人狼議事


273 魔性の病院【R18ペア】

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【人】 剪毛工 レナータ

― 魔性の病院 病室 ―

>>2室内に起きた風が、机の上から数枚の紙を舞い上がらせる。
その内の一枚だけが私の近くまで飛んできて、質問の答えを浮かび示した。

私の目に映っていた惨状を思えば戦死者の割合は少ない方だ。
捕虜であっても六割が生き残っている、安堵できる状況では無いと分かっていても奪われなかった命の多さに緩んだ涙腺が視界を滲ませる。
けれど、それも>>3次に向けられた言葉で冷水をかけられたように強張って]


 …れなー、た

   らうぃーにあ


[途切れ途切れながら、名前を紡ぎ答えた*]

(9) 2019/12/09(Mon) 23時半頃

剪毛工 レナータは、メモを貼った。

2019/12/09(Mon) 23時半頃


【人】 剪毛工 レナータ

― 魔性の病院 病室 ―

>>10私の名前を確認した伯爵が書類を書いている所までは見えないけれど。
随分と事務的な、と思ってしまったのは未だ状況を飲み込めていないせいの現実逃避にも似た何か。

こちらに視線を戻した伯爵からの説明で、徐々に現実味は戻ってきたけれど]



 ………かまい、ません


[人間同士だって、敗者は勝者に従うものだ。
敗北者である自分を捕虜とされるのは、当然のことだろうと思う。
それは分かっているのだけれど、表情は偽れず*]

(12) 2019/12/10(Tue) 00時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

[心に直接語りかけられたそれに、息を飲む。
こちらからも伝わるだろうかと思いながら、こちらからも心の中で言葉を紡いで]

……今、死を選ぶつもりはありません。

ですが……


[先程の伯爵の言葉を思えば、私が無責任に死んでしまえば生きている捕虜たちにきっと被害が及ぶ。
そんなことを選べる訳も無い、ただ、消せない疑問が表情を模って]

(=1) 2019/12/10(Tue) 00時半頃

【鳴】 剪毛工 レナータ


…なぜ、私を。

 殺さなかったのですか。


[わざわざ治療を施してまで、生かされている理由が分からないと問いを紡いだ]

(=2) 2019/12/10(Tue) 00時半頃

【人】 剪毛工 レナータ

[困惑の表情は、伯爵の説明が終わるまで消えることはなかったけれど。

>>11最後に付け加えられた問いに、ぱちりと起きた瞬きできょとんとしたものへと代わり]


 …先ほど見た文字でしたら、一通りは。

[ある程度は出来る、と答えを返した*]

(13) 2019/12/10(Tue) 00時半頃

【人】 剪毛工 レナータ

― 魔性の病院 病室 ―


……は、い。

>>14伯爵から気遣う言葉を向けられて。
了を返しはしたものの、疑問が増した表情は困惑の色を深くする。
主に、ただの捕虜にするには厚遇過ぎるのではないか、という点が大きいのだが]


 …あの。

  ずっと、ここで、そう、
    されていたの、です、か…?

[文字を書く音を響かせる伯爵が、いやに落ち着いているように見えて。
目を覚ます前からずっと此処に居たのかと思えば、何故、がまた色濃くなった**]

(17) 2019/12/10(Tue) 01時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ


[目覚めてからこちら、疑問ばかりが浮かんでしょうがない。
>>=3先に投げかけた質問の答えは、伯爵自体少し考える時間が必要だったようで]


 …戦後の責務、ですか。


[告げられた答えは、納得のいくものではあった。
上に立ったものとして責務を果たす、それに思い浮かぶものは幾つかありもする。
身体を治してからというなら肉体労働だろうか──そんな思考は途中で途切れ]

