人狼議事


270 「  」に至る病

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視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が14人、黙狼が1人いるようだ。


【人】 虹追い アイリス

1人になるのゎ私ばっか。どっちの道ぉ選んでも、
私ゎ十分です。明日も待っててね。お願いだから、
離れて行かないで?
いつまでも、
なんで私ばっか

日記はそこで途切れ、発見されるまで打ち捨てられていた。

(0) 2019/10/08(Tue) 07時頃

アイリスは時が進むよう祈った。


弁務官 ジャーディンは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 07時頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 07時半頃


【人】 酸味探し ドリベル

[事務的な案内が掛かれた紙が六枚。
 三つ折りにしながら封筒に入れる。

 この辺では一番長生きだから、
 こんなお勤めもお国から降りてくる。
 眷属を持つ吸血鬼へ宛てる定期健診のようなもの。
 眷属ひとりで御使い。出来なきゃ危険領域。

 私のアイリスは、もう何年も行けてない。]

(1) 2019/10/08(Tue) 07時半頃

【人】 受付 アイリス

なんで私ばっか
我慢してるゎ私ばっか

ねぇ誰?それ誰?
私じゃないょ?私貰ってない!

(2) 2019/10/08(Tue) 07時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[定型文の手紙にも泣いて抱き付いてくるアイリス。
 頭を撫でると、押し付けるように首を差し出してきた。]

 手紙を出してからね。
 次回は断るから。

 ね、泣かないで、アイリス。

[断る前に、次はないかもしれないけど。**]

(3) 2019/10/08(Tue) 07時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 08時頃


【独】 独尊隊 ツヅラ

/*
チトフ(やべーやつじゃんの顔

(-0) 2019/10/08(Tue) 08時頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
おはよーございます。始まってたー!
僕のお出かけ先はセイルズ先生か。
(コアも近いし)なかなかいい話が聞ける予感。

で、うちに来るのはケイトちゃん。かわいい蝋燭用意してあげようね。
火事のトラウマ思い出すくらいの。

(-1) 2019/10/08(Tue) 08時頃

【人】 読書家 ケイト

[私が欲しかったのは

返して欲しかったのは、家族。
おとうさん、おかあさん

お兄ちゃん



お兄ちゃん、じゃなきゃ
お兄ちゃんじゃ ないのに


私が、あんなこといったからだ。


白い犬のアリスを抱きしめて、
消えてしまった命を想う]

(4) 2019/10/08(Tue) 08時頃

【人】 読書家 ケイト



  ぃ……ぅ (ちとふ)


[毛布のなか、燃え盛る炎の夢をみた夜。
一緒に、そばにいてくれたのは彼だった。


おとうさんとも、おかあさんともちがう
髪に、額に触れる小さい柔らかなくちづけは


涙を拭うそのちいさな指は、
家族の誰とも違ったけれど


私のこころをゆっくりほぐしていく]

(5) 2019/10/08(Tue) 08時頃

独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 08時頃


【人】 読書家 ケイト

 い (っしょ) に い (て)



[ぎゅって、抱きついた。
きっと抱きしめ返してくれていた。


出ない声を、
取り戻そうとするのは きっとあなたのために。


ありがとうをつたえたくて、一緒にいたいって伝えたくて
小さな身体に一生懸命力をこめた。



私はきっと]

(6) 2019/10/08(Tue) 08時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 08時半頃


【人】 読書家 ケイト

[君の思惑どおり。



そんなことも、気づくことなく。




ゆっくりこころを、言葉を取り戻していく。
大好きな、君。




私が大人になって
一緒の毛布で眠る必要がなくなっても
それは、変わらないよ]

(7) 2019/10/08(Tue) 08時半頃

【独】 炉の番 チトフ

/*
ああー可愛い僕のアリス可愛いしゅきぃー!(うるさい)

(-2) 2019/10/08(Tue) 09時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

―― 時は過ぎ ―−

[>>0:683怪訝な表情を浮かべたメルヤにどう説明するべきか。

 理想通りに行かぬ現実を生きる物語と、
 理想通りに行く幻想に生きる物語。

 >>0:684一度で解しきれなければ二度目の説明をしよう。
 二度目で無理ならば三度目を。

 何時しか仕事を教え始め、
 幾度失敗しても『またお前は仕方のないやつだ』と告げ、
 告げては教え直してやり直させていく。

 >>0:685一年が過ぎればある程度様となり、
 出来ることも増えていた。
 服や下着は興味がなければ主人自ら選び与え、
 撮影をしたりして資料を増やしていく。
 実物大のモデルが居るのは非常に便利なもので、
 裏の仕事も手を広げていき――]

(8) 2019/10/08(Tue) 11時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[二年、三年...と共に過ごせば仕事も手慣れてくるものだろう。
 普通の人間が短い生の中で手にする技術を
 最長で六倍以上もの歳月で磨けるのだ]

  メルヤ、そこのベタを塗っておいてくれ
  終わったら飯にしよう

  回る寿司で良いな?

[その日もいつものように裏の仕事の作業に追われていた。
 メルヤが自分に依存しているかは分からないが、
 ジャーディンは助手として仕事の手伝いをさせ続けていた。

 メルヤは肉付きもよくなり肌色も髪質も良くなった。
 ただ胸だけが育ってこないようである。
 栄養あるものを与えているのに実に不思議なことだが、
 >>1テーブルの上にある一通の手紙にあるように、
 誰かの前に出す分には不足ない程度にはなっている、はずである*]

(9) 2019/10/08(Tue) 11時半頃

【人】 読書家 ケイト

――何度目かのクリスマス――

[クリスマスの日は会社までお休みにしてまで
お誕生日をお祝いしてくれる。

どうしてそこまで。
そう、おもった。


クリスマスは嫌ことを思い出す。
だから好きじゃ、なくなったけれど



みんなが喜んでくれるなら、って
綺麗なかざりと笑い声に混ざって


心の中で泣いていた。]

(10) 2019/10/08(Tue) 12時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
昼にのんびりログ追ってたら真夜中にフェルゼくんいて
椅子ごと3cm浮いてしまった

なにもなければ年の離れた親友になれたんだろうなぁ!!と噛みしめるのに、そうはならなかったんだよ…。感満載で始まってもカロリーが全然下がらない。ひぇ。

(-3) 2019/10/08(Tue) 12時半頃

【人】 読書家 ケイト

[夜。
良い子はサンタさんを待って眠りにつく頃。
ベッドの中で一人泣いてるのを知られたくなくて
チトフくんの声がきこえても>>0:521
眠ってるフリをするとっても悪い子だったかもしれない。





でも、]

(11) 2019/10/08(Tue) 12時半頃

【人】 読書家 ケイト

[枕元で聞こえるその声は
いつもの愛らしくて元気な声じゃない。

怯えるみたいに、迷子みたいに。]


  チトフ……くん?


[ベッドの中、眼鏡なしじゃちゃんとよく見えなかったから
おいでって手を広げる。


ちいさなころ、君がしてくれたみたいに。
腕の中にすっぽり埋めてしまった男の子は
私より年上かもしれない、けれど


思ったより、小さく感じたのは
私が大人になったから?]

(12) 2019/10/08(Tue) 12時半頃

【秘】 読書家 ケイト → 炉の番 チトフ




  わたしは ここにいるよ
    怖がらないで。チトフのそばにいる


[置いてかれる寂しさも、怖さもわかるのに
永い長い時を過ごす孤独を
たくさんをしってるあなたを

私を救ってくれた君に
私ができること、こんな事しか無いのかな


つよく強く、居なくならないよってわかるように
ぎゅっ、て


抱きしめた]

(-4) 2019/10/08(Tue) 12時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[Chopin
紙製のジャケットに記された文字を目は追う。

クラシカルなレコード盤が取り替えられ、針がゆっくりと降りれば
スピーカーのどこかが共鳴してピアノの音が室内に香り出す

手探りで行うのは難しい操作だ。
そういうものがこの屋敷には多くある。


AIスピーカーに話しかければ、座ったままリンディン交響楽団のニューイヤーコンサートすら検索して流すことができる現代、
なんかこういうレトロなレコードとか。

人間の耳の精度では、圧縮されたデジタル音源と原曲の違いは聞き分けられないはずなんだという。
吸血鬼の耳にはどう聴こえているのか知らない。

ここに来てから聞く音楽の方が音の厚みを感じるのは、間引きされていないアナログだからなのか。
単にスピーカーの値段の違いなのかもしれないけど]

(13) 2019/10/08(Tue) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[本も。

屋敷の書斎には、天井まで届く壁一面の本棚があった。

尋ねたことはない。
この蔵書が主人のものなのか
本を読める誰かが住んでいたことがあるのか]

(14) 2019/10/08(Tue) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



[文字に関しては雑食だった。
タブロイド紙だろうが技術系の専門書だろうがラテン語の宗教書だろうが、レシピブックだろうが。
内容はあまり関係ない乱読。

主人が命じれば朗読を奉じる、
そういう時は小説や詩集を手にすることが多かったか*]

(15) 2019/10/08(Tue) 13時頃

【人】 読書家 ケイト

[ふたりの孤独が身を寄せあって
ひとつの毛布の中。

ゆっくり君の頭を撫でてみる。
前にそうしてくれたように
て、髪に、額に、愛おしむように優しくキスをして

目の前の2つの瑠璃色を覗き込んで
優しく、柔らかく微笑んで。]



  お誕生日、ありがとう。
    メリークリスマス。チトフくん


   私、おねえさんになっちゃったけど
     わたしを、あげる。
    
    

(16) 2019/10/08(Tue) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─ 現在・ある日 ─

[主人のためのディナータイム。
幻想即興曲が流れる室内
テーブルの端に読みかけの本が置かれている。表紙の題字に目がいかないようかけられた黒いカバー]


 山羊の軽いチーズが入ったけど
 口直しに食べる?


[食べたい時食べて、いらないなら食べなきゃいい吸血鬼様の方はどうあれ、ツヅラは毎日栄養をとらなきゃ暮らせない。
夕食のバランスを考えるのは貧血じゃメイドは務まらないから。
(鉄剤や増血薬の処方を受けるのに抵抗もないけど)]

(17) 2019/10/08(Tue) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ





[卓上の蝋燭に火を灯した。
仄かに揺れる蜜蝋の香。

そういえば眷属になって気づいたことだが、人間、烟草を吸っていると嗅覚がだめになっていたらしい**]

(18) 2019/10/08(Tue) 13時頃

【人】 読書家 ケイト

   
    
  けんぞく、っていうのになれば
  私はずっと、一緒に居られるんでしょ?


[それは、誰に聞いたんだったかな。
そんなこと、今はなんだっていいや。

どうやってなるのかも、これからどうなるかも分からない。
怖くないっていったら嘘になる。



でもそれが、君のために、できることならば、って。
頬に手で触れて。

一緒に泣きながら、微笑むんだ]**

(19) 2019/10/08(Tue) 13時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 13時頃


【人】 公証人 セイルズ


[季節は巡る。惜しむひとの心を置き去りに
しずかに形ないものを積み上げて]
 

(20) 2019/10/08(Tue) 13時半頃

【人】 公証人 セイルズ

―― 13年後 ――

 もう五回は起こしただろうに
 「あと10ぷ〜ん」、なんて駄々をこねた子は
 一体どこの誰だろうねえ。

[新聞記事から視線をあげずに珈琲をすすり、>>0:677
吸血鬼教授は慌ただしくやって来た少女の抗議を流した。

彼女が席につけば改めて新聞記事を畳み、
自分もトーストを口にする。]

(21) 2019/10/08(Tue) 13時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 おはよう、ミルフィ。
 
[微笑んで挨拶をかわし、
トーストを齧って頬をゆるめる娘を
目を細めて見てから、
母親に似てきたな、と内心で思い、首を横に振る。]

( ……血がつながっているわけではないんだから )

[気のせいだろう、と思いたい気持ちと
美しく成長してくれてうれしい気持ちと
両方を抱えながら、
血をいれすぎてキツいブラックコーヒーに砂糖を混ぜた。]

(22) 2019/10/08(Tue) 13時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[口が大きいからか図体が大きいからか、
食べ終わるスピードは娘よりずっと早い。
皿をまとめて食卓を立とうとして、
「そうだ」とセイルズは独り言ちる。]

 近々、ミルフィにはお使いを頼もうと思うんだ。
 僕以外の吸血鬼に会ってお茶をしてくるだけだけどね。

[定期健診の事をつまびらかにミルフィに話した事はないが
国から降りてくる勤めだ。
きっとどこかの本、あるいは学校で知りえているだろう。
眷属の遣いのことを。

皿をキッチンの流しに置いてから、
セイルズは封をした手紙を鞄にいれて、
コートを羽織り歩き出す。]

(23) 2019/10/08(Tue) 13時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 ――さあ、わが娘よ。
 君の父親は遅刻する生徒には厳しいぞ。
 
[レポートが10は出るかもね、と茶化しながら
彼女の今朝の授業が歴史だったか
他のものだったかはさておき
セイルズ・ウォルフォードは家を出て歩き出した。**]

(24) 2019/10/08(Tue) 13時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 14時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

── そして ──

[失敗したからといって
 簡単に捨てられるわけではない、と
 理解できたのはいつのことだったか。

 あれは確か仕事を手伝い始めたばかりの頃
 袖を引っ掛けてインク壺を倒した時

 位置が良かったのか、汚れたのは絨毯だけ
 幸い、資料には被害が出ずにすんだけれど
 取り返しがつかないことをしたと青くなったことがある。

 それでも叩き出されることはなく
 あの日からさらに細かな失敗を重ねても
 今もなお、この場所に>>8]

(25) 2019/10/08(Tue) 14時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[────ただ、
 理屈で理解できてはいても
 染みついた不安は消えないまま

 大事だと思えば思うほど
 彼が吸血行為を嫌悪している
 そのことが思い起こされて

 近づき過ぎれば重石になると
 仕事や家事の手伝い以外では
 出来るだけ距離を取ろうと努めていた。

            けれどそれはとても苦しいこと
            だから、迎え入れられれば
            その嬉しさにさらに寄り添って]

(26) 2019/10/08(Tue) 14時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

── 現在 ──

[最近では、ベタ塗りというものを学んだ。

 印がある場所を黒く塗る作業
 塗りつぶすだけに見えるのに
 はみ出さないようにするのが難しい。

 ずっと一点を見ていると目がチカチカする
 強めに瞬きを繰り返し、ぐーんと体を伸ばし
 そうしていると>>9]

(27) 2019/10/08(Tue) 14時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  わかりました。

  回るお寿司……
  また何かの資料にでも?


[夕飯メニューを聞き手を休めてそんなことを。

 お寿司やおにぎり、そして香草たっぷりの料理
 仕事の資料集めも兼ねているのか
 珍しかったり、異国風のものであったり
 そんな料理を口にするのも珍しくはない。

 今描いている仕事に関係するものだろうかと
 手伝い途中の原稿を眺めては首を傾げ]

(28) 2019/10/08(Tue) 14時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  ──せんせ、
  ここ、文字が違います
 

[丁寧な話し方を学んだのはここ数年のこと。

 男性、女性、幼子に老人
 特に文章においては登場人物の役割ごと
 話し方がわかれていたりもするから
 覚えておいた方が便利だから。

 以来、仕事中は『先生』と呼ぶようにしている
 公私をわけるとは言ってもあまり意味はなく
 半分は新しいものを学んだ嬉しさから*]

(29) 2019/10/08(Tue) 14時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 15時頃


【独】 炉の番 チトフ

/*
ああーーーー!!!そんなそんなお客様困りますお客様ああーーー!!!(ごろんごろん)

ドロドロに甘い毒で溶かして侵して僕なしじゃいられない体に染め上げてあげるんだぁー♪(マジキチスマイル)

(-5) 2019/10/08(Tue) 15時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  おはよ。パパ。


[パパが微笑みながらこちらを見つめてくるから。
 さっきまでのぷりぷりは
 どこかへ飛んで行ってしまって、
 あたしはあたたかなトーストに笑顔で齧りつくんだ]


  ……お使い?


[パパの口から「吸血鬼」という単語が出てきたことに
 あたしはしぱしぱと目を瞬かせた。
 それは、普段パパが忌諱する話題だったから]
 

(30) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[あたしはパパの家族で、娘で、生徒で、
 ……そして眷属だ。

 だというのに、パパはそれを認めたくないように
 吸血鬼の話題を避け続けている。

 きっと眷属にされなければ
 あの灰色の曇天の日に、あたしはとっくに死んでいて。
 だからそれは、別に避けるような話題じゃないのに。

 パパは、出会ったあの日以来
 あたしの血を吸ってくれない]
 

(31) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



("Daddy, why am I by your side?")

 

(32) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[血を吸わないならどうして、
 あたしを傍に置いておくんだろう。

 あたしがママに似ているから。
 それだけが理由なのかな。
 そうパパに問う勇気は、有りはしなかった。

 父と娘。今の関係が心地よかったから]
 

(33) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[でもね。

 あたしはどんどん大人になって、
 パパはずっと若いままで。
 段々と外見の年齢が縮まって。

 いつまでこの関係が続くんだろうって、
 あたしの中のもやもやは
 日に日に大きくなっている。

 あたしはちょっぴり、ママが羨ましい]
 

(34) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



("You should have surely sucked mom's blood.")

 

(35) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



("...Daddy.")

 

(36) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[パパ以外の吸血鬼に会うのは怖かった。

 あたしは、パパに血を吸ってもらえない
 出来損ないの眷属で。
 きっと何百年も生きてきた彼らにとって
 あたしという存在はおかしなものに映るだろうから。

 「血も与えない眷属が、なぜ吸血鬼の傍にいるの?」

 そう問われても、あたしはきっと何も答えられない。
 怖かった。パパとの関係を否定されるのが]
 

(37) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

 

  ……うん、わかった。お茶してくる。

  あたしとーっても可愛いし、
  よその吸血鬼さんに
  そのままナンパされても知らないから。


[すこしは嫉妬してくれるといい、って思って
 そんな可愛げのないことを口にしてしまうの。

 そのお使いが眷属と吸血鬼の定期健診であることは
 うっすらと分かっていたけれど、
 「お茶してきて」ってあっさりと送り出されるのも
 なんだか癪だと思って。

 本当にあたし、パパ相手だと可愛くなれない]
 

(38) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[そうしている間にもパパは朝食を終えて、
 あたしを置いてスタスタと歩き出してしまう。

 真面目なパパは、
 娘相手にえこひいきをするつもりがないらしい。

 レポートという単語>>24に唇を尖らせて]
 

(39) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  え〜〜〜〜〜〜〜〜。けち。

  あ、でも。
  単位落として留年したら、
  ずっとパパの生徒でいられるのかな。
  それもいいかも。


[呑気なことを言っていると、
 パパは本当にひとりで家を出て行ってしまう]
 

(40) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[慌ててトーストと紅茶を
 無理矢理に口の中に押し込んで。
 ――これじゃあ、世界一のパパの朝食が台無しだわ!
 あたしは鞄を引っ掴むと、家を飛び出したんだ]


  待って、パパ!
  置いてかないでよ! 


[これがあたしたち親子のいつもの日常。
 やさしいパパは、
 きっと次の曲がり角で待ってくれているはず]
 

(41) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



[あたしとパパは毎日がしあわせよ。
 ――ねえ、ママ]**
 
 

(42) 2019/10/08(Tue) 16時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[>>28外に食事に行く際は資料目的の事が多かったからだろう。
 メルヤの問いかけに首を横に振った]


  今日は単純に俺が寿司の気分なだけだ
  今朝チラシが入っててな
  イクラが俺に食ってくれと語り掛けてきたんだ


[件のチラシを胸ポケットから取り出すと、
 折っていたそれを広げて作業台の上に置く。

 チラシは回転寿司のものだけではない。
 最新の女性物の服装のチラシも出しておく。
 >>29ここ最近(数年)で言葉遣いも変わってきたが、
 服装に関しては興味はなかったろうか]

(43) 2019/10/08(Tue) 16時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  その文字はそれで良い
  読みが少し違うからルビを打っておこう


[文字と読み方が違うなど日常茶飯事である。
 丁寧語の次はそうした言語も覚えさせるべきだろう。

 然しながら『先生』と言う呼び方は大変甘美なものである。
 次の本は"吸血鬼"ティーチャーと女学生物にしよう。

 二百年以上も描いていればネタが被ることもままあるが構うまい。
 高貴なる"吸血鬼"ジャーディン・ヴィラドメアの活躍が
 世に広まればそれで良かった]

(44) 2019/10/08(Tue) 16時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 16時半頃


【人】 弁務官 ジャーディン



  ……ああ、そうだ
  今度、定期健診で他の吸血鬼のとこ行くことになったぞ


[誰がという主語を抜かして届いた手紙の内容を告げる。
 昔ながらのペン入れ作業を続けながら、
 メルヤにとっては初めてのお使いであったか**]

(45) 2019/10/08(Tue) 16時半頃

【独】 覆面嫉妬団 ミルフィ

/*
セイルズ……無理をして返してくれたんやな……
ありがたや……けど無理しないでね……

(-6) 2019/10/08(Tue) 16時半頃

弁務官 ジャーディンは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 16時半頃


刻字座 ヴェルヌイユは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 18時頃


独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 19時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

── 現在 ──

[大人ふたりが寝ても余白のあるベッドにて、
ぐ、と両腕を伸ばす。
あちこち跳ねた細毛を掻き、欠伸をかみ殺しながら
洗面台へと向かう。

鏡の前には、20年前と変わらぬ少年の姿。
薄く骨の浮く胸に残る歪な手術痕も当時のまま。

白亜の建物だけが、まるで生きているかのように
年月を思わせる劣化を続けていた。]

(46) 2019/10/08(Tue) 19時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[資料目的ではなく
 単にそういう気分なのだという>>43

 なるほどと相槌を打つけれど
 自分はというと、あまりそういう経験はない
 あれば食べるし、なければ適当に
 ただ、辛いものは苦手なのがわかってきた。

 食べたくなるものといえば
 コットンキャンデー。あれだけは特別
 ただし、保存にはあまり適さない]

(47) 2019/10/08(Tue) 19時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  イクラが
  あぁ、赤いから……
  

[食べてもらえる食材
 一瞬、羨ましいと思ってしまう
 
 視線を逸らし広告を覗き込めば
 そこにあるのはずらりと寿司ネタの写真
 デザートメニューもあるものの
 流石にコットンキャンディーの姿はない。

 下の方に服の広告もあったものの
 そちらにはあまり興味はなく
 資料に良さそうなものがあれば印をするけれど]
 

(48) 2019/10/08(Tue) 19時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  あ、これ
  いえ。なんでも……

   あっ、誤字ではないんですね
  読み方が違う……うーん、難しいです


[チラシの中に見えた丈の長いパーカー
 フードに猫の耳が付いていて
 白黒や三毛の模様が可愛いらしい。

 こっそりと隅の方に丸を付け
 ベタ塗りの作業へ戻ろうとすれば]

(49) 2019/10/08(Tue) 19時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[次の言葉に時が止まった>>45
 他の吸血鬼の元へ──誰が
 いつまで、と疑問は続き]


  えっとそれは
  ご主人様、どこか具合でも……
  居なくなったりしませんよね


[思うのは自分の血をあまり吸わない主人のこと
 食事はしても栄養にはならないと知っている
 他の生き物の血は、汚泥に等しいものだとも。

 無理をしているのではと心配は続いていき]

(50) 2019/10/08(Tue) 19時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  ……っ、お願いですから

  ずっとそばに
  離れないでください

(51) 2019/10/08(Tue) 19時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[距離を取ることも忘れ
 椅子を蹴り倒す勢いで駆け寄る。

 自分の勘違いに気付くことなく
 ぎゅ、と強くしがみついた*]

(52) 2019/10/08(Tue) 19時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[二周りほどサイズの大きなシャツは主の古着で、
気に入りの寝間着のひとつ。
膝から下は剥き出しの侭、顔を洗い終えると
ダイニングテーブルに片膝立てて腰かけた。]

 おはよ、グスティ
 ……見慣れない封筒だね。 それ
 
[端に置かれた郵便物に一瞥を向け、>>1
それから朝刊を手に取る。
時事にさして興味を持てずにいるのも相変わらずだが
社会から取り残されぬために必要なことと目を通し。]
 
 ああ…ついに、追い越しちゃったな

[生みの親、もとい、シューマッハ社の前社長の訃報に
薄い唇をたおやかに綻ばせる。]*

(53) 2019/10/08(Tue) 20時頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
彼シャツ着てるアピールしたいだけの2発言だった。

(-7) 2019/10/08(Tue) 20時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 20時頃


【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
主様に対しても、他の参加者に対してもフェルゼの自己紹介について絶対的に必要な情報が足りてない自覚はあるんだけどめちゃめちゃ長くなりそうで……蝋燭のくだりとか。

(-8) 2019/10/08(Tue) 20時頃

朝茶会 ソウスケは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 21時頃


公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 21時頃


【人】 朝茶会 ソウスケ

――墓地――

[長く生きている間に世界はどんどん変わっていった。

 祖国は大きな戦争に負けたというニュースも耳にしたが、その時両親がまだ生きていたのか、既に死んでいたのか、それともその戦争で命を落としたのか、確かめようもなかったし確かめる気もしなかった。
 祖国は既に遠く、男の居場所は「此処」にあった。]

 便利な道具がいっぱいできて、家事はスピーディになったけど、墓参りの時間は伸びるばかりだな。

[並ぶ石碑に花束を投げ、今だ生き返っては来ない師匠と兄弟子を思う。
 その近くには、自分が眷属となった日までアオの一番近くで彼の生を支えていた犬の名が刻まれた小さな石碑。
 他にも、小さな石碑は人間よりも短い年月が刻まれ、点在していた。]

 ……まだ、生きてる。

[こうして墓参りも出来るし、仕事も順調だ。
 最近はネットショップも開設し、販路を広げている。
 きっと自分は依存症を克服した最初の眷属となるのだ。]

(54) 2019/10/08(Tue) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─ むかし・がたり ─

X月, X日
新しくこのノートを日記帳にする
前のノートはまた、例の眷属のびょーきの研究をしているとかいう連中に送りつけておいた


X月, Y日
このノートの初めに、書いておく
私にとってはどうでもいいが、これを読むどこぞの誰かが知りたいのなら

(55) 2019/10/08(Tue) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

うちは早死にの家系らしい
少なくとも母はそう信じていた

調べてみたことがある
たしかに母とその家族、祖先たちはみな若く──あるいは子供の頃──に死んでいた
遡れる限り、35の齢を無事に数えた人間はいない



母の口癖だった
  はやじにのかけいなの
  わたしたちすぐ死んでしまうのよ

幼心に思ったものだ
──ならなんで絶滅してない?

(56) 2019/10/08(Tue) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

母に人間的な魅力はあったのだろう
夢見がちで儚げで、少女のままのような愛らしい女だった
自分を悲劇の主人公と思い、それに依存していた
彼女の人生は彼女が主役、それはそれで良かったのだろう

けれど親としてはマジでクソ

早死にの家系だと信じていたのに、何故二人も子供を産んだ?ばかなの?
ああ、それに学のない女だった
死んでしまうのだから勉強なんてする必要ない、働く必要だってない

彼女には、愛してくれて、養ってくれて、
彼女の死を悲しんでくれる人がいれば良かった

(57) 2019/10/08(Tue) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

兄が10歳で死んだら、母はいよいよ悲劇にのめり込んだ
自分が先に死ぬと思ってたんだろうからお気の毒

兄の死因は、致死性の不整脈ということだった
確かに、遺伝性の可能性が高いらしかった
親戚の何人かはそれで突然死したのかもしれない
(電気ショックの機械を胸に埋めておけば予防できるらしい
 まだ幼かった私はその治療は受けなかったし
 母はその助言と説得を受け入れようとはしなかった)

愛想を尽かしたのか死んだのか、外国人の父が帰国したきり戻らなくなった



私はとにかく早く大人にならなきゃいけなかった
少女みたいな母をどうにか生かして、自分も生きて、って

母は

(58) 2019/10/08(Tue) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



母は、突然死なんかしなかった


母の死因は悪性腫瘍
まあそれだって遺伝性だったのかも知れないね、知らんけど

母に生きる気力なんてあるわけなかった
嬉々として緩和ケア医の元に通ってた
(嬉々として、ってのは私の悪意のある感想)

お望み通り、35歳を目前に最後の一葉を落として死んだ


親としてのあの女はクソだけど、
苦しまないように死なせてくれた医者には感謝している

(59) 2019/10/08(Tue) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

私がほんとの親なしになった時、13歳だった
一人で自分の力でそこまで育ったような気がしていた、まあ、ガキだったから

孤児院にしばらく泊めてもらった
孤児として庇護されるには私はもう、少し大きすぎたけど
雑用を手伝ったりして、必要な援助はありがたく受けた

住み込みの下働きを紹介されてそっちへ移ることになり
それが子供時代の終わり

(60) 2019/10/08(Tue) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

未来を、展望することがなかったのは
明日の約束をしなかったのは
やっぱり母親の影響なんじゃないかと思う
だいぶ強烈なキャラだったし



だけど早死にの家系なんかじゃなくても
人は別に、ほいほい死んだりするのが普通だ
もし寿命が千年あったとしたって死ぬときは死ぬだろう

いつか死ぬし、いつ死ぬかはわからない
生きている間は、生きていればいいと思っていた

私の人生は私だけが主役で、私は私がモブで良かった

(61) 2019/10/08(Tue) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

  今は少し違う

  死にたくないと思っている


  いずれは死ぬけど

     できるだけ 生きていたい


[日記はそこで途切れ、
しかし次の次のページからまたごく普通に続いた**]

(62) 2019/10/08(Tue) 21時半頃

独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 21時半頃


【独】 朝茶会 ソウスケ

/*
>>61かっけー。
活字中毒のツヅラちゃんとは話が弾みそうなんだよね。
灰皿贈りたい。

蒼佑は煙草を吸いません。
健康被害が出そうなものは極力避ける。酒もたまの晩酌程度。

(-9) 2019/10/08(Tue) 21時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 21時半頃


【人】 朝茶会 ソウスケ

[眷属の定期健診も既に何度かクリアしている。
 遣い先に合わせて土産のガラス作品をつくれるくらい、自分は「健康」だ。

 そういえば、師匠の死に際に警告をくれた医者も眷属を持ったらしいと聞いた。
 彼にどういう心境の変化があったのか、次の遣い先が彼のところになれば聞いてみようか。
 いつだったかに贈ったペアの酒器>>0:639が使われているのならば嬉しいことだ。
 次回が違うところなら、次々回にでも。
 自分はまだまだ健康で、あと何回だって胸を張って自らの主の可愛さを牛の涎のように途切れずに語り続けられる。]

(63) 2019/10/08(Tue) 21時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[ 『次のおつかいいつだっけ?』

 主にメッセージを送ったのは墓地に入る前。
 数分後、門を出てから確かめたスマホに通知がないことに舌打ちをするのは無意識。

 「いつでも連絡が取れる」ツールの登場は、確かに長命の眷属の依存を進行させている。*]

(64) 2019/10/08(Tue) 21時半頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 21時半頃


【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

―ある日のお楽しみタイム―
 
[主人のディナーは寝室でと決まっているの
 意味はわかるでしょう?]
 
