275 歳末幻想2020
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―岩風呂―
[ ああ、だいぶボンヤリしていたよ。おはよう。
目が覚めたのは、新しく転がってきたもうひとつの眼球が、かつんとぶつかったとき。 溢れ湯の流れに乗って集まった眼球が、たまたまペンタグラムを形作ったから、ぼくは意識を拾ったよ。
おうい、こっち、こっち。五色に輝いてほかの孤眼をよばわり、来たはしから土台に据える。沢山の基底眼があつまってくると、飾りの乗った大樹めいた姿に育つ。 ]
(18) 2019/12/28(Sat) 15時半頃
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―桧風呂―
おや、湯気の奥から彼は誰? 恨み行脚はお焚き上げ、厄除け桧がぬくまっているよ。
おういこっちこっち。ぴゅーっ
[ >>0:25 せっかく組んだ同期振り子の尻尾眼を沈めて湯を汲むと、巧みな瞳孔の運動で先頭眼まで運んで、ぴゅっと撃ちとばす。 ぺたぺた歩む恨み神の、歩いていないほうの脚のあたりにでも撒かれたろうか。 こんな些細な縁でも、辛く思わば恨みもあるや?]
(19) 2019/12/28(Sat) 16時頃
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[張鐘の持つ金魚鉢の中には、 小さな小さなミニチュアの塔が屹立し。 呼吸でもするかのように、時折泡を吹き出している。]
(20) 2019/12/28(Sat) 16時半頃
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[ぷぷぷぷ、と空中を泳ぎ。 導蝦棟の開け放たれた障子窓から入ってくるのは 黒い法被の使い子海老。 そのままぴた、と張鐘の曲がった背にしがみ付くと ツマツマ、トントン、ツマツマ、トントン。 小さなあんよと長い髭を交互に動かし、海老の言葉で伝えるのでございます。]
オットット。 御狸様の御成>>0:50かね。 であれば手を増やさねばなるまいね。
[座ったまま、盤の傍に佇む大甕へと鋏脚を伸ばし 銅の水杓子で中を攫えば、 とろりとした乳色の液体が水杓子を満たす。 それを金魚鉢の中へそぉっと傾け、注ぎ入れてから 懐、胸脚のいくつかがしっかりと抱いて温めていた 徳利を取り出して、二滴、三滴、ぽたり、ぱたり。]
(21) 2019/12/28(Sat) 16時半頃
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[やさしくやさしく、棒でかき混ぜれば 白く濁った金魚鉢はみるみるうちに透き通ってゆき、 ミニチュアの塔の壁面には、水饅頭のように ぬめらかな膜に包まれた無数の卵。]
……おや?
[張鐘は暫し、汁の煮えるを見定めるが如く 金魚鉢の中身を覗き込んでいたが、 ツイ、ツイ、ツイ、ツイ。 盤上の駒の動きに視線を戻した。]
ら組が南通路へ? おや、おや、おや。
(22) 2019/12/28(Sat) 16時半頃
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[眉間を顰めるように口元をもごつかせると、 張鐘は踵を返す駒にその触覚を触れさせた。 感じ取れたのは、小さな新入りのささやき>>69。]
……なるほど、いくさがみの御成>>0:14かね。 では銀の苔取りに、Щ組をやらねばなるまいね。
[ほう、と息を吐き出した刹那に、 や組の駒>>4が、かたん、と小さく揺れたのだった。]
(23) 2019/12/28(Sat) 16時半頃
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オ組は氷小屋に向かいなさい。 そろそろ晶酒も冷や上がるところだろうさ。 御客様に勧められもせず口を付けたものは、 焼いた鉄でぺたんこの煎餅にしてしまおうね。
ヲ組は今一度、もう一度。 全ての布団と枕を確認なさい。 穴の一つ、蚤の一匹でも逃そうものなら、 団子にして御客様の前に並べるからね。
(24) 2019/12/28(Sat) 17時頃
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……へ組や、ヘ組。 御客様の部屋が足りぬから>>9と、 これから増築をするのは流石に 神でも無ければできやしない。
鋸をしまい、指矩を片し。 無理せず掃除を続けなさいね。**
(25) 2019/12/28(Sat) 17時頃
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/* あんりみてっど えび わーくす
(-4) 2019/12/28(Sat) 17時頃
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― 横丁の最奥、ちょっと手前 ―
[白兎は作曲の神を声をかけられ振り向いた。>>6 重たい甲冑や物騒な刀剣が厳めしい音をたてる。 空行くジャガイモへ真っ赤な目を向けた。 イモは汗らしきものをたらしている。よろよろだ。]
いかにも。 楽の神である貴君も此処で新年を迎える心積もりか。 ……、……。
[声をかけられた時既に『そのこと』に感づいていた。 迎える橙の鬼火提灯が揺れている。息切らして幻日屋に向かうイモに続き、白兎もまた湯屋に足を踏み入れた。]
(26) 2019/12/28(Sat) 17時頃
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─ 幻日屋・受付 ─
[そして受付でやんややんやとやっている作曲の神の斜め後ろ、銀の甲冑を着込んだ兎はむっつりと黙り込み、かの神の言い分をきいていた。>>7>>8 受付の小エビが右往左往している。]
…………。
[白兎は戦の神である。]
構わん。 その申し出、吾輩が聞き入れた。 [ごねる客の申し出をきき受けて、受付にて相部屋が了解された。]
楽の神の願いは吾輩の領分だ。
[神であるがゆえに、感づいていたのだ。]
(27) 2019/12/28(Sat) 17時頃
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[――『修羅場の気配』というものに!]