(=5) 2019/12/10(Tue) 01時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ


え…

>>=4薬の時間という言葉に、ぱちり、また瞬く。
そういえば身体を動かそうとしただけで酷い痛みに苛まれた。
伯爵から火の玉を向けられ続けたあの時はただ必死で、痛みも意識の外であったけれど。
身体を起こせない程に火に焼かれたのだな、と理解が追いついたのと伯爵に毛布を剝がれたのは同時。
空気が直接触れる肌に、自分がどんな格好をしているか理解して]


 あ、や、やぁ……っ

[唯一身に纏っていた包帯すら解かれていく羞恥に身動ごうにも動けず、恥じらいに肌を染めながら微か頭を振って抵抗を見せた**]

(=6) 2019/12/10(Tue) 01時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

>>7骨だけに、なんて思う余裕はこちらに無かったけれど。
好きという言葉に、ぱちりぱちり、と瞬いて視線を向ける。
そういえば、あの惨状の場で告げられた悲しみを癒す術のことといい、私は伯爵の審美眼に適ってはいるのだろう。
だから私を生かしているのだろうか、そんな思考は薬の時間という言葉と続けられた行動でどこかへ飛んでいってしまった]


や、ま、待って、

[術で浮かび上がった身体は、痛みで動けなかった今まで以上に自由を失って。
伯爵のされるがまま、生まれたままの姿を晒していく羞恥に耐えかねて滲んだ涙を堪えようとぎゅっと目を瞑る。
>>=8目は閉じていていいという言葉も与えられたから、そのまま瞼を閉じたままでいたのだけれど]

(=9) 2019/12/10(Tue) 20時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

 ぁ、ん…っ!

[ピチャ、クチュリ、と。肌を這う冷たく硬い骨の手と、ぬるりと広がる感触。
視覚を封じた身体がより鋭敏に伝えてきた感覚に、変な声が漏れ出た。
思わず目を開いてみれば、迷いも躊躇もなく的確に火傷をしている箇所だけに薬を塗り込んでいく伯爵の姿が映る。
骨の顔の表情など読める訳も無いが、事務的な所作は私の身体になど興味はないと言わんばかり。
肉の器が無いのだからその欲も無いのだろうとも、こちらが恥じらう方が失礼だとも思いはすれど、慣れた手つきで火傷の場所を探しもせず塗っていく伯爵の様子に何度もこうされてきたのだろうという予測がついて更に増した羞恥が肌に血色を乗せていく。
一度鋭敏になった身体は瞳を開いても戻ってはくれないようで、冷たさを感じる肌と裏腹身の内から火照る熱が収まらない。
胸部から腹部、臀部へと流れる手に、触れられない部分がもどかしくすら感じられて]

(=10) 2019/12/10(Tue) 20時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

[少しは楽になったでしょうという言葉通り、じくじくと苛むような火傷の痛みは随分と遠のいた。
けれど、それに声を返す余裕も、美しかったのでしょうという言葉に反応を示す余裕も私には無く]


っ、ん…、ふ…っ、ぅ、く…んん…っ

[薬を塗られているだけなのに、ともすればはしたない声を上げてしまいそうで。
必死に喘ぎを噛み殺しながら、肌を撫ぜるように塗りこめられていく手が止まるのをじっと待った]

(=11) 2019/12/10(Tue) 20時頃

【人】 剪毛工 レナータ

― 魔性の病院 病室 ―

>>18戦後処理を終えてからとはいえ、ずっと此処に居たと肯定されて。
困惑が増してしまったのは、伯爵の事情を知らぬから。

なんで此処に、と聞きたくはあるけれど先程から質問ばかりをしている自覚もあるから問うに問えなくて。
困惑の表情を浮かべたまま暫く黙っていたのだけれど──
程無く伯爵からされたことで、少なくとも一つ、此処にいた理由は察せて。
察せてしまったから、羞恥が肌を染め、瞳が涙に潤んでしまったものの]


 ……ありがとう、ございます。


[意識の無い間、何度も手を施してくれただろうことは確かだから。
恥じらいに頬を染めたまま、お礼を紡ぎ]

