272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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― 朝・自宅 ―
[ピンポン、と玄関のインターホンが鳴った。 こんな朝早くからいったい誰だ?
先に食べ終えていた姉ちゃんが出て行くのを 3枚目のトーストを齧りながら見送る。]
な、なんだぁ?
[玄関の開く音がしておよそ1分。 突如聞こえてきた大声に トーストを詰め込んで廊下に出ると、 菜摘が姉ちゃんに抱きついて泣いていた。>>6]
(30) 2019/11/04(Mon) 18時半頃
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え、どしたの。
どうにかしろって言われても 姉ちゃんがなんかしたんじゃねぇの?
[道場に通っている菜摘と しがない美術の姉ちゃんじゃ、 菜摘に分配があがるのは当然だった。
しがみつかれた姉ちゃんからSOSが出たけど 菜摘の大泣きに動揺している俺は まだ廊下に突っ立ったままだ。
だって菜摘が泣いている。 あんな風に声をあげているところなんて 見たことなかったんだから。
よしよしって宥めるように姉ちゃんが頭を撫でると 火が点いたように泣き声が大きくなるから、 それこそ何をしても逆効果では。]
(31) 2019/11/04(Mon) 18時半頃
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菜摘、そろそろ……
[結局、母さんが顔を出して そろそろ登校時間よって言うまで 俺達姉弟はおろおろしているだけだった。
てか、菜摘の声が聞こえてるだろうに そこまで出てこなかった母さんすごいな?
途中から姉ちゃんまで目を潤ませ始めたから、 最後の方は俺も泣きたい気分だったし、 引き剥がす役目をさせられて ぐずぐず鼻を鳴らしている菜摘を 姉ちゃんから離す時は、めっちゃ心が痛かった。]
(32) 2019/11/04(Mon) 18時半頃
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菜摘、どうしたんだろうな?
[体調が悪いからと菜摘は家に戻ったから、 姉弟、2人だけの登校中。 菜摘があんな風に泣いた心当たりを聞いてみても 姉ちゃんはさっぱりないらしい。
泣きすぎて目は充血していたし あれだけ泣いたら頭も痛くなったんじゃないか。
悪い夢でもみたんじゃないの。 姉ちゃんは多少心配しているとはいえ そこまで尾を引いてはないようで。 親友って強いなと思う。
俺はしばらく今朝のことを 忘れられそうにない。]
(33) 2019/11/04(Mon) 18時半頃
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[悪い夢をみたとして、 きっと姉ちゃんが出てきたんだろう。
夢に出てくるってことは 菜摘の中でそれだけ存在感があるってことで。
不謹慎だけど ちょっと、いいなぁって。 姉ちゃんが羨ましかったり、した。]
(-6) 2019/11/04(Mon) 18時半頃
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[微妙に朝のことが頭から離れないまま 1日の授業を終えた頃、姉ちゃんから連絡がきた。
例の計画は変更を余儀なくされたことと、 今日菜摘が泊まりにくるってこと。>>10
たぶん菜摘が言い出したんだろう。 それは、いいんだけど。]
……デート、したかったな。
[誘えるかっていうと 姉ちゃんに背中を叩かれて ようやく今日……ってところだったけど。
ちょっと期待はしてたから 残念な気持ちがないわけではないんだ。]
(34) 2019/11/04(Mon) 18時半頃
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― 夕方・道場 ―
あれ、姉ちゃんも来たのか。
[いつものように学校帰りに道場に行くと、 菜摘と一緒に姉ちゃんも顔を出した。
稽古終わりの時間帯に 迎えにくる(名目で喋りに)来ることはあるけど、 最初から一緒にってのは結構珍しい。
姉ちゃんの左手が 菜摘にがっつり捕まれていたので、 もしかしなくても朝のが続いてるんだろうなって。]
菜摘、体調平気なのか?