 
 んん、
 
 頂戴。
 
 
[主たる女はシーツの上に寝そべったまま
 ひらひらと腕だけを声のする方へ伸ばす>>17
 
 
[お腹はじゅうぶん満たされたけど
 これは『摂取』ではないもの
 
 鼻を、耳を、舌を、口腔内を。それから消化器官を
 視覚以外をこれほど存分に愉しませてくれる『娯楽』は、そう多くはない]

(65) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[>>47メルヤが好む嗜好品は子どもっぽいものが多い。
 本人には言ったことはないが、
 コットンキャンデーなどは
 よく編集が送ってくるようになっていた。

 "吸血鬼"は食で栄養を得られるわけではないが、
 眷属は食で栄養を得る者だ。

 そんな自分が時折食べたいと思うものは、
 赤いものが多く口に入れてぷつりと潰す瞬間が好みである。

 >>48その事くらいは察せるようになったのか。
 はたまた別の意味を持つ視線かもしれないが――]

(66) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[蝋燭の灯が揺れる
 
 白い女の裸の胸が暗がりに浮かびあがる
 仮面を外してはいるが、ゆるく瞼は閉じたまま
 腕を伸ばしたついで、起こして、と催促して]
 
 
 ――そういえば、リビングに置いた手紙は読んだ?
 
 
[封は切って、中身も拡げてティーテーブルの上
 たまたま己が受け取ったけれど
 何が届いても己では“読まない”ものだから**]

(67) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  それは慣れが必要だ
  崇高なる思考へ至る為に越えねばならぬ試練だ
  俺と共に在りたいならゆっくりとで良い
  覚えていくんだな


[>>49その視線が向かう先を追うのは楽しいもので、
 とあるパーカーに丸を付けるのは良いが、
 此処は拾い作業台の上なのだから丸見えである。
 後で買ってやろう。
 初めてのお使いなのだからリュックもいるだろうか。
 お金は使えるはずであるし、
 交通機関も問題はないはずだ。

 あるとすれば――>>52これである]

(68) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  勘違いをするでない
  俺の健診ではなく、お前の健診だ

  此処が俺の城なのだから居なくなるわけがない


[倒れそうになる墨を支えてから
 しがみ付いてきたメルヤの頭を撫でる。

 "吸血"自体は回数を抑えている。
 だからこれは依存衝動と言うよりは
 彼女が内面に抱える闇によるもののはずだ]

(69) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  眷属が依存症になっていないか調べるものだ
  行けないと問題ありとされるぞ

  向かうのもリンディンの中だけだし
  行先は……"ヴェルヌユイ"という吸血鬼のところらしい

  たまには俺以外の吸血鬼を見てみるのも良いだろうさ


[依存症発症には差があれど未だ早い。
 そうあってくれると助かるのだが...。

 一先ずしがみ付いてくるメルヤを肩に担ぎ、
 そのまま作業場を出て四階の自室へと向かう]

(70) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
は、おかえりしてる。おかえりなさい
じわじわ主がモテてて(縁故的な意味で)
眷属としては嫉妬するところなんでしょうが僕は嬉しい

(-10) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

  たまに買い物に行ってもらうだろう
  あれの延長線上みたいなものだ

  ちゃんと出来たらパーカーも買ってやるし
  コットンキャンデーもダースで買ってやる
  ……それでもまだ不安か?


[問いかけながら黒一色の部屋の中。
 棺を思わせるベッドの上にメルヤを放り込み、
 自身もベッドに乗ると何時ものように覆い被さった。

 薄暗い部屋の中で押し倒したメルヤにキスをする]

(71) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  落ち着いたら言えよ


[こうなれば作業にもなるまいと、
 純朴な眷属の渇きを満たしてやってから、
 出かけるのは少ししてからになるだろうか]

(72) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

["吸血"の依存症が存在するように、
 存在への依存症と言うものも存在する。

 こちらは普通の病気の方で、
 精神的なものであるが故にどちらがどちらか判別しにくい。

 メルヤが依存し易い体質であったのか、
 はたまた眷属であるから依存していくのかは不明だが――]


  今日の下着は何色だ?


[問いかけながらスカートをたくし上げていく。
 こうして性によって発散されるならば、
 それはまだ普通の依存なのだと信じよう]

(-11) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[それから数時間後――]


  そろそろ落ち着いたか?
  落ち着いたら出かけるから準備しろ


[メルヤを『宥め』てから少し遅れた外出に行く。
 丁度これくらいの時間帯の方が混んでないだろう。

 イクラが俺を待っている*]

(73) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[「吸血鬼」という言葉を彼女の前で口にするのは
いつぶりだろうか。
――もしかすると初めて、かもしれない。

セイルズは不思議そうに瞬いたミルフィに
答えるように口を開く。]

 クチキ アオさん という――
 東洋から来た方のところに行ってほしいんだ。

 翻訳家の方で、
 僕は幾らか彼の翻訳を読んだことがあったと思う。
 瑞々しい訳だった。
 リビングの本棚にも多分彼の翻訳したものがあるよ

 ……怖いかい?
 

(74) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[セイルズは首を傾げてみせた。

依存度を測るための定期健診。
娘が不安なように、父親もまたそれに不安を感じていた。

毎回立ち寄ってお茶をしてくれていた眷族が
ふっと姿を見せなくなった――と思いきや
新聞の片隅、心中事件を起こしたものとして
名前だけ挨拶に来ることもあった。

妻も最初の頃は嬉しそうに行っていたが
次第に、「そんなことしなくていいじゃない」と
使いを拒むようになっていった。

依存が深まるにつれてそうなるのだというが
願わくば、ミルフィは長く、
”お遣い”を楽しんでほしいものだと思う。]

(75) 2019/10/08(Tue) 22時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 22時頃


【人】 公証人 セイルズ


 ( きれいごとだ。……わかっているよ、クラリッサ。)
 

(76) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[ふっと伏せた目を上げる。
「うん」と肯定と共に、
愛らしい文句めいた言葉が飛んでくるので、
セイルズは噴き出した。>>38

”まだまだ子供だなあ。”

笑いに混ざる吐息には、そんな色が混ざっている。]

 おやおや。
 ミルフィ。僕の愛らしい子。
 ナンパされてもいいけど、
 結婚式の招待状くらいはくれるんだろうね?

[一夜の過ちとか遊びは駄目だぞ、と笑って嗜めて、
もしも吸血鬼と他の吸血鬼の眷属が結ばれることがあれば
吸血鬼の方は苦労するのだろうなあと
くだらない思考実験をする。]

(77) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[何せ、他の吸血鬼の血に感染した眷属の血は
劇物に等しい、と言う。

依存の病にしても、血の穢れにしても
吸血鬼と眷属というのは
本当に同族で群れるのに向いていない。]

(78) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[そんな事を考えながら、セイルズは朝食を片付け
娘と同じ行き先へと歩きだす。>>39>>40
むしろミルフィを置いていく。]

 学問とは探究のためにあるもの。
 その前段階で立ち止まっているようじゃあ
 僕の生徒は名乗れないぞ、ミルフィ君。

[何せ百年単位で学者をやっているものだから
普段物腰は柔らかくとも、
真面目さお固さは折り紙つきである。

ミルフィが10を越えたころ、
次第にセイルズは今のように少しだけ意地悪になってきた。
きっと”可愛くない”娘にもそれは受け継がれている。

いつもどおりのやりとりを交わして>>41
あわてて口に朝食をねじこんだミルフィが角を曲がれば
セイルズはゆっくりした歩調で彼女を待っている。]

(79) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ


 そんなに慌てるなら、
 毎朝ちゃあんと起きればいいのに。

[片眉をあげてそう告げてから、
セイルズは丁度やってきたバスに乗り込んだ。

無数の人間たちの中にまぎれる吸血鬼。
食べ物も違うのに人間の顔をして生きる自身を
おかしな生き物だ、と思うことには慣れた。]

(80) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

── 眷属を迎えた日 ──

[結局、その日。
男が目を覚ましたのは、大型犬が今日の朝の散歩を諦めてふて寝を始めた頃だった。>>0:657

 にやけた顔で、よく寝てたぞ。
 身体の具合は?

 ……なんて、聞くまでもなさそうかな。

[よほどいい夢でも見てたのか。>>0:643
寝室から起きてきた男を、リビングのソファから呆れ顔で振り返り。読みかけの本に、青いガラス栞を挟みこんだ。]

 べつに、好きに呼べばいい。
 あとあんたの名前も、覚えてる。

[サクラだろ、と。
今や部屋のあちこちに咲くそれを口にしかけたら。
見越したような男の声に遮られた。]

(81) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ


 …………べつに、いいけど。

[向けられる視線をじっと見つめ返しながら。
今は起きてる男の名前を、言い直す。]


 蒼佑。


[願うとおり呼んだなら、また。
あの表情を見せてくれただろうか。*]

(82) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

── そうして、月日は流れ ──


 ────蒼佑。
 この部屋、好きに使ってよかったんだよな?


[僕は今、引っ越しの真っ最中だった。

借りていたのは、元々古かったアパートメントだ。それが更に年月を経て、最近じゃ老朽化からの雨漏りが深刻化。
僕は湿気から本を護るため、とうとう引っ越しを余儀なくされた。>>0:665
大量の本と、一匹の大型犬を連れて。

示された部屋のひとつに、箱を運び込みながら。
ふと、壁に見つけた日焼け跡が目に留まった。]

(83) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ


 …………。

[引っ越しの手を止め、跡をそっと指でなぞる。

これまでも幾度か、招かれて訪れたことのある蒼佑の家。
ここが独り暮らしには広すぎることは、知っていた。
僕の知る限りこの家に蒼佑以外の気配はないけれど。蒼佑以外の「誰か」が居た痕跡が残っている部屋のひとつが。
これからは、僕の仕事部屋になる。]

(84) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[リンディン警察のパトカーが対向車線に見え
乗客ともども訝しげな様子で窓の外を見る。

――――事故ですって。
――――車に誰か轢かれた?

そういう乗客たちの言葉を耳にしては
遠ざかる赤い光を凝視して、
先ほどまでにこにこ笑っていた顔を
ほんのわずかに蒼ざめさせた。

よくある話だ。

セイルズは小さくため息をついて首を横に振ると
ミルフィと同じバス停で降りる。
講義のための教室に向かいながら、
途中で別れたか、進行方向は同じか

いずれにせよ、娘に心配そうにこう投げかけただろう。]

(85) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ


 お遣い、ちゃんと気をつけていくんだよ。

[それはまるで――――

――まるで、初めて買い物にいく少女が
轢かれないか心配でもするように。*]

(86) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

「ひとまず、紙が詰まった重い箱を部屋に運び込んだなら。
荷解きや整理は後回しに。]

 おい、蒼佑。
 ドッグフードはどの箱に入れたか覚えてるか。
 あとソラのお気に入りのクッションも。

[蒼佑が眷属になって、早いもので。
一世紀と少しの時間が過ぎていたけれど。
僕らの見た目は、時間を止めたように、あの日から変わらないまま。

でもあの時居た「モモ」は、天寿を全うしてとうに土に還り。そうして僕は、次の犬に新しい色の首輪を着ける。
悪戯っ子の「ベニ」、甘えん坊の「フジ」、人見知りの「コン」、好奇心旺盛な「アサギ」。
モモより後に飼った犬達は、僕に血を分けることなく。皆、年老いて土へ還っていき。

そして今、水色の首輪を着け。
空腹を訴えるように足に飛びついてくるのは、まだやんちゃ盛りの「ソラ」だった。]

(87) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[蒼佑が眷属になってからというもの。
調子のいい軽口と手土産を連れた、数日置きだった来訪が毎日の日課になり。>>0:663
僕の「食事」のための二人きりの時間と、いくつかの決め事が新たにできた。>>0:664

けれど、それだけ。
僕の知る限り、蒼佑という男は変わらなかった。
事前の本人談の通り、多趣味で毎日充実した日々を送っているようだったし。
互いの仕事に干渉をしないのも、今まで通り。 

そこに、僕が知るような、”依存症”の片鱗は見られないままだったから。

少しずつ、少しずつ。
舌に残る蜜の甘さが増してるような気がしても。
確信が持てずに、まだ黙っていた。*]

(88) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 山師 グスタフ

[ひとりの少年を隷属させてから二十年。

 付き合いだけを数えればそろそろ四半世紀が見えてくる。
 友情と言う関係性のみで積み上げた年月であれば、彼とは親友と言って差し支えないだろう。

 だが、彼と過ごした二十余年を一言で括るには余りに込み入っていた。彼を蝕む血が故に、己の根底に隠す不信が故に。
 
 彼が望めば大概を寛容に受けれた。
 欲しいと言えば、新しい硝子工芸をネットショップのカートに放り、着古したシャツの釦を縫い付け直して。
 彼と共に暮らすようになるまでは疎かにしていた自炊も始めた。己にとって食事は娯楽のひとつでしかないが、彼には必要不可欠な糧だ。
 焦げないオムレツが食卓に出るようになって暫く経つ。]

(89) 2019/10/08(Tue) 22時頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 22時頃


【人】 山師 グスタフ


 おはよう。

 ……いつも言ってるけど下も履けよ。
 風邪ひくぞ。

[彼の為の簡素な朝食。
 トーストとサラダとオムレツにベーコン一人前。

 固形物を好まない己は珈琲だけ。
 仮に彼が紅茶愛好家だったとしても、この診療所で生き残るためには、珈琲党の傘下に入るしかなかった。]

(90) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 山師 グスタフ

[己が受け入れないのは、彼を糧とする食事のみ。
 あの手この手でサーブされる美食を躱して幾星霜。

 ―――― しかし、勝率は芳しくない。
 先日も、季節の変わり目に咳き込んだ彼に負けた。]

(91) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


[否、あれは誘われたと言うのだろうか。]
 

(-12) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 山師 グスタフ


 これか。
 ああ、これは―――…、

[カップに湛えられた漆黒を啜り、先日の記憶を咽喉奥に押し流す。気分を変えるための話題は彼が振ってくれた。

 己宛てのシンプルな封書。
 既にレターナイフが通った後。

 眷属を持つ吸血鬼にいくつか課せられる義務のひとつ。
 常に己の傍に留め、医者として出来る限りの安寧を心掛けてきた彼にもとうとう立った白羽の矢。]

 ………、

[だが、説明する為の言葉は止まる。
 肉親の死を前に、動揺も、哀愁も見せぬ彼に。]

(92) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 山師 グスタフ


 ……子より先に親が死ぬのは道理だろ。
 そんな顔をするなよ。フェルゼ。

[謝る代わりの相槌も、二十年で覚えた。
 口論に発展すれば、結局ワイルドカードを切れる方が有利だ。*]

(93) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[先んじて乞うた呼び名は、時代を超えとても耳に馴染むようになった。
 何度呼ばれても、その度に少年のように胸がドキドキするのはいまだに秘密だけれど。

 犬の呼び名に合わせドッグフードの器も色とりどりになった。
 ただ、ガラスでつくるものだから、色味はどうしても首輪よりも若干薄く、今思えばアサギには申し訳ないことをした。

 引っ越しは、彼のアパートの老朽化による単なる転居以上の意味を持った。>>87
 アオが使うことになったのは、かつての兄弟子の部屋。
 若い頃二人で肩を組んで撮った写真を暫くは外せずにいたが、古い技術によるものはすぐに朽ち、灰に還した。
 
 感傷的にすらならない自分に驚いた。

 既に男にとっては「今」が生きる目的になっていた。]

(94) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 ソラのグッズはまとめてるよ。
 ビニテでソラって貼ってあるのねぇ?

[本は兄弟子の部屋には入りきらず、師匠の部屋にも運んだ。
 男の部屋は既に自身の本で森と化していたし、このままいくと二人が買い過ぎて床が抜けるかもしれない。
 図書館を増築しようか、なんて最近は真剣にデザインを考えている。]

(95) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[自分の血が甘露と化しているなんて、アオに言われなければわからない。>>88

 男にとって甘いのは、ホワイトラビット社のお菓子と、アオが自分を呼ぶ声だけだ。*]

(96) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 22時半頃


【人】 独尊隊 ツヅラ

[寝室に揺蕩う蜜蝋の香はうすく甘い。
蝋燭の炎の熱はごく弱いから、目的は主に嗅覚のため。

光の効果の方を必要とするのは自分だけだ]



 ……ほら

[伸ばされた主人の腕をとって、ぐ、と褥から引き起こす>>67
どこまでも肌理の細やかですべらかな肌。

片膝でシーツに少し皺と窪みを作って
主人を支えたのと逆の手で、匙に乗せたチーズを唇へ近づける。

濃密で狂おしいほど甘いハニーとの相性が良いという逸品で、
あるいは重たい貴腐のワインと合わせても、互いを引き立てるマリアージュが楽しめる
らしい]

(97) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 手紙、ああ

 読もうか?


[この場合はまだ読んでないという意味ではない。
拡げられた状態の文字が置かれていたら、目はそれを読む。

中身を貴方に伝えるのは今にするか、という程度の問い]


 急ぎの用じゃ──
 ないようだけどね

[余計なコメントを付け加えた。
この種の言葉をつい漏らしてしまうようになったのは比較的最近だった**]

(98) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[蒼佑の家に引っ越して、数日経ったか。

最大の難関である大量の本をどうにか片づけ終えれば、そのうち図書館と化すのではないかという有様となった新居だが。
日焼け跡の残る僕の新しい仕事部屋は、まだなんとなく落ち着かなくて。気分転換にノートパソコンをリビングまで持ち出して仕事をしていると。
くい、とズボンの裾を引っ張られ、タイピングの手を止めた。]

 どうした、ソラ。
 手紙? 持ってきてくれたのか、ありがとう。

[足元に置かれた封筒を拾い上げたなら、見上げてご褒美を待つソラに、蒼佑が出掛ける前に用意していったおやつをあげて。
送り名を見れば、封を切る。]

 ……もう定期検診の時期か。

[事務的な案内文を受け取るのは、これで幾度目か。>>1
そして蒼佑はこれまで、問題なくクリアしている。>>63

(99) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[今回もまあ問題ないだろうと、「おつかい」の行き先を確認すれば。]

 ……ジャーディン。

[蒼佑の部屋を埋める本の背表紙で見たことのある名が、そこにあり。>>95
僕は無意識に、眉を顰めていた。

持つよう渡されたスマホは、自室の机に放置したまま。>>64
メッセージの受信に気づくのと、送り主の帰宅と。
さて、どちらが早いだろう。*]

(100) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

常世倶楽部 アオは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 22時半頃


【人】 炉の番 チトフ

― 幼いアリスと過ごした数多の夜 ―
[アリスが幼かった頃はいつも一緒に眠っていた。
 微かに僕を呼ぶ声に優しく返事を返して。>>5]


 大丈夫、僕はここだよ。
 ずっとずっと一緒にいるよ。


[髪に、額に慈しむようにキスをしよう。
 抱き締めて愛してあげよう。>>6

 そうして、懸命に声を取り戻そうとする君が愛おしい。
 僕の愛に応えてくれる君は、
 まさに僕の思い描いた理想のアリスだった]

(101) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 炉の番 チトフ

[でもね、君が大人になる頃には。>>7
 僕はもう一緒に眠ってあげないんだ。


 だって、だって――、ねえ?*]

(102) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト

[いつか君から僕におねだりさせたいじゃない?
 可愛い声が、聞きたいじゃない?

 美味しいお菓子を我慢する時間も、
 とってもとっても楽しいんだもの*]

(-13) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 炉の番 チトフ

― 何度目かのクリスマス ―
[クリスマスの日は会社はお休み。>>10
 だってアリスの誕生日なんだもの、大切なんだもの。
 だから盛大にお祝いするんだ。

 (どこか悲しげな君の顔。
  気付いたならば、今日が”頃合い”かと)

 パーティーがお開きになった夜。>>11
 寂しい子供のふりをして君の寝室を訪れて、
 眠るふりをする君の枕元に縋りつこう。

 (だってそうすれば、
  君は僕を受け入れてくれるでしょ?
  僕、君の事ならなんでも知ってるんだ)]

(103) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 炉の番 チトフ

[おいでって手を広げるアリス。>>12
 僕は嬉しくなって君の腕の中に潜り込む]


 うんっ……、ありがとう。
 えへへ、あったかいなぁ……。


[子供の頃抱き合って寝たよりも大きくなった君。
 それでも、その温かさは昔から変わらずここに。

 囁く声が愛おしい、(孤独が癒えるよう)
 強く抱きしめてくれる腕が慕わしい。
 僕からもぎゅっと抱き締め返す]

(104) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 炉の番 チトフ

[ベッドの上。>>16
 孤独に怯える子供が身を寄せ合うように。
 抱き合いお互いの温もりに心を満たし、

 僕の頭を撫でてくれるなら愛し気に目を閉じて。
 髪に、額に、優しくキスをされれば、
 僕もお返しに優しく甘いキスを君に贈ろう。

 そうして見つめる君の兎みたいな可愛い赤の瞳。
 微笑んでくれる君を愛おしむように見つめて。

 (――ああ、その言葉をずっと待ってたよ。
  今日が僕の人生にとって、最高のクリスマスだ)]

(105) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 炉の番 チトフ


 
[ ――僕の計画通り。
 なんて思いはしたけど、言ってあげない]

(106) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 炉の番 チトフ

[眷属にとアリスが言ってくれるから。>>19
 僕は一度驚いたように目を見開いてみせて、
 躊躇うように目を伏せて悩む素振りをしてあげて、
 そして、捧げられた献身を恭しく受け取るように柔らかく微笑んでみせて]


 ……いいの? 僕と一緒に生きてくれるの?

 ああ……嬉しい。 嬉しいよ。
 こんなに嬉しい事は今までなかった。
 これ以上ないほど最高のクリスマスプレゼントだよ。
 ありがとう、本当にありがとう……。


[頬に手を触れられて、涙を一筋零してみせて。

 ――微笑まれれば僕も幸せそうに微笑もう]

(107) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 炉の番 チトフ

[そうして、僕はアリスの首筋にそっと手を触れる。
 温かく、甘い血が流れるそこへ――]


 あのね、
 眷属にする為には血を飲まないといけないんだ。
 ちょっと痛いと思うけど、
 初めてで怖いと思うけど、
 でも、なるべく優しくするから、大事にするから。

 だから、ちょっとだけ我慢してね……?


[優しく今からする事を教えてあげて、
 そっと君の首筋に唇を寄せて――]

(108) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト

[最初は甘く優しく口付けを落とし、
 ちろちろと舌で舐めて愛撫をして、
 ぴくりと体を震わせる場所があればそこを重点的に責めて。
 じわじわと、甘い愛撫で感覚を麻痺させて――]


 大丈夫、怖くないから。
 眷属になる為に必要な事だから。
 ……ね?


[甘く優しく笑いかけ、
 子供が母の乳房を求めるように、
 アリスの胸にそっと触れてはやわやわと揉み上げて。
 尖りに触れれば女の性を目覚めさせるかのようにじっくりと撫で上げて]

(-14) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト

[たっぷりと時間をかけて甘い甘い愛撫を続け。
 (子供を作れない僕の体。
  でも、前戯の知識はその辺の男よりも精緻で老練だ)


 甘く甘く、ただ甘く、
 頃合いを見計らえばすっと目を細め――]

(-16) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【独】 常世倶楽部 アオ

/*
すごい駆け足にしてしまって、秘話とかファーストキスも拾いたいのに拾い切れてない…!!くっ…!!

読み返したら、さりげなく犬のお墓もあった……!>>54
そういうさりげない描写がほんとイケメン……

(-15) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 炉の番 チトフ

[ ――かぷり。
 アリスのその白く柔らかな首筋に牙を立て、
 溢れ出る血を一滴残らず啜り取る]


 ああ……、甘い、狂おしいほどに甘い。
 今まで食べたどんなお菓子より、甘いよ。

 ああ、好きだよ、愛してる……、
 僕に全てを捧げてくれてありがとう。


[恍惚とした声でそう言って、
 その献身を褒めるように優しく頭を撫でて]

(109) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 炉の番 チトフ

 
 
 これからもずっと一緒だね。
 僕の、僕だけのアリス……。


[愛おしむように耳元で君の名前を囁こう。

 そうしてその夜はずっと君の傍に。
 甘く抱きしめ、幸せそうに眠りにつこう。*]

(110) 2019/10/08(Tue) 23時頃

弁務官 ジャーディンは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 23時頃


【独】 炉の番 チトフ

/*
>>107
ここのチトフの仕草は全部計算ずくの台本通りです。
ただ、
「――微笑まれれば僕も幸せそうに微笑もう」
の部分の微笑みだけは本当に幸せで微笑んでますと報告。

(-17) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
昨日のフェルゼくんのログを読みながら、
胸を抑えて嗚咽を殺す系の仕事に終始してしまう。

お迎え先はチトフくんとこのケイトちゃん!
縁故を捏ねて伸ばしたい心!

(-18) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【独】 読書家 ケイト

/*?!!!

(-19) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[閉鎖的な白亜の建物に届く郵便物は限られている。
医師会関連か、手作りキャンドルの注文、
通販の仲介業者からのダイレクトメール。
遺族から、患者が旅立ったとの報告や礼状も偶に。

見覚えのない封筒への違和感と新聞を脇に置き
マグカップを両手で包むと、ず、と啜る。
ただ苦くて咽喉に重いだけの飲み物にも随分慣れた。]

 履いても寝てる間にずり落ちるし
 風邪をひいたら君が看病してくれるだろう
 ──…この間みたいに

[上着も、きちんとボタンを留めねば
容易く肩が顕わとなる緩さだが、
指摘を受ければこれ幸いとばかり、襟元を掴み。

"お互いに都合いいじゃないか"

悪辣な笑みを浮かべ、頚筋と鎖骨を晒すだけ。]

(111) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[食事を忌避する吸血鬼と、強要を試みる眷属の。
頑固と意地の張り合いは時代が移ろうと継続中。

互いに踏み締める薄氷には罅割れは無数に広がり、
ほんの少し踏み込み加減を誤れば
容易く割れて堕ちるだろう。

互いに屠り続けてきた、情動の躯が渦めく奈落へと。]

(112) 2019/10/08(Tue) 23時頃

炉の番 チトフは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 23時頃


【秘】 蝋燭職人 フェルゼ → 山師 グスタフ

─ 或る夜の一幕 ─

[眷属となり持病は快癒したが、
生来の虚弱が改善されるほど血を吸われていない所為か
定期的に体調を崩すのは変わらなかった。]

 ……ッ、ほ、 …は……ぐす、たぅ…

[いっそ、喉笛を咬み千切って貰えばこの呼吸は楽になるか。
激しい咳に痛む肋骨を押さえ、主へ白指を伸ばしたが
実のところこの時求めていたのは吸血行為ではなく。

もっと、原始的な。慈愛を求める幼稚。
幼い頃に欲しくて与えられなかった、患部を撫でる掌。
絶対の信頼を呉れる人からの、安心を保証する言葉。]

(-20) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【秘】 蝋燭職人 フェルゼ → 山師 グスタフ

[伏せる度に正しく齎される治療と、付随する不埒。

回数を重ねる度に比率が変わっているような。
──引き込む罠に自ら嵌まっている気がする、が。
気のせいにしておきたい。]

(-21) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【独】 炉の番 チトフ

/*
んんんんっ、フェルゼグスタフ組とうとーーーーーい!!!(物陰からはぁはぁ見守ってる

(-22) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[帰り道は速足になった。
 アオは普段、特に在宅時にはスマホを見ない。>>100
 その習性はガラケーの頃から変わっていないのだから、ほんの数分返事がない位で何かが起きたとは考えられないのに。
 何故か酷く不安になった。]

 アオくん!