(26) 2019/12/10(Tue) 20時頃

【人】 剪毛工 レナータ



 その…

 新しい包帯を、下さいませんか。

[今の状態なら自分で巻き直せるだろうからと、お願いをした**]

(27) 2019/12/10(Tue) 20時頃

剪毛工 レナータは、メモを貼った。

2019/12/10(Tue) 20時頃


【鳴】 剪毛工 レナータ

>>=12ペチャ、ピチャリと音を立てて塗り込まれていく薬は伯爵の手の温度と相まってひやりとしていて。
それがまさか羞恥以外にも自身を火照らせる要因になっているとは夢にも思わない。
というよりも、声を堪えるのにいっぱいいっぱいで、そんな事を考える余裕は無く。

>>=13顔から足の指先まで、火傷の肌をぬらぬらと光らせた手が離れるその瞬間まで身の内の熱に肌を震わせ続けた]

(=15) 2019/12/10(Tue) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ

>>33伯爵から為された説明は、確かに筋の通ったもの。
捕虜の怪我の治りを何年も待つなんて馬鹿な話は無いし、伯爵より強い方──なんて、考えるだけで恐ろしい。
いや、伯爵の手を借りている自体恐怖を感じるものなのだけれど、今はそれより羞恥の方が強く]


 食事……まで、用意してくださるんです、か。


>>34捕虜なのだから死なせないように、というのは分かるけれど。
怖いのに、気遣いは優しい伯爵の態度に掴み所の無さにやっぱり困惑したままに。
包帯へと手を伸ばすのを見て、少しだけ安堵の色を浮かべた*]

(38) 2019/12/10(Tue) 23時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

[のだが]


 え…


>>=14効率が悪いの一言で、浮かべた安堵は強張った。
術は解かれぬまま、包帯を巻きつける手の邪魔にならぬよう身体を動かされて。
胸も、臀部も、股の間も遠慮なしに伯爵の眼に映っていると思うと、羞恥で火照った肌の熱がまた増した。
それでも、私の身体など興味はないだろうと自分に言い聞かせて、この時間が終わるのを待っていたのだけれど]

 ───…っ

[先の声を評されたのを聞いて、恥じらいにずっと堪えていた眦から一筋雫が零れた*]

(=16) 2019/12/10(Tue) 23時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

>>=17堪え切れずに雫が伝った頬を、冷たく硬い指に拭われる。

耐性は無いのかという言葉と、優しい所作でベッドに戻され、毛布を掛けられる気遣い。
こちらの羞恥などお構いなしに処置をした人──いや、骨だが──からされるとは思わなかった心配りに、きょとりとしながら]



 ……すみません。

 殿方に肌を見られたことが、無かったので。


[涙を見せたことを謝って、恥じらいにまだ濡れる瞳を瞬きで隠した]

(=18) 2019/12/10(Tue) 23時半頃

【人】 剪毛工 レナータ

>>39食事について問うた答えは、当然というような是。

これが伯爵の持論ならば、私以外の捕虜も、食事を与えられないままなんて事は無さそうだ。内心で安堵の息を落とした所で、自害なんて面倒と言いながら机へと戻っていく伯爵を見やり───]


 ……?

[何やらぶつぶつ言っている様子に、首を傾げた*]

(41) 2019/12/10(Tue) 23時半頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

>>=19カラカラと笑う声に、先とは違う恥じらいを抱く。
けれど、否定するのもおかしい気がして、伯爵の言葉を黙って聞いていたのだけれど]


 ……………

[きっぱりとした宣告に、今後も今のような処置を伯爵から施されると悟り。
イヤとも言えず、けれど受け入れるには恥ずかしさが勝り、暫しの間を要した後]


     ……はい。


[目を伏せたまま、頷きと共に了を返した]