(28) 2019/12/28(Sat) 17時頃
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[楽曲を納めるまでの締め切りとの戦いの火蓋は既に切っておとされている。]
楽の神よ。 いつまでに“それ”を斃さねばならない。
[白兎の赤い目がぎらぎらとイモを見た。]
貴君の戦はまだ終わっておらぬ。 仕事納めがまだだ。 そうだな?
――……
[作曲の神の態度を待ち、いくらもしゃべらせないうちに声を張り上げた。]
(29) 2019/12/28(Sat) 17時半頃
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誤魔化し無用ォオ!!!!!!
吾輩の目が赤い内はッッ! 一分一秒全て全て勝利のため戦ってもらう! 必ず吾輩が貴君に勝利を授けてみせよう。 何を呑気にしているか!! もたもたするなッ!! 残り時間がわかっているのなら そのヨチヨチ歩きを即刻やめろッ! この刀で半分に切り落とし身軽にされたいか!?
部屋へ参るぞ楽の神! 駆け足!
[戦の神は今より、スパルタ締め切り監視の神である。 イモについた短い脚を掴み、ずんずんと決められた部屋へと向かわんとした。**]
(30) 2019/12/28(Sat) 17時半頃
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―幻想横丁―
ごろん。ごろん。がらがちゃーん。ごろん。
[ おや、あれにみえるは黒鉄の古兵、おなかもくちいし、すこしついていってみよう。 たらふく貰ったカルメ焼きの香りを漂わせながら、三尺ほどの眼球は石畳を転がってゆく。
そうっと石灯篭を押し倒しながら、受付に向かう甲冑を追いかける。お芋のような道連れと、受付でやんややんやする甲冑姿は、はたして気付くかどうか?
元気いっぱいだから、すぐにも受付まで辿り着いたぞ。]
(31) 2019/12/28(Sat) 17時半頃
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―岩風呂―
[ の、側に立つきらびやかなツリーは、じつは湯屋に備え付けの建築ではなかった。 天辺のペンタグラムが色を変えながら煌めき、時折ことり、ことりと音を立ててすこしずつ背を高めてゆく。 奥からの輝きが湯気をさまざまな色に染め、ペンタグラムの色にあわせて、いくつか色の欠けた虹がひろがり、色の変化にあわせて欠けが動いていく。
光のイルミネーションが引き付けるのは、はたして孤眼だけであったか。]
(32) 2019/12/28(Sat) 19時頃
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……! ……!
[ぱしゃぱしゃ湯殿の水面揺らしながら、竜神様の鱗取りを手伝っている。 それを手伝っているからもちろん、狸神様の一番迎え>>5は逃してしまった。 いつだったかお駄賃恵んでもらった年は、そりゃあもう酒を運びの背中を流しの大働きだった。 もらった分は働くのが、ジルの流儀だ。]
(33) 2019/12/28(Sat) 22時頃
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[良い子と、子に聞かせるような言葉も、>>1 蛇神はにまり、賛辞と受け取った。]
ふふ、神は迎えられてこそ。 讃える声、歓待の礼を浴びるは美の秘訣よ。 讃美に不作法はそぐわぬからな。
[尽くされる礼には相応しい振舞を。 人との間に神事と言う儀礼ある故に、>>2 蛇神は礼を重んじる。
そろそろ頸部のあたりを揉んでもらおうかと、 尾でや組を呼び寄せる、が。>>3]
(34) 2019/12/28(Sat) 22時頃
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喰らうは良いが、 私の手伝いくらいは残せよ。 あの大海老もそれで寄越したろうに。
[喰らう自体は止めもせず、 文句に辛辣の響きもない。 己に害さえなければ良く、 むしろその食い気自体は見ものだ、と。
大海老も無能ではないと知る身。>>21 程なく"おかわり"も訪れよう。*]
(35) 2019/12/28(Sat) 22時頃
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/* なんだかどんどん厳かな存在になっていくけど、 イ○スタ映えを気になさる神様です。
(-5) 2019/12/28(Sat) 22時頃
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……!
