思っている。]
まだ、怖い妖怪に会っていないから 言えるのかもしれませんが。
[綺羅星なんて、怖いどころか顔が良い。*]
(154) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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― 『辻守』の社前 ―
……ふむ。 風は、止んだか。
求め人も無事にあるべきを手にしたような。
[森の中の気の流れを辿り、『辻守』は小さく呟く]
これで鎮まれば……というのは。 いわゆる、『ふらぐ』とかいうやつかのぉ?
[くく、と笑う様子はとても楽し気で。 白鼠が一瞬立ち止まり、ちゅ、と突っ込みめいた鳴き声を上げた。**]
(155) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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相変わらず可愛い声......だが、少し色が増したかな?
[男の反応に、したり顔で鬼は唇を舐め、遅かった、と言われれば余計嬉しげに笑みを深める。]
これでも急いで空を駆けて来たのだが、そんなに寂しかったか?
[次いで告げられた、気遣ってもらったという相手には心当たりがあったから頷いた。]
狐殿に会ったようだな。我も先刻擦れ違った。
麗しい女子の姿だったろう? 狐殿のような番なら、其方も、もっと嬉しかったか?
[問いかけは悪戯混じり。答えがどうであろうが、鬼には次に聞いた言葉の方が大事だった。]
(-69) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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思い出したい、と、願ってくれるか。
[囁きは僅かに濡れて、鬼は一度、見えぬ目を空へと向ける]
...幼い其方には話さなかった事もある。 知りたければ、いつでも話し聞かせよう。
[再び、顔を向けた鬼は、何かを思い定めたように、静かに告げた。]
其方の話も、もっと聞かせてくれ。*
(-70) 2020/06/05(Fri) 23時半頃
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鳳凰の実 モイは、メモを貼った。
2020/06/05(Fri) 23時半頃
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― 枯木の森 ―
え……?
[理由を問うた相手>>153が、言葉を詰まらせるのを見て疑問符を浮かべた。 結局答えらしきものは得られず、訊いてはいけないことだったかとも思ったが。 どうやらそれをもって拒絶されるということはないようだった]
……別に、それはいいけど。
[共にあれという言葉に否やはない。 むしろ、それだけでいいのかとも思うが、続く言葉に瞬いて]
俺のこと……心配、してくれてるのか?
[時が訪れるまで放っておくという選択肢もあるはずだが、どうやら兎姫にその気はないらしい、と。 有難い反面どこか気恥ずかしく思いつつ、そんな問いを口にした*]
(156) 2020/06/06(Sat) 00時頃
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/* 怖いどころか顔が良いwwww まぁ怖い面は出してないからなw
(-71) 2020/06/06(Sat) 00時頃
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/* ノッカちゃんが、いちいち「顔が良い」って思ってるのがツボるw いやほんと、イケメンだけど綺羅星殿。(顔以外もね!)
沙羅殿>>144 余計なこと喋れというてれぱしーを受けましたのでね。(にこにこ)
(-72) 2020/06/06(Sat) 00時頃
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― 枯木の森 ―
[浮かべられた疑問符に答える術はない。 だから、それには触れずに]
…………そなた、な。
[瞬きの後、続けられた言葉。>>156 こちらからすれば、あらゆる意味で案ずる所しかない、というのは頑張って抑え込んで]
妖の領域にふらりと迷いこむような、不安定なものをこんな場所に放っておけるわけがなかろ……!
[早口で言い放った後、つ、と視線逸らして]
……とにかく、まずはここを抜けるとしよう。 この場所は、気が滅入る。
[歩いて移動できるかは読めないが、先ほどまで道を遮っていたものの気配はないから。 とにかく移動しよう、と促した。*]
(157) 2020/06/06(Sat) 00時頃
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― 森の広場 ―
[いつしか風は止み、森には静けさが戻る。或いは束の間の平穏かもしれなかったが。]
タクミ、腹は減っていないか?上から見つけたのだが、このすぐ先に熟れた林檎の木があった。 行ってみるか?
[腹が減ってはなんとやら、確か果実は好きだろう?と、提案をひとつ。*]
(158) 2020/06/06(Sat) 00時頃
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─ 森の中 ─
妖と幽霊が同じとは言わぬがな。 妖を恐れぬならば幽霊もと思うたが、そうではないとは意外であった。
[妖と幽霊の違いを語るのどか>>151に相槌を打ちつつ]
悪させず佇んでいるだけの幽霊もあろうが、それはそれで不気味故恐ろしいという話であったか。
[どこぞで聞いた話を思い出して、納得しておく]
(159) 2020/06/06(Sat) 00時半頃
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人の子が幽霊に扮しておるならば、人と分かっている故に恐ろしゅうもないと思うがの。
[その辺りは個々人の感じ方の違いかもしれない。 まだ怖い妖怪に会っていないと言うのどか>>154には、そうじゃな、と相槌を打ち]
ここで会う可能性もあるだろうの。 何が起こるか分からぬ故。
[会わないに越したことは無いが、妖の性質もピンからキリだ。 警戒しておいて損はない*]
(160) 2020/06/06(Sat) 00時半頃
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