(=20) 2019/12/11(Wed) 00時頃

【人】 剪毛工 レナータ

>>46ここまでずっと泰然とした様しか見せなかった伯爵の初めて見せる態度に、一体どうしたのかと首を傾げたままにいたのだが。

私の視線に気付いた伯爵からの、食事についての説明を聞いて、少し思案をした後]



 …では、それを。

[メニューを見ても知らない食材が多くてよく分からなかったから、何でも良いかと4を指さし頼んで。
届いたそれは、美味しくはあったけれど──気が付いた時にはふわふわと、強い酒でも飲んだかのような酩酊に陥っていた*]

(47) 2019/12/11(Wed) 00時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

[見た目的には自分の知るそれと同じ肉。
元が何を食していたかを知れば口に運ぶのも躊躇っただろうけれど、適当に指差したから気がつかなくて]

 おいしい…

[口に運んだスペアリブは、味付けも良く香ばしさも相まって食欲をそそり。
手が汚れるのを気にしながらも食を進めていたのだが]


  ………あ、れ…?

[くらり、気付いた時には先に感じたとは違う熱と火照りに、身体が揺らいだ*]

(=21) 2019/12/11(Wed) 00時頃

【人】 剪毛工 レナータ

>>48原料が何か分かっていれば抵抗を感じていただろう料理だけれど。
よく分からなかったままに頼んだものだから、見た目は美味しそうなそれを警戒無く口に運んだ。

その効果に気付くことも無いまま食べ進めてしまった結果]


 ふぁ、ぃ……?


[揺らいだ視界に、自分の身体が揺らいだせいだと気付かない程の酩酊に陥って。
こちらへと問いかける伯爵にとろりと蕩けた瞳を向けて、拒むことも無く身を預けた**]

(51) 2019/12/11(Wed) 00時半頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

[>>=22仕方無いという言葉が何を指すのか、そもその言葉自体も聞き取れているかどうか。
ふわふわと酒精に蕩けた思考は、支えてくれるその肩へと素直に身を任せる。

自身が倒れないように気を回す必要が無くなって少しだけ余裕が戻りはしたけれど、酔っ払いは酔っ払い。
思考自体はまともな訳もなく、目の前の欲に忠実となって]


 ……もっ、と。

[あ、という形に口を開いて、食べさせてほしいとねだってみせた**]

(=23) 2019/12/11(Wed) 00時半頃

剪毛工 レナータは、メモを貼った。

2019/12/11(Wed) 00時半頃


【鳴】 剪毛工 レナータ

>>=24抱え込むように腰に手を回された所で、胸まで掛けていた毛布が落ちてしまったけれど伯爵の手は空いていないし私も動けないので食事が終わるまで身体を隠すのは諦めて。
口元まで運ばれたスペアリブに少しづつ齧りついて、ゆっくりと咀嚼して飲み込んでいった為に食べ終わるまでは結構な時間はかかったことだろう]


 …ごちそうさま、でした。

[酩酊は変わらぬものの、食べさせてもらった御礼くらいは忘れずに云えた。
酔いを冷まそうとでもするように頬を撫でられた指先に口元も拭われていって。
離れるその白い指に汚れが移ってしまっているのに気付けば、こちらからその指先に手を伸ばしたのは綺麗にしなくちゃという単純思考。
伯爵が手を引かれないなら、己の口元に運んでぺろ、とした後。
ちゅ、と舐め取ってから、手を離した]

(=26) 2019/12/11(Wed) 19時半頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

[こんな具合で酔いでふわついた頭はろくに働いてもいなかったけれど。
>>=25大丈夫、と言って伯爵が続けた話は、認められているようでうれしく思えた。

死ぬほど辛い思いをするかもという言葉は先にも言われたもので、回復したら何をすることになるのだろうと先の分からない不安はあれど酩酊が思考の邪魔をする。
辛いというなら拷問だろうか、見せしめという意味ではありそうだけれどそれならわざわざ治療する必要も無い気がするけれど──冷静な部分はそんなことを思うけれど]


 、ぁ、ひぁ、あ…っ!

