272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2019/11/05(Tue) 00時半頃
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[病院から家への帰路、肌寒さに帰りの車を拾おうかとした頃だった。 黒を纏う何かが掛けられた声に、返したのはまず沈黙]
―――― ……、
[眼前に現れたのは夕暮れの異物だ。帽子を被った紳士然とした服装は、その身体の異質を隠さず、呆然と見つめてしまう。 まず被毛が見られない。襟元や袖から垣間見えるのは無毛の肌。帽子で隠されている顔もどうやら毛で覆われてはおらず、更にはマズルも極端に短く、尾にしたって見当たらない。 それぞれの特徴自体はあり得るものだ。だが、短頭種の断尾されたヘアレスとまでくれば明らかに珍しく――その外見はまるで、創作で出てくる異種族のようで。
俺は夢でも見ているのか。これは夜に見る変な夢で、いや、まだ帰路だ。眠気が来るには早いし、そもそも睡魔だって感じていない。幻覚を見る精神状態でもない。そこまで疲労は溜まっていない、はずだ。 ならばなんだ。立ち尽くしたままの無反応に痺れを切らしたか、あるいは届いていなかったと解釈したか。二度同じ台詞が繰り返されたなら、ようやく言葉を返す落ち着きだけは取り戻した]
(101) 2019/11/05(Tue) 04時頃
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……やり直したい、か。
[病院の敷地を振り返らず俯き、吐き出した声は苦味を帯びる。 それは幾度も幾度も考えたもしもだ。
――あの日。 四輪の運転手が違う場所を飛んでいれば。 落下地点に誰も人がいなければ。 職場に普段通り人がいれば。 ミスに気付いていれば。 荷を頼まなければ。
どれか一つでも違ったなら、変わったはずだ。この現在はなかった。ティムが足を失うことなく、約束だってちゃんと守れたはずだ。 後悔が口内に広がって、鉄錆を唾液と共に飲み込む。だからなんだ、と問う前に、眼前の“何か”は、小箱を一つよこしてきた。そして語りだす。語りだすが――]
(102) 2019/11/05(Tue) 04時頃
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……何を、馬鹿なこと。
[これは不思議なオルゴールで、ネジを巻いた分だけ時が戻るなんて、まさに創作にありそうな題材の話を振られ、長い長い溜息がこぼれた。 なんだ、やはりこれは夢か。白昼夢なんてのは初めて見た。余程疲れていたのだろうか、まあ、確かに事故以降、元の生活に戻れているとは到底言い難い日々を過ごしてはいたか。
白昼夢というのなら、これは自分の深層意識が表れた結果だろうか。そうだ、戻りたい日はある。たったの二日? 十分だ、あの日に戻って過ごせるなら、ティムに荷を頼みはしない。そもそもミスだって起こさない]
(103) 2019/11/05(Tue) 04時頃
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ああ――本当に、戻れたら、いいのにな。 そうすれば、ティムは…… ティムと、……
[あの日を変えて、ティムと変わらず共に過ごして、今年もまた銀世界を駆ける約束を果たせるのに。 オルゴールの蓋を開けて、箱の横に指を添える。 巻ネジをつまんで、キリ、キリ、キリ。
過るのは、夕食が楽しみだと、尻尾を大きく振る幼馴染みの笑顔――]*
(104) 2019/11/05(Tue) 04時頃
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― 一日目・自宅 ―
[目を開けると、そこはいつもの自宅だった。 上体を起こして目を擦り、サイドテーブルに置いた眼鏡を取る。ぼんやりと窓を眺めると、気持ちのいい朝陽が差し込んでいた。
いつのまにか家に帰って眠っていたらしい。白昼夢を見る程だ、意識だって飛ぶ――いや、そんなことあっては困るが。ともかく、今日も仕事があるのだからとベッドから降りてみるが、どこか部屋に違和感がある。 こんな部屋だったか? いや、間違いなく自分の部屋だが、配置が妙に違うような気がしてならない。別に空き巣に入られたって感じではない、寧ろどこか“見覚えがある”ような――]
(105) 2019/11/05(Tue) 04時頃
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――ま、さか
[慌てて部屋を見渡す。壁掛けのカレンダーは半年前。テレビをつければ天気予報士が、今週は春らしいあたたかな気候が続き、週末はお出かけ日和だと楽しげに笑っていた。 有り得ない、有り得ないそんなまさか。誰かの性質の悪いイタズラじゃないのか。サイドテーブルの引き出しにしまった日記を手にとって開けば、事故当日どころかそれ以降もごっそりと白紙に変わっていた。
寝間着のままベランダに飛び出せば冬には有り得ない暖かさ。本棚には夏には売ったはずの本が並んでいるし、キッチンにはチョコレートの小さな箱があった。 そうだ、覚えている、デパートで少し奮発して買った有名店のそれは、今度の週末にでもチョコレートが好きなティムと共に食べる為に用意したもので、けれどあの日、仕事を増やしてしまった詫びと感謝を兼ねて、前倒しにして今日の夕食の時にでも、開けるつもりでいた――結局食べられなかったもので]