[珍しく、ただいまも言わずにドアを乱暴に開ける。
 驚いたソラが、ワウ!と大きく吠えたが意に介さず、リビングにいたアオに一目散に駆け寄った。
 抱き締めた勢いで彼の眼鏡が額までずれる。]

(113) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  パパの起こし方が悪いんです〜。


[バスに乗り込みながら、
 パパに向かって口を尖らせる。>>80

 あたしはそうやって、パパに甘えていたんだ。
 我ながら、可愛くない甘え方だなあって思う。

 そのとき、バスの外がにわかに騒がしくなった。
 車窓の向こうに見えるのは、パトカーの赤色灯。
 事故かもしれない。あるいは、事件か。>>85

 けたたましいサイレンは、段々と遠ざかっていく]
 

(114) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【独】 読書家 ケイト

/*かぷうかわいい

(-23) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[なんだか不安になってしまって、
 隣にいたパパのシャツの袖を
 あたしは離さずにぎゅっと握っていた。

 人混みの中で迷子になるまいと
 親の手を握る幼子みたいに。

 バスが大学に到着すれば、
 あたしはさっとパパの袖から手を離す。
 同級生に見られたら、さすがに気まずい。

 もうあたしは、19歳の大人なんだ]
 

(115) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  たかがお使いでしょ。パパは心配性ね。
  あたしはもう子供じゃないわ。


[あたしは意地悪くパパにそう返した。>>86

 結婚式の招待状くらいは、だなんて>>77
 軽く言えてしまえるパパに
 意趣返しがしたくなったのかもしれない。

 ――あたしがお嫁に行ったらショックじゃないの?

 そんな思考が頭をよぎって、ぷりぷりしてしまう。
 娘はやらん、くらい言ってくれてもいいじゃないか]
 

(116) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
 ……? どうかした?

[どうせまた、くだらない後悔を重ねてるんだろ。
指摘は胸の裡に留め、手紙の内容を促す。

何か言い淀むような内容だったかと頚を傾げ、
続く咎めに、す、と眉をひそめ。]

 親より先に子を殺した奴のことなんて
 どうでもいいし

 ……それが道理だと言うなら、さあ

[妙なざわつきと、得体の知れぬ不安を苛立ちに変えて
ふわふわの黄金の塊にフォークを突き立てる。]

(117) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 ……スマホ、また置きっぱにしただろ、まったく。

[抱き締めたことで、漸く焦燥感が薄らいでいく。
それでも、














      (足りない)]

(118) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[お嫁に行くのなら、
 パパのような男の人がいい。

 小さい頃から、ずっとずっとそう思っている。

 パパはもういないママを一途に想い続けていて、
 あたしはそれが心底羨ましい。

 ――将来は、パパのお嫁さんになる。

 そんな冗談めかした言葉を
 1度は言ってみたかったけれど、
 ママをひたむきに想い続けているパパに
 ついぞそんなことは言えなかった]
 

(119) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  じゃあ、教室でね。セイルズせんせ。


[ひらりと手を振って、
 あたしはキャンパスを歩き出した。
 途中で友達と合流して、教室へと向かう]


  うわー、ノッカの彼氏サイアクじゃん。
  向こうからコクってきてそれとかマジないわ。
  
  ……え、あたし。ないないない。
  大学で恋愛なんてしたら“せんせ”が怖いでしょ。
  すぐにバレそうだし、あたしの場合は。

  過保護じゃないって。べつにー。

 

(120) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[走った所為で汗をかいている。
 花束を抱えていたから、花粉もついているかもしれない。
 普段の食事は必ずシャワーを浴びてからだが、そのことは今男の頭から抜け落ちていた。

 自分を欲しがれ、と言わんばかりに黒髪をきつく自分の肩口に寄せた。]


 ……呼んで。


[ただひとり、主の渇きをたすける男の名を呼べと。
 乞う声の方がカラカラに掠れていた。*]

(121) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[くだらない世間話に花を咲かせていたら、
 講義開始のチャイムが鳴った]


  あ、やば。


[友達と走り出し、
 ぎりぎりチャイムが終わる前に
 教室へと滑り込む。

 大学に来たら、あたしとパパは先生と生徒だ。
 教壇に立って教授らしい顔をしたパパの様子を窺うと、
 ノートを開いて、シャーペンをかちかちと鳴らした]*
 

(122) 2019/10/08(Tue) 23時頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 23時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  
 僕より先にグスティが死ぬことになるけど
 ──…その時は、どんな顔をすればいい?

[先ほどと同じ表情を心がけて、少し失敗した。
震えた語尾を掬いあげたオムレツで塞ぎ
ゆっくりと咀嚼する。

僕(しもべ)の為だけに用意されたあたたかな食事。
主が、僕(ぼく)の為に作ってくれた命の糧。

呑み込み終えたら何事も無かったかのように
封書の内容に話を戻すだろう。

稚気の滲む皮肉も健在、と言いたい所だが
これでも、以前よりずっと及び腰な自覚はある。]*

(123) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

朝茶会 ソウスケは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 23時半頃


【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
誘ったよね? って言われたから
ヨッシャーて誘いかける僕って何て素直なんだろう

そんで>>112の編集ミスはひどいぞ、反省しろ。
はい!!!!!!!

(-24) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
そういや毒占欲がチトフくんぽいなって思って勝手に聞いています。
娘が今日もかわいい

(-25) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[眷属としての依存のことは理解している
 理解しているつもりという方が正しいのかもしれない。

 けれど、これはきっと彼自身に対する依存
 コットンキャンディも、新しい服も>>66
 存在意義>>68さえ彼が与えてくれたから。

 一度手に入れたものを手放すのはひどく怖い
 それゆえの執着だと自分に言い聞かせ
 そのくせ、しがみつく手はなかなか離せずに]

(124) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  私の……ですか
  あぁ。それなら……うん、よかった
  
  ここがご主人様の城なのはそうですけど
  悪いところが見つかったりしたら
  戻ってこないかもしれないじゃないですか


[手の力を緩めることが出来たのは
 自分の勘違いに気が付いてから>>69
 
 それでもまだ脚は震えていたけれど
 悟られないように平静を取り繕って]

(125) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[行けないと問題ありとされる
 その言葉に結びつくのは別離の可能性

 正直、離れたくはない
 けれど拒めば問題ありとされるなら
 それにより、共にいられなくなるならば
 その方がずっと辛いから]


  そうですね。知っている方を増やせば
  ご主人様に叱られても家出先が出来ますし


[にこり。口角を上げれば担がれて
 上の部屋へと連れて行かれる>>70

 こうして運ばれるのは今まで何度あっただろう
 最近はずいぶん減ったように思うけど
 来たばかりの頃は、度々不安に駆られてたから]

(126) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  白黒のと、三毛のと両方がいいです
  あとコットンキャンディーは色のついたもの

  色付きでないと食べ残した際に
  ただのお砂糖みたいでつまらないですから


[思いついたわがままを並べ立て
 覆いかぶさるぎゅっと体へ腕を回す>>71

 もう平気だと嘘をついても
 体が触れれば心臓の音でばれてしまうから]

(127) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  ────はい


[誤魔化すのをやめ、素直に頷く。

 ゆっくりと夢見るように瞼を閉じて]

(128) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン

[そろりと布地が擦れる感覚に深く息を吐く。

 少しずつスカートがたくし上げられていく
 そのくすぐったさに身を震わせて]


  ……その、しろ。です


[上も下も揃いの白
 色のない方がしっくりくるから。と
 問いに答える。

 先ほどとは異なる理由で
 瞳に涙がたまり、濡れたように光る]

(-26) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[そして──]


  はい、落ち着きました
  けれどその……


[なぐさめられ、目元の涙も乾きはした>>73
 先ほどまであった不安も嘘のように引いている。
 とはいえ、すぐに移動出来るかというと]


  できれば手をひいていただけると


[すぐに元どおりとはいかないものだから
 いまだけは、距離を取ることもなしにして
 手を繋いでいてほしいと主人に甘えてみせる。

 もちろんきちんと食事にはいくつもり*]

(129) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
毎回返しにくいボールを投げてる気がしなくもなく、こういう捩じれた関係とかバチバチ火花鳴らす感じのRPって経験が浅いので意図を読み違えてないかな大丈夫かなって心配もありますが、それはそれとしてとても楽しい。

この楽しさは、何かあっても相方ちゃんが助けてくれるだろうっていう安心感からきてる気がする。
毎日ありがとう。

(-27) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【独】 朝茶会 ソウスケ

/*
なぐさめえっち秘話をエピで読むのをたのしみにしています

(-28) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【独】 逃亡者 メルヤ

/*
ヴェルヌイユさんのところお金持ちなのよね
メルヤが行ったらフラッシュバックしそうな

(-29) 2019/10/08(Tue) 23時半頃

【人】 炉の番 チトフ

― 現在、穏やかな朝 ―
[アリスが眷属になって幸せで穏やかな日々が続いた。
 今までは不味い獣の血を我慢して飲んでたけれど、
 アリスの味を知ってからはもう他の血は受け付けない。

 無理に飲んでも吐いてしまうだけ。

 だから、僕はよくアリスの血を飲ませてもらってたよ。
 飲む度に、甘くなるから手放せない]

(130) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト

[そして、血を飲む度、
 痛みを誤魔化す為と称して行う愛撫も欠かさずに。
 甘く甘く、狂おしいほどただ甘く。

 そうして僕だけのアリスになればいい。
 そう無邪気に思っていた]

(-30) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 炉の番 チトフ

[でも、定期健診には行かなきゃね。>>1
 お使いの手紙を朝食の席で開いてアリスに見せて]


 ねえ、もうすぐお使いの日だね。
 アリスにはグスタフ先生のお家に行ってほしいんだけど。
 いいかなぁ?


[聞きながら、アリスの反応をじっと見つめて。
 グスタフ先生についても少し説明しよう]


 グスタフ先生はね。
 アリスが喋れなくなった時に僕が相談に行った先生だよ。
 少しはアリスの事も知ってるはず。
 初対面かもだけど、ある程度は気楽に話ができるよ。


[苦いコーヒーに角砂糖を5個とおまけに2個注いで、くるくるくるくる混ぜて飲んで]

(131) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 炉の番 チトフ

[ごくりと飲み込む甘い泥水。
 (アリスの血じゃないから物足りないなぁ。
  物欲しげにアリスを見つめて)]


 そうそう、せっかくのお使いだもの。
 グスタフ先生にお土産を渡してあげて。
 はい「アリスの誘惑 秘密の花園BOX」だよ。


[綺麗にラッピングされた小箱を渡そう。
 ホワイトラビット社の人気商品の「アリスの誘惑」
 そのチョコを一粒ずつ宝石のように綺麗に彩って。
 まるで食べる宝石のようと贈呈用に人気の品。

 人気すぎて売り切れる事が多いけど、
 社長権限で一個もらってきちゃったんだ]

(132) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 炉の番 チトフ

[小箱の他にも、財布からお小遣いを出して]


 それとはい。
 お使いに行ってくれるお礼のお小遣い。
 先生に会った後とか、
 せっかくの外出なんだから散歩しておいでよ。
 お茶とか、買い物とか。
 いっぱいいっぱい楽しんできて?


[なんて、アリスに主人ぶってお小遣いをあげるんだ。
 (君は外で寂しがるかな?
  なんて思うと、嗜虐心が疼くけど。
  むしろ、その為だけの提案だけど)]

(133) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 炉の番 チトフ

[そうしてお話をしたら、朝食の続きを。
 ふわふわのオムレツに、焼きたてほかほかのパン。
 新鮮なお野菜のサラダも添えて、
 それから瑞々しい果物もたっぷりと。

 バランスの良い食事。
 その大事さはウォルフォード先生に聞いたもの。
 だから、僕が出す食事はいつだってアリスの健康を考えたもの、嫌いなものだって食べてもらうよ]


 ふふ、今日のオムレツはすごく甘いね。
 お砂糖が入ってるのかな?
 ふわふわ甘くてとっても幸せ。


[にっこりとオムレツを食べながら、愛くるしい子供のように笑ってみせた。*]

(134) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【独】 覆面嫉妬団 ミルフィ

/*
ぐううううう
色々拾いきれんかった すまぬセイルズ

(-31) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

[最初の頃こそ下着の色にも頓着はなかったように思う。
 好む色が出来たのは何時からだったろう]


  そう、白……良い色だ
  肌の色であり、感じて濡れればすぐに分かる


[スカートをたくし上げきってしまえば、
 確かに白い下着が見えた。

 スカートの布地から手を離し、
 その指先で内股を撫でまわしていく。

 "吸血"時の常時は理性を失ったかのように
 ケダモノじみたものになる。
 故に反面としてこうして慰める時は、
 言葉や指先で先に快楽を導いてやる]

(-32) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ



  ――すぐには、落ち着かないだろうな


[つぅ、と下着越しに秘所を愛で、
 また優しくキスを施そう。

 落ち着いたとしても何時も通りなら、
 甘えてくるのだから]

(-33) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

  メルヤは甘えん坊だ


[>>129乱した身嗜みを整えて手を取ってやる。
 手を繋いでやり準備が出来れば外へ出よう]


  パーカーは白黒と三毛色で、
  コットンキャンディーは色付きだったか


[視線を向ける。
 小さな体、そのパーカーを着ると本当に子どもに見えないだろうか。

 >>126先程は家出先と言っていたが、
 そもそも出るつもりはないだろうと踏んでいる。
 何より助手が居なくなれば現在の作業効率が維持できない。
 時間をかけて仕込んだのだから技術はそれなりにある。
 それだけでもメルヤの価値はあるというものだ]

(135) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 山師 グスタフ

[見た目は十代の頃から変わらなくとも、もう世間知らずなだけの少年ではない。何時の間に磨いたのか、今日も皮肉が冴えている。
 苦い珈琲は鈍い舌にも刺激をくれるが、今日は脳天を尽きさすほどだ。]

 ………まだ朝だぞ、フェルゼ。

[片眉を揺らして、朝からふしだらに晒される白皙を咎める。

 頭の天辺から足の先まで白い彼。
 その鎖骨辺りに捺された鬱血は不可抗力だ。
 己は血の味に負けたのであって、柔肌に刻印した訳じゃない。

 この何十年で慣れたやり取り。
 年々下がる勝率を見ない振りして、溜息と一緒に頭を振った。
 彼に呆れる素振りは振りだけ。
 その実、奮い立たせようとする理性は最近富に怠惰だ。寝汚い。]

(136) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[彼の首から鎖骨にかけて散る鬱血は一片ではない。

 先日―――、
 病床で悶える彼を己の影で覆い、一体幾度唇を薄い肌に押し当てたか。発熱で朦朧としていた彼は覚えていないだろうが、生憎、高揚と没頭していた己もノーカウントだ。

 肌を掠めるように歯列を這わせ。
 ほんの少しだけ犬歯の先端で皮膚を裂く。
 滲む緋色に吸い付いて、舌腹を押し付け甘露を拭う。

 彼の肢体がどれだけ跳ねて捩っても、肩と腰を抱いた腕は外れなかった。
 熱を吸い取っているのか、齎しているのか。]

(-34) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 山師 グスタフ


 曲がりなりも俺は医者だ。
 眼の前で不養生するなよ。
 ただでさえ、お前の身体は未熟なままで止まったんだ。
 
 前を留めろ、下を穿け。
 
[永遠の少年である彼に聞こえるように大きな溜息をもう一度挟み。癖のある前髪に指を立てて億劫そうに掻き上げた。]

(137) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[眷属特有の依存衝動。

 己を求めて呼ぶ声の正体を、己は良く理解している。

 彼が己を欲しているのではない。
 己の血が彼に奉仕を選ばせているのだと。

 それなのにあの呼び声を思い出すと頭が重くなる。
 息も苦しくなる所為で、溜息も増えた。

 持て余すのは彼ではない。己自身の方。]

(-35) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 山師 グスタフ


 いや……、何でもない。
 違う。俺のことじゃない、お前のことだ。

[瞬きで目を洗うと一瞬飛んだ思考を取り戻し、彼の興味を釣ってやる前に説教の口を開いた。彼の依存侵攻にブレーキを掛けるように、人としての理性を説くように。]

 排他的になるんじゃない。
 新聞読んだか? 一面だけじゃなく社会欄までだ。
 広く興味を持て、如何でも良いなんて言うなよ。

[実際のところ、どれほど依存症に効果があるかは知らないが、眉唾でも己は度々彼の視線を外へと引っ張りたがった。
 興味を持てるなら、供物役以外、何でも与えたように。]

(138) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 山師 グスタフ


 フェルゼ、

[彼の名を呼んで、それでも言葉が選べず。
 間を継ぐようにマグを傾けたが何時の間にか飲み干していた。]

 ――― 自ら不安に陥るような思考実験は止せ。
 無意識に追い詰めるほど、精神が摩耗する。
 
 あと勝手に殺すな。

[釘を刺して、溜息も何個目か。
 彼の言葉の端々に件の傾向を見て、掌で彼を呼ぶ。]

(139) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 山師 グスタフ


 ほら、手紙。
 お前のことでもあるから、読んでやるよ。


 おいで、フェルゼ。


[彼を安堵させる為、今回振り翳したのはそんな大義名分。
 二人で暮らすようになって一番増えたのは、言い訳かもしれない。]

(140) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
参ったな、めちゃめちゃ照れる

(-36) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

―― 商店街 ――

[メルヤを連れて街へ向かう。
 商店が並んだ一帯は何時も買い物に来る場所である。

 最初メルヤを拾った場所からは随分と離れている。
 生活領域が異なるのだ。
 しめじたちと出会うことはヴィラドメア城にいる限りはないだろう。

 先ず向かったのは――]


  メルヤ、パーカーは試着してこいよ
  あと、このワンピースもだ
  カーディガンはこれな


[外行きの服も手渡して試着室に向かわせよう*]

(141) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

― 僕のアリスになりたかった子の話 ―
[それは、まだアリスが僕の眷属になる前の話。
 孤児院で僕に焦がれる一人の子がいた。
 あの日の聖歌隊にいた一人。>>0:437
 僕の眷属になりたいと希う可愛い子。
 髪をピンクに染めておさげにして、飾り眼鏡をした子。

 「お願いパパ、私をパパのアリスにして。
  見捨てないで、眷属にして傍にいさせて」

 そう言われるから、僕は困ったように笑う]


 ……どうして? 君は僕の大事なアリスだよ。
 見捨てないし、ずっと愛してあげる。
 僕の大事なだいじな子供。
 眷属にならなくてもそれは変わらないよ?


[不思議そうに小首を傾げてみせて]

(142) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[それでもその子は食い下がる。
 眷属になりたいのだと、
 本物のアリスになりたいのだと。

 だから、困ったように僕はため息をついて]


 僕はね、眷属にするなら一人と決めてるんだ。
 僕の養子の可愛いアリス。
 あの子を眷属にしたいって。
 ずっと前から、そう思ってたんだ。

 ”アリス”はね、それはもうたくさんいるよ。
 誰だって”アリス”を装えるし、代用もできる。
 でも、僕のアリスは彼女だけなんだ。
 ――分かる?


[そう言えば、君はとても悔しそうな顔をした。
 そうして憎らし気な目をして、くるりと走ってどこかに行ってしまった]

(143) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[それから後。>>19
 ”ケイト”の所にその子は秘かに訪れた。
 そうして、恨めし気な目をしてこう言うのだ。


 「どうして貴女は眷属にならないの?
  眷属になればパパとずっと一緒にいられるのに。
  愛してもらえるのに――、」


 そうして、返事も聞かずに駆け出すのだ。
 (まあ、こうなる事は予想してたけど。
  眷属の話をアリスにしてくれてありがとう。
  僕は何も気づかないふりで飴玉を口の中で転がす)**]

(144) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【独】 炉の番 チトフ

/*
チトフがどんどん鬼畜外道街道を爆走してくから中の人がPC画面の前で大爆笑してます。

(-37) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 目覚めのキスが欲しいほどお姫様じゃないだろう?

[肩を竦めて軽口に軽口を返す。
こうしていると、妻と過ごしていた時を思い出してしまう。
くだらないことで口を尖らせあって
言葉の裏で信頼を、親愛を、示していたあの頃のことを。

クラリッサに似てきたミルフィの後ろ頭をちらりと見て
ふいふいと首を横に振る吸血鬼教授の心中を
きっと誰も知らない。>>114]

(145) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[目を射る赤色灯が雨を思い出させる。
袖を握る感触に瞬いて、
セイルズは視線を落とし、ミルフィの細い指を見る。]

 ミルフィ…………

[手が伸びる前に車内アナウンスが次の停留所を指し示し
セイルズは我に返って
「大丈夫だよ」という言葉だけ噛み潰した。

もう、19歳だ。立派なレディだ。
ミルフィの成長限界がどこにあるのか、
セイルズは知らないが、もはや子供ではない。

結婚したいというのであれば
それを見送ってやらねばならないし
辛い事もある程度は1人で耐えるだけの力はあってほしい。

ひとの親としてそう思うのに、
惜しむ心が、いつまでも後を引いた。]

(146) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 父親だから、仕方ないだろう?
 僕にとっちゃあいつまでも子供だよ。

[ほんの少し、少しだけむっとした様子で>>116
セイルズは少し前まで「大人になった」と思っていた娘を
子ども扱いする。

自分の矛盾に小さく肩をすくめてから、
近づいてきている彼女の友人>>120に気がつき
シューマッハ社の革靴を鳴らして踵を返した。]

(147) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[研究室に立ち寄る。
白薔薇が枯れていないかを確認してから
授業用のテキストを持ち、出て行こうとして
古い名簿に挟まれた一つの新聞記事を見る。

20数年前の記事だ。]

(148) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 『キング・ストリートで事故 ――5名が死傷

  XX日20時頃、キング・ストリートで20代の若い女性を含めた4名が自動車に跳ねられ死亡。運転手も意識不明の重態。”車両が1人の女性を跳ね、動転した運転手がはずみで他の通行者も巻き込んだ”との証言が得られている。当時あたりは雨が降っており……』

(149) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


[被害者の実名に目を滑らせる前に、
セイルズは名簿を閉じる。]

[頬をべたつく甘い匂いが這った。
苺ジャムにも似た質感。塊。
おいしいでしょう? 
――そうわらった妻の顔が忘れられない。]

(150) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 ("You'll never ever, never ever,
   never be happy without me !)
 

(151) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
>>147
セイルズさんのやさしみを発見

(-38) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[記憶の中の妻の顔がミルフィのそれと重なる。
首を横に振った。

セイルズは血の気が引いた頬をいくらか己で叩いてから、
大学に入りたての生徒たちが待つ教室へ向かった。]

(152) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

炉の番 チトフは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 00時半頃


【人】 公証人 セイルズ

―― 講義 ――

[板書はそこそこに、
プリント中心で講義を進める吸血鬼教授の授業は、
ノートを文字で埋めなくて良いので楽だ、という声がある。
その代わり――レポートはかなりの量を誇っているが。]

(153) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 ――このように、帝国の皇帝たちというのは
 単なる世襲でもなく僭主でもなく、
 信任された代表者として存在した。
 今の国家と少し似ているね。

 だが当時は暗君に対してもっと辛らつだった。
 一切の存在を無かったこととして
 遺したあらゆる痕跡を抹消する――
 ダムナティオ・メモリアエ、記憶の破壊、と言ってね。
 貨幣から銅像まで、
 全て壊されたり削り取られた皇帝もいたんだ。
 

(154) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 ――……今日はそうして歴史から葬られた皇帝の
 ”名前を削られた”硬貨を持ってきました。

 前から回していくから、見てみて欲しい。
 おっと、それなりに貴重だからなくさないでおくれよ。

[セイルズはそう言って両端の生徒に硬貨を手渡す。
青色の錆びた硬貨は兵士の横顔が刻まれている。
その周囲にあるはずの名前は、削り取られている。]

(155) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 共同統治を行っていた皇帝なんだが
 権力に溺れてね。
 家族――姉妹、母、娘を娶っただとか
 苛烈な信者がいた、だとか
 吸血鬼だったという話まである。
 
 現物はないが、当時の彼の家族を描いた肖像画は
 彼だけが削り落とされている
 ――プリントに印刷したようにね。
 
[授業の始まる前に生徒たちに渡したプリントを示しては、
セイルズは「余談はこれくらいにして」と言葉を続ける。]

(156) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 さて、
 決して磐石の地位を築いていたとはいえない彼らだが
 歴史に暗君がいるならば名君も必ずいる。
 長話で眠くなってきただろうから
 初歩的なことに立ち返ろう。

 賢帝として有名な五人を当ててもらおうか――

[そう言ってセイルズはちらりと教室内を見渡す。
ミルフィと目が合うことはあったか、なかったか
目が合ったものから答えを言わされていったことだろう**]

(157) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【独】 覆面嫉妬団 ミルフィ

/*
マッマなにしたんや……

(-39) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 00時半頃


【人】 山師 グスタフ


 眷属の進行度合いを把握しておくための案内書類だ。

 一定の基準で選考されて、
 お互いの眷属を御使いに出し合う。

[彼が大人しく誘われてくれれば、子供を慰めるように白衣の襟を摘まんで彼を懐に招いた。日も高い、空腹も未だ遠い。理性的に振る舞えると自らを鼓舞しつつ。]

 ―――…自分にも眷属が居れば、
 邪険にしないって話なんだろうが。

 フェルゼは初回だから、
 ある程度人柄も選考されているんだろうな。
 ウォルフォード教授にアポを取っているらしい。

[己の母校でもあるリンディン大学のプロフェッサー。

 自身も大学にいた頃、講義を受けたことがある。
 進んだ分野は違えど、彼の論文は造詣が深い。]

(158) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
外国の大学授業のことがよくわからないのでほぼ実体験なんですが許して欲しい

(-40) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 山師 グスタフ

 
 教授が覚えているか分からないが、
 教育者として印象深い人だったよ。

 たしか、妻帯者だったはずだ。

[遥か昔の記憶を掘り起こす。
 在学中に聞いたのか、卒業後に聞いたのかすら曖昧だったが、同じ吸血鬼であるのに。と、無意識の偏見を過ぎらせたのを覚えている。己なら絶対に選ばぬ道だ。

 学業を修めた後すぐ郊外で開業した身は訃音も遠く。
 更新止まった記憶が照会を終える。]

(159) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 山師 グスタフ



 夫人の名前は、クラリッサ女史だったかな。


[吸血鬼は眷属を持つべきではない。と言う偏った理念を持つものの、他人の不幸を喜ぶほど下種ではない。

 何か奇跡が起きて、或いは愛の力で。
 円満な夫婦関係を続けているのだと、彼の名が案内に綴られていた故に信じた。安易に。

 ――― それを模倣できるとは、欠片も思わないが。]

(160) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 山師 グスタフ


 彼の論文が読みたいなら、
 リンディン大学のアーカイブにアクセスしてみると良い。

[指先が彼の機嫌をとるように銀糸に触れる。
 蟀谷に掛かる柔らかさを払い。

 己には到達し難い領域だとしても、
 安定したモデルケースを見るのは意味のあることだ。
 少なくとも、死別の先を考えるより有意義なはず。




 ――― 例外はないと、知っている心算だったのに。**]

(161) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 常世倶楽部 アオ


[手紙を眺めること、しばらく。]

 ……あ。もうこんな時間か。

[出掛ける前、聞いていた帰りより少し遅い。
そこでようやく、文明の利器であるスマホの存在を思い出す。仕方ない、取りにいくか。

渋々立ち上がれば、玄関の開く音がして。>>113
吠えるソラの声に振り返った時には、伸びてきた太い腕に捕まっていた。]


 ──うわっ、 なんだ!?


[ずれた眼鏡が痛い。
少しぼやけた視界の中、苦しさに腕をべしべし叩き。
ようやくできた少しの隙間から、ぷは、と息を吸い込んだけど。
抱きしめる腕はまだ、強いまま。]

(162) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 常世倶楽部 アオ



 うっ……スマホは……、
 今思い出して取りにいこうと、思ったところで。


[なんだろう。様子が、いつもと違う。]

(163) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[仄かな花の匂いと、汗のにおいが混ざって鼻先を掠め。
うっすら痕の残る首筋に、こくり、と思わず唾を飲みこんだ。]

 ……、蒼佑?