[つ、と。
酒精もあって拍動の早まっている左胸から、伝うように首筋までなぞる硬い指先の感触に声を上げた**]

(=27) 2019/12/11(Wed) 19時半頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

>>=28酒精が鈍らせた思考は、今の自分がどんな状態なのか、ついでに自分が食した後の骨はどこにいったのかという客観視を除かせて。

伯爵に身を預けて、食事を食べさせてもらって。
捕虜のそれとは程遠い振る舞いは、食べ終わった後まで続くものだった]


 ん、ぅ…んん……っ

[手を伸ばした白い指は、自ずから側に寄ってくれたから。
舌を這わせ、汚れを舐め取ろうと口に咥えたそれは、何故か口中で前後に動かされた。
ぎこちなく舌を添わせるも、慣れぬ動きにくぐもった声を洩らして。
引き抜かれた指には唇と繋がる唾液の糸がつ、と伝い咢に零れ落ちた]

(=30) 2019/12/11(Wed) 22時半頃

【鳴】 剪毛工 レナータ


ふ……ぁ、

[私が濡らした硬い指が、左の胸から首筋まで伝う感触に、上がる声は甘く響く。
こんな声初めて聞くと思いながら、酩酊に惑う身体は逃げることも出来ず。
>>=29再度左の胸に当てられた骨の手が徐々に私の熱を奪っていくのを感じながら、問われたことにとろりとした瞳を向けて]


 ……あつい、です、けど…

  はくしゃくの手は、つめたくて、きもちいい、です。

[言葉通りの素直な答えを返した*]

(=31) 2019/12/11(Wed) 22時半頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

 へん…でした、か…?

>>=32カラカラと笑う様子が何だかおかしげに見えたから、そんなに変なことを言っただろうかと首を傾げるも問いの返事はあったかどうか。
褒美といって伸ばされたその手が身体を撫でる、それ自体はもう既に味わったもののはず、だったのだけれど]


…ん、ぁ…、は、くしゃ、く…?

[先と同じような、違うような柔らかさで痕の無い肌を滑るその手つきに戸惑いの声を紡ぐ。
ひやりと冷たい骨の感触は酒精だけでなく火照った身体に心地良くもあるのだけれど、それ以上に感じるのは背中から末端までぞくぞくと奔るような何か。
強張った筋をほぐす手の動きに、先の処置と同じだろうと声を噛み殺そうと試みたのだけれど]

(=33) 2019/12/11(Wed) 23時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

 ひぁ、あ…っ!?


[太腿を押していた指が、不意にその付け根へと触れられて。
密やかに身の内燻り続けていた熱を溜めていた所に与えられた刺激に、甲高い声が上がった*]

(=34) 2019/12/11(Wed) 23時頃

【鳴】 剪毛工 レナータ

>>=35問いに返された答えは否定ではなかったけれど。
理由までは教えられぬまま、褒美と称された行為に移行していった。

ひんやりと冷たい硬質の感触は緩やかに酔いを醒ましていって、けれど身の内の熱は燻らせるように触れていく。
どれだけ意識を失っていたかは分からないがそれなりに長かったのだろう、強張った筋が伸ばされていく自体は心地良いもので。
なのにそれ以外の気持ち良さを感じてしまう自分が恥ずかしくて、せめて伯爵に悟られないように声を押し殺していたのだけれど]


 ぁ、あ、ゃあ、ん、ん…─!

[秘所へと滑らされた指と、そこに手を伸ばされた理由を告げられて。
感じてしまっているととうに知られていた恥ずかしさと、勝手に感じてしまう自分自身のはしたなさに涙を滲ませながら、直接の刺激に堪えられぬ嬌声を部屋に響かせた*]

(=36) 2019/12/11(Wed) 23時半頃

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