[ところでやんやん吠えられないのは、竜神様の鱗殻の、うつくしくてちょうどいい大きさのものを見つけたからで。 それからそいつを落とさぬように、一生懸命咥えているから。 ベルデの小海老たちは噛んだりするなと厳しく躾けられているようだけど、ジルには駆ける手足がよっつ必要だから、これはまったく仕方ない。 ジルの口はやわらかかぼちゃ製なので、傷はつけない許してほしい。]
(36) 2019/12/28(Sat) 22時頃
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/* ログを読むのが楽しくて喋るのを忘れてたなんてそんな
(-6) 2019/12/28(Sat) 22時頃
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[ミタシュの頼みの鱗殻をしっかり咥えてなお、手伝いの手は緩めない。 頸を揉んで>>34と頼まれるなら、小海老に混じってジルのふかふか前足が付け根をむにむに揉みほぐす。 駆ける手足はよっつ必要でも、その場で立って仕事をするなら、ふたつ足でもなんとかなるのだ。]
(37) 2019/12/28(Sat) 22時頃
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/* ジルちゃんめためたかわいい もふもふしたいのにぼくには手がない……
(-7) 2019/12/28(Sat) 22時半頃
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[海老のおかわりが来るようなら、手は足りるだろうかとマッサージ役を離れることにした。 きれいな鱗殻はミタシュのためにひとつ拝借。がま口の中に押し込んで、それ以外をひとところに集める。 咥えて運んで、ひとまとめ。それもまた、殻拾いの大事な仕事だ。]
やん?
[ひととおりの仕事を終えたら、湯船にいる神様たちに御用聞き。 いつもなら灯籠油か小銭をもらうが、ここは風呂。 何かあるようなら、つけ払いでも働こう。
大丈夫、代金はお客様よりもっぱら雇い主、もとい飼い主のタイムに請求されている*]
(38) 2019/12/28(Sat) 22時半頃
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はは、己が身の話であるのに 悠長よな。 全く、不思議な目の群よ。
["成れるとよい"など、 まるでひとごとではないかと。>>10 くつくつ笑えば、頸部から下った小海老が 胴部の揺れに跳ねた。
蛇神の離島も、かつては海路の要所。 商機を見出した者も立ち寄った故に、 島でも視線は合った事だろう。 しかしそれも蛇と竜の違いがわからぬほど昔の話。 昨今は湯舟で、昔の会話を繰り返し想起しなぞるが常。*]
(39) 2019/12/28(Sat) 22時半頃
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[小さな黒い手が手伝いやすいよう、風呂の縁へ。>>33 啄むような小海老に対し、 ぽふりとまあるい心地は優しげで良い。>>37
どうも鳴き声がしないと思えば、 既に目聡く、脱皮の兆候を咥えている。>>36]
ほう、頃合いか。 では、もうそろそろ"脱ぐ"としようか。
[知らせた蛍火の南瓜を蒼い尾で撫でてやり、 ざぱりと温まった体を擡げ、湯舟から上がる。 蛍火が離れたのを見た後に、ピキと鱗が音を立てた。]
(40) 2019/12/28(Sat) 23時頃
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[脱皮と言えど、蛇とは違う。 つるりと剥けるのではなく。
蛇神が体をひねると、 鱗は縁に沿って裂け、 はらはらはらと舞い落ちる。 星や灯を反し、湯気にくるくる舞わされながら。
鱗の下は、瑞々しく美しい白の鱗。 体に残る蒼も、 何度か湯を潜れば剥がれ落ちよう。 落ちきるは、今年の終わりとなる頃に。]
(41) 2019/12/28(Sat) 23時頃
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[>>0:30返事と共に案内を受け、 ぱたたと耳を動かした。 耳の付根にある黒い空洞が視界と通じる。 つまりこれは瞬きでもあった。
通訳の気持ちか、言いたい事を解ってくれているようなその動き>>0:60を眺めた後、]
ピミャチョピチュピケチュカチュチュ
[また甲高い声で何事かしゃべった。 それが謝意である事を解るものは解るだろう。
頷けるような身体構造はしておらず、 べたぁと掌を地面につけ、 鼻の位置にある足をまっすぐに伸ばす事で低頭する。 これがお辞儀のようなものだとは、 慣れてないと解りにくいかもしれなかった。]
(42) 2019/12/28(Sat) 23時頃
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[そうしてまた、 ぺったん ぺったん ぺったん と、その歩みを進めていくのだ。]
(43) 2019/12/28(Sat) 23時頃
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