276 【素桃村7】四月と、春に焦がるる白い羽根
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──周防さんと──
[周防さんから返る返事は>>157まさに 彫刻を見ながら考えさせられていた内容で
だからこそ、彼女が視線を落として俯けば、 その気持ちが理解できてしまう分、 申し訳ない気持ちにもなった]
普通の、筈 なんですけどね…
[同じ色の白い羽根。 けれどそれは、自分たちにしか見えない特別。 でもその特別が、
ああ、そうか、その特別が、 俺は、あまり好きではなかったんだな、と。 今までの気持ちが、すとんと心の中に落ち着いた]
(173) 2020/03/28(Sat) 00時半頃
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[自分からの問いかけに、彼女は暫し押し黙る 漠然とした問いに、真摯に向き合ってくれる姿は 純粋に好感が持てる。
一方で、考えさせてしまった、という事実に また申し訳ない気持ちでいっぱいである(二回目)
やがて、彼女の返事が返ってくる。 確かに、恋を知らない彼女に、>>158 恋をしたら幸せになれるのかと問うたところで 自分と同じ、「判らない」に行き着くのは当然か。
けれど彼女なりの解釈は、十分に、頷ける。
そして、────── 救われた。]
(174) 2020/03/28(Sat) 00時半頃
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……ありがとうございます、
いや、ここに来るまでは、 むしろ、恋をすれば幸せになるって そう、思っていたんです
人間が恋をして、幸せそうな顔をする瞬間は 今までにも、たくさん見てきましたから。
けど、どこか不安だった。 恋の先に待っているものが不確かすぎて こんな仰々しいお見合いを開いてまで、 得られる恋、の先にあるものが、 本当に、幸せなもの、なのか。
(175) 2020/03/28(Sat) 00時半頃
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でも、今、周防さんの話を聞いてね、 自分たちだって恋をして幸せになれる、 っていうのも勿論そうなのだけど、 幸せかどうかは、自分たちで決める、って それが、なんだか腑に落ちた、きがする。
[指先を伸ばすと、扉の彫刻に触れることはできたか 幸せの象徴。恋のキューピッド。 誰かに幸せを運ぶ、白い羽根。]
(176) 2020/03/28(Sat) 00時半頃
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どうして自分は人間じゃないのかって 時々、それが心の中で、苦しくなってた。
でも、人間とか恋天使とか関係ないんですよね きっと。
そもそも天使の恋矢が、 誰かの幸せを「後押し」するものだって、思えたら 後押ししてもらって、実際に幸せになるかどうかは 俺ら次第、なのかもしれないですね。
[あとは、「誰と」という話ですよね、って 俺は彼女に困ったように微笑みかけた。 ………結局なぜか、始終敬語のままだったけれど。]**
(177) 2020/03/28(Sat) 00時半頃
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― デザートコーナー/クリス ―
それは……そちらの方が凄いのでは?