(106) 2019/11/05(Tue) 04時頃
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[本当に、戻ってきたとでもいうのか。 本当に、本当にあの日に戻ってこられた、のなら。
不意に玄関のチャイムが鳴る。 はっと時計を見ればもう“いつもの時間”だった。思い当たる人物など一人しかいない。走って勢いよく扉を開け放てば――そうだ、そう、あの日もいつも通り、俺の幼馴染みは職場まで送る為に、迎えに来てくれていたのだ。
二本の足で、しっかりと地を踏んで]
(107) 2019/11/05(Tue) 04時頃
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……ティム、
[目頭が熱くなる。 立っている、彼が、自らの足で、昔と何も変わらない、自然な姿で。
本当に、戻ってきた。戻ってこられた。
その感慨が視界を滲ませて、思わず眼鏡を外して目を覆った。きっとティムは驚くだろう、迎えの時間なのに毛並み一つ整えていない寝間着のままの幼馴染みが、自分の顔を見た途端に泣き始めたなど。嗚咽が漏れそうになるのを堪えて、懸命に言い訳を紡ぐ。 寝坊したとか、少し夢見が悪かったのだ――とか。大丈夫、大丈夫だと繰り返し、すぐに用意をするから待っててくれと言い残すと、部屋に戻っていく]
(108) 2019/11/05(Tue) 04時頃
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[どうして過去に戻れたかなんて考えない。そんなものどうでもいい。 すべきことは決まっている。 事故など起こさせない、決して彼を行かせない。
――何一つ、彼から失わせてなるものか]*
(109) 2019/11/05(Tue) 04時半頃
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/* 泣いちゃうが…?????????? ハラフが泣いてる うそでしょ
え……?? かわい ええ かわいいな うぐ〜〜〜〜〜〜〜〜すき………
(-15) 2019/11/05(Tue) 04時半頃
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測量座 ハラフは、メモを貼った。
2019/11/05(Tue) 04時半頃
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/* なつみたち もしかして 改変しようとしてヤマト死んだりしない? 大丈夫?って謎の心配をしている
(-16) 2019/11/05(Tue) 05時頃
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/* ねまきのハラフやばない?
(-17) 2019/11/05(Tue) 05時頃
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[とびきりの笑顔で笑って見せたのに。 アナタは泣いて怒るじゃない?>>41 だからアタシ、困ったように笑うの]
そう? じゃあさようなら。 まどかちゃんと一緒だった時間。 けっこう楽しかったわよ。
[舞台を背に走り出すアナタを追う事もない。 ”アタシ”には追う理由がない。 ――高本には、あるのかもしれないけど?]
(110) 2019/11/05(Tue) 09時半頃
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[去り行くその背に恭しく一礼を。 劇を見終えた観客への敬意。 物語の幕引きの時だ。
最高に涙を誘う一幕だったが、 アンコールは、望めないのだろう]
でもね、でも――……、
[ふぅとアタシはため息をつくの。*]
(111) 2019/11/05(Tue) 09時半頃
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何十回と人生を生きてきたけれど、 いつもアナタは高本の世界にいたのよね。
あの子には特別だったのよね。 特別に、したかったのよね?
まぁ、アタシにはよく分からない事だけど?
――どうなのよ? タカモト?
[甘い煙草に火をつけて、吐き出す煙は蝶の羽ばたき。 ふわりふわりと宙を舞い、 遅い主役の登場を今か今かと待っている。*]
(-18) 2019/11/05(Tue) 09時半頃
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―― 文化祭 ―― [今日は俺達の高校の文化祭。 なのに、主役のロミオは風邪で欠席だ。 みんな口々にどよめいては落胆する。
俺もジャージ姿で舞台裏に駆け付ける。 さっきまで舞台を組む裏方作業をしてたんだ。 埃と汗まみれで、お世辞にも綺麗とは言えない。 これじゃあ普段のみかん畑の手伝いと変わらない。 首元に巻いたタオルで汗を拭いつつ。
ジュリエット役の子は泣き出しそうだ。 困ったな、俺、そんなに仲良くない子だし――、 あ、そういや仲良くしてたヤツいたじゃん。 (ってきょろきょろ同級生を探して) って、いねええぇ!! こんな時に何やってんだよあのヘタレ!!]