[刺激される食欲と同時に。
そわり、と言いようのない感覚が首裏を這う。
予感と不安がないまぜになったようなそれに、戸惑いながら。]


 蒼佑。くるしい。


[蜜の味に慣れた喉が、疼く。
でも決め事が頭を過ぎれば、咬むのは躊躇われて。
小さく首を振れば押し付けられた肩口に、額をすりつけた。*]

(164) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 あー、ん
 
 
[独特の香りが近づけば唇を開き>>97
 舌の上に風味が乗ればまた閉じて、
 ころころと暫くは転がして遊ぶ
 
 そうしながら、己を支える彼女の首に両腕を回し]
 
 
 うん、美味しい
 
 
[もにもにと上顎を使って咀嚼する
 ――まだ、“味わっている”段階で“食べて”はいない]

(165) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 
 だけどやっぱり臭いわね
 
 
[常人にも感じ得る臭みかどうかは定かではないが
 しかし、唇が浮かべたのは喜色の笑み]

(166) 2019/10/09(Wed) 01時頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 01時頃


【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 んん、そう、
 急ぎじゃないなら いいわ
 
 
[返ってきた問いに答えるのは>>98
 すっかりとお楽しみを嚥下してしまってから
 まだ口腔内に残る娯楽の残骸を愉しんでいる最中]
 
 
[――ようやく、女は長いまつげが彩る瞼を開く]
 
 

(167) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
生きるとは、優しとさとは、
フェルゼくんの為になにが出来るのか。
どうやってこの切なさを文章化するのか。
みたいなことを考えていると光の速さで時が過ぎる。
考えるの大好きだけれど、お待たせしまくって本当に申し訳ない。

(-41) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[両手を彼女の頬へと]
 
 
 それより……
 
 
[輪郭を辿るように指を滑らせ
 顔を近づける
 
 
 完全に見えていないわけじゃない
 これだけ近づけば、あなたの顔も見えるわ
 
 ――それは、初めての夜に教えた]

(168) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
[彼女の瞳の色
 
 眉の角度
 
 鼻先のかたち
 
 唇の紅さ ]
 
 
 
[視線とともに辿る指先も徐々に下へ
 
 ――旧い噛み痕もまだ真新しい噛み痕も残る、
                 胸元で留まる]
 

(169) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[たっぷりと見つめてから]
 
 
 やっぱり、今読んで?
 
 
[急に顔を上げて、目を細める]
 
 
[完全に見えていないわけじゃない
 手紙の送り主がどこか――それくらいは把握している
 
 急ぎじゃないならどうでもいいのは、本心
 けれど彼女が勿体つけたものだから
 
 こちらも勿体つけておきたくなってしまうじゃない?*]

(170) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

 ― 眷属になった日―

[  わたしをあげる”

今思えば結婚の申し込みにも良く似た文字の羅列。
けれど、あの時の私はそんな事も頭になくて


君の寂しいが、悲しいが
どこかへとんでいけばって


そればっかりで  ]

(171) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 読書家 ケイト





[ ―――計画通り?
     兎は、罠に堕ちた事すら 知らない。 ]

(172) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 読書家 ケイト


   ……私と、一緒に生きて。


[家族は還らない。
本当の家族は、もういないけれど

新しい「大切」を護るためなら


   きみが わらってくれるなら



ねえ、きっと、怖くない]


[ベッドの中、見つめ合って
眷属になる儀式がいま、始まる]

(173) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 読書家 ケイト


  痛いの?
  わ、わかった。
  ……覚悟、する


[血を飲むって事は
どこかから血を流さなければならない。
血を流すって事は、傷をつけなきゃ流れない。

傷つくって事は、痛い。
どうやって傷つけるの?
首筋に触れる手。
少し不安げに赤色のふたつが揺れて見つめ

ぎゅっと、シーツを握りしめた]

(174) 2019/10/09(Wed) 01時頃

刻字座 ヴェルヌイユは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 01時頃


【秘】 読書家 ケイト → 炉の番 チトフ

[初めの感触は甘くてくすぐったいもの。
彼からキスをされる事は初めてじゃないのに
今までとは違う。
何故だか変な心地。

それが舌を這わせる動作に変われば
微かに漏れていた吐息が堪えきれずに
甘い音が出るものだから
思わず口を手で覆う]


   っ、だいじょ、ぶ
   怖くない、へいき


[夜の寝着故に、遮る下着なんて無い。
少女から大人へと成る過程
だれも触れた事なんてなかった胸の尖りは
なぞられるだけでピクリと身体を跳ねさせる]

(-42) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【秘】 読書家 ケイト → 炉の番 チトフ



  ゃ、っは、っぅ
      これ、も、がま……ん?


[小さな手が施す愛撫。
はじめての、ハジメテの、

痛みの恐怖より、未経験な甘い刺激を
訳もわからないまま、
身体を疼かせ、濡らすものの理由も解らないまま





そして、その刻は訪れた]

(-43) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 読書家 ケイト



   ……ひぁ……んっ

[首筋に突き立てられた牙に
揺れていた瞳から一筋が流れ落ちれば

堪えきれずに、その小さな身体にしがみ付く。

その刺激は、痛みは

何物にも代えがたいほどに、


酷く、甘く。

それがどれほどの時間が経っていたか
私には解らない。

少しだけ零れた血が、シーツに小さな赤い染みを創る。]

(175) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 読書家 ケイト



   ……私、これで


         なれ、た?


[頭がふわふわするのは、きっと血を抜かれたから?
ぼんやりする意識の中、落ちそうになる瞼はそのままに。



抱きしめたのか、抱きしめられたのか。
初めての夜の帳は落ちていく]

(176) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[開けられた口が空気しか吸い込まないのに眉根を寄せる。>>162
 早くこの胸のぐるぐるした気持ちを捨ててしまわないと、気が狂ってしまいそうだ。
 苦しいのは此方もだ。>>164
 この苦しさを、彼だけが取り除ける。]

 ……今の時間なら、誤差の範囲じゃねぇの、

[アオはとても行儀のよい吸血鬼だ。
 定期的に自分を摂取するが、それ以外の時間に決して求めては来ない。
 鼻先に肌を触れさせても、むずがるように額が動くばかりで、犬歯の気配はない。]

(177) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 アオ、

[くん、すらつける間も惜しむように、焦りがバリトンを濁らせる。]

 足りないんだ。

[それは確かに感染者特有の声色だった。
押し付けた傷口は塞がっていても、極上の香りを漂わせていることだろう。**]

(178) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン

[好きな色、好きな服、好きな味
 訊かれたとしても、今もきっと答えるのは難しい]


  良い色……なのでしょうか
  好き。なのかはわかりませんが
  汚れればすぐにわかるので


[だからこそ、昔は着ることがなかった色
 下着や寝間着に、今は特に多く身につけている
 それこそが"好き"なのかもしれないけれど。

 内股を撫でる手に
 触れられてもいない背筋がぞくぞくする

 "感じて濡れればわかる色"
 その言葉に誘われて滲み出た蜜が
 下着を汚していき、動くたびに冷たくて]

(-44) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン


  ──はい
  だって……。不安でした


[先ほどとは違う意味で落ち着かない
 ──だから、嘘は言っていないはず。

 じっとりと濡れた下着が秘所をくすぐれば
 濡れた感触の向こうに指の温もりが感じられ
 また新たな蜜が彼の指を汚してしまう。

 優しいキスに、口元をほころばせ唇で応え
 そうして"先生"でも"ご主人様"でもなく
 甘えた声で、"ジャーディン"と彼の名を口に]

(-45) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  
 夜ならいいんだ?

[ああ言えばこう言う。>>136
揶揄を重ね、歪む眉に溜飲を下げる。

朝だろうと夜だろうと構いやしないのに。
此処はふたりだけの空間で、
何時だろうと行為の意味が変わるわけじゃない。

少なくとも己にとっては。]

(179) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[甘えん坊だと言われれば>>136
 甘えながら、甘えん坊ではないと首を振る。
 そのくせ、身嗜みを整えるのも、外に出るのも
 主人の手を借りるのは言うまでもなく]


  はい、白黒と三毛です 
  コットンキャンディーは
  水色とピンクがあればいいのですが


[子供っぽいだろうか
 一瞬考えはしたけれど、気にするのはやめる。
 そもそも低身長ゆえに子供服も入るのだ
 それと比べれば、猫のパーカーは大人用
 子供っぽくはあっても子供服ではない
 堂々と着用しても問題はないはず──多分。

 そんなことを考えていれば路地を抜けて街中へ
 商店街へとたどり着き]

(180) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

── 商店街 ──

[まず最初についたのは
 大きな硝子窓にマネキンを並べた衣料品店
 天井に輝く白熱灯が煌々として眩しい場所。

 入るなり買い物かごに服が詰め込まれ]


  ぇ、あ。は、はい
  えっと……試着室には一度に2点までなので
  前で待っていていただけると


[猫耳パーカーが二枚と
 ワンピースに、カーディガン>>141

 まずはワンピースとカーディガンを試そうと
 二つを手に持ち、試着室へ入り]

(181) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[やがて、数分後
 背中のボタンとは格闘したけれど
 どうにか試着を無事に終え]


  その……どうでしょうか

 
[裾に白いウサギのプリントが入った
 薄水色のセーラー服のようなワンピースと
 大きめのクリーム色のカーディガン。

 そんな出で立ちになり
 こそこそと試着室のカーテンを開く**]

(182) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[不養生を嫌うのも、彼がこの身を如何に
按じているかも理解はしている。>>137>>138
牙痕なく滑らかな白肌に残る紅の花弁を撫でて。]

 解ってるって
 だからこうして上着は着てるし
 食事だってちゃんと摂ってるだろ

 誰かさんと違って

[彼がこうした説教を垂れる時は、
大抵、違う本音を隠している。気がしている。
粗方を聞き流し、苦手なセロリの後味を珈琲で流す。

芳醇な苦みに染まった舌は甘味を求めたが
菓子の食べ過ぎにも苦言が降って来る始末。

一体いつまで、餓鬼扱いするつもりなのか。]

(183) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【秘】 蝋燭職人 フェルゼ → 山師 グスタフ

[こどもには、到底できないことをしておいて。] 

(-46) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【秘】 朝茶会 ソウスケ → 常世倶楽部 アオ


 定時じゃなければ、俺は君に求めて貰えねぇのかな、

[それは、眷属が主に抱く感情以上の切望の色を含んで、これまでになく自信なさ気に小さく響いた。**]

(-47) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【秘】 蝋燭職人 フェルゼ → 山師 グスタフ

[熱に浮かされていた間の記憶は朧げだが
いくつか覚えていることもある。

鋭い犬歯が表皮を裂く疼痛。
ねっとりと肌を這う舌は熱くて艶めかしく、
一度は安定した呼吸と体温が、不自然に乱れていく。]

 ふ───… ぅ、ん…… ッ

[もっと、奥深い所を抉って、啜って欲しいのに。
淡い刺激は更なる飢えを呼ぶだけと知ってか知らずか
もどかしさに焦れる身は自然と逃げを打つも
力強い腕と五指がそれを赦してくれなかった。

こんな時ばかり、支配者としての力を見せつけて
隷属の浅ましさを知らしめる男が憎くて、───。]

(-48) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

朝茶会 ソウスケは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 01時半頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
 ………… 、 ん 

[意気を沈ませるのも、浮かせるのも彼の一言。
当然のように釦も下もそのままで歩み寄ると、
胸板に半身を寄せ、手紙を覗き込む。
先ほどと矛盾する態度には異を唱えず
すん、と白衣の隙間から漂う芳香に鼻先寄せて。]

 へえ……そんな制度があるんだ

[眷属の進行具合。
何とは言わずもがなだろう。
余計なお世話とは言外に、続く言葉に耳を傾ける。]

(184) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

朝茶会 ソウスケは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 01時半頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

―― 講義 ――


[パパの声にはあたしを眠くさせる
 リラックス効果があると思う。

 ベッドでパパに読み聞かせをしてもらうと
 昔からコロっとすぐに寝てしまうあたしなので。
 こうしてパパの講義を聞いていると、
 ちょっぴり眠くなってしまうのは秘密だ。

 眠気を必死に追い出そうと、
 自分の手の甲を抓ってみたりする。

 痛い。しかし、まだ眠い]
 

(185) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  ……ダムナティオ・メモリアエ。


[そんな単語を聞くのは、受験以来だった。

 手のひらで青色の錆びた硬貨を転がし、
 じっとそれを見つめる>>155
 

(186) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[名前を削り取られた硬貨。

 吸血鬼であるとか、家族を娶っただとか。
 それだけの理由で“暗君”として、
 名前を消されてしまうものだろうか。
 それらの行為は、それほどの罰を伴うものなのか。

 あたしには何だかそれが信じられなかった。
 昔の人の考えることは、よく分からない]
 

(187) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[御伽噺の世界じゃあるまいし。
 吸血鬼というだけで罪なわけがないし、
 好きだったら別に家族を娶ってもいいんじゃないかな。

 昔の人は頭が固いなあって、
 コインを隣の席の友達に回す。

 たったそれだけのことで
 家族の肖像画からも消されちゃうなんて、
 なんて世界は理不尽に満ちているんだろう。

 家族は、常に共にあるべきなのに]
 

(188) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[そんなことを考えていたら、
 再び眠気がやってきて、あたしは大あくび。

 次の瞬間。
 パパとぱちりと目が合った。>>157
 バツが悪そうに目を逸らす……が、遅かった。

 ちえっ、ずるいなあ。
 こういう時ばかりあたしを指すんだもん。
 あたしは立ち上がって、
 すらすらと賢帝たちの名を上げる]
 

(189) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  ネムイウァ。
  アクビヌス。
  コシイタス。
  メガカスム・ピウス。
  マルクス・ネタツキタウス。

  以上を総称して五賢帝といいます。
  ……合ってますよね。セイルズせんせ。


[ぱちりとパパにウインクをして、あたしは席についた]
  

(190) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[五賢帝は、帝国の最盛期を築いた皇帝たちだ。

 その多くが世襲ではなく
 養子をとって後継者にしたらしい。

 ……っていうのは、受験知識の受け売り。

 血の繋がりではなく
 能力によって養子を見出したことで
 彼らが名君と持て囃されるんだったら、
 孤児だったあたしをいきなり養子にしたパパは
 もっとすごいんだぞって思う]
 

(191) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[五賢帝の在り方は
 養子でも家族になれるんだっていうのを
 体現してるみたいで、なんだかあたしは好き。

 歴史上の人物に
 個人の好き嫌いという評価軸を持ってくる時点で、
 パパには怒られてしまうそうだけれど]
 

(192) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[くるり、くるり。
 シャーペンを手のひらで回す。

 手を動かしていないと、眠ってしまいそうだから。

 なんでパパの声を聞いていると、
 こうもあたたかく、そして眠くなってしまうんだろう。

 やわらかな毛布に包まれたような安心感を覚えながら
 あくびをかみ殺して、プリントに目を落とした]**
 

(193) 2019/10/09(Wed) 01時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 02時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[悠久か刹那か定かでない寿命を経てから、
宣言通り、主は様々なことを教えてくれたし
己の目線も、真新しい世界に向いていた。

ここ最近はすっかり無精し、通販に甘えているが
蝋燭作りを始めたばかりの頃は街にも出ていた。

その際によく持ち帰ったのが
『ホワイトラビット』のチョコレート。
幼少の頃は療養のために与えてもらえなかった甘味。
限定品はなかなか手が届かないが、
作業台の横には常に飴玉が数個転がっている。

僕らヒトは、脳に糖分が必要だからと宣って。
吸血鬼と眷属に纏わる本もいくつか目を通したが
その中でもとりわけ詳しく解りやすかったのが──。]

(194) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【独】 覆面嫉妬団 ミルフィ

/*
中の人が寝不足で眠いからって
ミルフィを眠くさせる必要があったのでしょうか? #ない

(-49) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 臭いくらいが好きなのかと

[皮肉そのもののような声音で、チーズの感想>>166に同意を添える。
主人が長い人生の娯楽の一つを味わうのを
書棚の背表紙の文字を拾うように眺めた]


 ……

[閉ざされた薄い瞼の陰影が変化し
その下から星が覗く。
自分のためだけの蝋燭の光源が、二人の灯に]



[初めての夜に教わった視力は、
距離を縫い縮める安全装置《言い訳》めいて作用している]

(195) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
 ウォルフォード教授…ああ、
 前に借りた本で見た気がする
 
 そういえばグスティ以外の吸血鬼に
 会うのって初めてかも

[紹介に混じる思い出話に、眦を細める。
当人が覚えているかは定かでないが、もう二度と
拝めない学生時代の彼の姿を知っている教授が羨ましく。]

(196) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[目許に触れる指
     彼女の虹彩のいろ
眉の輪郭を滑る指
     髪のうねり
鼻梁を辿る指
     牙のかたち
唇を掠める指
     舌のあつさ ]



[視線とともに主人の指が降りていくのを、黙って耐えていた。
いまだに心臓がたまに痛む。
見つめられる心臓が苦しげに弾んで]

(197) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【独】 覆面嫉妬団 ミルフィ

/*
セイルズが投げたボールちゃんと拾えてるかな!?
こういうボール投げ返すの期待されてた気がして……

(-50) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【独】 覆面嫉妬団 ミルフィ

/*
眠くてしょっぱなから誤字ってるやんけ
不貞寝してやるうううううううううううううううう

(-51) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ






[不意に気紛れを起こす主人に、片目を眇めた。
浅くなっていた呼吸を、ため息の速度で吐き出す]


 ああ
 今ね


[手紙は離れたリビングにある
けど]

(198) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 あれはミズ・ドリベルからの今年の連絡


[定型文のような定期健診の案内は諳んじられる程度の文量だった。
どんな文字を読むにしても中身はあまり関係ないが
自分自身に関わることが書いてあるのは珍しい]

 
 今回はジャーディン・スチュアート氏の眷属を迎え入れるように、と
 それからあんたの眷属を……

 ホワイトラビット社のチトフ・ホワイト社長の元へ遣わすように?

(199) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[それ以上に興味を惹かれたのが、>>159]

 ……吸血鬼って結婚できるの

[ぱち、と睫毛を震わせ、間近にある瞳を見上げた。
クラリッサ、と名を繰り返し呼ぶ。

数分前は微塵も気乗りしなかった"お使い"に
ほんの少しだけ意欲が湧いてきた。]

 ん、ありがとう。できるだけ読んでおく
 奥さんがいるなら何か可愛い蝋燭を持っていこうかな
 
[無骨な指が銀糸を梳く感触に浸りながら、
さて、どんな形や香りにしようか思案すること暫し。]

(200) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 急ぎじゃなかったろ
 返事を出すなら明日、集荷に来てもらう


[ふん、と鼻先で笑う]

 書いとこうか?やだめんどくさい、って

[行けというなら従うのだけど
実際、気の向かない話**]

(201) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


 ところで──…うちにも誰か来るの?
 その、お使いってやつ

 ……僕がいない間に?

[上向く機嫌は一転、じ、と双眸を見上げる灰青が
みるみると光を欠いていく。

眷属を持っている吸血鬼特有の楔は知っていようと、
複雑な胸中が蜷局を巻くのを止められなかった。

こんな調子では益々、彼が遠ざかってしまうのに。
傍に居る為には、自らをセーブしなくてはならないのに。]

 ねえ、グスティ。 …足が、冷えたよ
 

(202) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[蟀谷を撫で、項を払う指先に銀糸を押し付ける。
ほんの少し視線を落とせば、真新しい刻印が
頚筋から鎖骨へ てん、てん と。]

 いざ、お使いに行くって時に
 風邪をひいて伏せってしまっては、君も困るよね

 ……グスティ

[腰を下ろせば腿の半分ほどの丈となるシャツを手繰り、
静かに、根気強く名を呼ぶ。
少しずつ早くなる心音は、屹度、聞こえているだろう。]

(203) 2019/10/09(Wed) 02時頃

【秘】 蝋燭職人 フェルゼ → 山師 グスタフ

[求めても応えて貰えないのが、辛い。
名を呼ぶ度に、彼が辛そうな顔をするのが、辛い。

辛くて、哀しくて、なのに────。]

 グスティ───… ベッドに行こう
 身体が温まったらちゃんと話を聞くから

 ……他の眷属と会うなんて嫌だって
 我儘言わないと約束…する、から 

[伝わらないなら、せめて思い知らせてやりたくなる。
誰のせいでこうなったのかを。その責務を。]

(-52) 2019/10/09(Wed) 02時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
[こんなに近くにいるのに、どこまでも遠い。]**

(204) 2019/10/09(Wed) 02時半頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 02時半頃


蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 02時半頃


【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
意味わからんくらいグスティにときめいてやべーんですが、単純に好き好きって(まだ)言えないのしんどくて楽しい。
うまく依存っぷりを出せてるかなー。

(-53) 2019/10/09(Wed) 03時頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
で、で。
予感はしてたけどこの村すごい勢いで時間が溶けるので、セイルズさんと何を聞いて話すのかも予め考えておこう、
ケイトさんがグスティとどんな話をするのか楽しみだし、他の組み合わせも面白くなりそう。

ペア村だとどうしても横のつながりが薄くなるから、がっつり絡める時間があるの嬉しいし新鮮だよね。

(-54) 2019/10/09(Wed) 03時頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
そして48Hご主人様をお預け状態になるって
PCPL共にめちゃめちゃ焦れる気がしてる。

(-55) 2019/10/09(Wed) 03時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 あら、もうそんな時期なのね
 
 
[彼女が列挙する名を聞いても誰一人としてピンとこない>>199
 そもそも屋敷に籠もりきりだから知り合いなど碌にいない
 縁があるのといえばせいぜい新品を誂えるのに呼ぶ服屋か靴屋くらい
 
 けれど『ホワイトラビット』の名なら耳に覚えがある]
 
 
 お菓子の会社ね
 
 
[その程度だけれど]

(205) 2019/10/09(Wed) 03時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 ふふ、嫌ならそう書いてもいいのよ?
 
 それだけ私と離れ難いのならね
 ねえ、スイート?
 
 
[実際問題、従わなければどうなるのか
 そんなことは知らない>>201
 
 
 なんて返すかはあなたに任せるわ。
 だから……
 

(206) 2019/10/09(Wed) 03時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[勿体つけておいて何だけど
 “おあずけ”を喰らったのは寧ろこちらの方]
 
 
  ねぇ?
 
 
[わざとかどうかは、知らないけれど
 今すごく、]

(207) 2019/10/09(Wed) 03時半頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

 
 [甘いものが欲しいのよ、ねえ、スイート?]
 

(-56) 2019/10/09(Wed) 03時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
[彼女を見上げて、星色を細める]
 
 
[真正面から視線を受け止められたなら、
 夜に滲む別のいろを知られたか]
 
 
[彼女の両肩を押してシーツの上に沈めてしまう
 そのまま乗り上げて]
 
 
 
[朝、彼女が編んだ髪が
 今は乱れて彼女の肌の上に零れた*]
 

(208) 2019/10/09(Wed) 03時半頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

 
 ディナーが済んだから
 
 
 次はデザートでしょう?**
 

(-58) 2019/10/09(Wed) 03時半頃

【独】 刻字座 ヴェルヌイユ

/*
?????????(^o^)

(-57) 2019/10/09(Wed) 03時半頃

【独】 刻字座 ヴェルヌイユ

/*
この顔で
これを言ったら
えっちでは??
そんな言葉を
ただ書いてるだけ

(-59) 2019/10/09(Wed) 03時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 お菓子?

[そういえば、見覚えのある単語の組み合わせ
飾り文字のロゴは菓子箱で見たのだったか、それとももっと大きな]


 ……

[記憶の方へ向きかけた思考は、
なんとも甘だるい呼称>>206に連れ戻される。
毎度の、心の奥底からいやそうな顔をしてみせて]

 それ、を、やめろ

(209) 2019/10/09(Wed) 04時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[妙な呼び方やセクハラめいた触れ方には、一々機嫌を損ねる
離れがたいならという曖昧な揶揄には、
戯言をと、悪態を返し]

 ああ、そう。任された
 それで……

(210) 2019/10/09(Wed) 04時頃

【人】 読書家 ケイト



 (……アリス?)



[瞼が落ちる前
確かに"私"を呼んだその声。>>110


よく聞きなれた、耳馴染みのよいその音は



けれどそれは
私の、名前じゃ、ない。


でもそんなこともすぐに
微睡みの中に消えてゆく――*]

(211) 2019/10/09(Wed) 04時頃

【独】 刻字座 ヴェルヌイユ

/*
ようやく誰と誰がペアなのかなんとなくわかってきたので(遅い)
ペアごとに抜き出して読んでるけど
ジャーディンさんおもしろすぎるな・・・?????
 
メルヤちゃんが遊びに来たらしめじを出せばいい???

(-60) 2019/10/09(Wed) 04時頃

【独】 読書家 ケイト

/*はさまってごめんなの
みんなはやくねなよ!!!

(-61) 2019/10/09(Wed) 04時頃

【人】 読書家 ケイト

―― 或る日の事 ――

[首筋に突き立てられる牙。
日に日に、その甘い猛毒に絡め取られていくように。


あなたにはわたしがひつようで
わたしがあなたの糧となる多幸感と

ふわふわ、血がなくなる浮遊感


それは私しか知らない、麻薬のような]

(212) 2019/10/09(Wed) 04時頃

【秘】 読書家 ケイト → 炉の番 チトフ

[初めは隠そうとした甘い声も
少しずつ抑えることをやめてゆく。

求められているかのような錯覚に、
口唇から、誰も知らない蜜壺から
時折はしたなく雫が伝う。


二つの溢れ落ちそうなくらいに育ってしまった果実は
触れられる事を期待する。


ねえ、私はおかしくなってしまった?

――少しずつ、少しずつ。
甘い猛毒は私を蝕む。

依存。
―――私はそれを、きっと知らずに]

(-62) 2019/10/09(Wed) 04時頃

【人】 読書家 ケイト

[朝食中、きちんと秘書らしく
今日のスケジュールを確認しながら、主人の言葉に耳を傾ける]


  おつかい……

  行かなきゃ、だめ?


[グスタフ先生の事は全く知らない訳ではないけれど。
チトフと家族になった日以来、敷地から一人で出ることなんて
ほとんどなかったかもしれない。

犬のアリスのお散歩も、
外へ出たがるアリスを懸命に窘めて
広い敷地の中だけで済ませてる。


土産の品を持つことは良い>>132
けれど]

(213) 2019/10/09(Wed) 04時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[視線を受け止める。蝋燭の色に揺れて滲む夜のいろ>>208]



[主人の要求を真に拒んだことはない。
これは生理現象で、病ではないから]



[シーツの波間に沈む。
もっと合理的な饗し方があるのではと思わないでもないけれど]




[永遠の夜の狭間。
 どんな物語より美しい
 終わらない夢と彼女は言ったのだったか>>0:306*]

(214) 2019/10/09(Wed) 04時頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

[零れたのは朝、私が編んだ髪]


 デザートが待ちきれない可愛いスイートは
 そっちじゃない?お嬢様


[朝、私が爪を短く整えた指]

(-63) 2019/10/09(Wed) 04時頃

【人】 読書家 ケイト

[お小遣いを握らされた顔は
困惑しているのはどんな人にだって分かるほどに]


  要らない……。
  欲しいもの、今は無いよ。


[どうしても、って言われるのならば
納めることになるのだろうけれど
そうじゃないのならば返してる。

どちらにせよ、今は
久々の外出に必要な準備をしなければ。


これは、お仕事ではないかもしれないけれど
それでも私はホワイトラビットの社長秘書。
社長の居ない場であっても失礼があってはならない]

(215) 2019/10/09(Wed) 04時頃

独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 04時半頃


【人】 読書家 ケイト

[私の姿と良く似た女の子は
憎しみと、苦しみと
そして羨望の眼差しを遺して、私に「眷属」を教えた。]



  私が居なくなったら
    あの子が、眷属になるのかな……?


