人狼議事


270 「  」に至る病

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【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
参ったな、めちゃめちゃ照れる

(-36) 2019/10/09(Wed) 00時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

―― 商店街 ――

[メルヤを連れて街へ向かう。
 商店が並んだ一帯は何時も買い物に来る場所である。

 最初メルヤを拾った場所からは随分と離れている。
 生活領域が異なるのだ。
 しめじたちと出会うことはヴィラドメア城にいる限りはないだろう。

 先ず向かったのは――]


  メルヤ、パーカーは試着してこいよ
  あと、このワンピースもだ
  カーディガンはこれな


[外行きの服も手渡して試着室に向かわせよう*]

(141) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

― 僕のアリスになりたかった子の話 ―
[それは、まだアリスが僕の眷属になる前の話。
 孤児院で僕に焦がれる一人の子がいた。
 あの日の聖歌隊にいた一人。>>0:437
 僕の眷属になりたいと希う可愛い子。
 髪をピンクに染めておさげにして、飾り眼鏡をした子。

 「お願いパパ、私をパパのアリスにして。
  見捨てないで、眷属にして傍にいさせて」

 そう言われるから、僕は困ったように笑う]


 ……どうして? 君は僕の大事なアリスだよ。
 見捨てないし、ずっと愛してあげる。
 僕の大事なだいじな子供。
 眷属にならなくてもそれは変わらないよ?


[不思議そうに小首を傾げてみせて]

(142) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[それでもその子は食い下がる。
 眷属になりたいのだと、
 本物のアリスになりたいのだと。

 だから、困ったように僕はため息をついて]


 僕はね、眷属にするなら一人と決めてるんだ。
 僕の養子の可愛いアリス。
 あの子を眷属にしたいって。
 ずっと前から、そう思ってたんだ。

 ”アリス”はね、それはもうたくさんいるよ。
 誰だって”アリス”を装えるし、代用もできる。
 でも、僕のアリスは彼女だけなんだ。
 ――分かる?


[そう言えば、君はとても悔しそうな顔をした。
 そうして憎らし気な目をして、くるりと走ってどこかに行ってしまった]

(143) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[それから後。>>19
 ”ケイト”の所にその子は秘かに訪れた。
 そうして、恨めし気な目をしてこう言うのだ。


 「どうして貴女は眷属にならないの?
  眷属になればパパとずっと一緒にいられるのに。
  愛してもらえるのに――、」


 そうして、返事も聞かずに駆け出すのだ。
 (まあ、こうなる事は予想してたけど。
  眷属の話をアリスにしてくれてありがとう。
  僕は何も気づかないふりで飴玉を口の中で転がす)**]

(144) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【独】 炉の番 チトフ

/*
チトフがどんどん鬼畜外道街道を爆走してくから中の人がPC画面の前で大爆笑してます。

(-37) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 目覚めのキスが欲しいほどお姫様じゃないだろう?

[肩を竦めて軽口に軽口を返す。
こうしていると、妻と過ごしていた時を思い出してしまう。
くだらないことで口を尖らせあって
言葉の裏で信頼を、親愛を、示していたあの頃のことを。

クラリッサに似てきたミルフィの後ろ頭をちらりと見て
ふいふいと首を横に振る吸血鬼教授の心中を
きっと誰も知らない。>>114]

(145) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[目を射る赤色灯が雨を思い出させる。
袖を握る感触に瞬いて、
セイルズは視線を落とし、ミルフィの細い指を見る。]

 ミルフィ…………

[手が伸びる前に車内アナウンスが次の停留所を指し示し
セイルズは我に返って
「大丈夫だよ」という言葉だけ噛み潰した。

もう、19歳だ。立派なレディだ。
ミルフィの成長限界がどこにあるのか、
セイルズは知らないが、もはや子供ではない。

結婚したいというのであれば
それを見送ってやらねばならないし
辛い事もある程度は1人で耐えるだけの力はあってほしい。

ひとの親としてそう思うのに、
惜しむ心が、いつまでも後を引いた。]