[>>142食べたから知っている。 その言葉の重みは文献を見て覚えるよりも重たいものだ]
けれど造詣が深いことに変わりはないですよね。 クリスさんが食べているとケーキも美味しそうに見えますから。
[食べ方もマナーもとやかく言うことはしないものの。 その辺りはしっかりとされているようで安心して見ていられる。
それに何よりも>>144想像よりも話が飛ぶので面白く感じていた]
(178) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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それこそ幻滅するからではないでしょうか。 キスには浪漫を求めるもの……なのでしょうか。 確かに僕の記憶にはないものです。
それにクリスさんの記憶にもあまり見ないならば。 特殊な味わい、なのでしょうか。
[謎は深まるばかり。 解決するつもりの薄い問答もまた愉快なものだ]
(179) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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難しい……ですか。 僕は「恋」したい相手を探すのにお話をしようと思いました。 お話して、相手のことを知って、選びたい。 そうすればきっとそれは自然な形に近いと思ったのです。
ですが――確かに時間としては短いかもしれませんね。
[それは確かにと頷いてしまう。 迷っているのと、不安な気持ち。 いろいろとまぜこぜとなってしまえば色々と難しく感じてしまうのかもしれない。 望はその辺りを気にしないようにした。 だから迷っていないだけなのだろう。
愉快だと思う気持ちもどこへやら。 >>148悩みとクリスの答えに首を傾げる]
(180) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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クリスさんの髪に何かしら思い入れがあるならば。 切ることにも意味があるのでしょう。
僕はその長い髪は綺麗だと思いますし。 少しばかり勿体ないと感じることもありますね。
でも――
[傾げていた首を戻す。 眉尻が下がった笑いはどうしても悲しさを感じてしまう]
(181) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2020/03/28(Sat) 01時頃
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きっとショートヘアのクリスさんも。 可愛らしく素敵であると思いますよ。
僕ですか、僕はまだ話していない人がいまして。 取り合えず皆さんとお話をしてから決めたいなと。
ほら、心が動かされるということがないですから、僕たちは。
[自然であればビビッと電流が走ったかのように想えるのだろうか。 それはわからないし知れることもないのだろうけれど。
一つ言えることは、クリスの望みは本当に。 些細なことと思えることの積み重ねなのだろうかと。 頬に片手を添えてクリスを見つめた*]
(182) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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/* 割と周防さんとの話に加賀さんが心のなかすっきりしてる
(-64) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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[5年も経験つまなきゃ、辿りつけないのか。>>143 いや自分の不器用さでは5年あっても、ちょっとあやしい。
彼女の中で毒味役候補に挙がってることなど知る由もなく。 天才的な美味しさを誇る食べ方に、余裕でアイスの山をぺろりと2つ片付けて。 半分融けかけの3つめに取りかかろう。]
ああ。 きっとこの先の人生が、自分だけのものじゃなくなる。 でもそこには一人じゃ味わえないもんが いっぱいあるんだろうけど。な。
[人生をかける、なんて人間は大袈裟だと笑うかもしれないが。>>145 恋天使にとっては、それくらい重い意味がある。]
(183) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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[仔猫みたいな灰茶の瞳がきょとりと瞬くのを見つめ。 彼女が口を開くのを待つ間、黙ったままフォークを置けば珈琲を一口。 鼻に抜ける苦い香りを、含んだ液体と共に飲みこんだ。
ちょっと意地悪し過ぎただろうか。 別に憧れでも期待でも、膨らませてるならそっとそのままにしておいてやればいいのに。 大人気ないと思いつつ。
彼女の反応をじっと待って。 待って。
そして。>>147]
(184) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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…………そう か、
(185) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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──…母さんも、 そうだったのかもしれないな。
(-65) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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[はっきりと響いた声の余韻が消えるのを待って、ぽつり。 呟けば、真っ直ぐ向けられた灰茶の前で、思わずくしゃりと顔を歪ませて笑い。
身体の力を抜くように、深く息を吐き出した。]
なんか、悪かったな。水を差すようなこと言って。
しかし、嬢ちゃんなかなかタフだなぁ。 あと数年したらいい女になるぞ、きっと。 ……まあでも頬に弁当つけてるうちは、まだまだだな。
[改めて見直せば、頬についたクズが目に入って。 ふは、と吹き出しながら手を伸ばして払ってやろうと。 自分で取るようなら、こっち、と指差すだけに留めて。]
(186) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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ありがとな。 なんか俺も、前に進む気になれそうだ。
[再びフォークを持てば、すっかり融けたアイスの中で浮いてる最後のアップルパイを、口に放り込んだ。**]
(187) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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/* 蜜原さんかっこいいな…おい…
(-66) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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/* 目指すは皆の三番手!(また言ってる
(-67) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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/* ところで沙羅さんのは続くのだろうか。 お風呂入ってきてから考えよう、明日も仕事だけれど。
(-68) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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/* 楠田氏がほんとにイケメンなんだよなぁ
(-69) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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/* 恐る恐るこっち覗いたけどまだ大丈夫だった!
