― センパイとレンと将来の話 ―
[センパイにとって、レンやあたしがここにいることは嬉しいことなのか。>>18
なんだか分からないけれど、ちょっと照れた。
あたしなら口にするのをちょっと躊躇ってしまうような言葉も、センパイは普通に言葉にする。
文芸部だからなのか、とか思ったけど、ゆうかくんはもっとぶっきらぼうなイメージだし。
じゃあ、これはセンパイがカッコイイんだな…!と一人で納得した。
それと、センパイの志望がそうさせるのかもしれない、とも。>>19]
小説家…!
え、すごいすごい! きりの先生になるの?
[と、はしゃいだのは少しだけで、その後にはごくありふれた進路が続いていた。
小説家ってどうやってなるのか分からないけど、なぜだか他人事なのに少し落胆してしまった。]
(28) 2019/12/29(Sun) 16時半頃