[目元が腫れてないといいんだけど。 体調が万全じゃないなら 今日の稽古は休んだ方がいいんじゃないか。*]
(35) 2019/11/04(Mon) 18時半頃
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[大丈夫って言葉だけじゃ 朝の様子を見ているだけに疑わしかったけど、 笑っている顔と一緒なら信じられる。>>55
今朝の姉ちゃんの予想は正しかった。 さすがだと姉ちゃんを見ると 小難しい顔をしてるから、 姉ちゃん的には納得してないらしい。]
朝から何事かと思ったんだからな。 寝る前にホラー動画でも見たんじゃねぇの。
[とはいえ。姉ちゃんが聞き出せていないのに 俺が聞き出せるとは思えないから、 茶化して話題を切り上げるのが精々だった。]
(61) 2019/11/04(Mon) 21時半頃
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[相手がいくら好きな相手でも 道着を身につけて対面したら遠慮は無用。
けど大丈夫なんだろうか。 朝の菜摘は調子が悪そうだったし。 でも、組み手に誘ってきたのは菜摘の方だ。>>56]
応!
[一礼の後、早々伸ばした手をいなされ やばいと思った時には くるりと視界が回っていた。>>57
……なんだよむしろ絶好調じゃん。]
(62) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[ここ半年くらいは菜摘の方が忙しくて 道場に来られない日も多かったから 組み手でも俺が勝星をあげることが多かった。
それで油断していたつもりはないけど、 これだけ綺麗に負けたのはいつぶりだろう。]
調子よかったんだけどなー! 菜摘がいなすのが上手すぎんだよ。
[跳ね起きて悔しげに。 受身を取ったり力を受け流すのは 菜摘の方がやっぱり上手だ。
手を借りて立ち上がると>>58 復習のために今の流れを再現しようと 菜摘が俺の腕をいなすところからスローでもっかい。]
(63) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[稽古を終えて合流して早々 姉ちゃんの手を握っているのを見るにつけ、 余程昨日の夢か何かは怖かったらしい。
俺に対してはそんな素振りがないのを見ると そこに俺はいなかったのかな。]
中で待ってりゃいいのに。
[冷たいと姉ちゃんの手を握った菜摘が騒ぐから、 呆れた声で言えばかわいくないとのお言葉をいただいた。
中学三年生の男子にかわいさを求めないでほしい。]
(64) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[ちらっと菜摘が俺を見て 手が伸ばされたけど 半端な距離で降ろされてしまう。>>59
なんだったんだろうと思ったけど このまま放っておくと 2人が歩き出すのはいつになるか分からないから、 菜摘の鞄を持って歩き出す。
今日の夕食はなんだろう。 菜摘が泊まりにくるのは先に母さんに連絡済みだし、 最近は冷えてきたからシチューあたりかな。]
いいから早く帰ろうぜ。 俺、腹減った!
[道場の敷地を出たところで まだ何か話している2人に声をかけた。]
(65) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[帰り道はいつもと同じように、 姉ちゃんと菜摘が少し前を歩いて 俺が数歩後ろに続く。
モールへは3人で行くことになったから、 明日の話でもしてるのかな。
菜摘がお泊りセットを取りに自宅に戻っている間。 その玄関先で待っていると姉ちゃんから ごめんねぇって謝られたけど。]
菜摘が楽しそうな顔してるなら そっちの方がいいよ。
[2人で出かけよう計画はまたいづれ。 そう言ったらこのへたれって肩を叩かれてから、 でもいい子だねぇって撫でてくるから。
ええい気恥ずかしい。 人様の家の前で姉ちゃんぶるのやめてくれよな!*]
(72) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[ああほら。こんなことしてる間に 菜摘が戻ってきちゃったじゃねぇか。>>76
脱・弟を目指している俺としては 菜摘と同じ歳の姉ちゃんに撫でられているのを 見られるのは気恥ずかしい。]
……菜摘?
