あー、そりゃ参るな。
そういうのは勘違いしたヒロインの役目なんで、ごつすぎる俺は遠慮しとくわ。
[奪われる>>11という表現を自分に向けられるとは思ってもなかったものだ。と苦笑を浮かべつつ]
さて、あいにくここには花束ぐらいなら作れても宝石を返すことはできそうにないようだ。
[物騒なお返しにはスマイルも添えるのは手早くても、夫婦となろうとするものへはスマートな返礼はできそうにない。
そんな事実に大袈裟に肩を竦めた後、揺れるミサンガを緩めて手首外して]
今は願掛けにしてたこれぐらいだな。
[男に似つかわしくない落ち着いた色合いで纏められたミサンガを千早に渡して]
幸運は変わりにお嬢ちゃんが俺に運んでくれりゃいいさ。
[掌に乗せるようにして揺れる風>>#0にあわせて指を離したわけ瞬間、場面が切り替わるような不可思議な事柄に早速巻き込まれるのであった]
(26) 2020/06/04(Thu) 03時頃