人狼議事


275 歳末幻想2020

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【人】 アララー伯 D.バルベルデ


[張鐘の持つ金魚鉢の中には、
小さな小さなミニチュアの塔が屹立し。
呼吸でもするかのように、時折泡を吹き出している。]
 

(20) 2019/12/28(Sat) 16時半頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


[ぷぷぷぷ、と空中を泳ぎ。
導蝦棟の開け放たれた障子窓から入ってくるのは
黒い法被の使い子海老。
そのままぴた、と張鐘の曲がった背にしがみ付くと
ツマツマ、トントン、ツマツマ、トントン。
小さなあんよと長い髭を交互に動かし、海老の言葉で伝えるのでございます。]

 オットット。
 御狸様の御成>>0:50かね。
 であれば手を増やさねばなるまいね。

[座ったまま、盤の傍に佇む大甕へと鋏脚を伸ばし
銅の水杓子で中を攫えば、
とろりとした乳色の液体が水杓子を満たす。
それを金魚鉢の中へそぉっと傾け、注ぎ入れてから
懐、胸脚のいくつかがしっかりと抱いて温めていた
徳利を取り出して、二滴、三滴、ぽたり、ぱたり。]
 

(21) 2019/12/28(Sat) 16時半頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


[やさしくやさしく、棒でかき混ぜれば
白く濁った金魚鉢はみるみるうちに透き通ってゆき、
ミニチュアの塔の壁面には、水饅頭のように
ぬめらかな膜に包まれた無数の卵。]

 ……おや?

[張鐘は暫し、汁の煮えるを見定めるが如く
金魚鉢の中身を覗き込んでいたが、
ツイ、ツイ、ツイ、ツイ。
盤上の駒の動きに視線を戻した。]

ら組が南通路へ?
おや、おや、おや。
 

(22) 2019/12/28(Sat) 16時半頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


[眉間を顰めるように口元をもごつかせると、
張鐘は踵を返す駒にその触覚を触れさせた。
感じ取れたのは、小さな新入りのささやき>>69。]

……なるほど、いくさがみの御成>>0:14かね。
では銀の苔取りに、Щ組をやらねばなるまいね。

[ほう、と息を吐き出した刹那に、
や組の駒>>4が、かたん、と小さく揺れたのだった。]
 

(23) 2019/12/28(Sat) 16時半頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


 オ組は氷小屋に向かいなさい。
 そろそろ晶酒も冷や上がるところだろうさ。
 御客様に勧められもせず口を付けたものは、
 焼いた鉄でぺたんこの煎餅にしてしまおうね。

 ヲ組は今一度、もう一度。
 全ての布団と枕を確認なさい。
 穴の一つ、蚤の一匹でも逃そうものなら、
 団子にして御客様の前に並べるからね。
 

(24) 2019/12/28(Sat) 17時頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


 ……へ組や、ヘ組。
 御客様の部屋が足りぬから>>9と、
 これから増築をするのは流石に
 神でも無ければできやしない。

 鋸をしまい、指矩を片し。
 無理せず掃除を続けなさいね。**
 

(25) 2019/12/28(Sat) 17時頃

アララー伯 D.バルベルデは、メモを貼った。

2019/12/28(Sat) 17時頃


【独】 アララー伯 D.バルベルデ

/*
あんりみてっど えび わーくす

(-4) 2019/12/28(Sat) 17時頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


[年暮泥むは幻日屋。
ここの小海老は働き者。
ぱくんばくんと食われよう>>3とも、
逃げず怯えず、竜神の按摩。
ツマツマトントン、ツマツマトントン。

ぱらりはらりと舞い剥がれるは、
海の色した美しき穢れ。>>41
水面に浮かぶも床に落ちるも
拾って運んで、齧らぬように。
列をなすように運んで行きや。

鱗を掲げた小海老の隊列は、
宛ら、打ち寄せる細波のよう。]
 

(75) 2019/12/29(Sun) 21時半頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


[湯気に満ちるは大厨房。
ここの小海老は赤ら顔。
たっぷり蒸された野菜や酒を>>60
ミタシュと共に運びましょうや。
ツマツマスイスイ、ツマツマスイスイ。

海老の行列に目玉の行列>>66
交錯せぬよう交通整理。
目玉がいくらに見えるから、など
笑おうものなら大海老が茹だる。

おやおや、どうやらもう一列。
厨房の中へ茸を運ぶ小海老たち。
在庫切らしはおもてなしにならぬゆえ。]
 

(76) 2019/12/29(Sun) 21時半頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


[部屋に向かうはЩ組>>71
いくさうさぎのお気に入り。
銀に溜まった穢れや苔を、
ツマツマトントン、ツマツマトントン。

…というのがいつもの流れ。
今年はどうやら先客アリ。
忠と従で出来た小海老は、
障子の隙間から修羅場を見つめる。

みんながみんな、そうしているから
部屋のまんまえ、戸隙間に添い
積み上がるは小海老の塔。]
 

(77) 2019/12/29(Sun) 21時半頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


[穢れを受けるは祀排殿。
薬湯より来るとろけた肉塊>>69
筧を通り集められた湯を
巨大な窯が受け止める。
しゃろしゃろどぶどぶ、しゃろしゃろどぶどぶ。

真上に吊るされた舞台にて、
神子の言祝ぎが穢れを払う。
底に溜まった澱みは揺らぎ、
細かな黄金が窯底に溜まる。

底部から伸びる筒を捻れば、
じゃらじゃらさらさら、出づるおたから。]
 

(78) 2019/12/29(Sun) 21時半頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


[伸びる竹樋の上、川の如くに流れる金色を
無数の小海老の数多の足が、
ツマツマトントン、ツマツマトントン。
より分け、見定め、真っ黒おめめ。

蟻の行列のような海老の行列は、
宿の地下深く、黄金(ときどき、鱗)を抱えて
算盤部屋へと伸びるのである。]
 

(79) 2019/12/29(Sun) 21時半頃

【人】 アララー伯 D.バルベルデ


 今年もかの御肉様はたいそう請けなすったようだ。

[ぱち、ぱち、ぱち。
算盤の音を纏いながら、微動だにせぬ駒に触れ。
張鐘は煙管の泡を燻らせる。

ごぅん、ごぅん、ごぅん。
障子戸の外から響くのは、
重く透き通った除夜の鐘。]**

(80) 2019/12/29(Sun) 21時半頃

D.バルベルデは、小海老の減るに合わせて更に追い海老している…**

2019/12/29(Sun) 21時半頃


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