[先に気付いたのはきっと俺。 菜摘に先に声をかけたのは姉ちゃん。
滅多に見たことのなかった菜摘の涙を 24時間以内に2回も見るなんて思わなかった。
何がそんなに悲しかったんだろう。 そんなに酷い夢だったのか。]
(84) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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[涙はすぐに菜摘自身に拭われて、 明るい表情と声で玄関に戻ってきたけど。 いくら俺でも強がりだってさすがに気付ける。>>77
姉ちゃんは物言いたげに菜摘を見ていた。 俺も何か声をかけたくて、 だけどうまい言葉が思いつかない。
その間に菜摘には視線を逸らされて、 そこから自宅までの道のりでは 菜摘から俺に話を振られることは一度もなかった。
いつもなら姉ちゃんとの会話でも ちょいちょいこっちに振ってくるのに。
胸のあたりがもやっとした。]
(85) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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― 自宅 ―
ただいま。
[家の中に漂う匂いに やっぱり今日はシチューだったな。
靴を脱いで自室に荷物を置きに行く。 菜摘にここまで預かっていた荷物を返そうとしたら ありがとうって素気ない言葉で 視線が合わないまま荷物を受け取られて。
……もしかしたら俺は 避けられていたりとかするのか?
え、俺何かした? 組み手の時は普通だったじゃん。
自分に負ける男子格好悪いとか。 ……これまで百単位で負けてるから今更だし。]
(86) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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[嫌われるような心当たりは思いつかない。 変なことを言ったかといえば むしろ何も言えてないレベルなわけで。
……俺ももっと姉ちゃんみたいに 菜摘の思ってることが汲み取れたらいいのに。
今回は姉ちゃんもてこずってるみたいだけど 俺にはその半分にも至れてない。 ……好きな人であると同時に幼馴染なのにな。
全然わかんない。情けねぇ。
ぐるぐるぐるぐる自室で悩んでいたら 早く降りてこいって怒られた。]
い ま い く !
[思春期男子のナイーブさ舐めるなよ! でもおかげで思考停止できた。ありがとう母さん。]
(87) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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[菜摘と姉ちゃんはもう先に降りていて、 父さんは残業でまだ帰ってきていないから 男女比3:1の夕食が始まった。
食べながらよく喋れるなって思うけど 今日はそれに感謝した。 ちらちら菜摘の様子を窺ってみたら 一度くらいは視線が合ったかな。
代わりに、じゃないけど 姉ちゃんとはばっちり視線が合って、 なんでか、親指を力強く、ぐってされた。
今度は何を企んだんだ姉ちゃん。 弟はちょっと凹んでるからお手柔らかに頼むよ。*]
(88) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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/* 視線逸らされたりのあれこれを 自分が意識され始めたのかもみたいに一切思わない 大和に自分で草生える。
(-10) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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/* ミタシュかわいいな。 分かるぞ。恥ずかしいよな分かる。
(-11) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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[目が合ってもすぐ逸れる。>>89 ……ほんっとに心当たりがないんだけど!
俺がしちゃいけないことをした時は 昔から菜摘は理由と一緒に教えてくれたから、 こういう対応は初めてで混乱する。
おかげでシチューを2杯たいらげても いまいち食べた感がしなかった。
それでも食べている間は気も紛れたし 会話してなくても不自然ではなかったのに。
デザートを取りに行くのに 姉ちゃんまで一緒に行ってくれるなよ。]
(94) 2019/11/05(Tue) 00時頃
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お、おう……??
[好きなもの――好きなもの?>>90 いきなり菜摘に話題を振られて驚いたけど その内容にハテナが大量に浮かんだ。
いや、菜摘、知ってるだろ。 お互い……姉ちゃんも含めると3人の 好き嫌いなんて当たり前に知ってるはずだろ。
俺が猫好きなのに猫アレルギーなこととか、 筆箱や鞄のラインは黄色を好むとか。]
(95) 2019/11/05(Tue) 00時頃
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……最近初めて食べたんだけど あれ上手かったな、揚げ紅葉饅頭。
[けど菜摘からの話題をここで切ったら それこそ後数分を沈黙で過ごすことになりそうで。 菜摘に話してなさそうなものを捻り出そうと 修学旅行先で食べたものの話をした。]
菜摘は最近好きになったものとかあんの?
[聞き返したらデザートを持った2人が戻るまで ぽつぽつ会話はつながったかな。]
(96) 2019/11/05(Tue) 00時頃
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[夕食後は自室に引っ込んで、 呼ばれたら姉ちゃんの後に風呂に入る。 夕方からの菜摘の態度を思い返して のぼせかけながらもギリギリであがったら、]
なに、姉ちゃん。 ふぅん。パジャマパーティとか久しぶりじゃね?
――は、俺も?