(-70) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2020/03/28(Sat) 01時頃
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/* アカウント戻り。そして寝る。 俺は……希望どうすんだ……ほんとにどの人も素敵すぎてつらい
(-71) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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── 加賀さんと ──
[ 泣き笑いのようになってしまった表情は 彼の目には泣きそうな表情に見えたよう>>112
あたふた慌てる様子にわたしも少し驚いて そのくせ、心配してくれているのが嬉しくて 申し訳なさと嬉しさとがちょうど半々
うれしかっただけ。と伝えた頃には 目元の涙はきちんと乾いてた ]
(188) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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ね、好きなタイプ難しいよね 「顔」かぁ……
それさ、顔って答えて納得してくれる? なんか下手に答えると 紹介しよっかとか言わて、墓穴掘るし
[ 実際、墓穴を掘ったことがある 友達が紹介しようとした男の子
たしか、友達の彼氏の弟 着々と進む計画を止めるのに苦労した あのときはしばらく友達とも気まずかった
だから、それ以降は好きなタイプには 芸能人の名前を挙げるようにしたっけ ]
(189) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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[ 自分の好きなタイプ どんな人と一緒にいたいのか 真剣に考えたこと自体なかったかもしれない できないことを言い訳に 最初から考えること自体やめていた
みかんを飲み込む唇と そこからこぼれた声に耳を傾けて ]
(190) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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恋した相手が好きなタイプ…… それね、最初に話した子も言ってた
一緒の未来を歩んでみたい相手や もっと知りたい相手…… あぁ、それはわたしもそうかな タイプというか、きっかけかもしれないけど あとはそう、一緒に成長できるひと。とか 変わるんじゃなくて成長がいいな
[ なかやか難しいね、って困った顔をして** ]
(191) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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――休憩中、芽亜ちゃんと――
ほんと?ごめんね>>133 ありがとー、助かる!
[顔の前で合わせた手は胸の前まで下りてきて ぱあっと華やいだ表情がよく見える。
LINEを交換して>>134ほっと人心地。 恋天使の女の子の、友達だ。 素直に、嬉しかった。 筆不精だってかまわないのだ、 お友達は、お友達として存在してくれるだけで意味がある
ああ、もちろん、芽亜ちゃんのお店には行ってみたい。 うちの店は……うーん、どうだろう。 もし来ることがあれば、その時は 「お嬢様」としてご帰宅をお迎えします、が。]
(192) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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えぁ……うぁ、…あたし、勘違いしてた 誰にも選ばれなかったら、てっきり、また次回〜 …ってなるのかと、思ってた………
[どうしよう、そりゃ芽亜ちゃんがちゃんと 男性全員とお話を終えてるはずだよ …やばい、なんだか急に、焦りが来た。 芽亜ちゃんのお顔を見ても、心配そう。>>136]
お礼を言うのはあたしの方…! こちらこそ、重大な事実に気づかせて頂きました。
[真剣な声で告げられた言葉>>136にはもう、 平身低頭その通りですと申し上げるしかない。
ドリンクコーナーではソフトドリンクを取って 激励の乾杯を交わして、ぐいーっと一杯。 握手か、ハイタッチか、グータッチか。 何かを芽亜ちゃんと交わして、 あたしは未だお話が出来ていない人の所へ。]*
(193) 2020/03/28(Sat) 01時頃
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― 会場/沙羅 ―
僕も初めて会ったのですよ。 その、読者と言いますか。 沙羅さんのような視線をくれる人に。
[>>164憧憬、視線にはそう書かれている気がする。 相変わらずとこそばゆく感じる視線に。 そう感じてしまう自分自身に苦笑する]
中々一人の想像力では建物は描けませんからね。 建築家の方が何を考えて設計したのか。 現代を取り扱うのであれば最低限資料は必要ですし。 やはり写真だけよりも現地の雰囲気を知っていた方が。 よりよく描ける気はしますね。
[すごい、すごいと褒めらえる。 褒められているのだろうか。 悪い気がするものではないことが逆に困ってしまう]
(194) 2020/03/28(Sat) 01時半頃
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