[首筋にはまだ彼が残した痕がある。
そっと触れれば、なんだか疼くよう。


……流石の私も、もう気づいてる。
君は私を"ケイト"と呼ばなくなったこと。]

(216) 2019/10/09(Wed) 04時半頃

【人】 読書家 ケイト





[あの子達と同じ、"アリス"の名で呼ぶ事を]

(217) 2019/10/09(Wed) 04時半頃

【人】 読書家 ケイト

[ごちそうさまを告げて、ダイニングは先に出る。
自分にあてがわれた部屋
机の上に先生への贈呈品を置く。
写真たての中には新聞記事。

あの日、何もかも燃えてしまったから
家族の写真すら残っていない。]





  お洋服、選ばないと



[放つ言葉とは裏腹に
ベッドの中へと沈みこんだ**]

(218) 2019/10/09(Wed) 04時半頃

刻字座 ヴェルヌイユは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 04時半頃


【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

 
 ふふ、そうねえ
 
 あなたは可愛くないものね
 
 
[そこが可愛らしいのだけれど
 満足げに笑って]
 

(-64) 2019/10/09(Wed) 05時頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

 
[女の指先は彼女の首筋を辿って胸の谷間へ]
 
[蜜蝋の甘さに溶け込む彼女自身の馨り]
 
[吐息と、声]
 
 
 
[視覚以外をこれほど存分に愉しませてくれる『娯楽』は、そう多くはない
 
 そう、多くはない]
 
 
[数少ない、極上の愉しみのひとつ*]

(-65) 2019/10/09(Wed) 05時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

―少しだけ過去の話―
 
[リンディン郊外に旧くから存在する屋敷は
 もはやいつの時代のものなのか
 数十年とも数百年とも、もっと前とも囁かれ
 今や所有者すらも定かではない
 
 幾度となく主を変え
 幾度となく主を失い
 
 長い歳月の間 空き家となる時も少なくはなかった
 
 
 けれど、売りに出されたことは一度もないという]

(219) 2019/10/09(Wed) 05時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
[女が代々続く資産家の血筋に産まれたのは幸か不幸か
 その家ではイレギュラーへの処遇は定められていた
 
 
 財力にだけは困ることはないけれど
 それ以外の繋がりは一切 ない
 
 もはや“かれら”が持っていた顔も、名すらも朧気だ]
 
 
 
   (父や母、とそう呼んでいたらしい人たちは、
    とうに死んだらしいとは聞いた)
 
 
        (知らないけど)
 
 

(220) 2019/10/09(Wed) 05時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[女が過去を語ることはない
 語る過去など何もないから
 
 時代遅れの音響機器のことも>>13
 読まないはずの蔵書のことも>>14
 さらに言うなら、廊下に並べられた調度品のことや
 同じ色で統一された家具のことも
 
 それは女の過去ではないから]
 
 
 
[強いていえば、]
 
 
[“女の過去”はあの日から始まったから>>0:140

(221) 2019/10/09(Wed) 05時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[語りたい過去には必ず彼女が存在するのだから、
 彼女に語る必要もないでしょう?**]

(222) 2019/10/09(Wed) 05時半頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

["汚れればすぐに分かる"。
 最初はそれで良い。
 好きになる理由も嫌いになる理由も。
 何から始まるのかは人それぞれだ。

 それは交わる時も同じこと。
 どう触られるのが"好き"なのか、
 知っているし気づいている]


  そうか、不安か……


[メルヤはいつから名を口にするようになっただろうか。
 最初の頃は扉の前で泣いていることもあったろうに
 今ではすっかりと腕の中が住処である]

(-66) 2019/10/09(Wed) 08時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[指に愛液が纏わり始めれば下着には湖のように
 白い生地に滲みが広がっているもので、
 生地を伸ばし浮かび上がる秘豆を指で圧し潰してしまう]


  愛されていれば紛れるだろう
  メルヤ、服を開けて胸を見せてみなさい


[甘えた声、甘い喘ぎ声。
 それらを発する唇を塞いでしまってから、
 あまり成長のない胸を所望する。

 何だかんだ言って膨らんでいなくても構わないのは、
 "吸血鬼"的に幼さの残るメルヤが乱れ
 艶やかになっていけばそれで良いと思っているからである]

(223) 2019/10/09(Wed) 08時半頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

[指に愛液が纏わり始めれば下着には湖のように
 白い生地に滲みが広がっているもので、
 生地を伸ばし浮かび上がる秘豆を指で圧し潰してしまう]


  愛されていれば紛れるだろう
  メルヤ、服を開けて胸を見せてみなさい


[甘えた声、甘い喘ぎ声。
 それらを発する唇を塞いでしまってから、
 あまり成長のない胸を所望する。

 何だかんだ言って膨らんでいなくても構わないのは、
 "吸血鬼"的に幼さの残るメルヤが乱れ
 艶やかになっていけばそれで良いと思っているからである]

(-67) 2019/10/09(Wed) 08時半頃

【独】 炉の番 チトフ

/*
うぷぷ、ジャーディンが秘話誤爆ってる。

(-68) 2019/10/09(Wed) 09時頃

【独】 逃亡者 メルヤ

/*
るしさんが頭抱えてるのが目に見えるようなので
めっちゃもふろう(わしゃる

(-69) 2019/10/09(Wed) 09時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

―― 商店街 ――


  お前は主人に荷を持たせるのだな


[>>181肩を竦めて猫耳パーカーを受け取ると
 試着室に入るのを見送った。

 待っている間は手持無沙汰である。
 パーカーを広げ猫耳を摘まんで動かしてみるが、
 >>180大人用であってもメルヤが着ると
 子ども用にしか見えない高度なトラップである]

(224) 2019/10/09(Wed) 09時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  ……それなら下着も猫柄で良いのでは


[恐らく着けろと言えば着けるであろうが、
 中々に事案物であることは間違いない。

 見目が見目であると思いながら数分を待つと
 >>182格闘した後が分かる痕を残しながら
 メルヤが出てきた]

(225) 2019/10/09(Wed) 09時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  例えるならば蛹が羽化しかけている
  そんな感じだな


[肩の位置や皺を伸ばしてやってから再度眺めていく。

 ワンピース姿は良く似合っている。
 無駄な膨らみがないので少女らしく見え、
 それに反してカーディガンは
 少し大人の印象に見えた]

(226) 2019/10/09(Wed) 09時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  不完全である故に可能性は無限大
  似合っているな……
  あと帽子があれば良いか
  少し待ってろ


[被るのではなく頭に載せる感じのものが良い。
 店内を歩き白色のブークレベレー帽を見つけると
 試着室の前に戻りメルヤの頭に載せた]

(227) 2019/10/09(Wed) 09時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  それでどうだ?


[見目だけならば遜色あるまい。
 眷属を着飾らせているが、
 訪問先のヴェルヌイユが弱視などという情報はないため
 現在のところ完全に自己満足の領域になる可能性はあるのだが*]

(228) 2019/10/09(Wed) 09時頃

弁務官 ジャーディンは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 09時頃


【独】 朝茶会 ソウスケ

/*
えちえちだー!

(-70) 2019/10/09(Wed) 09時頃

【人】 炉の番 チトフ

― リンディン大学での一時 ―
[先生は話をしている時、
 偶に懐かしそうな顔で笑うんだ。>>0:620

 過去を想い、零さぬよう大きなリュックに全て背負って
 重い足取りで尚も歩き続ける人。
 (どこに? さあ、どこなんだろう?)]


 ふふ、やっぱり仮説には夢がなくっちゃ。
 論理を展開するにしても、楽しくないでしょう?


[楽しい遊びに興じる子供みたいに。
 うきうきと僕は先生と歴史の浪漫を語り合う]

(229) 2019/10/09(Wed) 10時頃

【人】 炉の番 チトフ

[先生はたまにおじさん臭い事を言う。>>0:621
 (まあ、先生は僕より年上なんだけど!)
 だから、何だかおかしくてふふって笑って]


 僕がずぅーっと子供っぽいだけかもですよ?
 だって、見た目が子供のままなんだもの!

 これでよぼよぼのお爺ちゃんになってたら、
 僕もお爺ちゃんっぽくなってたかな?
 「わしももう年ですじゃ」
 なぁんて言ったりしてね、ふふ。


[愛くるしく他愛ない夢想に笑ってみせて。
 頭を撫でてくれればすごく嬉しい!>>0:622
 傍目から見れば親子みたいな微笑ましい風景]

(230) 2019/10/09(Wed) 10時頃

【人】 炉の番 チトフ

[子供は愛されるもの(本当に!)
 人間も吸血鬼も変わらずに(まったくそう!)

 (――その中に、いつも僕はいなかったけど)

 先生はまた頭を撫でてくれるみたい?
 その犯行予告にうきうき笑って]


 ふふ、怒りませんよ。
 社長だって撫でられたい時くらいあります。

 また撫でてくれるの楽しみにしてます♪


[それから後の講義の後なんかは、
 特に用が無くても先生とよくお話したっけ。
 だって、撫でてくれるのが楽しみなんだもの!]

(231) 2019/10/09(Wed) 10時頃

【人】 炉の番 チトフ

[今度から、渡すお菓子は二人分にしよう。>>0:623
 娘さんの話を聞いて僕はそう思った]


 はい、またきっと講義に来ますね。
 その時には他のお菓子もお裾分けします。

 だから感想聞かせてくださいね?
 先生と娘さんの感想で新しい商品ができる、かも?


[にっこり笑ってお辞儀して、
 後日「トナカイのほっぺ」の感想を聞けば喜んで。
 クリスマスの時期にはまた新たな新商品が生まれたかもしれない。*]

(232) 2019/10/09(Wed) 10時頃

【人】 炉の番 チトフ

― 内緒の子育て相談会 ―
[バランスの良い食事の必然性。>>0:624
 養子を迎えたと言えば先生は祝福してくれた。>>0:625

 写真を見せれば笑ってくれるもの。
 だから僕もつられて笑う]


 ね、可愛いでしょう?
 世界一可愛いと言っても過言はないほどです。
 可愛いかわいい、僕のアリス。


[愛おし気に名を呼べば、
 話しは同じ名前の飴の方に。>>0:626]

(233) 2019/10/09(Wed) 10時頃

【人】 炉の番 チトフ

[僕はそれに幸せそうに微笑んで]


 『アリス』は愛された子供の名前なんです。
 僕の友達の名前なんです。
 とてもとても――、愛しい名前なんです。


[アリスの話をするだけで心が幸せに満たされる。
 宝物を慈しむようにそう言葉に乗せて。
 どうやら先生も育児に苦戦中のよう。
 話してくれる言葉に娘への愛の深さを感じた。

 (血が繋がっていなくても家族になれる)
 (血が繋がっていても子供を捨てられる)

 親心というのは複雑怪奇。
 きっと僕の一生をかけても完全に理解はできないのだろう。
 そう思うと少し――、胸が痛んだ]

(234) 2019/10/09(Wed) 10時頃

【人】 炉の番 チトフ

[少し感傷に浸っていると、「でも」と言い添える声。>>0:627
 思わずはっとして真剣に話を聞き入って]


 うっ……、そう、なの?
 ちゃんと食べないとアリス、病気になったり怪我するの?
 それはよくない、すごくよくないよ……


[「めっ」と諭されて、
 思わず本当の子供みたいに困った顔でおろおろして。
 (口調も大人向けに整えたものから子供のものに)
 これからはちゃんとバランスの良い食事を心がけなきゃ。
 
 脅された子供みたいに言いつけを守ろうとして――]

(235) 2019/10/09(Wed) 10時頃

【人】 炉の番 チトフ

[真剣な顔で声を潜め、人差し指を立てる先生。
 その言葉を聞いて、>>0:628
 ぱあぁっと輝くような笑顔で目を輝かせるのだ]


 ……!! 本当ですか、ウォルフォード先生!
 可愛いアリスの顔が見れるなら、僕やります!


[うきうきと弾んで楽しそうに。
 まさに今すぐにでもアリスの口にピーマンを突っ込みそうな勢いである。
 そうして微笑んでくれる先生に、
 また頭を撫でてくれるから。

 (まるで父さんに褒められたようで)
 (愛されたかのようで)

 ふわふわと、綿あめのように甘い笑みを浮かべた]

(236) 2019/10/09(Wed) 10時頃

【人】 炉の番 チトフ

[僕とアリスを祝福してくれる先生。
 だから僕はその祝福を大事にだいじに受け取って]


 ありがとうございます、ウォルフォード先生。
 僕、きっと幸せになります。
 アリスを幸せにしてあげます。

 だから、先生も娘さんとお幸せに。


[みんなの幸せを願う天使のように無垢な笑みを浮かべて。
 
 それからまた数年の時が経ち。
 先生の娘さんも大学の講義に通う頃。>>122
 僕は講義の合間に遠くの席から仲睦まじい親子を見守るのが秘かな楽しみになっていた。*]

(237) 2019/10/09(Wed) 10時頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン

[最初の頃
 この場所に住み始めたばかりの頃

 "おやすみなさい"と寝床に潜っても
 次の朝にまた出会えるかがわからなくて
 また居場所を失うのではと怖くて
 
 泣きながら彼の部屋の前に訪れては
 度々、一緒に寝て欲しいと頼んでいた。

 意識のなくなる眠りは"死"を思わせるもの
 だから、好きは曖昧でも眠るのは嫌い
 ただ、一緒に眠る時だけはまだ我慢できる。

 でもそれは今も変わってはいない、けど]

(-71) 2019/10/09(Wed) 10時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン


  でも、もう。大丈夫です
  ここはジャーディンのお城なのでしょう?
  出かけるのは私の方で
  ジャーディンはこの場所にいる、だから


[だから大丈夫
 自分に言い聞かせるように仰向けのまま頷く。

 添い寝を頼まなくなったのはいつからだろう
 彼の部屋の扉を叩かなくなったのは
 眠ることが怖くなったわけではない
 単に、重荷になるのが怖くなっただけ。

 うわべだけ隠すことを覚えても
 根本的なところは変わってはいないから
 こうして平静を失えば容易く見抜かれてしまう]

(-72) 2019/10/09(Wed) 10時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン


  あっ……ん、くっ
  

[下着越し、蜜にまみれた花芽を押しつぶされ
 電気に触れたように身体が仰け反る。

 少し触れられただけ
 それでも過剰なほどに反応してしまうのは
 これから貰える甘さを体がよく知っているから]


  はい……っ、その
  

[ボタンを外す指先が期待に震え
 うまく動かないのがまだるっこしい。

 上から三つ外したところで手を止めて
 ブラウスの前を左右に開くと]

(-73) 2019/10/09(Wed) 10時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン

[ショーツとお揃いの白いブラジャー
 そのカップ部分を手で引き上げ首を傾ければ

 ずれた布地の隙間から
 小さな蕾がちらりと顔をのぞかせて]


  こっちも……自分で、ですか?


[こちらも自分で外すべきか、と]

(-74) 2019/10/09(Wed) 10時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

── 商店街 ──

[試着室へ入る間際の言葉に関しては>>224
 ルールを守るほうが大事だからと
 竦められた肩にも気がつかないことにする。

 おしゃれなワンピースに、得意げな表情
 そこに、子供のような体型が加われば>>225
 もつれた髪もあり一張羅を着た子供のようだと
 姿見に映る自分の姿に、自分でも納得してしまう]


  羽化しかけている……ですか
  できれば羽化し終わった後のほうが


[なんの蛹なのかはわからない>>226
 ただ、似合ってはいるらしい>>227
 それならば良いかと思っていると主人が離れ
 戻ってきたかと思うと、その手には帽子が]

(238) 2019/10/09(Wed) 10時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  ────ふわふわ、です


[ぽすりと乗せられた白いベレー帽
 そのまま手だけあげて触り心地を確認する

 ベレー帽にセーラー服のようなワンピース
 淡い色合いの組み合わせは子供っぽくはあるけれど
 甘すぎることはなく、ちょうど良いから]


  はい、余所行きにはちょうど良いかと
  一見すると制服のように見えるので
  怪しまれることもありませんし


[主人に頼まれ、買い物に行った時など
 "学校は?"と聞かれたことがあったから*]

(239) 2019/10/09(Wed) 10時半頃

【人】 炉の番 チトフ

― アリスを眷属にした夜 ―
[愛らしく無垢に全てを捧げてくれる君。>>171
 (その意味に気付かない様子も可愛らしい)

 
 にこり、胸の内で微笑む悪い僕。>>172
 (愛くるしい白兎のような姿の僕と仕草。
  しかし、その本質は飢えた狼そのものだ。
  兎の皮を被りアリスを騙す悪い狼)
 ――でも、君は何も知らないままでいいんだよ?

 愛くるしい言葉だけで頭がくらくらする。>>173
 吸血鬼の血が疼いて高まって、今すぐにでもその白い柔肌に牙を突き立てたい衝動を堪えて]

(240) 2019/10/09(Wed) 11時頃

【人】 炉の番 チトフ

[優しくそっと首筋に触れて。>>174
 覚悟を促せば素直に君は従ってくれるから。



(ああ、可愛いね僕のアリス。僕のなんだ僕だけのアリスなんだねえやっとこれで僕達一つになれるね二百年前からずっとずっとこの日を待ってたんだよ君もそうでしょそうだよね?あああ嬉しいなぁやっぱり僕らこうなる運命だったんだね、分かってた分かってたよ。アリスと僕を引き離そうとする邪魔者はみんなみぃんなこの世から消してやったから君はもう何も悲しむ事無く僕の愛に溺れて甘えて僕しかいられないくらい身も心もドロドロに蕩かして堕としてそうしてこの先百年、二百年、数百年先の未来までずっと一緒にいようね可愛い可愛い僕のアリスあああ、好きだ大好きだ愛してるよアリス、だから、だから、ねえ――?)]

(241) 2019/10/09(Wed) 11時頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト

 
[アリスだけは僕を見捨てないでね。
 ずっとずぅっと、一緒にいてね――?


 (おいて、いかないで……)*]

(-75) 2019/10/09(Wed) 11時頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト

[幼い頃から交わして(慣れさせた)触れるだけのキス。
 そのキスに今日は舌を絡めて愛撫を加えよう。

 じわじわと煽るように責め立てれば、
 アリスの口から甘い声が漏れる。
 口を手で覆う仕草にちらと不安げに見上げてみせて]


 うん、大丈夫だよ。
 身体の奥が痺れるみたいに甘くなるでしょ?
 そうすればもう怖い事も痛い事も無くなるから。

 声も抑えないで? ちゃんと聞かせて?
 堪えると辛いでしょ?


[ちゅっと甘い声を促すように首筋にキスをして]

(-76) 2019/10/09(Wed) 11時頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト

[胸に触れれば遮る下着のない柔い感触。
 (ああ、いつかこの胸にも牙を立てて血を啜ろう。
  甘い快楽でどこまでも溺れさせてやろう)
 ふふと甘く笑いながらやわやわと揉み上げて、
 尖りをなぞれば愛らしく体が跳ねて、
 ああ――、(美味しそうだ)

 ごくりと飢えた獣のように喉を鳴らす。
 そうして耳元で甘く優しく(侵すように)囁こう]


 ふふっ……、それは我慢しなくていいんだよ?
 気持ちいい事はとってもいい事だもの。
 だから、もっと欲しがっていいんだよ?

 ねえ、可愛い僕のアリス……?


[甘くねっとりと首筋を舐め上げ、
 両手はやわやわと乳房を撫でて揉み上げて]

(-77) 2019/10/09(Wed) 11時頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト

[するりと、アリスの太ももに足を差し込んで。
 濡れはじめた初心な秘所に押し当てて]


 ……可愛いね。今すごく可愛いよ、アリス。
 身体の疼きも、甘い熱さも痺れも。
 みんな眷属になる為に必要な事なんだよ。

 だから、我慢しないで。
 もっともっと溺れていってね?


[太ももに挟んだ足を秘所に擦り付けて、
 濡れる下着も寝間着も構わずに]

(-78) 2019/10/09(Wed) 11時頃

【人】 炉の番 チトフ

[牙を突き立てればアリスの瞳から涙が一筋。>>175
 しがみ付かれれば、
 宥めるように(侵すように)その背に優しく手を回して撫でてあげて。

 気付けばかなりの時間が経っていたか。
 サンタさんがプレゼントを配る時間をとうに過ぎた頃。


 一滴残さず飲んだと思った血。
 それでも、一滴零れてシーツに赤い染みを作るから。
 (後で記念に大事にとっておかなきゃね)]


 メリークリスマス、僕のアリス。
 今年からは僕が君のサンタさんだよ。


[ほわほわしたアリスに、>>176
 子供を褒めるみたいに優しく頭を撫でてあげて]

(242) 2019/10/09(Wed) 11時頃

【人】 炉の番 チトフ

[瞼が落ちそうになるのなら、優しく抱き寄せて]


 うん、これで眷属になれたよ。
 ありがとう、これでずっと一緒だね。

 おやすみ、僕の可愛いアリス。


[ちゅっと優しく額にキスを落として。
 初めての夜は甘く優しく過ぎていった。*]

(243) 2019/10/09(Wed) 11時頃

【独】 逃亡者 メルヤ

/*
チトフさんの病み具合が素敵すぎる

(-79) 2019/10/09(Wed) 11時半頃

【独】 炉の番 チトフ

 
 
[抱き合い温もりを分け合う夜。
 気付けばほろりと涙が一筋零れて落ちた。

 ――寂しい、哀しい、狂おしい。*]

(-80) 2019/10/09(Wed) 11時半頃

【人】 炉の番 チトフ

― 僕の孤児院を訪れた”アリス”のお話 ―
[この街には様々な孤児院がある。
 待遇のいい場所から悪い場所、普通のものと。
 ピンからキリまで色々な孤児院があるけれど、
 僕の孤児院はその中でもとりわけ良い待遇と評価される場所だった。

 だって、お金は有り余ってるんだもの。
 子供達の為に無償で運営している場所だもの。
 とびきり良い場所にしなくちゃね?


 出される食事は新鮮で栄養価の高い美味しいもの。
 服や玩具も美しいものを必要なだけ与えよう。
 温かい部屋、ふかふかのベッド。
 そして裕福な家庭と変わらぬ水準の教育。

 それを孤児達が成人し、
 立派に社会に出るまで無償で与え続ける]

(244) 2019/10/09(Wed) 12時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[そんな設備の整った孤児院だけど、整えすぎて逆に迎え入れられる孤児の数は他の院より少なくなる。
 僕のポケットマネーにも限界があるもの。
 (ならいっそ会社を潰せばいい?
  んー、そうするとアリスを養えないから、だめ)

 でもね、やっぱり可哀想な子は放っておけないもの。>>60
 母親を悪性腫瘍で亡くしたその子を、>>59
 巡って来た縁で僕はしばらく孤児院で保護したんだ。

 13歳なんて、まだまだ可愛い子供じゃない?
 だから、普通に院にいてもらっても良かったけど、
 本人が雑用を手伝ってくれるならありがたく受け入れて。

 すごく自立心のある子だなぁって感心しながら]

(245) 2019/10/09(Wed) 12時半頃

【人】 炉の番 チトフ

 
 
 ごめんね。
 本当なら成人するまで面倒みてあげたいのに、
 孤児院の定員が溢れてダメなんだって、
 偉い人が言うんだ。


[少し不服そうに眉をむにゃと歪ませながら。
 可愛いアリス――、ツヅラを見つめた]


 でも、それまでは僕の孤児院でゆっくり過ごしてね。
 子供はそれだけで愛されて然るべきものだもの。
 僕が守れる間はずっと守ってあげるから。
 だから、それまでは何の心配もしなくていいんだよ。


[慈しむように、叶うなら頭をぽんぽん撫でて。
 にっこりと無償の愛を、可愛いアリスへ]

(246) 2019/10/09(Wed) 12時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[そうして時が流れ、
 住み込みの下働きの紹介をアリスへ紹介してあげて。
 孤児院をアリスが去る時、
 アリスの微笑みを詰めた綺麗な小瓶を手渡して]


 いってらっしゃい、アリス――、いや、ツヅラ。
 君がここを去って大人になったとしても、
 僕にとって君はいつまでも可愛い僕の子供だよ。

 大人でいるのが辛くなった時、
 子供に戻りたいと思った時、
 そんな時はこのキャンディを舐めるといい。

 とても甘くて幸せな気持ちになれるから。


[そうして、にっこり笑って送り出そう。**]

(247) 2019/10/09(Wed) 12時半頃

炉の番 チトフは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 13時頃


【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

[白い女の肢体を見上げ
目を細めた。
心臓が不規則に打つ。
 これは痛み


仰臥した胸は重力で少し横に流れているだろう。

デコルテを縦断し、そのなだらかな谷に指がかかれば
喉を鳴らした微かな音が蝋燭の香に溶け消えた]

(-81) 2019/10/09(Wed) 13時半頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ




[まだ鬱血して腫れているものから
消えかけて仄かに色が残っているだけのものまで

散らされた牙痕は、やがては順に治るけれど
求められた刹那の紅い記憶は、内にひそやかに降り積もっていく]



[長い髪の先が素肌に触れて
薄く染まる息を吐いた]

(-82) 2019/10/09(Wed) 13時半頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

[そうだ、
ベッドに引き入れられ、肩を押されて
彼女の下に組み敷かれている
その受動態の”体裁”を得て、ようやく

馴れた獣のように思考と筋肉の緊張をほどく]



[シャツのボタンを自ら外し前を寛げるのは、洗濯物の手間を減らすため、だ]

(-83) 2019/10/09(Wed) 13時半頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

[蜜蝋の香りと柔らかなシーツと縫いとめられた褥、
そうやって条件付けを絞ることで

夢のひとつ奥へ浸潤してしまっても、また戻ってこられる]

 ……


[両腕の肘を曲げ、頭上に上げるようにして枕のあたりのシーツをそれぞれ握り込んだ。
両腕を抑制しておけば、幾つかのリスクを減らせる]


 …
 ヴェルヌイユ

[顔ごと視線を外して頬をシーツに当てた。
ほら好きにしろ、と名を呼ぶ声は、褥以外と比べれば随分と、やわらかい**]

(-84) 2019/10/09(Wed) 13時半頃

【人】 公証人 セイルズ


[歴史の授業というのは眠いものなのだろうか。

随分昔に卒業した吸血鬼も
歴史の授業は少し眠そうに見えた。
そういえば、自分のところに来るのは彼の眷属だったな、と
ちら、とそんなことを考えていたら

ぱちぱちと瞬きを繰り返し眠そうなミルフィと目が合った。
彼女に回答を促す。]

(248) 2019/10/09(Wed) 13時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 ……よろしい。

[五人の名を聞き届けて頷くと、
セイルズの講義は帝国の華やかな時代へと向かう。
受験勉強の知識だけでなく、
大学らしい知識、知見を伴って。

授業のおしまいにレポート課題を一枚出したところで、
時間をはみ出すことなく、講義は終了する。

参考書を手に質問に来る生徒たちと談笑を交わしながら
現代的な吸血鬼は娘の端末に一言、]

(249) 2019/10/09(Wed) 13時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 『寝ちゃ駄目だぞ』

[とメッセージをよこした。

大学の時間はゆるゆると流れていく。
次の講義の時間が近づけば、吸血鬼教授は教室を後にし、
自分の予定を確認してから研究室に向かうのだ**]

(250) 2019/10/09(Wed) 13時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 14時頃


【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

[鼓膜を震わす声の質が変わる
 ふだんよりもその輪郭はあやふやで
 擽ったささえ覚えるほど]
 
 
[ふふ、と笑みを深くして
 仕事を一つ減らしたご褒美はまず首筋へ]

(-85) 2019/10/09(Wed) 17時頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

[吸血行為そのものに快楽が伴うことは知っている
 けれど、それだけじゃ単調すぎる
 ワインも交響曲も複雑な方が深みが増す
 ――少なくとも、それが女の好み
 
 
 夢は濃密な方が頭に残るでしょう?]
 
 
[刻んであげる その肌に
 紅いくちびるの痕を散らして]

(-86) 2019/10/09(Wed) 17時頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

[指先はこんどは彼女の内腿を這う
 そうやってひとつひとつ彼女のかたちを確かめていくの
 
 たとえこの指が
 彼女の味をすっかり覚えていたとしても*]

(-87) 2019/10/09(Wed) 17時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

["大丈夫"と眷属は言う。
 然しながら最初の頃こそ原初。
 本質的な姿であると言える。

 何を怖がっていたのかは未だ未知であるが、
 寄り付かなくなったのは我慢しているだけだろう。

 だからこそ身体を重ねてきた]


  今日も良い声だ――


[甘さを覚えてしまうまで腕の中で鳴かせてきた]

(-88) 2019/10/09(Wed) 18時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ


  自分で?
  それでは興ざめだ


[腕の中で色狂わせ寂しさを忘却させるために可愛がってきた]

(-89) 2019/10/09(Wed) 18時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ


  初めて逢った時と比べると良い色になった
  手はそのまま――


[露わとなった蕾は小さいままだ。
 大きくはならなかったのは揶揄うことが多いが、
 別段嫌いだからそうしているわけではない。
 子どものような体形ではあるが、
 それ自体は悪くはなく好きな方である。

 頭を胸元へと近づけ真っ赤な舌を出す。
 鼻先でカップを押し上げ
 ぬらりとした舌先がメルヤの肌に触れると
 大きくない胸の範囲を外側から順に舐めていく]

(-90) 2019/10/09(Wed) 18時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

[その動きは円であり色づいた輪に触れると
 一度離れて次には開いた大口が胸全体をしゃぶる。
 それもまた少しずつ範囲は狭まり
 次第に唇は色づきだけを捕らえていき、
 最後には、ちう、と音と立てて"吸い"あげた*]

(-91) 2019/10/09(Wed) 18時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

  いいや、成体にならないのが良い
  羽化しきってしまえば大人だが、
  蛹は未だ子どもと言える……

  そうした者もまた良いらしいぞ


[>>238髪も送り出す日には梳いてやろうか。
 普段仕事場から出ない関係上、
 見目に気遣うことは普段はそう多くはない。

 合法ロリ...最近では主役である自分よりも
 メルヤの方が人気があるようだ
 裏の仕事の話だが]

(251) 2019/10/09(Wed) 18時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

  他のものもあるが……
  例えば狸の尻尾みたいなのがついた帽子だ


[>>239どうやらふわふわは気にいったようだ。
 確かに制服のように見えるが
 成程――次は学園物が良いということか]


  分かった、これを買おう
  後は猫パーカーだな
  こちらも着てみるか?