(146) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 父親だから、仕方ないだろう?
 僕にとっちゃあいつまでも子供だよ。

[ほんの少し、少しだけむっとした様子で>>116
セイルズは少し前まで「大人になった」と思っていた娘を
子ども扱いする。

自分の矛盾に小さく肩をすくめてから、
近づいてきている彼女の友人>>120に気がつき
シューマッハ社の革靴を鳴らして踵を返した。]

(147) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[研究室に立ち寄る。
白薔薇が枯れていないかを確認してから
授業用のテキストを持ち、出て行こうとして
古い名簿に挟まれた一つの新聞記事を見る。

20数年前の記事だ。]

(148) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 『キング・ストリートで事故 ――5名が死傷

  XX日20時頃、キング・ストリートで20代の若い女性を含めた4名が自動車に跳ねられ死亡。運転手も意識不明の重態。”車両が1人の女性を跳ね、動転した運転手がはずみで他の通行者も巻き込んだ”との証言が得られている。当時あたりは雨が降っており……』

(149) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


[被害者の実名に目を滑らせる前に、
セイルズは名簿を閉じる。]

[頬をべたつく甘い匂いが這った。
苺ジャムにも似た質感。塊。
おいしいでしょう? 
――そうわらった妻の顔が忘れられない。]

(150) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 ("You'll never ever, never ever,
   never be happy without me !)
 

(151) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
>>147
セイルズさんのやさしみを発見

(-38) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[記憶の中の妻の顔がミルフィのそれと重なる。
首を横に振った。

セイルズは血の気が引いた頬をいくらか己で叩いてから、
大学に入りたての生徒たちが待つ教室へ向かった。]

(152) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

炉の番 チトフは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 00時半頃


【人】 公証人 セイルズ

―― 講義 ――

[板書はそこそこに、
プリント中心で講義を進める吸血鬼教授の授業は、
ノートを文字で埋めなくて良いので楽だ、という声がある。
その代わり――レポートはかなりの量を誇っているが。]

(153) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 ――このように、帝国の皇帝たちというのは
 単なる世襲でもなく僭主でもなく、
 信任された代表者として存在した。
 今の国家と少し似ているね。

 だが当時は暗君に対してもっと辛らつだった。
 一切の存在を無かったこととして
 遺したあらゆる痕跡を抹消する――
 ダムナティオ・メモリアエ、記憶の破壊、と言ってね。
 貨幣から銅像まで、
 全て壊されたり削り取られた皇帝もいたんだ。
 

(154) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 ――……今日はそうして歴史から葬られた皇帝の
 ”名前を削られた”硬貨を持ってきました。

 前から回していくから、見てみて欲しい。
 おっと、それなりに貴重だからなくさないでおくれよ。

[セイルズはそう言って両端の生徒に硬貨を手渡す。
青色の錆びた硬貨は兵士の横顔が刻まれている。
その周囲にあるはずの名前は、削り取られている。]

(155) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 共同統治を行っていた皇帝なんだが
 権力に溺れてね。
 家族――姉妹、母、娘を娶っただとか
 苛烈な信者がいた、だとか
 吸血鬼だったという話まである。
 
 現物はないが、当時の彼の家族を描いた肖像画は
 彼だけが削り落とされている
 ――プリントに印刷したようにね。
 
[授業の始まる前に生徒たちに渡したプリントを示しては、
セイルズは「余談はこれくらいにして」と言葉を続ける。]

(156) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ


 さて、
 決して磐石の地位を築いていたとはいえない彼らだが
 歴史に暗君がいるならば名君も必ずいる。
 長話で眠くなってきただろうから
 初歩的なことに立ち返ろう。