(112) 2019/11/05(Tue) 09時半頃
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[そんな時、何かまどかが言いそうだったから。>>50 みんなでそっちを見て、 なのに、すごすご手を引っ込めるから]
おいおい、何にもねーのかよ。
[ぺしっと丸めた台本でまどかの頭を叩いて。 そうこうしてる間に、 丁度いい代役が立候補してくれた>>52
よかった! 丁度今から探しに行こうと思ってたんだよな]
(113) 2019/11/05(Tue) 09時半頃
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[みんなも代役が決まりそうな安心感から、 わいわいと無責任に応援を始める]
「そう言えばお前、演劇部だったよな!」
「顔だけはいいし、イケるんじゃね!?」
「台詞は脇から言えばイケるイケる!」
[ぐいぐいっとみんなロミオを推すから、 俺も安心して裏方の仕事に戻ろうと思う]
(114) 2019/11/05(Tue) 09時半頃
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よし、代役は決まったな? じゃあ裏方は各自、仕事に戻りつつ、 ロミオが台詞ど忘れした時のフォローも頼む。
じゃあ各自、劇が始まるまで持ち場に解散!
[ぽんっと監督役の俺が手を叩けば。 みんなおーっと各自の持ち場に戻っていく]
(115) 2019/11/05(Tue) 09時半頃
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[俺も監督として、 みんなが持ち場に困らないか見て回らないとな。 と、その前に――、 俺はさっき何か言いかけたまどかに声をかけた]
さっきはどうしたんだ、まどか? 他に良い代役の案とかあったりするか? 何か心配事があるなら俺に言っておけ。 なんてったって、俺がこの劇の監督なんだからな!
[ちょっと胸を張って監督なんだぞと強調する。 今日の劇は失敗したくはなかった。
なんたって元女優の母さんも見に来てくれてるからな。 (あと、知り合いの劇団の監督も来てるらしい) だから、いつになく俺はやる気十分だった。*]
(116) 2019/11/05(Tue) 09時半頃
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[べしっと頭を叩かれたなら>>113 その痛みに、それが現実であることとか あの日を繰り返していないこととか 高本が、あの頃のままだったとか ──
そんなことばっか頭を過った
あたしの脳裏にはまだ、 「さようなら」と笑った「誰か」の声 >>110 数分前に経験したことだから焼き付いてる
あれも、これも、高本なんだよね。]
(117) 2019/11/05(Tue) 10時頃
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[解散!の声がかかるまでぼーっとしていて 解散!を言われたならば、はっと我に返る
あたしの持ち場は舞台袖 台詞を忘れた時に指示する係で >>0:56 ええーと、そう、台本。台本。
8年も前の舞台だ 流石にあたしはなんもおぼえていないから 台本を食い入るように見つめて 何をすべきだったかを、思い出そうとする
そんなあたしに懐かしい顔ぶれが声を掛ける 仲の良かった親友や、クラス1のお調子者 このひと名前なんだっけまあいいか ]
(118) 2019/11/05(Tue) 10時頃
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[あの頃のままの文化祭の一日が過ぎていく これは夢?それとも現実? 目に見えるそれは、本当にあの日のまま
強いて言えばロミオの衣装に腕を通したのは 高本ではなく別の男子だったってこと
高本は ─── あっ、目が合った。>>116
近づいてくる、話しかけてくる… やだなあ近いなあ、高本。若いし。
何も演じていない、高本、 それがどうにも嬉しくて、 また声が聞けたことが嬉しくて、 ちょっと泣きそうになったけど我慢した]
(119) 2019/11/05(Tue) 10時頃
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べ、べつに大丈夫。 なんでもないよ、うん、
[取り繕うのは苦手だ。 近づいてくる若い高本(重要)に向けて あははと笑いながら返事して。
ああそれにしてもやる気満々だなあ…
ロミオ役を推さなかったけれど それでも高本が演劇に目覚める可能性が あるんじゃないかって、それは一抹の不安]
(120) 2019/11/05(Tue) 10時頃
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た、高本、やる気だね 高本って、演劇、好きなの?
[なんで?とか聞かれたら、 お母さん女優さんだったし、って続けて。 やる気満々すぎて不安な高本に、そう問うた]**
(121) 2019/11/05(Tue) 10時頃
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/* INT 2+2+6 アイディアはINT×5
(-19) 2019/11/05(Tue) 10時半頃
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/* アイディア50>68(0..100)x1
いやでもアイディア高かったら即死だなこれ
(-20) 2019/11/05(Tue) 10時半頃
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/* STR 2+1+5 CON 6+3+6 DEX 1+4+6 ※素早い設定につき
(-21) 2019/11/05(Tue) 11時頃
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/* 体力ゴリラかよ…DEX空気読んで
いやこれ値逆にしよう。 STR8のCON11のDEX15でそれっぽい
(-22) 2019/11/05(Tue) 11時頃
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[解散!と声をかけてみんな持ち場に戻ってく。 俺はその様子を見回して、 あっ、まどかと目が合った。>>119
なんかいつもより挙動不審なまどか。 緊張してるんだろうか? まさか、仕事を忘れたとかじゃないだろな?
なんでもないって言われたものの。>>120 疑いの目をじーっと向けて]
本当かー? なんかあったら俺に言えよ!
[ぽんっと肩に手を置いて笑いかけた。 だいたいまどかが「大丈夫」とか言う時。 だいたい大丈夫じゃないからな]
(122) 2019/11/05(Tue) 11時頃
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