[パーカーを差し出し脚元に買い物籠を置く。
 脱いだらそこに入れれば良い]

(252) 2019/10/09(Wed) 18時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

  服の次は土産と――言っても
  同じリンディン内だからな
  ……カレーで良いか

  買い物が終わったら寿司にして、
  それから……


[やることは沢山あるがこうして
 一緒に買い物をするのも稀には良いだろう*]

(253) 2019/10/09(Wed) 18時頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ


[体温が上がり、目許がが染まるのを感じていた。
頬をシーツへ押しつけ、前髪に隠れた瞼を閉じる。

指が私のかたちを観ていく蝕
唇が肌に散らす、もどかしく弱い痛み]



[筋肉のうねりも細切れの吐息も、閨の秘事と甘く晒して

蜜蝋の甘さに溶け込む体温の馨り]

(-92) 2019/10/09(Wed) 19時頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

 、
 我慢が、できて 良い子


[まるで前戯として機能する──というかそのものの──愛撫が、苦手だった。
けれどこれが行われなくなるとすれば、
吸血鬼が血そのものへの衝動に強く駆られているという末期症状の示唆でもあるかと思考すれば
複雑な感情と複雑な快楽と、複雑に積層する濃密な夢]


 甘たるくて、気持ち良くて
 ハ……眠くなって、くる

[揶揄を嘯き、
上のあたたかな重みを感じながら膝を立てた。

頭上でシーツを握ったままの腕の代わり
下肢が揺らめいて主人の体へ懐こうと*]

(-93) 2019/10/09(Wed) 19時頃

【秘】 読書家 ケイト → 炉の番 チトフ

[私を救ってくれた優しく触れるだけのキスは
形を変えてく。
私が知らない間に、私を創り変えてゆく。

咥内に侵入して、なぞってゆく舌先。
瞼を閉じればより感覚が鋭敏になる。]

  ねぇ、これ、ヘン……っ
     ふわふわって、ん、……ふぁ

[最初からまるで、身体が知っていたみたいに
絡まる度に甘い疼きが欲しくなって

おずおずと不器用に、絡みつく舌に応えてゆく。
自分からも絡ませて。

耳元で混ざりあう水音が響いて
つう、と銀糸を滴らせたまま口唇が離れるのを
名残惜しいと思う間もなく。
首筋の新たな甘い刺激に声を漏らす]

(-94) 2019/10/09(Wed) 19時半頃

【秘】 読書家 ケイト → 炉の番 チトフ



  気持ちいい……?キモチ……イイ、ん

  ……や、ぁっ


[耳元で囁く吐息にすら身体の奥は反応して。

――ガマンって、なに?


柔らかな胸が形を変える度。
巧みに先端が捕らえられる度。

イヤイヤ、って首を振る。
こんなの、知らない。

私の身体なのに、知らない感覚が、快楽が襲うのに]

(-95) 2019/10/09(Wed) 19時半頃

【秘】 読書家 ケイト → 炉の番 チトフ

[割り込むように差し込まれた足で
秘所からはぴちゃり、くちゅ、と厭らしい水音が下着を濡らす。
どうにかなってしまいそうで、こわい。]

  ひゃあんっ!
    やぁ……、っ

  …………っ、ん、

   ……これで、わたし、ちゃんと
   けんぞ、く、なれる?
  

[我慢しなくてイイ。
ガマンしなくて、いい?

眷属になるために、必要だから?
とろんと惚けた眼差しで、次は何を、って
怯えるように、期待するように、
そしてまた口づけを乞うように*]

(-96) 2019/10/09(Wed) 19時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
相方様は相変わらず天才だな…

(-97) 2019/10/09(Wed) 19時半頃

【独】 刻字座 ヴェルヌイユ

/*
ハァ〜〜〜〜いまさらながらセイルズおじさんとミルフィちゃんの物語を読み解いている
(つまりはようやくログをまともに読んでいる)
 
なんとよい関係性だ。。。。とうとい。。。。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
よく読まずにロリコンおじさんだと思いこんでいてごめんね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
どうかそのまま美しい父娘でいて。。。
 
どすけべのことしか考えてないBBAですいません

(-98) 2019/10/09(Wed) 19時半頃

【独】 刻字座 ヴェルヌイユ

/*
どすけべ!!!!!

(-99) 2019/10/09(Wed) 19時半頃

【人】 読書家 ケイト

―― 声を失った少女の話 ――

[ 虚ろな少女がアルブレヒト医院へ
小さな友人に手を引かれやってきたとて>>0:499


長い永い時を過ごす医師の記憶の片隅に
果たして残っているかは、少女の知る事ではなかったけれど
それは確かに、
カルテの中のひとつに、その名は刻まれているかもしれない。]


  …………、



[そしてその名が、"ケイト"であったか。
"アリス"であったか。

それも、少女が知ることではないのかもしれない。]

(254) 2019/10/09(Wed) 20時頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

[触れ合う肌の温度が上がっていく
 
 三半規管から脳へ
 毒が回るように沁み入る陶酔
 
 より色濃く馨る彼女のにおい]

(-100) 2019/10/09(Wed) 20時半頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

[形振り構わず喰い散らかしはしない、ということは
 
 その血肉ではなく
 彼女そのものに執着している証
 
 といえるのだろうか
 今のところは]
 
 
 ……あら、
 じゃあもう少し、痛くした方がよくって?
 
 
[首筋から胸へと彷徨う唇がいちど留まり
 やわらかな乳房のふくらみに軽く歯を立てる]
 
 
[主従の噛み痕が多く残るのは彼女の胸元
 喰らいつくなら柔らかい肉がいい
 その方が、彼女、を感じられるから]

(-101) 2019/10/09(Wed) 20時半頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

[けれど今は、すこしの寄り道をしただけ
 主の唇はさらに下へ
 
 それも、女の気紛れか
 
 いいえ、「さっき食べたから」
 理由はそんなところ]

(-102) 2019/10/09(Wed) 20時半頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

 
 [知ってるかしら、ねぇ
 
  甘いのは血だけじゃないのよ]
 

(-103) 2019/10/09(Wed) 20時半頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

[女の指は揺らめく下肢の艶めかしさに誘われるまま
 
 甘く馨る彼女の芳香が
 より強く湧き出づる秘裂へと*]

(-104) 2019/10/09(Wed) 20時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

――蒼佑の本棚――

[時代の流れに乗って、最近では電子書籍の購入や読み放題サービスも利用しているが、やはり生まれた時代の習慣の所為か、男は紙書籍を好んで購入していた。

 クチキ アオが翻訳した書籍は原著と読み比べる為に両方買うし(それは同居してアオの元に献本が送られてくるようになってからも)、大学というものに通ってみたいと聴講生になった時に購入した吸血鬼教授の講義の教科書も版を変えて複数所持している。料理にも凝る性質だからホライトラビット社監修のスイーツレシピ本も揃えていた。]

(255) 2019/10/09(Wed) 20時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[そして吸血鬼作家「ジャーディン・ヴィラドメア」の本は高さと薄さの異なるものが本棚の多くの面積を占めていた。そのことを知っているアオが手紙を読んで思案していたことまでは知らないが。>>100

 男は眷属となる前から吸血鬼作家の存在を認知していて、同人誌の「主人公」の物語がどのように閉じるのかが気になるというのを長生きしたい理由のひとつに挙げていたが、彼自身に自分を眷属にしろとアオにしたように迫ったことはない。読んでいてその奥の「筆者」の人となりが気になったのは後にも先にもアオだけだ。

 そもそも著作を読めば彼の「美学」は髭面の屈強な男を噛むことを許しはしないだろうというのは容易に推察できるのだがそれはまた別の話。
 
 何十冊目からか登場している細身の少女を愛でる吸血鬼の物語は実に生き生きとした筆致で描かれ、読んでいて微笑ましい。吸血鬼のステレオタイプを意識している節のある彼がSUSHIを食べるというのには驚いて、思わず自分も夕食にちらし寿司を出して(調子に乗ってサーモンで薔薇をつくった)、話のネタにしたものだ。*]

(256) 2019/10/09(Wed) 20時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

――リビング――

[抱き締めたアオの背後に、テーブルに置かれたままの開封済みの手紙が見える。
 封書の色に見覚えがある。今回の健康診断の案内だ。

 ふと、「依存症末期」と診断された眷属はどうなるのだろうと気になった。
 「処分」されたという話は聞かない。
 治療は不可能。
 ならば自分たちは何の為に愛しい主を置いて余所に遣いに出されるのだろう。



 依存症は不治の病。
 眷属が留守の間、主たちは余所の眷属を預かりながら「次」を探したり、眷属が早晩死んだ時の「乾き」に耐える練習をしているのだろうか。

 嗚呼それならば、遣いになど行きたくない。*]

(257) 2019/10/09(Wed) 21時頃

【人】 読書家 ケイト

[まだ、愛らしい白兎が
人の在り方を理解していない頃の話>>0:514

見目は綺麗に整えられていても
まともに食事を受け付けない身体は
影響をうけ、肌も荒れが見受けられるような。]


  ……( )



[2人が話しているのとは別の場所か。それとも。

声を失った少女は声の代わり、絵を描く。
お世辞にも上手いと言えないそれは


炎をまとう家の絵を。
黒色の人の影のような絵を。]

(258) 2019/10/09(Wed) 21時頃

朝茶会 ソウスケは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 21時頃


【人】 読書家 ケイト

[そんな1人の患者が居たことを。


かのひとが、もしくはそれを手伝う白の少年が>>0:629



覚えていたかは、





いまの私が、知る事では



やっぱり、無いのだけれど。*]

(259) 2019/10/09(Wed) 21時頃

【人】 読書家 ケイト

[沈んだベッドの上で>>218
おつかいの行き先に思いを馳せながら


――そういえば、今朝
ちゃんとご馳走さま、言ってなかった事を思い出す。



今日の朝ごはんの不満点と言えば
嫌いなピーマンがサラダに添えてあった事だったけど



甘いオムレツは嫌いじゃなかった。
美味しいねって、ちゃんとお返事できてなかった。]

(260) 2019/10/09(Wed) 21時頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン

[唇の端から漏れる声を褒められるたび
 耳朶が主人の声を拾うたび
 快楽を教え込まれてきた体が悦びに咽ぶ。

 動作を指示されれば
 言われた通り手は動かさず

 形の良い鼻梁が下着を押し上げる様を
 仰向けのままで見つめ]

(-105) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン


  ひ、あっ…… ん
  息が、熱く……て


[冷たい体を掠める主人の呼気が熱い
 こうして胸を弄られる時はいつもそう
 息の熱さに、つい文句を言ってしまう。

 それでも、体を重ねる際
 どんなに恥ずかしいことであっても
 主人の命令に抗うことがないのは──]

(-106) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト




  チトフ……くん、悲しかったかな



[おかあさんの料理の味を忘れそうになるくらい
ここでのお食事は美味しい。

最初でこそ、蜂蜜パンケーキやショートケーキ
クリームブリュレのような甘いものばかり並んだっけ]

(261) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン

[──彼がくれる快楽が一番良いと
 
 体に染み付いているから]

(-107) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[眷属の依存症状を認識する制度。
 話には聞いていたが、己には縁のないと思っていた。
 白い紙に綴られた案内もお役所仕事らしく簡潔簡素。

 一枚目には己の眷属の行き先、彼の義務が、
 二枚目にはこの場へ迎える子の名前、自身の義務が綴られている。

 己の医者と言う立場が選考に影響したかは知らないが、
 迎える子の名前には覚えがあった。

 確かカウンセラーへの紹介状を書いた記憶がある。]

(262) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン

[他の人の記憶は
 もう、覚えていない


         だって、
         それは要らないものだから]

(-108) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

[彼女の牙の味を、この身は深く覚え込んでいる。
切っ先が軽く乳房に窪みを作るだけで
とろりと熱い息を零すほど]


 スイートなだけじゃ……

[ねむいさ、と、 囁く声が掠れる]

[ぞわぞわ
粟立つ感触が下腹へ溜まっていく。

ああ、苦手、苦手だ
この感覚
中途半端に冷静で、余計なことを考えてしまいそうで]

(-109) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン

[皮膚を生き物のように舌が這う。
 ぬめぬめとした唾液の道が肌に残り
 ただでさえ冷たい体の体温を奪っていく。

 冷たいはずなのに、熱くてたまらない
 ぞくりと体を震わせれば、蕾を強く吸われ]


  ────あっ、は。ぅ


[体が跳ね、目の奥がチカチカとする。

 軽く達してしまったと
 声に出さずに唇だけで告げた*]

(-110) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ



[主人の容良い滑らかな爪を、
殊更に短く まるく
磨き整えているのは私だ。

ヤスリと磨き布と花の精油で丹念に]

(-111) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  そうした者も──ですか?

  あぁ、たしかに
  羊肉ならばマトンよりラムのほうが
  柔らかいからか価格も高いですね


[主人の言葉になるほどと頷く>>251
 とはいえ、自分は子供ではなく大人
 小さいのは見た目だけなので
 当てはまっているは疑問だけれど。

 手伝いはしていても
 主人の仕事のことはよくわからない
 だから蛹や生体の話に関しては
 単純に価格の違いと捉えるだけ]

(263) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ


   ……っ、ふ


[緩んでいた唇をふいに閉じた。
逃げを打とうとずり上がる腰の自由度は低い]

(-112) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  狸の尻尾はちょっと……
  兎なら邪魔にならないと思いますが


[それに狸の尻尾で白は違和感がある>>252
 白ならばやっぱり兎がいい
 そこまで考えて気がついたのが──]


  私は白が好き……みたいですね


[猫パーカーに関しては
 鏡の前で合わせれば平気と伝え
 両方とも体の前にかざして合わせ]

(264) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  お土産にカレー。ですか
  その場合、お鍋ごとでしょうか……

  あ、その飴も買ってもいいですか?


[予定を立てる主人の横を通り>>253
 買い物かごに飴の瓶詰めを勝手に追加する

 女の子の様な名前のついた飴
 確かアリスの微笑みと言っただろうか
 昔なら欲しくても手を伸ばせなかったもの
 こうしてねだれるということも、嬉しくて]

(265) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  次は食事ですね
  では、その次は──……


[傍に並び、歩いていく

 主人のそばを離れるのは嫌
 けれど、新しい服を着ることは楽しみで
 複雑な心境だと笑う*]

(266) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

 ― いつかの記憶 ―

[己の専門は死出の旅路を手伝う終末医療だ。

 だが、“医師免許を持つ吸血鬼”と言うインパクトのある肩書は人の記憶に残り易いのか、時々、吸血鬼だからと言う理由で、全く専門外の診察が飛び込んでくることがあった。

 己よりずっと年若い姿で時を止めた少年も、最初は確かそんな理由で訪れたのではなかったか。>>0:499

『精神的ショックで声が出せなくなる失声症ですね。
 投薬での治療方法も在りますが、お嬢さんはまだ幼い。
 まずはカウンセリングを試みては如何でしょうか。』

 あくまで己は精神科医ではないと断ってからの問診。
 幾つか心療を専門とするクリニックを紹介した気がする。
 無論、心に傷を持つ少女を不用意に刺激せぬよう、言葉と態度と、それに表情を選んで。]

(267) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

[皮膚よりも弱く柔らかな粘膜が、彼女の指を再び思い出す

乱れた水音が耳に浸潤し
低く甘く曇る声が、喉をも濡らした。

首をひねり、自分自身の二の腕へ目元を押し付ける。
爪を立てたシーツに皺を寄せ]



[下肢が主人の背にまきつくように絡む]

(-113) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[幼女から声が消えるような原因は幾つか思い至ったが詮索はしなかった。
 己が担当しないなら興味本位はプライバシーの侵害だ。
 ただ、紹介状に綴る為、『眷属ですか?』とは聞いた。

 その当時はまだ、彼らの間に血の繋がりはなかった筈。
 だから、少しだけ親身に心持を変え、御節介めくアドバイスを足したのだ。]

(268) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ



  [ふーん、そう

    なら涙も甘いんだろ*]

(-114) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[『不安と言うものは、放置しておくと悪化するものです。
  Mr.ホワイト。貴方が彼女を支えてあげてください。

  ――― あとは、……そうだな。
  お嬢さん、好きなお花は在りますか?

  Mr.ホワイトがお土産に買ってくれるそうですよ。』

 前半は医師として、後半は己個人の意見としての言葉。
 お大事に、と、対子供用の微笑みで締めくくった邂逅。


 
 ――――― それでも、まぁ、予感はしていたが。]

(269) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

 ― 現在 ―

 ……あの子じゃなければ逆に驚く。

[ポツリと漏らした呟き。
 己の眷属の耳に届かぬくらい小さく紡ぎ、過去の記憶を遡っていた意識を連れ戻す。過去ならいざ知らず己も同じ穴の貉だとは理解している。
 己も眷属を囲っている手前、何を唱えても説得力がない。]

 吸血鬼だからと特別な何かがある訳でもないけどな。
 背中に羽が生えていたり、尻尾を期待するなら、
 先に夢を捨てておけ。

[過去に没入していた一時を誤魔化すように冗句を足し、近い距離で瞬く瞳を覗く。
 彼が揺らした興味を目敏く見つけて。]

(270) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ


 親等が近い方が出来ることが増えるからな。
 眷属以外とも出来た筈だが―――、
 まぁ、大体想像通りの比率だよ。

[ロマンスとは程遠い現実的な相槌を打つ。
 彼の姓がシューマッハでなくなったと同じ理由。
 仮に彼の性別が女であったならと考え掛けて、直ぐに思考を放棄した。

 それよりも先に、越えねばならない嵐が己にはあるのだ。
 彼は幼いままで時を止めた癖、蓋を開ければ敏い中身にすり替わっていた。]

(271) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[ゆら、と視線を彷徨わせ、沈黙を噛む。
 一を聞いて十を知る彼は、概要だけで本質を問う。

 眷属の御使いは、ふたつの側面があるとは持論。

 長時間の別離に耐えうるか。
 ―――― 客を迎える主に耐えうるか。

 実際はしらないが、当家ではどちらも爆発物だ。
 取り扱い注意のレッドシグナルが脳内で鳴る。]

 出掛ける前からそんな顔をするなよ、フェルゼ。

[指腹が彼の薄い皮膚を慰め、言葉を選ぶ数秒。
 彼の懊悩を孕んだ視線は痛ましく、己の胸を刺す。]

(272) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[明らかな執着の中、時折見える彼の消沈に僅か安堵する。
 理性の欠片が見える時、己は彼を少しだけ信じられる。

 ――― 彼の自虐に癒えるなど、碌な主人で在るまい。]

(-115) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ


 お使いじゃなくても困る。
 診療所を閉めなきゃならない。

[彼が伏せれば仕事にならない。
 眷属でなくとも病気の折は精神が安定を欠くもの。
 それを己が放っておけるなら、彼は18で死んでいた。

 こんな風に歪まず、友情を想い出にして。

 二十年前に比べればずっと休院が増え、
 年中無休の診療所はいつしかそれなりホワイト事業へ。]

(273) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[平静を装い、彼の苦悶より眼を逸らす。
 罪悪感と不信感、そして自己嫌悪。

 己への執着に苦悶する彼こそ、
 自身が本当に得たかった彼ではないのか。

 淫らな行いを妖しく誘う魔性の彼ではなく。]

(-116) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ








 ……約束、だぞ

[だが。
 一体どうすれば、この誘惑に逆らえるのか。]

(-117) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[傷つく彼にしか、彼を見いだせない。
 それなのに、己の血で穢れた彼に逆らえない。

 彼が甘い声をあげるたび、彼はそんなふしだらな男ではないと葛藤し、執拗に彼の柔肌に穴を空ける。
 お蔭で最近の吸血は長く伸びる一方。
 ベッドに誘う彼の方が消耗する始末。

 本末転倒の言葉が脳裏に浮かび、瞼を閉ざす。]

(-118) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ


[結局その日も、開院は午後からになった。*]
 

(274) 2019/10/09(Wed) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─ バルコニー ─

[定期健診の手紙を読み、返事を任された
その、数時間後の夜明け頃。

唇から偽の煙を細く吐いた。
たなびく白いけむりは風が吹かなくてもすぐに薄れて消えていく。
ここ何年か、紙巻きではなく電子タバコを吸っていた。
メンソールリキッドにニコチンを添加した、リンディン製。

タールや煤は含まないがでも、外で吸っている]


 お菓子屋のホワイトね
 そういや

[寄りかかった手摺の縁を指でなぞる。
ああ、思い出した]

(275) 2019/10/09(Wed) 22時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─ 目つきの悪いアリス ─

[幼少期を陶酔型の悲劇のヒロインと過ごしてたりすると、自分を可愛いとか可哀想だとか微塵も思わなくなるものだ。
もっと困難に晒されている人もたくさんいるし、って

子供時代の終わり、
ちょうど母親が死んでから働き始めるまでの空白を埋めたのが、ホワイトラビットのロゴを見かけたあの孤児院>>245


思春期ではあってもまだ成熟していない体は
長細い少年のように
皮下脂肪がなく、皮の下はすぐ筋肉ぞ、という若木の時代
まだ烟草を吸い始めていなかったし、目の下に隈もなかった

けれど張り詰めた、世間知らずなのにキツい目をしたガキだったはず
  ……今は目つきが良いとは言っていない
  関係ないけど眷属になったら肌荒れまで良くなった]

(276) 2019/10/09(Wed) 22時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



 いえ……泊めていただけてるだけでありがたいし

[可愛い?アリスは孤児院の主人にそんな風に返した>>246
自分よりも幼い容姿の彼が大きな会社の社長で、吸血鬼だというのは周囲から知っていた。

子供はそれだけで愛されるべき、とは
随分すごいことを言う人だなと
そこが”孤児院”という場所だったから尚更、その価値観に驚いて]



[頭をぽんぽん撫でられて
戸惑ったことも覚えている。
どう反応すべきか困って、頭を優しく撫でられるのが大好きだった女のことを思い出して、それで
いやそうな顔をしてしまって慌てたりした]

(277) 2019/10/09(Wed) 22時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 22時頃


【人】 独尊隊 ツヅラ

[孤児院のことではもう一つ。
他の子の中に。”パパ”を狂信的に慕うアリス達がいた。
私はたぶんその子らの精神の危うさを感じ取っていたんだろう。なんだか母親に似た雰囲気、と思ったのは。

子供達の輪には混じらず、手が空けば自習用の参考書や書棚の児童書やコミックなんかの文字を追って過ごしていた]

(278) 2019/10/09(Wed) 22時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



 ……あのパパさんも、眷属を持ってるのか


[最後の日に貰ったキャンディ>>247

贈ってくれた方の厚意とは違っただろうけど
後々、子守の仕事でギャン泣きする幼児を黙らせる最終兵器として物凄く物凄く役に立った。

なにかで割ってしまうまでの数年、空になった小瓶も持ち歩いていたはず。

甘くて甘くて甘くて甘いキャンディだった**]

(279) 2019/10/09(Wed) 22時頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 22時頃


【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
潜伏おしまーい。

いやいやだめだって言い乍ら流されて乗っかってくれるグスティほんとかわいい。好き

(-119) 2019/10/09(Wed) 22時頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 22時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[既に陽が傾きつつある午後。
白亜の建物の外、白い野花の絨毯を視界に、
洗い立てのシャツとシーツを竿にかける。

今はきちんと下衣を履いているし、身体は……。]

 は──… だ、るい…
 そろそろ時間を区切った方がいいのか な

[ひとりごち、まだ熱の残る項に触れる。
声音こそ沈んでいるが、表情は頗る穏やかだ。
洗濯を終えると、その場にしゃがみ
ぷち、ぷちと、綺麗に開いた花を選んで摘んでいく。]

(280) 2019/10/09(Wed) 22時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

[達したことを素直に告げた唇を
 優しい口づけで労わろう。

 唇を吸い、舌を絡めていき
 喉奥まで深く染めあげていく。

 いくら身体が震えても、跳ねても
 主人の腕の中からは逃れられず
 そここそが安堵の地であることを教え込む]

(-120) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

  まだ、不安か?


[問いかければ口元を二人の体液が
 混ざり合ったものが垂れていく。

 不安ならば続けよう。
 怖いならより染めてしまおう。

 下着越しに触れる秘裂は既に開き
 熱に溺れていっている。
 くちり、と音を鳴らして様相を伝え、
 さて――もっと快楽が欲しいだろうかと答えを待つ*]

(-121) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【秘】 蝋燭職人 フェルゼ → 山師 グスタフ

[自身でも抑えようのない不安と焦燥を婀娜と変え、
淫らを装い彼を寝室に運んだのは他ならぬ己だが。

どうにも、ここ最近。
一度喰いつかれたあとの疲弊が増している。
いくら眷属とはいえ、構造上はヒトと同じで
失える血液に限度があることは忘れぬようにしなくては。

とはいえ、彼と己の疲弊の原因は。
"一度"に含む量より、"回数"に問題がある気も。]

(-122) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

炉の番 チトフは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 22時半頃


【独】 山師 グスタフ

/*
明らかに何か不純なことをしていそうなのに
その実、吸血行為以外はしておらず、
だが別に何も感じていない訳ではないというこの絶妙感が日々の労働に効く〜〜!

