272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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[ 少し背伸びをしたのなら、 君の唇に、私の唇(答え)を押し付けた。 ]*
(320) 2019/11/06(Wed) 23時半頃
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/* おにーちゃんを殺そうと思っているんだ
(-66) 2019/11/06(Wed) 23時半頃
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/* 高本…たかもと… こんなんみちゃったら>>305ないてしまう。そんなこと思ってたの。そして忘れちゃったのか…せつない…
(-67) 2019/11/06(Wed) 23時半頃
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[そこは、なぁ。>>307
もし全部分かられているなら 俺が菜摘を好きなのもばれてるはずだし。
幼馴染でも全部が全部を理解するのは難しい。 俺だって菜摘のことを どれだけ分かってるかっていえば、 他人より分かる自負はあっても 姉ちゃんや菜摘のおじさんおばさんには敵わない。
でも、だからこそ話をしたり手をつないで その隙間を埋めたいと思うんだ。]
(321) 2019/11/06(Wed) 23時半頃
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[姉ちゃんの手よりは大きいけど 俺の方がいつのまにか大きくなっていた掌を しっかり合わせるようにくっつける。
菜摘を独りになんかしないって 気持ちが伝わるように。
やがて聞こえた声が柔くなっていたから>>309 菜摘の不安を少なからず上書きできたようだった。
よかったと思っていたら 隣で菜摘が大きめに動いた気配がして、 横を見るとびっくりしたみたいな菜摘と目が合う。
俺、おかしなこと言ったか?
幼馴染枠としては言葉が過ぎたかもしれないけど 菜摘の不安を消したいと思ったら 勝手に口から出てたんだから仕方ないだろ。]
(322) 2019/11/06(Wed) 23時半頃
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[ずっと。ずっと、かぁ。>>313
嫌と言わないかどうかは 未来の菜摘にかかってるんだけどな。>>312
だって自分の気持ちを殺してまで 幼馴染に徹するような大人じゃねぇもん。 青春真っ盛りの中学生ぞ?
薄暗いリビングで2人きり。 握り返された手から伝わる体温は 冷えてきたリビングの中でもぬくくて。
告白には絶好のシチュエーションなんだろうけど さっきまで弱ってた菜摘を見ていたから つけこむようなことはしたくない。
……でも、ちょっとだけ。]
(323) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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[菜摘の視線はまだこっちを向いていただろうか。 いてもいなくてもつながっている手を引いて 白いもこもこを今度は自発的に抱きしめにいった。]
本当にさびしい時とかは、 無理に笑ったり我慢しなくていいんだからな。
手でも肩でも胸でも貸してやるからさ、
(324) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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菜摘専用に空けとくから、 そういう時はちゃんと言えよ。絶対だからな。
(-68) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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[ぽんぽん、とパジャマの背を軽く叩くと ぱっと体を離して立ち上がった。 あ、ヘアバンドずれてる。 けどもう寝るだけだろうし、いいかな。]
そろそろ寝るか! 明日、寝坊したら姉ちゃんに怒られるぞ。
[俺は歯磨きがまだだからと、 菜摘には姉ちゃんの部屋に戻るように促して そそくさとリビングを出る。
だって廊下はまだ照明が煌々と点いてるんだ。 一緒に出たら顔が赤いのばれちゃうだろ。
洗面所に到着したら まだ熱の残っている掌を見つめて溜息ひとつ。
……今日、俺寝れるかな。**]
(325) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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/* 別にあれでそれで寝れないんじゃなくて どきどきで目が冴えて寝れないだけだと信じているぞ大和。
はぐできてよかったね…頑張ったね……(自画自賛)
(-69) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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[私の一言は、振り返ればとてもずるかった。>>313
大和は私を心配してくれているのに 私の一方的な感情で 大和に「ずっと」を願っちゃいけないのに。
なのに、握っていた手が引かれて 私の体は大和の腕の中に閉じ込められる。>>324
何が起きたかわからなかったのは一瞬で 状態を理解したらじわじわ顔に熱がのぼっていった。 まって。話しちゃだめ。 ドキドキがうるさすぎて良く聞こえない。]
(326) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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[抵抗しようなんてちっとも思えなくて 額を大和の首のあたりに押し付ける。 大和の心臓の音もも聞こえる気がしたけど 自分のを聞いちゃってるだけなのかな。
私の耳にそっとささやかれた言葉に 耳がざわざわして、変な声が出ちゃいそう。
思わずぎゅっと唇を噛んだから 何にも返事はできなかったし すぐに体は離れていってしまった。>>325]
あっ……うん、うん。 そうだね。寝よう、ね。おやすみ。
[さっさとたちあがって出ていった大和は いつの間にあんなドキドキさせること できるようになっちゃったの。
……天然の女たらしなのかな……。]
(327) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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――こころの部屋――
[こころの部屋に戻って 私用に用意してもらっている毛布にくるまって 空けてくれているベッドの端に腰かける。
さっきまでのことを思いだせば まだ抱きしめられた感触は残っている気がして 胸がぎゅっとなってドキドキして ボボッと顔に熱が集まった。
さすがに知らない振りをするのは無理で 恥ずかしさが限界突破して私は頭から毛布をかぶる。]
(328) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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[なんで 大和にときめいてるの!!]