[待ち構えていたのか廊下で姉ちゃんに捕まった。 トレイに乗ったコップは3つで 最初から俺も人数に含めていたのが分かる。
いやいやいやそれって普通女子だけでやるものだろ。 俺はいいよって辞退しようとするけど 凄まれると頷いてしまうのが姉弟の覆らない力関係だ。]
(97) 2019/11/05(Tue) 00時頃
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菜摘が俺のことを? ……それはないんじゃねぇの。
なんか避けられてる気もするけど どっちにしろ俺に心当たりないんだよなぁ。 姉ちゃんもないんだろ?
[もしかしたら菜摘が俺を意識し出したのかもって 姉ちゃんは薄く笑いながら言ってくるけど、 俺は真っ向から否定する。
だって俺は菜摘をどきっとするような 格好いいことなんてしていない。 もちろん避けられるようなことも自覚はなし。
けど、姉ちゃんは俺の答えに不満そうだった。 それなら余計に参加しなさいと追い立てられる先は 俺の部屋……の隣にある姉ちゃんの部屋。]
(98) 2019/11/05(Tue) 00時頃
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[一番風呂に入ったんだから 菜摘が姉ちゃんの部屋にいるのは分かってたけど、 身内カテゴリでしか見れないだろう パジャマ姿にどきっとする。
昼間は後ろで縛っている髪も 風呂あがりの今は降りて肩にかかっているし ヘアバンドでちょっと額が見えていたり。>>91
こういうのは幼馴染特権なんだよな。 その代わり、脱出するのにすごい苦労してるけど。 でもちゃっかりしっかり目に焼き付けます。]
ほんとに、俺もいていいの?
[俺がいたらぎこちなくなるんじゃと心配するけど 菜摘は久しぶりだと喜んでいるようだった。>>92]
(99) 2019/11/05(Tue) 00時頃
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[姉ちゃんがいるから平気なのかな。 それとも、もう菜摘の中で自己解決したのか。
隣に座るように促されたから>>93 ひとまずはその距離を許される位置ではあるらしい。
よく分からないままに座ると 姉ちゃんに差し出されたコップを受け取った。]
てか、明日ってショッピングモール行くんだろ? 朝早いのにいいのかよ。
[2人でパジャマパーティしている時は 翌日は大寝坊するくらい夜更かししてるのに。]
菜摘は何かほしいものあるのか?
[ついでに、と無難そうな話題を振る。 俺は新しいジャケットがほしいんだよな。**]
(100) 2019/11/05(Tue) 00時頃
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おいおい……
[膝に埋もれるように顔を隠してしまう菜摘に 俺と姉ちゃんは顔を見合わせる。
別に変なこと聞いてないよな。 明日、ショッピングモールに行くから、 何を目当てにするのかって軽い質問だったはず。
それが何をどうしたら俺達の話になるんだ。>>127
普段の、夏のお日様みたいな笑顔で言われたら どきどきするくらい嬉しかったのに、 こんな状態で言われると心配が先にくる。
どんな悪夢を見たら こんなに1日引きずるっていうんだ。]
(161) 2019/11/05(Tue) 22時頃
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ちっとも“大丈夫”でないじゃん。>>55
[ここに座ってたのが姉ちゃんだったら 力いっぱい抱きしめてる。 でも、今、隣に座っているのは俺なんだなぁ。
持ったままのコップをそっと抜いて ちゃぶ台の上へ置く。
ヘアバンドが落ちないよう 菜摘の頭に手を乗せてゆっくり動かすと 風呂上りの髪は少し湿っぽかった。
頭を撫でられることはあっても 撫でる側になったのは、そういや初めてだ。]
(162) 2019/11/05(Tue) 22時頃
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俺と姉ちゃんが そばにいるのなんて当たり前だろ。
[できれば幼馴染じゃなく そばにいたいところではありますが。 今はそういうことを考える場面じゃないですね。]
明日だって来週だって 遊ぶ約束も道場の稽古だってあるんだからな。
[だから独りで悲しい顔を隠して 蹲らなくっていいんだ。
菜摘が欲しがっているものは あって当然のものだから。]
(163) 2019/11/05(Tue) 22時頃
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