(-123) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 公証人 セイルズ

―― 内緒の子育て相談会 ――

[世界一可愛い、と愛しそうに語るチトフに
吸血鬼教授は目を細めて頷いた。>>234

聞けば、彼には随分と「アリス」に思いいれがある様子。
そこにどんな思い出が眠っているのかセイルズは知らない。
かつて「アリス」が何であったのか
知らないままに耳を傾ける。]

(281) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[――いきすぎた愛、とも呼ぶべき何かがあったとしても
内緒の子育て相談を交わす今この時には関係の無い事。

幼い吸血鬼社長の内心を知りえぬ教授は
先輩の顔をして、或いは父親の顔をして、
チトフに助言をする。

全く即物的な助言は
ただのお説教よりも効いたらしく>>236
ぱあっと表情を明るくしたチトフにつられて、
セイルズはにこりと笑った。]

(282) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 ああ、本当だとも。
 なかなか骨が折れるが、やってごらん。

[お堅い吸血鬼教授はロールプレイをしない。
けれども、いつもはどこか大人びたチトフが
子供めいて表情を曇らせたり、楽しそうにするから
やはりつられて>>236、父親めいた物言いになる。

――――あいされるべき子供>>231、に手を伸ばして、
その幼く小さな頭を大きな手で撫でた。]

 僕はね……
 娘のことも、楽しみだけど
 君たちのことも楽しみなんだよ。

[それは独り言にすぎないけれど
子供の将来を楽しみにする親の顔をして、
セイルズはそっとチトフの頭から手を下ろす。]

(283) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
ちょっとずつ踏み外していくみたいなソウスケくん良いなぁ。ツヅラちゃんの凄く常識人な感じも。

(-124) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[見目がどうあれ年が倍以上違えば>>230
”先人”は眩しそうに若い旅人が歩む道を振り返る。>>229

かつて自分が歩んだ道筋に、彼もまたいるのだろうかと。
かつて自分が感じた痛みを、彼も感じてはいないかと。]

(284) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【秘】 蝋燭職人 フェルゼ → 山師 グスタフ

[薄肌に舐めて、甘噛みと共に吸いついて、
犬歯が刻む浅い創は、彼の葛藤と躊躇そのもの。

はじめは困惑と苛立ちすら覚えた行為も、
いつしか病み付きになっていた。
ただ吸血されるより長い時間、痩躯を包む重さ。
熟れたよな色と腫れた皮膚に、漸く訪れる苛烈な刺激。

吸血鬼としての本能と欲求を煽り、
望まぬ行為を強いている罪悪感すら消え
至福のひとときに溺れる感覚。

最近は、刺激が過ぎて涙目に赦しを請う夜も幾度か。
止めてほしくないのに、怖くなどないのに
時折、没頭する彼の眼差しに慄くのは何故だろう。]

(-125) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 公証人 セイルズ

(まどろむような少しの間でもいい、
 飴玉を転がすような心の安寧があればいい。

 ――僕らはきっと、「   」なしでは生きられない)>>0:495
 

(285) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[娘と自分の幸せを願われれば、
軽快に笑って、「ああ」と相槌を打った。]

 ありがとう。

 "Happily Ever After."
 願わくば君たちの御伽の国(ワンダーランド)が
 長くありますように。

[天使様のような笑みを浮かべる彼と彼の眷属の前途を
もう一度だけ祈って――]

(286) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[>>263羊が例えにあがれば思わず小さく笑ってしまう。
 それでいて>>264兎の尻尾の方が良いと言うのだ。
 白色が好きだと認識するのだ。

 最初に比べると随分と要望が多くなったものである]


  マトンは癖があり、
  ラムの方が臭いも少な目というのもある

  兎は……それではあの帽子も買おうか


[次いでだとばかりに兎の帽子をかごに入れる。
 雪兎を頭の上に乗せるような帽子であり、
 冬場になれば丁度良いだろう]

(287) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

  鍋ごとはお前が持てないだろう
  鞄に入るようにレトルトだ

  気に入ったのがあれば入れると良い


[服を買い、帽子を買い、飴を買う。
 飴は「白兎」社製だったか。
 欲しいものができ、選べるようになり、
 強請れるようになり、嬉しそうにしている姿を見ると
 人間らしさが増してきたように思える。

 鞄は以前買い与えたもので良いだろう。
 カレーはヒグマカレーやクジラカレー。
 パンプキンカレーとレトルトカレーの詰め合わせを選んだ]

(288) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

  寿司の次は考えてはいなかったな


[買い物かごをレジに持っていき会計を済ませていく。
 荷物になるので即日配達を頼み店を出て、
 空を見上げると微かに星空が見えた]


  ……そうだな、プラネタリウムに行くか


[都会の空は星があまり見えないもので、
 そうしたものを見るのも良いだろうと
 傍にいるメルヤの手を握り街を歩く*]

(289) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[それから数年の時が経って
彼の会社から「トナカイのほっぺ」以外の菓子が出ても

吸血鬼教授はまだ、かの製菓会社の商品を買っているし
彼に出会えば新作の感想を述べたし
講義の途中でその小さな頭が見えはしないかと考える。

時折”子供”のことを話すこともあっただろうか。

生徒であり、子育て仲間であり、
セイルズから見て子供のようでもあり
そんなチトフとの不思議な関係は、
今日現在まで、穏やかに続いているはずだ*]

(290) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 22時半頃


【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン

[空気を求める様に動かした唇に
 主人の唇が重なっていく。

 与えられるのは酸素ではなく
 とろけるほどに甘い蜜

 飲み込んでも、飲み込んでも
 際限がないほど流し込まれる蜜に
 体も心も、全てが溺れていく。

 ひととき、唇が離れたなら
 飲み下せなかった蜜が顎を伝い、シーツを汚し]

(-126) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン


  不安……ではない、です
  でも、最後まで

  そうしないと夢に見てしまいそうで


[開いた花に誘い込む様に
 腰を動かし濡れた箇所を彼の指へ擦り寄せる。

 水を含んだ布が音を立てて
 それだけで下腹が疼くのを感じながら

 "ください"と、ねだるのだった*]

(-127) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

["落ち着いた"後、
改めて教えてもらった、彼が請け負う眷属の名には
──実のところ、覚えがなかった。

元より他人への興味が希薄な故に
決して多くない患者の顔も、印象が薄ければ残らず。

けれど、あの"少女"のことは覚えていた。
主と保護者の会話より、
少女が描き殴る絵の方が余程、興を注いで。]

(291) 2019/10/09(Wed) 22時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
 ───…、 ……

[如何にも、心に闇を飼っている様にかける言葉なぞ無く。
彼女が気づく前にと、傍らで灯していた蝋燭を消した。

いつか、揺らぐ灯りと温かな光に
彼女が癒しや安らぎを得られたらいい、とは思ったが
それを口にできる社交性は、当時の己にはなく。]

(292) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

── 蝋燭職人としての日常 ──

[コツさえつかめば、素人でも簡単に作れる蝋燭は、
住居スペースですべての作業が賄えるのも良かった。

始めは形を変え、次に好みの香りをつけ
それなりのものができるようになると
主以外にも見て貰いたくなって
待合室に飾ったり、興味を持ってくれた患者に分けたり。
ごく稀に、孤児院のマーケットや蚤の市に出品
することもあったが、すぐに面倒になってやめた。

もし、何処かの硝子職人くらい没頭できたなら。
今より主を安心させられたかもしれない。]

(293) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[少し早い食事は、誤差の範囲かもしれない。>>177
他の吸血鬼はどうか知らないけど、僕は特別行儀がいいわけでもない。
これまで日課のように蒼佑が訪ねてきては定期的に与えてくれてたから、ひどい飢えに襲われることもなかっただけで。

むしろ僕に言わせれば、律儀なのは蒼佑の方だ。
健康を保つために運動したり、料理のレパートリーを工夫したり。吸血時間を測ろうとしたり。

でも、こんな風に。
蒼佑から「食事」を迫られたことはなかった。]

(294) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

 
 ……やだ。
 今は…………食べたい気分じゃない。


[咬む躊躇いを口にしたなら。
いつになく焦りを帯びたその声に、びく、と小さく身体が震えた。>>178

 ────”依存症”。

これまで確信が持てなかった病の進行。
いつから、そうだった?
いま、一体どこまで進んでいる?

混乱しながら僕は、熱い肌に誘われるよう開きそうになる唇を懸命に引き結んで。
ふるふると首を小さく振れば、擦れた咬み痕から甘い甘い蜜のにおいが溢れて、目がくらむ。]

(295) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【秘】 常世倶楽部 アオ → 朝茶会 ソウスケ


[くるしいくらい、喉が渇くのに。

なんでこんなに。
押し潰されそうなほど、胸の方がくるしいんだろう。]
 

(-128) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 常世倶楽部 アオ



 ───……っ
 ちがうそうじゃない、


[聞こえた小さな囁きに、縋るように蒼佑の服を掴み。
僕は必死に、頭を横に振った。]

(296) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 常世倶楽部 アオ


 そういう意味じゃないんだ……
 言葉足らずなのは、わかってる。けど。


 ……僕は今、蒼佑を咬みたくない。

[もし僕が、いま咬んでしまったら。

脳裏に浮かぶ「彼女」の最期に、蒼佑が重なりかけるその想像に、気づけば小さく身体が震えていて。
ぎゅう、と服を掴む指先に力が籠った。*]

(297) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

── 出立前夜 ──

[憂鬱な"お使い"へのカウントダウンはあっという間。
外出へ前向きな姿勢を見せたかと思えば
10分置きに診察室を覗きこんでみたり、
ナイフで指や掌を傷つける回数も顕著に増えた。

始める前からこれでは、という憂いも混じり、
舐めて、と強請る表情もどこか幼く、心細げだ。

無理もない。
この20年、ひとりで外出した回数など両手で足りる。]

(298) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[講義が終わると、
 あたしは友達と連れ立って教室を出る。

 大学の友達に
 パパと喋ってるところを見られるのは、
 なんだか恥ずかしいじゃない?

 あたしも、難しい年頃なんだ]
 

(299) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[木漏れ日はきらきらと輝いて、
 大学に吹き抜ける涼風は爽やかだった。

 キャンパス内のカフェに友達とたむろすると
 次の講義まで暇つぶしに
 くだらない世間話をしていた。

 と、そのとき。
 ぷるるると携帯電話が震える。

 見れば、パパからの小言>>250が一通]
 

(300) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



 『寝てないもん』


[文章の最後に
 ぷんすこと怒った絵文字をつけて送信。
 寸でのところで寝るのを我慢したのだ。

 むしろ褒められてもいいじゃないか。

 携帯電話を鞄にしまうと、
 再び友人たちとの会話の輪に戻る。

 からん、とアイスティーの氷がはじけた]
 

(301) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[あたしとパパは、大切な家族で、
 父と娘で、先生と生徒で。

 それで、満足しているはずだったのに]
 

(302) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



[……我慢しなきゃいけなかったのに]*

 

(303) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

―― お使い前夜 ――


[明日の朝には
 会ったことのない吸血鬼に会いに行くと思うと
 なんだか寝付くことができなかった。

 幾度も携帯電話の時間を確認して、
 ベッドの上で寝返りを打って。

 あたしはするりと寝床から抜け出すと、
 パパの寝室の扉をノックした]
 

(304) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  ……パパ、まだ起きてる?


[返事が返ってこようが、こまいが
 あたしは寝室に入ると
 パパのベッドにするりと体を滑らせる。
 そのまま、パパのぬくもりを感じながら目を閉じた]


  なんだか、寝れなくって。
  でも、パパといっしょなら眠れる。


[子供の頃に戻ったように、パパに身体を密着させた]
 

(305) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[パパのぬくもりに、安堵感を覚える。
 一気に、睡魔があたしを襲ってきた]


  おやすみ、パパ。


[先程まで胸の内に巣食っていた不安は、
 すっかりなくなってしまった]
 

(306) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



"I’m so happy being your daughter."

 

(307) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[ふたりのお決まりの文句。
 微かな囁きは、夜の帳に消えていった]**
  

(308) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  マトンは癖があって
  ラムは臭いも少なめ……ですか

  私はそれなら、マトンの方が
  癖がないと食べた感じが少ないので


[好みというよりも、損得の問題>>287
 少量でも口に残るほうが単純に特だと考える。

 瓶入りの飴を選んだのもそう
 飴は無くなっても瓶は残しておけるから

 そんなことを話しながら歩いていけば
 また新たな品が追加され]

(309) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  兎の帽子と、えっとこのカレーは
  クマとクジラ……ですか

  喜んでいただけるでしょうか……


[違う意味でお使いに行くのが不安になる>>288

 万が一、お土産が気に入られなかった時のため
 瓶入りの飴も持っていこうと密かに心に決め]

(310) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
 グスティ、これ。"あの子"に渡してくれる?
 要らなかったら捨てていいからって伝えて

[そういえば件の少女は、
来院した時から眷属だったのだろうか。
過る疑問が主へと音にならぬのは、自らへの
不安の方が強いから。

気を紛らわすためにもと用意したのは
赤と白、緑を基調としたカラフルな小型のキャンドル。
形はクリスマスツリーやサンタの帽子に、靴下。

まだ、炎が怖いのなら、憎んでいるのなら。
そのままツリーのオーナメントとして飾れるように。

──彼女の身に起きた惨劇など、知りもしないで。]

(311) 2019/10/09(Wed) 23時頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 23時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[外に出れば、ぽつりぽつりと光る星>>289
 そして、思いがけずできた予定に]


  ──プラネタリウム……?


[それが何かは知らない

 けれど彼が与えてくれるものは
 全て、かけがえのないものだから
 
 これから訪れる未来を急くように
 手を握り返し、前へ前へと暗い道を歩いていく*]

(312) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【独】 読書家 ケイト

/*フェルゼくん……なんて素敵な
このこには狂気が足りない……

(-129) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

[腹の肉の柔らかさも好み
 しっかりとした筋肉の土台
 
 腿肉のしなやかさも]
 
 
[そのどちらにも刻むのは主従の証ではなく所有の証]
 
 
 しょうがない子ね
 
 
[眠らせてあげてもいいのだけれど
 深すぎる眠りでは夢も見られないもの]

(-130) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[あれから、彼の態度に変化はあったか。

あのような審査制度が成り立つということは
四六時中、傍にいた眷属が不在となっても
吸血鬼にとっては大した問題でもないのか。

むしろ気が楽だと、想ってやしないだろうか。
溜息の数が減る、と。]

 ……それから、…今夜も… 

[彼には再三、注意されているというのに。>>139
どうしても考えることを止められず、
肯定されるのが怖くて、直接確かめられず。]

(313) 2019/10/09(Wed) 23時頃

【秘】 蝋燭職人 フェルゼ → 山師 グスタフ

 
 ちゃんと、咬んで……飲んでくれる、よね
 僕がいない間、腹を減らさないように さ

 ……間違っても、よその眷属を咬まないでよ

[有り得ない、と分かっている。
何度となく言い含められても、主を信じているのに
こうした念を押してしまう。 まさに、病だ。

ぎゅ、とシャツの裾を引き、
いずれ己の赤で染まるだろう唇を見上げた。]

(-131) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

[さすがに“そこ”に噛み付いたことはない
 おんなの体で、一番繊細なところ
 それは身を以て知っているから]
 
 
[ぐ、と彼女の秘奥まで
 ひといきに差し入れた中指を、荒っぽく曲げる
 
 ――少し痛いでしょうけど、平気よね?]
 
 
[この指先が彼女を傷つけることはないもの
 他ならぬ、彼女自身のおかげで]
 

(-132) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【独】 炉の番 チトフ

/*
セイルズさんの拾いが上手くて神かって思うね!!

(-133) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

[そこからは苛烈なほどに
 彼女を高みへと追い詰めていく
 微睡みにも似た愛撫も絶やさずに
 胸焼けしてしまうほど彼女の肌の甘さと熱さを堪能して
 
 ――デザートには少し、重すぎたかしらね]
 
 
 ねぇ、
 
 
[女の息遣いにもだいぶん艶が滲んだ頃合い
 手探りで彼女の腕を探り当て]
 
 
 顔を見せて……、 ツヅラ
 
 
[見つめ合えたなら
 よりいっそう、彼女を感じられる]

(-134) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【独】 炉の番 チトフ

/*
な、なんか昼間はしゃかりきロル書けた気がして得意げだったけど、よく見たらロル取りこぼしてたり新しいロル来たりでどれから書けばいいんだうおおって今混乱してます。
でも、負けねぇからなー!!(ごろんごろん

(-135) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【秘】 刻字座 ヴェルヌイユ → 独尊隊 ツヅラ

 
 一緒に……堕ちましょう?
 
 ふたりで――
 
 
[彼女にひたりと寄り添って。
 蕩けそうな肌と肌を、交ぜ合わせるの**]

(-136) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【独】 刻字座 ヴェルヌイユ

/*
あいかわらず・・・・・????????(^o^)

(-137) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
 ……そんな顔しないでよ
 僕なら大丈夫、 大丈夫だ…から

 そうだ、帰りにお土産買って来ようか
 何が欲しい?

[腹の底に渦巻く深淵には届かなくとも、
何を按じているかまでは知り得なくても。

今は、重苦しい溜息と、苦い表情が欲しかった。
眷属になった瞬間の、死をも跳ね退ける強さが。]

(314) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

――幕間・考察――

[拠り所が主だけになるから依存症が進行するのだと、ふつうの人間ではありえない程長い年月を生きて来て男は確信していた。
 例えばいつも手紙を寄越してくる協会の吸血鬼>>1の眷属はかつて彼女の幼馴染で共に長く生きていると聞くが、その「彼女」には会ったことがない。外に出ない眷属の「世界」は主だけになり、病はもう手の施しようがないのだろう。
 他にも元々家族だったり家族となったりした眷属は愛情が閉じて死んでいったという文献は多く見受けられた。

 男は既に検索で古い新聞記事を見つけている。
 自宅で死んだ一人の女。
 きっと10年もたずに死んでしまった、アオの最初の眷属で――家族。

 彼の渇きを最初に満たした存在がたとえ故人で彼の母親であったとしても怒りが込み上げて来て、これ以上は危険だと、詳しい思い出話をアオに問うことは止めておいた。

 あの時点では引き返せた。
 そして自分が男で、彼と公的に「家族」になれない身であることがひとつのストッパーであると言い聞かせた。]

(315) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 『この映画面白かった、好きだなあの最後のシーン』
 『白にうっすら反射する水色が好きなんだけどさ、なっかなか上手く出せねぇんだよな』
 『美味いなこのアボカドってやつ。俺これ好きだわ』
 『おっ 新曲イイな。最近好きでさこのバンド』

[男にはたくさん好きなものがあって、たくさん依存先がある。
 自立した仕事を持ち、収入も衣食住も主に頼らなければ生きていけない存在ではない。

 それが男の自負でこれまでの病の進行を食い止めてきた意地だった。

 好きだと言うよりも尚雄弁な態度を取っておきながら、屁理屈のように自分が大丈夫な理由を毎晩言い聞かせながら眠った。
 それでも病は確実に、例外なく、男を狂わせていったのだ。]

(316) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

――リビング――

[苦しさを訴えて抵抗していた手が、震えながらシャツに皺を刻む。>>297

 食事時間の融通を言い訳にして。
 情に訴えるような真似までして。

 それでもなお、主は眷属の甘露を拒む。
 それが本気の嫌悪ではないことは、忙しなく唾液を嚥下する喉の音で知れる。

 彼はきっと気づいている。
 時間を測るつもりがなかった自分に。]

(317) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ



 ――そうか。
 悪かった。


[絞り出すように了承の言葉を吐き出した。
 そのまま抱き締めていたら、手酷く犯してしまいそうだったから、唇を噛み締めながら――うっかり流血して誘わないように細心の注意を払ったうえで――アオの身体を引きはがした。

 テーブルの上の手紙を読む。
 遣い先の名前を一瞥し]

(318) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ



 ……暫く籠る。
 ジャーディン先生への土産をつくらねぇと。
 最新刊のロリJKモノ危うくて好きだったし、感想伝える機会が出来て良かったわ。


[目を伏せたまま、リビングの出口へと重い足を引きずった。*]

(319) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 公証人 セイルズ

―― 回想:何でもない昼下がりの事 ――

[きっと、それは遠い昔の、何でもない昼下がりの事。]

(320) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[あらゆる学問の徒に学びの場を与えるリンディン大学は
その日は静かな秋晴れの空に包まれていた。

外のカフェテラスで学生達がランチを食んだり
本を捲ったりしている。
石畳からちらちら生えた白い野草を優しい風が撫でている。

現代では完全にカフェとして改装されているその場所で
一人の教授が、一人の医学生の傍に腰掛けた。]

(321) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[学生の姓は『アルブレヒト』といったかもしれないし
そうではないかもしれない。――些細なことだ。

数十年前か数百年前かもわからぬ昔のこと。
あらゆる学問の徒に学びの場を与えるリンディン大学でさえ
珍しいとされる「吸血鬼」の教授が
やはり珍しいといわれた「吸血鬼」の学生と相席した。
それだけのことだった。]

(322) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 やあ、 席が空いていないんで
 隣、いいかい。

[古い本を片手に、眼鏡をかけた教授は笑みを投げかける。
答えがなんであっても彼は座り、少しの間、
その吸血鬼の生徒と同じ時間を過ごした。

お互いの学問のことを話すこともあったかもしれない。
あるいは、吸血鬼について語ることがあったかもしれない。

それら全ては、
白い花を撫でる秋風のようにささやかに過ぎ去る。
昼休みの時間のお終いに、教授は生徒に対して
興味を持ったかのようにこう問いかけた。]

(323) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 歴史を学び、人に学び、
 かくありたい、かく終わりを遂げたい、と思えど
 なかなか上手くはいかないみたいだ。

 僕なんかは、
 歴史の中で死んだ彼らよりも
 ずっと長い時間を生きているのに……
 吸血鬼のくせに、いつも人間のように迷っている。

 君はどうだい。
 君は、長い時間をかけて、
 どんな風に生きてみたいと思う?

[どんな答えが返ったとしても、
教授は「そうか」と頷くことはしただろう。]

(324) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[白い花が風に揺られている。
リンディンの鐘が鳴れば、
同じ場に憩っていた人々も吸血鬼も別々の道を歩みだす。

それは遠い昔の、秋晴れの昼下がりの事。

”娘”のために手紙の封をあけた教授が、
何年も昔の記憶の扉を開けて
その昼下がりの事を思い出したかどうかは――*]

(325) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【独】 朝茶会 ソウスケ

/*
ま、また拗れた……w
最早様式美というやつなのかもしれない(ひらきなおり

(-138) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 23時半頃


【秘】 蝋燭職人 フェルゼ → 山師 グスタフ

[──これまで、その牙に指で触れはしても
唇を寄せたことはない。

彼の唇は己の肌に突き立てるためのものだから。
どれだけ衝動に駆られても、ぐ、と堪えている。

だって、変じゃないか。そんなの。
彼にとって己は、厄介な爆弾で、糧でしかないのに。
機嫌を宥めるのは、銀糸を梳く指だけで十分。


じゅうぶん、……。]

(-139) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
娘ちゃんへの恋心をいまだにつかめない教授である…

(-140) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
年頃の娘が密着してきたらやっぱりどきどきするものなの??世の中の父親の気持ちがわからない(父親キャラやっておいて

でもこのフリはどっきりしたほうがいいやつだよな
ぬー悩むな〜

(-141) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【秘】 蝋燭職人 フェルゼ → 山師 グスタフ

 
 僕からも……ご褒美、おねだりしていい?

[何を、とは続けぬまま。
平生の艶を欠いた誘惑は、果たしてどこまで届いたか。]

(-142) 2019/10/09(Wed) 23時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
[嵐すら、吹き飛ばしてくれると信じて。>>271]**

(326) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
こんなに一緒に何処までも
拗れてくれる神いらっしゃいます?

(-143) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

[最後までと強請る声に頷きを返す]


  俺の寝床に来れば良かろうに


[夢にまで見てしまうくらいならば、
 閨を共にしたほうが良いだろうと揶揄う。

 脚を開かせ身体を間に入れると
 片手を腰へと添え、片手で頬を撫でた]


  こうして毎夜求めてくれば
  不安も寂しさもないだろうに


[メルヤの部屋を用意してはいる。
 ただ絶対的にそれを使う必要はないというだけだ]

(-144) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

[唇を重ねてやり、身体を起こせば頬を撫でていた手を下げた。
 ズボンから屹立を取り出すと下着に手をかける。
 自ら擦り寄せてきたくらいであり、
 そこはしとどに濡れていた。

 下着をずらして屹立の先端を花の奥まりへと押し当てると、
 じわりじわりと中へと埋めていく。

 メルヤの蜜壺は身体相応にキツく狭い。
 それが大変心地よいと、少し入れては少し出し
 二進一退の心持で強請られたものを与えていった*]

(-146) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【独】 弁務官 ジャーディン

/*
ロリJKもの(合法ロリ

(-145) 2019/10/10(Thu) 00時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2019/10/10(Thu) 00時頃


【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
どれだけ頭がぽやぽやしてようと、
むしろそんな時こそ慌てず下書きをした方が
良かったな……
なんか支離滅裂っていうか破たんしてないか怖い。

そして圧倒的に少ない行動描写!
完全に主さまの読解力に寄りかかってる自覚はあります。

(-147) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

[ごく控えめに低く抑えられた、
それでも雄弁すぎるほど甘く鳴く声]

(-148) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

[体温であたためられて、匂い立つ肌と蜜の甘い香り]

(-149) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

[高みに追いやられて幾度もしなる体
震える筋肉や、吸い付くように愛撫に応える肌]

(-150) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

 ぅあ、 は
 ヴェルーー

[腕を引かれて、自らを戒め続けていた指から力が抜ける
近い。
間近な双眸に見つめられ、見つめ返すこの瞳すらきっと甘く煮崩れている]

(-151) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

[隠していた堰を失って溢れた涙は、
彼女の舌に甘かったか、苦かったか]

(-152) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[無地のノートを開く。
高級ではない、ただの安いペンを指の間でクルクル回した]

 ……


[日記は単語ひとつのこともあれば、一ページびっしり埋めることもある]

(327) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

  や…
     言うな……

[頷いてしまいそうになるから。
探り当てられた手は、女たちの指と指を繋ぎ、
縋るように強く握り合って]

(-154) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
いや、でもフェルゼ自身
天然の恋心と依存を混同しているし、だからこそまともでいなくちゃと思ってるし、何ならグスティを狂わせてやりたい…でも…みたいに既に情緒がぐっちゃぐちゃだから……

なんて言い訳はさておき。
前から思ってたけど、わたしはももてんさんの目を通して見る自分のPCが好きなんだなあって今回特に強く思う。 

僕の目から見たグスティはちゃんとお伝えできてるかなあ。この、優しくてかっこよくてずるくてダメな大人像が完璧に好みでこんなん無理、無理。

(-153) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【秘】 独尊隊 ツヅラ → 刻字座 ヴェルヌイユ

 ぁ、ぁ   ──

[今だけ、今だけ
このベッドのとばりの中でだけ
それなら夢の深みに堕ちても戻ってこられる。

蕩けそうな思考で、擦り切れそうな言い訳を唱えて]




[肌を蕩け合わせ、ひたりと寄り添った。
彼女の五感すべてへ我が身を饗して、

きっと最後には、その背に自ら腕を回しさえしてしまうんだろう**]

(-155) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

  メルヤ、良い機会だから覚えておくと良い
  この世界にカレーが嫌いなやつはいない


[>>310それが世界の真理であるかのように諭す。

 嗜好品としても良いものだし、
 眷属の血を飲むことを我慢し
 泥臭い血を服用する際に用いることができる。
 生卵を落せば尚美味しいし温めるだけで良いのも点数が高い]

(328) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

  それに焼き菓子など普通ではないか
  時には刺激的なものも必要だぞ


[何も問題はなく一石四鳥くらいだとアピールする。

 >>312そんな他愛もない話をしながら
 プラネタリウムに到着すると大人1枚、
 中学生1枚でチケットを購入した]

(329) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

  プラネタリウムは星空を見れる場所だ。
  ドーム状の天井に写すんだが……
  見た方が早いな


[チケットを二枚一緒に渡して半券を受け取り中に入る。
 この時間はあまり人気がないのか人気は少なく、
 適当に真ん中付近で見えやすそうな席に腰を落した。

 メルヤを隣に座らせれば間もなく開始される。
 暗い道、暗い室内。
 その天井に幻想の星が瞬いては
 ナレーションの解説が耳に届きはじめたろう*]

(330) 2019/10/10(Thu) 00時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

Z月, X日

生理現象だから。

ヤク中もアル中も生体反応だから。


吸血がきもちいいのは生理現象だから。
セックスにハマるのも生理現象だから。


依存とは関係ない。全然関係ない。はい関係ない。

(331) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

定期健診、行くことにした
相手はたぶん知っている人だ
恩もあるし礼は言っておきたい




行って帰ってくることは出来るだろう
この病気が精神疾患である以上、自己暗示でもプラセボでも、とにかくセルフコントロールは効果がある
問題が起こるかもなんて考えないことだ。


うちの奥様、置いて行くの心配だけど
いやまじで。目のこととか関係なくちょっと浮世離れした重度の引きこもりだし。

セクハラエロババアってここに書いてもいいと思う?

やめとく。

(332) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

― 甘い甘い、アリスとの蜜月 ―
[アリスを眷属にしてから時折その血を啜る。>>212
 甘く狂おしいそれは、
 まさしく”蜜月”と呼ぶに相応しい甘さだった。

 僕に血を捧げてくれる君の甘さに溺れていく]


 可愛いね、アリス。 すごく可愛いよ……。


[ベッドの上、耳元で囁く愛の言葉。
 (君は初め、ケイトって名乗ってたね。>>0:364
  でも、今は僕のアリスだもの。>>216
  ケイトじゃなくて、アリスだよね。>>217
  うん、そうだね、きっとそうなんだ。
  名前を変える遊びも飽きちゃったんだね。
  うん、分かる、僕分かってるよ)]

(333) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト


[数を重ねるごとに大きくなる甘い声。
 その声だけで狂おしいほど愛を注ぎたくなる。

 唇を深く重ねて舌を絡めて唾液を啜り、
 蜜壺に指を差し入れその蜜を指で掬い取っては見せつけるようにアリスの前で舐めとり飲み干して]


 ほら、これが愛の証だよ。
 君が僕を全身で愛してくれる証だよ。
 すごくすごく嬉しいよ。
 さあ、もっといっぱい気持ちよくなろうね?


[ぐちゅりぐちゅりと蜜壺を指で掻き交ぜて。
 数多の夜で探って覚えた感じやすい場所を責め立てて、
 唇に、首筋に、乳房に、体のあらゆる場所にキスをして]

(-156) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト

[やがて君の体が限界を迎え、
 達してしまう頃合いを見計らって]


 ……愛してるよ、僕のアリス。


[かぷりと、その豊かな乳房に牙を立てよう。
 そうして溢れ出る甘い血を、
 赤子が母の乳房に吸い付くように飲み干していく。

 ああ、甘い、
 もうアリスなしでは生きられないほどに。
 (ずっとずっと、そうだったけれど――)]

(-157) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

― 穏やかないつもの朝食 ―
[朝食でもアリスはきちんとお仕事をする。>>213
 きちんと身なりを整えて、
 しっかりとスケジュールを確認して、
 (昨夜の可愛く乱れた姿との差異を思って口元を綻ばせ)

 定期健診の申し出をすれば、少し渋る君]


 んー……、嫌なら行かなくてもいいけど。
 僕としては頑張る君の姿が見たいかな?
 ねえ、だめ?


[君の「だめ?」に僕も「だめ?」と返して。
 ほとんど敷地の外に出ない君。
 外に出たらどうなっちゃうのかなぁって。
 疼く好奇心と嗜虐心(内緒だけどね)]

(334) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[お小遣いを渡せば分かりやすく困惑する君。>>215
 欲しいものはない。
 そう言われ、僕も困った顔をしてみせて]


 ……そう? ならいいや。
 お使いが終わったら真っ直ぐ帰っておいで。
 帰ってきたら美味しいお菓子を一緒に食べようね。


[出かける準備をするらしいアリスへ、
 励ますように頭を優しく撫でてあげて]

(335) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[部屋へと戻るアリスを見送って。>>218
 (ごちそうさまってちゃんと言ってたよ。
  君は上の空だったけど!>>260

 テーブルの上、空になったアリスの皿。
 「ちゃんとピーマンも食べれて偉い」
 それを言い忘れてたなと思い]


 今日は褒めてあげるの、忘れちゃったな。


[今からでも褒めてあげようと、
 アリスを追いかけ席を立つ]

(336) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[やや情緒が心配されそうな日記が出来上がってしまった]

 まあ
  いいか

[ペンをさしてノートを閉じる。
咥えていた電子烟草をケースに戻して、屋内へ戻ろう。
朝食は何を作ろうか]


 オムレツ
 オムレツだわオムレツ

 トリュフあったっけ

(337) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ


[ここでの食事は専属のシェフを雇っての料理。
 常に贅を尽くし、栄養価も考えた最高のものだ。

 (最初はお菓子ばかりあげてたけど。>>261
  ウォルフォード先生の助言でバランスの良い食事を出すようになったんだ)

 全てはアリスの為に。
 そうしてお互い求め合い、(依存しあい)
 朝食で別れてすぐだというのに僕は君の部屋に足を運ぶ]

(338) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[こんこんっ、軽いノックを共に部屋の中へ。
 ベッドに身を沈める君を見て]


 ねえ、今日はちゃんとピーマン食べれたね。
 偉かったよ。
 アリスは嫌な事も我慢できる良い子だ。
 だから、頑張ったご褒美をあげなくちゃね?