(329) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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[いやいやいやいや。 大和だよ。弟みたいなものだし。 何よりまだ中学生だし 中学生だし!!
これは犯罪、いや今の私は十七だからいいのかな……? ときめいてるだけなら無罪かな?
っていうかなんでいまさら! ずーっと一緒だったじゃん! 弟枠だったのに! かわいーって思ってたのに!
だってあんな、真剣な顔で あんなこと言われちゃったら かっこいいなって、思っちゃうじゃん……!]
(330) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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[抱きしめられた腕の力は強くて 囁かれた声は低くて、
私の後ろをついてきていた泣き虫の子が 本当はもう大人の入り口にたとうとしてる 一人の男の子なんだなって
実感しちゃったじゃん! あんなのドキドキしちゃうじゃん!]
(331) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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[うわぁあああ。とじたじたしても 眠りが深いこころが起きなかったのは幸いだった。
いま色々聞かれたらむり。 なんにもごまかせない。むり。 そもそも明日起きて 何もなかった顔ができる気もしない。むり。
今日とは全く違う理由で 明日の大和を避けてしまいそうだけど さっきはちょっと怒ってるみたいだったし また嫌な思いをさせちゃうかな‥…。
でも!ちょっと!無理な気がするよ!]
(332) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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[しばらくごろごろしてから ベッドの空いたスペースに丸まれば 背中にこころの体温を感じる。
……こころを護りたくて私は戻ってきたの。 だから明日は絶対に失敗できない。
大和にこころを護ってねって そう頼もうと思ってたんだけど 今日はとても顔を合わせられないから 明日言うことにしよう。
大丈夫、明日はきっとくる。]
おやすみ、こころ。
[後ろにいる親友にそう呟いて、 私はようやく目を閉じた。**]
(333) 2019/11/07(Thu) 00時頃
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/* ほんとうは2dにときめく予定だったけど、大和がめっちゃかっこよかったからあっさり落ちてしまったよ…恋愛にいかないんじゃとか杞憂だったな…かっこいいよ大和・・
(-70) 2019/11/07(Thu) 00時半頃
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/*さて どうやって翌日にいこう
(-71) 2019/11/07(Thu) 00時半頃
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/* みんなめちゃくちゃかわいい定期
(-72) 2019/11/07(Thu) 01時頃
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/*なつみのとこは こころか大和かの選択とかだったらヤだなあ
嫌という意味ではない ウワァァァアアって悲鳴あげてしまうわっていう
(-73) 2019/11/07(Thu) 03時頃
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[ 君は逃げ出す事をしなかった。 重なった口唇は柔らかくて、甘くて 残念ながら、 俺の中身は初々しい少年の心なんて忘れてる。 好きにしていいよなんて 好きなコに言われたら 頭ん中は血が沸騰しそうになるから
抱き寄せて、カーテンの裏まで隠してしまったら さらさらな髪を掻き乱して 出来るだけ優しくしてきたキスも
もう、抑えるってコトが出来そうになくて 可愛らしい歯列から舌を割り入れて 漏れる吐息でさえも絡め取って、貪って
ほら、そんなコト言うから 悪い大人に意地悪されてしまうんだ ]
(-74) 2019/11/07(Thu) 03時半頃
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[ 自分がしたいようにする口づけは 君の事なんか考えてないから 罪悪感からそっと離れて、最後に頬に触れた。