[とんっとベッドの上に乗り上げ、
 君の耳元に唇を寄せて]


 ちゃんと外に出れるおまじない。
 してあげよっか?


[ふふっと楽し気に笑いかけ、君の答えを待つ。*]

(339) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[主人が起きているなら、
は?もう少し寝てなよだとか

メイドとしては怠惰極まりない声でもかけようか**]

(340) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

―― 静かな夜に ――

[今も昔も、願う――願い続けている。
愛するものの笑顔を。ただそれだけを。]
 

(341) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[読みふけっていた文献を閉じた。

ライトを消しても、昔のように絵本を閉じる音も
「おやすみなさい」を言うあどけない声もないことに
慣れてしまって随分時間が経つ。

疲れ目を揉んで伸びをし、ベッドに入り込んだ。
まどろんでいたセイルズの耳に、ノックの音が入り込む。]

 ……なんだい、ミルフィ。
 眠れないのかい?

[やはり、明日のことが不安なのか。
セイルズは少しだけ表情を曇らせ、
ミルフィのほうへ振り向こうとして――

その前に、するり、と入ってくるものがある。
セイルズはぱちぱちと眼鏡をはずした目を瞬きさせて
身を寄せてきた娘のつむじを見下ろした。]

(342) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[ドライヤーをかけて尚少しだけ濡れた髪から、
ふっと、シャンプーのものではない甘い香がする。

大きくなったなあ、という感慨と、
「女」になった娘への多少の動揺を抱えて
セイルズは彷徨わせていた手を、彼女の背に添えた。]

 この年になっても添い寝が必要かい?
 ……仕方のない子だ。

[そう囁くと、額に小さくキスを落とした。
それから、とんとんと彼女の背を叩く。
そして絵本を読み聞かせるように、静かに語りだした。]

(343) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 ――……パパの夢を聞いてくれるかい。

 僕はね……

  (嗚呼。
   例えばその白いうなじに深く牙を突きたてて
   十年来傷つけなかったその肌を暴いたならば)

 ……ミルフィが、優しい人を好きになって
 互いを深く愛して、
 

(344) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

  (首筋を食み体を食み
   他の誰にも触れさせた事のない体に触れて
   こころゆくまで愛することが叶うならば)

 ウェディングドレスは白が似合うだろう。
 君が晴れ着をきて、青い空の下で
 愛する人と挙式を挙げる……

  (――――白い肌を赤く染めて、
   ただ、自分のものにできたならば、)

 僕は新婦の付き添いとして式に出る。
 そうして、幸せそうに泣く君を眩しそうに見て
 こう、言うんだよ。

(345) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


   ”幸せにおなり” ……って

    (その時はじめて、僕はこう言うだろう。)
 

(346) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


   ( ”You are mine, my love." )
 

(347) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[見下ろしたミルフィの姿がクラリッサのものと重なる。
めまいと頭痛に襲われ、セイルズは奥歯を噛んだ。

首を横に振る。]

 ( ――ああ、なんて反吐が出る衝動だ。
   それ以上ふざけた事を考えてみろ、殺してやる。 
   畜生にも劣る思考、欲求。
   お前に父親を名乗る権利はない!   )

[ミルフィの背を撫でる指先が少し震える。
それを隠すように、
セイルズは彼女の体を軽く抱きしめると、
目を閉じ、昔と同じ言葉を呟いた。]

 ……明日はちゃんと起きるんだよ。ミルフィ。
 

(348) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

 
 "I'm so happy to be your daddy, my love."
 

(349) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


[何よりも娘として愛している。

――本能にきつく蓋をして**]

(350) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

―夜が明けて―
 
[朝の光は苦手
 べつに灰になったりはしないけれど]
 
 
[屋敷の主人が目覚めるのは使用人よりもずっと後
 
 だから怠惰極まりない声を聞くことはなかっただろうけど
 それはそれで損をしたと思う>>340

(351) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。

2019/10/10(Thu) 00時半頃


【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 そういえば、
 返事、出しておいてくれた?
 
 
[彼女に訊ねたのはいつごろだったか
 
 たぶん、日は変わる前だったと思うのだけど**]

(352) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【独】 覆面嫉妬団 ミルフィ

/*
ファアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜
セイルズうううううぅうう

(-158) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/10(Thu) 00時半頃


【独】 山師 グスタフ

/*
精査までは出来ないんだけれど、
吸血鬼さんサイドが葛藤してたりすると、
自分の中の葛藤大好きおじさんが、
良いですね!凄く良い葛藤ですね!ファンです!握手してください!!って喜んでしまう。

村建ての好きなものしか一番詰まってないから…。
どうしてもテンションが高い…。

(-159) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

刻字座 ヴェルヌイユは、メモを貼った。

2019/10/10(Thu) 00時半頃


【独】 公証人 セイルズ

/*
リアル状況考えて50発言は壁生産機とはいえおかしいんじゃないかなって思い始めた。
でも書きたいこと多すぎて増える。なんなら全然クラリッサ関連掘り下げられてないから時間がほしいのに時間がない。わろた。

(-160) 2019/10/10(Thu) 00時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[「彼」が逝って暫くは、伏せた師匠の世話と既に受けていた工房の仕事で悲しむ隙がなかった。
 師匠が逝ってからは、「眷属になって長生きをする」という目的の為に必死で、悲しみを感じる余裕がなかった。

 かなしさや怒りから遠ざかる一番の方法は没頭することだ。
 ニンゲンの脳は便利に出来ていて、辛い記憶は思い出そうとしなければ忘却していくし、怒りの衝動に至ってはたった6秒でアドレナリンの放出が終わりピークが過ぎる。

 さみしさも 独占欲も 愛着も 自己嫌悪も
 破壊衝動も 性欲も 執着心も ――この依存症も

 希死念慮も

 殺人衝動も

 金槌を一心不乱に振り下ろす内に自分の中から追い出してしまえば良い。]

(353) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[そうして遣い先への土産が出来上がったのなら、工房を出て日光を浴びて深呼吸をし、セロトニンを生成するのだ。鬱病患者の療養のように。

 自分は今回も問題なくクリアしてみせる。
 どんなに長く共に生きてきても、世界でもう他に誰も知る者がいない黒子の箇所すら互いに知っていたって、まだまだ生き足りない。]

(354) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[古文書に記されたざくろなら、血液じゃなくてもアオに美味しいと思って貰えるかもしれないと通販で頼んだのがまだ届いていないし、シューマッハ社にオーダーした革靴も受け取りにいかないと。

 そうだ、来週あたり台風が来そうだから、洗濯したら部屋干しが出来るように竿を脱衣所に置いておこう。
 此処にも誰かの眷属が来るならつくり置きを冷凍しておこうか。たまにはアオも外食したいかもしれないから止めておこうか。そもそも相手の好みも知らないし。もし一緒に食事を楽しめる程度の――そんなに依存症が進行していない人なら――ワイン片手に時間が過ごせるようにバターフィセルを焼いておけば、ガーリックトーストにするなり、冷凍のマグロたたき身を添付のたれとワサビとマヨネーズで合えて……いや待てワサビはきついかもしれない、いっそのことラスクにしておくか?そこだけでも聞いておくんだった。]

(355) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[それに帰ったらまた手製のポップコーンに色んなフレーバーを試しながら、プロジェクターで一緒に映画を観たい。

 上手く遣いが出来たなら、アオのガードも緩んであのアニメキャラクターみたいに「アオ、そーすけ、すきー♡」って言って……はくれないかもしれないけど、一緒に風呂に入……るまではなくても、髪を洗うくらいは許してくれるかもしれない。駄目かな。]

(356) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

ほら大丈夫。
 アオを想えばこんなにも幸せだ。**]

(357) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン


  ジャーディンのベッドへは
  いつも行くと癖になってしまいますから


[それに自分の部屋があるから。と
 揶揄う声に、辿々しく言い訳を

 脚と脚を開けば
 間に割り入るように入る彼の体
 温度も、柔らかさも自分とは違う

 ねっとりとした音を立てながら
 ずれた下着の隙間から熱棒が侵入してくれば
 この下着はもう使えないかも──と
 熱に浮かされた頭で一瞬考えて
 
 けれど、そんなこと
 すぐにどうでもよくなってしまう
 目の前の彼以外、何も欲しくはないから]

(-161) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン


  あっ────、く。ぅ
  あつ、くて……きもちい、ぃ。です


[蜜をかきわけ、熱い塊が中へと入ってくる。

 狭い道を押し広げられる感覚は
 とうに慣れ親しんだもの。

 それでも、与えられる熱はいつも新しい
 与えられれば、与えられるほど次が欲しくなる

 内側から蕩かされるような感覚に
 苦痛ではなく、生理的な涙を瞳に滲ませて
 まるで教え込まれたかのように
 自分からも、ゆるく腰を揺すっていった*]

(-162) 2019/10/10(Thu) 01時頃

朝茶会 ソウスケは、メモを貼った。

2019/10/10(Thu) 01時頃


【人】 常世倶楽部 アオ

[僕を抱き締めていた腕の力が緩んで。
引き剥がされるように、温もりが離れていく。>>318
急に寒くなったように感じる腕を、何気なくこすりながら。]

 …………。

[蒼佑は、納得してくれたんだろうか。
ずれた眼鏡を直し、見上げた表情からはとてもそうは思えなかったけれど。
今、それを言及するのはやめた。

ドアの影からこちらを窺っていたソラに気づけば、手招きして。両手で柔らかい毛並みを撫でれば、少しほっとしながら。]

(358) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 常世倶楽部 アオ


 ああ、そうだ。
 いつもの「おつかい」の手紙がきてたんだ。
 勿論、行くだろう?

[テーブルの上の手紙に気づいたらしい蒼佑を、振り返らないまま。さらりと決定事項のように告げる、「定期健診」。
さっきは少しばかり複雑な気分になった行き先が、今は少し有難い。]

 今回の行き先は、「ジャーディン・ヴィラドメア」。

 ファンだって言ってたよな。
 ついでにサインをもらってきたらどうだ。

[蒼佑の部屋の本棚に並んでいる、作家のひとり。>>256
僕も小説家としての名前は兼ねてから知っていたけれど。
世間には所謂「薄い本」というものが存在することは、暇つぶしがてら蒼佑の本棚を漁らなければ知らなかっただろう。

それは、たくさんある蒼佑が好きなもののひとつで。>>316
たくさんあるはずの、依存先のひとつだから。]

(359) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 常世倶楽部 アオ


 ……わかった。
 僕はもう少しここで仕事をしてる。

[ようやく顔を上げて蒼佑を見たけど、視線は合わないまま。
工房に向かうのだろう背中を見送ろうとして。]


 蒼佑。あんたは今も……
 いや、やっぱりなんでもない。


[今も、長生きしたいんだよな?

言いかけたその言葉は、躊躇いで飲みこんだまま。
出て行く背中が見えなくなれば、カラカラに渇いた喉の疼きに、ひとり顔を顰めて。
深く、ため息を吐き出した。**]

(360) 2019/10/10(Thu) 01時頃

常世倶楽部 アオは、メモを貼った。

2019/10/10(Thu) 01時頃


【人】 炉の番 チトフ

― グスタフ先生の診療所にて ―
[アリスを引き取った当時、
 アリスは口がきけなくなっていた。

 だから僕、お医者さんに相談しよって思ったんだ。
 僕は怪我も病気もしないからよく分からないけど、
 とにかく、お医者さんならいいかなぁって。>>267
 吸血鬼のお医者さんの所に行ってみたの。

 アリスの問診をしてくれる先生の話を聞いて。
 カウンセリングを勧められればそれに従おう。
 (だってお薬って苦くて嫌でしょ?)]


 カウンセリングで治るならお願いしたいです。
 その他にも、僕にできる事ならなんでもします。


[医者の治療の他にも、最も身近(になるよう僕が仕組んだ)な僕も何か出来る事は無いかと聞いてみたり]

(361) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 炉の番 チトフ

[紹介状を書いてくれるならそれを受け取ろう。>>268
 眷属かと聞かれれば首を振って]


 いいえ(まだ)眷属ではありません。
 でも、僕の大事なだいじなアリスなんです。


[そう言って、さらさらと紹介状の書類にサインを。

 そこに書かれた少女の名前はアリスではなく。
 ――『ケイト』と書かれていた]

(362) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 炉の番 チトフ

[それについて、踏み込まれなければ何も言わず。
 何か聞かれたならば不思議そうに小首を傾げ]


 ええ、アリスはケイトですね。
 でもケイトはアリスですから。
 どちらも僕の大事なアリスの名前ですから。


[なんて、謎かけのような答えを返しただろう。
 (僕は当然のような顔でそう言うけれど。
  むしろ、どこがおかしいのか分からない)]

(363) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 炉の番 チトフ

[アリスを支えてくれと言われ。>>269
 当然だとばかりに力強く頷いてみせて。
 好きな花について、先生がアリスに聞くから]


 そういえば好きな花を知らなかったね。
 言ってみて、僕が買ってあげるから。
 両手で抱えきれないほど大きな花束を買って、
 それを部屋に飾って毎日眺めよ?
 綺麗な絵を描いて額に入れて飾ろ?


[にっこりとアリスの手を優しく握って顔を覗き込んで。
 好きな花を聞けたらそのお花を買って、
 (花屋で売ってない野の花だったら、うぅん。
  野原に一緒に探しに行ってあげるんだ)

 お大事にと言ってくれる先生に礼儀正しくお辞儀をして、紹介状を手に診療所を後にした。*]

(364) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 炉の番 チトフ

― 診療所の白兎のような男の子 ―
[グスタフ先生の診療所には白い男の子がいた。
 なんだか儚げに見えるのに、どこか芯の強さのようなものを感じさせる不思議な子。

 僕が先生と話してる間、
 アリスと仲良く遊んでくれてたみたい?
 (綺麗な蝋燭が見えた気がするけど、よく見えなかった)

 帰り際、ちらっと机の上にホワイトラビット社のお菓子があるのに気付けば顔をぱっと輝かせて。>>194]


 わあ、アリスの微笑み! 僕の会社の商品なんです。
 食べてくれて嬉しいな。
 そのお菓子が君に笑顔と幸せを運んでくれますように。


[にっこりと愛らしい子供のように微笑んでみせて]

(365) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 炉の番 チトフ


[チョコが好きだと聞いたもの。
 限定品は手に入りにくいと聞いたもの。

 だからかな。
 今回の定期健診でチョコのお土産を選んだのは。>>132

 売り切れ続出の限定商品だもの。
 きっと喜んでくれるよね。
 そう、今回は会えないけれど印象に残った診療所の白兎さんを思い出してみるんだ。**]

(366) 2019/10/10(Thu) 01時頃

【人】 山師 グスタフ

[たった二十年。

 粗食で耐え忍んできた二百年以上の月日。
 美食に抗えなくなるまで十分の一も要らなかった。

 彼を得るまでは定期的に購入していた生餌を最後に買ったのも随分前のことだ。パウチの封を切っただけで胃液を戻し、己の業を思い知らされたのも。

 吸血鬼として咽喉を潤した後は大概診察室で腐る。
 仕事をする振りをして、満ちた胃袋を擦りながら。]

 身体の調子だけは良くなると言うから、最低な話だ。

 ――― 俺が我慢しないと、
 辛くなるのはあいつなのにな。

[溜息を零して古いカルテを纏める。
 他の診療所よりも当院はずっと死亡者のカルテが多い。
 保管期間も色褪せるほど長く。]

(367) 2019/10/10(Thu) 01時頃

炉の番 チトフは、メモを貼った。

2019/10/10(Thu) 01時半頃


【人】 山師 グスタフ

[指先で捲ったカルテの中。
 若くして逝った患者のカルテで手が止まる。

 その女性は経産婦には見えないくらい儚いひとだった。
 指を挟んだのは偶然ではなく、思う所があった所為だ。

 ここへ辿り着く患者の大概は全てを諦め死を望むが、その女性は―――、まぁ、有体に言えば悲劇に酔っていた。

 精神不安から鬱を患った訳ではなく、己の見立てでは性格故のヒロイスティック。流石に患者を差別するような恥ずべき行為はしなかったが、端々に見える無責任さに内心息を吐いたことは幾度か。

 他者の家庭に介入するほど偉くはないけれど、まだ幼かった子を思えば、どうか性格が遺伝でありませんようにと祈ったことも多々。
 祈りが通じたのなら、孤児院の紹介もしただろう。
 毎日死人が出るような診療所だ、簡単なアフターケアと葬儀屋の手配はその辺の死神より心得ていた。

 ともあれ、当時はその無責任さ、身勝手さ、奔放さ。
 どれにも呆れていたが―――、

 振り返れば然程彼女を咎められない立場になっていた。]

(368) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  この世界にカレーが嫌いな人は……ですか
 

[本当なのだろうか>>328
 ちらりと顔色を伺ってみたけれど
 そこからは真実は読み取れない。

 どうせお使いに行けばわかるのだから
 真実を確かめることは諦めて
 買ったばかりの飴を一つ口に運ぶ。

 カラコロと甘い味を口の中で転がしていれば
 やがてドーム型の建物へ着き]

(369) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  ………ちゅうがく、せい


[大人二枚ではなかった>>329

 視線で抗議してみたけれど
 止められることもなくあっさり通れてしまう。

 お子様特典としてもらったキーホルダー
 月と星のマスコットを弄りながら席へつくと]

(370) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[天井に映し出される無数の星々に息を飲む>>330

 いつも当たり前にそこにある空
 その中に、多くの星が隠されてるなんて
 ナレーションを聞いても、信じられなくて]


  お使いから帰ってきたら……
  ううん。そうじゃなくても

  いつか、映像ではなく
  本物の星がたくさんある景色を見たいです


[お願いしますね。と、未来の約束を]

(371) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[偽物の満天の星空の中
 一人だけぽつんと取り残されたようで


 綺麗なのに、少し怖くて。


 主人の手を握ったきり
 ずっと離すことはできなかった*]

(372) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【人】 山師 グスタフ

[窓の外には白い君。
 己の舌を肥やした元凶で、己のエゴが生かした魂。

 人の道より追い出した癖、彼の血を望まない。
 その血によって生かされていると言うのに。

 我慢比べになれば、空腹よりも先に依存症の限界が来る。
 己はそれを知っているし、彼は一層誘惑が上手くなる。
 
 口先でどんなお題目を唱えても、最後には彼が己に尽くす形に納まるのだ。その上で彼の献身に胸を痛める我が身がどれだけ傲慢か。]

(373) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[己がどれだけ彼の誘惑から逃れても、彼が誘わずにいられないことを知っている。
 その衝動を克服出来た眷属は居ないのだ。
 誘惑は心の在りようではなく、血の病の発露であった。

 故に誘われるほどに懊悩に苛まれる。
 罪の有様を突きつけられているようで。

 それなのに、最近は何処かで彼の誘いを待っている自分がいる。己に拒絶されても、彼は施しを止めらないと知っているからか。

 強情を張る時間が長いほど、彼の身体に多く穴が開いた。
 褒美の心算などないが、まるで諦めずにベッドへと連れ込んだ彼を褒めるよう。]

(-163) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[唇を宛がい、吸い付くだけだった吸血。
 肉厚な舌が創口を這い出したのは何時の頃からだったか。

 己が清廉を気取り彼の不興を買った時からだったか、
 断食を試み、彼が風邪を拗らせてからだったか。]

(-164) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[では。
 
 最初に耽溺する彼の肩をシーツに縫い留めたのは?
 痙攣する肌に五指を立て、咬みもしない腰に触れたのは?
 彼の視線を厭ってその顔を枕に押し付けたのは何度?

 

 ―――― 全部、彼が己を誘うから。]

(-165) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【人】 山師 グスタフ

[吸血行為の後の自己嫌悪は気が滅入る。
 
 患者に自身を重ねるなど愚かな行為だが、手にしていた保管期限の切れたカルテを纏めてシュレッダーへ放り込んだ。*]

(374) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

  着たくなったら何時でも来るがいい
  癖にならぬようにな


[言い訳に小さく笑いながら許可を与える。
 依存症が発症するのが
 遅れれば遅れるだけ良い。

 原初の願いを胸に秘めたままに、
 熱棒の先端を奥に届かせる。
 メルヤの中は狭く全てが収まるわけではないが、
 それでも随分と心地よい]

(-166) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

  良い顔をしているな
  こちらは癖になってしまっているようだ


[腰を引いて蜜を纏った熱棒を抜き、
 抜き切れる前に再び埋めていく。
 その動きを幾度か繰り返せば
 蕩けた蜜壺の中を次第に滑らかに
 動けるようになる。

 ブラのホックを外してやり
 胸元を解放してやれば
 身体を揺する度に色づきが動いていく。

 蕾へとキスを落してから吸い上げて、
 反対の蕾も吸い取れば今度は唇を奪い去る]

(-167) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

  ほら、段々と気持ち良くなっていくぞ……
  我慢など不要であるからな


[メルヤが腰を動かせば動きの度に違うラインを擦りあげ、
 腰の動きを早めていけば淫靡なる水音は止まることを知らない。

 ジャーディンはメルヤが達してしまうまで、
 緩急をつけながらたっぷりを快楽を与え込んでいく*]

(-168) 2019/10/10(Thu) 01時半頃

【人】 山師 グスタフ

[それでも適度に彼から血を与えられれば、不調とは無縁でいられる。反比例して情緒が危うくなるのは彼の方。
 特に御使いが決まってからは、悪化の一路を辿る。

 隠せない不安が彼から溢れ、眼を離した隙に自傷に走る。
 キッチンへの立ち入りを禁じても、根本的解決には遠い。
 彼の指を舐めながら、御使いの辞退を考えたのも一度や二度でない。
 
 決して甘やかしてきた訳ではない。
 彼の依存が進行せぬよう、医師として注意してきた。


 しかし、己は彼の血を啜り過ぎたのだ。]

(375) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【人】 山師 グスタフ

[Xdayが迫るほど、己も疲弊した。
 身体は健康そのものだが、彼に精神を削られる。
 原因は己に在る為、文句を言える立場ではないが。

 少しでも外出に意欲的な片鱗があれば喜んで鼓舞し、辞退の書類は鍵付きの引き出しにしまって鍵を本棚の裏に落とした。

 そんな己の行動が、彼の眼にはどう映ったか。]

 態々作ってくれたのか?
 嬉しいな、俺からも礼を言う。

 心配せずとも、ちゃんと渡しておく。
 俺は若い娘と縁がないから、有り難いよ。

[明らかに安堵した顔。
 客人を迎える態度が軟化したと雄弁な面差し。
 手にしたキャンドルを光にすかして覗きこみ。]

(376) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[医者として、
 どんな行為が彼の不安を煽るか知らぬ訳ないのに。

 彼が己の為に刃物を持つたび、診察中に影が見えるたび。
 一気に進んだ段階《ステージ》を自覚しながら、御使いを決行する。


 己は彼に何を求めて出しているのか。


 朗らかな顔を見せながらも、自分が恐ろしくて仕方がなかった。]

(-169) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【人】 山師 グスタフ

[そんな己の態度が彼を追い詰めるのか。
 恐怖と怯えの混じった誘惑は、いつもよりも淑やかだ。
 切れ味の鋭い皮肉すら飛んでこない。

 ただ、言葉尻に不安の火が灯っていた。]

 ……フェルゼ、今日は止めておいた方が良い。
 最近、頻度が高すぎる。

 貧血を起こしたら如何する。

[元凶が説いては台無しだが、彼は自身の健康を度外視する傾向がある。首を横に振り、彼の肩を慰めるように撫でた。
 眉尻の下がった顔は諭すようで、困っているようで。]

(377) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[けれど、何故か、興奮を覚えて。]

(-170) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【人】 山師 グスタフ


 いいや、何もいらない。
 ゆっくりしておいで。

[彼の声から焦燥を拾い、首を振る。
 確かに誘惑はいつも魅力的だが、最近の供給は過多だ。
 
 肩に触れていた掌が、ゆっくりと押し返す。
 ベッドへ誘われるではなく、寝かしつける圧は久しい。]

(378) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[醜い自分を咎める理性は、彼の怯えに殺される。

 唇を結んだ彼に見るのは、
 主治医と患者だった頃の面影。
 
 慎ましい声色は、己の悪辣を研磨する。
 舌は婀娜を撒く彼に、心はかつての彼に、飼い慣らされ、捉われ、何処にも行けず。]

(-171) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ



 ――― 良い子で御使い出来たら、な。


[零した声が湿って、彼の背を扉へと導く。
 良い子はもう寝る時間、起きていてはいけない。

 何処か急いた様子で彼を追い出し。]

(-172) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【人】 山師 グスタフ

[締めだした扉に片手をついた。
 真下へ落とした溜息ひとつ。

 ――― 嵐と呼ぶには凪いだ夜。**]

(379) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ



 ……なんて、醜い。


[眼下で荒れ狂い、滾り聳えていたのは。**]

(-173) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


[>>370中学生でも通れてしまうのはそうだろう。
 然しながらお子様特典は中学生に配るものだろうか。
 首を傾げながら席につきリクライニングシートを倒す。

 >>371零れた望みに頷きを返す]


  それなら旅行に行くか
  メルヤはリンディンから出たことはなかったろう


[リンディンも広いが世界はもっと広い。
 >>372寂しがり屋な眷属をそのままにしたのは己自身。
 手を握り返してやりながら、
 夜が明けるまで300年変わらぬ星空を眺めていた]

(380) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[上映が終わればヴィラドメア城へと帰還しよう。
 健診の日までに準備を進めていき、
 俺の眷属が一番可愛い状態で見送れるようにしておこう*]

(381) 2019/10/10(Thu) 02時頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/10(Thu) 02時頃


【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン

[来たくなったら何時でも──
 囁かれた言葉が甘く、甘く耳朶に残る。

 そんな風に甘やかされたなら
 際限なく彼の所へ行ってしまうから
 いけないとわかっているのに。

 甘い毒のような言葉にゆるく首を振り
 秘所を侵す熱にだけ意識を注ぐようにする
 熱に溺れることで他の全てに蓋をして]

(-174) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン


  あっ……、ひぁ、ン

  くせ、……には。だって、ぇ
  ジャーディンが教えた……からっ


[水音を立て、自分の中が掻き回されていく。
 熱棒が引き抜かれかけるたび
 無我夢中で彼の体を手繰り寄せて]

(-175) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 弁務官 ジャーディン


  んっ、あっ。やぁ
  おね、がい……


[我慢なんてできるわけがない。

 奥へ、奥へ
 髪一本、挟めないほど合わさりたいと
 貪るように一際強く彼を締め付けると

 白く意識が弾ける中
 うわ言のように彼の名を繰り返した*]

(-176) 2019/10/10(Thu) 02時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[彼女に決断を委ねたのは
 
 どうでもよかったのが半分と
 もう半分は、彼女がどちらを選ぶか知りたかったから
 
 己が命じれば彼女が従うのはわかりきっていたことだし
 
 
 けれど、やっぱり少し、
 どうでもよかった方が強かったかもしれない]

(382) 2019/10/10(Thu) 04時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[彼女の返答がどうであれ>>352
 何か補足があるにしろ ないにしろ
 そう、とだけ返して微笑んで
 
 だって、なんて返されようと
 口元だけの表情の変化なんてそんなもの]

(383) 2019/10/10(Thu) 04時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 お菓子屋さんだったわね。
 お土産お願いね。
 
 あれ、なんだったかしら……
 ええと…………
 
 
 
 
 『ブタのしっぽ』?
 
 あれ、いちど食べてみたかったの
 まだ作ってるのかしら
 
[ラジオで聞いたうろ覚えの商品名
 どれだけ前に聞いた記憶かも、あやふやだけれど]

(384) 2019/10/10(Thu) 04時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[本題はそこではない
 まあ、そこも本題なのだけど]
 
 
[彼女が“御遣い”に出るということは
 こちらへ来る”御遣い”を迎えるときは、己一人]
 
 
 うふふ、
 張り切っておもてなししてあげなくっちゃ
 
 ハニー、ベルベットの絨毯を出していおいてね
 
 
[応接間の掃除も念入りに…………彼女にやらせるとして
 お茶やお茶請けの用意も…………彼女がやるだろう
 あとは当日のメーキャップ…………も彼女の担当だ。
 
 
 はて。**]

(385) 2019/10/10(Thu) 04時頃

刻字座 ヴェルヌイユは、メモを貼った。

2019/10/10(Thu) 04時半頃


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