きっと、柊季少年はこんな風にしなかっただろうな。
もうちょっとピュアめな心で君に対峙していたはず。
片手で足りなくなってしまった程の歳月が 近くて遠い距離に居る君が しょうがないほどに好きだったらしいって
自覚したらほら俺、 僕らの距離を声は泳ぎ切れるかい って 無理だろ、だからせめて君の前では 醜かろうが歪んでいようが、笑ってみせようか]
(-75) 2019/11/07(Thu) 03時半頃
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ずっと、ずっと 好きだったんだ、俺
マナの事が、好きだった
[ 黒い影はなんていってた?>>0:#1 ようやく触れられたんだ、この手で抱きしめられた。
もう一度腕の中に隠してしまう。 シャンプーの匂い、マナの感触
全部嶺二は知ってるんだよな ]
(334) 2019/11/07(Thu) 03時半頃
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[ そう、嶺二は。 ]
(335) 2019/11/07(Thu) 03時半頃
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なあ もし 今日この後も普通に過ごして
それでも明日も、マナの心が変わらなければ 好きだ、って言ってくれるんだったら
俺とデートしよう
[ ポケットの中に入れたままの帽子は 結局彼女の頭には乗せなかった。
最もそれでも、奪い取られるほどに求められんのなら
素直に君の頭を青が飾ったかもしれないけれど。]
(336) 2019/11/07(Thu) 03時半頃
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[風を切る陸二に乗っての道すがらでは、なるべく常の調子に近付けた会話ができたと思ったのだが、別れ際に耳にした鳴き声や表情には心配が如実に表れていた。やはり朝は余程様子がおかしく見えたらしい。自覚があるだけに居た堪れない。
気遣われること自体は嬉しくもあったが、かといって変にこちらを気にかけすぎて集中を欠かれても困る。折角変えられるというのに、新たに別の事故に遭われでもすればどうしたらいい。
大丈夫だ。努めて普段の声を作って笑えば、多少は不安も拭えるだろうか。そうでなくては困るが、最後には笑い返してくれたからきっと、大丈夫だと信じたい]
(337) 2019/11/07(Thu) 06時半頃
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[休憩の間に通報を終えた。 事故が起こった現場と時刻は分かっている。とはいえ確実にいつどこで事故が起こる――などと伝えては逆に不審だろう。その為、記憶を振り絞り、当日運転手が取っていた航路を思い出しながら、「違法チョコレートを所持している空四の運転手がいること」「今日乗るらしく重大な事故の危険性が高いこと」を取りうる航路とおよそ時間を合わせて伝えた。 情報提供の感謝を告げられて会話は終える。後は警察が動き、事故が起こる前に止めてくれることを祈るばかりだ。
平静を保ち、普段通りの表情を繕ってから受付の手伝いに戻ると、“体調に問題はないのか”と声を掛けられて思わず目を瞠る。
いきなり何を。仕事は常より手早く進めたぐらいだったし、彼らに伝えた覚えはなければ、悟られるような態度を取ったつもりもない。となると、考えられるのは一つか]
(338) 2019/11/07(Thu) 06時半頃
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……ティムか? ああ、いや、大丈夫だ。 朝、少し怠くてな。今は平気だ、心配要らない。
[ちらとデスクに置いた時計を確認すれば、確かに定時連絡の時間を過ぎた辺り。普段なら自分が受けることも多いが、今日は休憩でずれこんでしまった。 気付かなかったと言われると、それぐらい大したことがないってことだと笑う。きちんと笑えているだろうか。不安を押し隠しながら表情を覗くと、あちらも緩く微笑んで、ならよかった、と再び仕事へと戻っていった。ほっと息をつき、安堵する。うまくやれたらしい。
ただ、やはりティムはずっと気にしてしまっているようだ。心配をかけないよう、どうにか普段通りを装いたいのだが――結局、ティムを前にすると無理らしいと知るのは、もう少し後のこと>>223>>224で。 ――人前でなかっただけ、良かったと思うしかない]
(339) 2019/11/07(Thu) 06時半頃
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