 賢帝として有名な五人を当ててもらおうか――

[そう言ってセイルズはちらりと教室内を見渡す。
ミルフィと目が合うことはあったか、なかったか
目が合ったものから答えを言わされていったことだろう**]

(157) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【独】 覆面嫉妬団 ミルフィ

/*
マッマなにしたんや……

(-39) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/09(Wed) 00時半頃


【人】 山師 グスタフ


 眷属の進行度合いを把握しておくための案内書類だ。

 一定の基準で選考されて、
 お互いの眷属を御使いに出し合う。

[彼が大人しく誘われてくれれば、子供を慰めるように白衣の襟を摘まんで彼を懐に招いた。日も高い、空腹も未だ遠い。理性的に振る舞えると自らを鼓舞しつつ。]

 ―――…自分にも眷属が居れば、
 邪険にしないって話なんだろうが。

 フェルゼは初回だから、
 ある程度人柄も選考されているんだろうな。
 ウォルフォード教授にアポを取っているらしい。

[己の母校でもあるリンディン大学のプロフェッサー。

 自身も大学にいた頃、講義を受けたことがある。
 進んだ分野は違えど、彼の論文は造詣が深い。]

(158) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
外国の大学授業のことがよくわからないのでほぼ実体験なんですが許して欲しい

(-40) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 山師 グスタフ

 
 教授が覚えているか分からないが、
 教育者として印象深い人だったよ。

 たしか、妻帯者だったはずだ。

[遥か昔の記憶を掘り起こす。
 在学中に聞いたのか、卒業後に聞いたのかすら曖昧だったが、同じ吸血鬼であるのに。と、無意識の偏見を過ぎらせたのを覚えている。己なら絶対に選ばぬ道だ。

 学業を修めた後すぐ郊外で開業した身は訃音も遠く。
 更新止まった記憶が照会を終える。]

(159) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 山師 グスタフ



 夫人の名前は、クラリッサ女史だったかな。


[吸血鬼は眷属を持つべきではない。と言う偏った理念を持つものの、他人の不幸を喜ぶほど下種ではない。

 何か奇跡が起きて、或いは愛の力で。
 円満な夫婦関係を続けているのだと、彼の名が案内に綴られていた故に信じた。安易に。

 ――― それを模倣できるとは、欠片も思わないが。]

(160) 2019/10/09(Wed) 00時半頃

【人】 山師 グスタフ


 彼の論文が読みたいなら、
 リンディン大学のアーカイブにアクセスしてみると良い。

[指先が彼の機嫌をとるように銀糸に触れる。
 蟀谷に掛かる柔らかさを払い。

 己には到達し難い領域だとしても、
 安定したモデルケースを見るのは意味のあることだ。
 少なくとも、死別の先を考えるより有意義なはず。




 ――― 例外はないと、知っている心算だったのに。**]

(161) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 常世倶楽部 アオ


[手紙を眺めること、しばらく。]

 ……あ。もうこんな時間か。

[出掛ける前、聞いていた帰りより少し遅い。
そこでようやく、文明の利器であるスマホの存在を思い出す。仕方ない、取りにいくか。

渋々立ち上がれば、玄関の開く音がして。>>113
吠えるソラの声に振り返った時には、伸びてきた太い腕に捕まっていた。]


 ──うわっ、 なんだ!?


[ずれた眼鏡が痛い。
少しぼやけた視界の中、苦しさに腕をべしべし叩き。
ようやくできた少しの隙間から、ぷは、と息を吸い込んだけど。
抱きしめる腕はまだ、強いまま。]

(162) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 常世倶楽部 アオ



 うっ……スマホは……、
 今思い出して取りにいこうと、思ったところで。


[なんだろう。様子が、いつもと違う。]

(163) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[仄かな花の匂いと、汗のにおいが混ざって鼻先を掠め。
うっすら痕の残る首筋に、こくり、と思わず唾を飲みこんだ。]

 ……、蒼佑?

[刺激される食欲と同時に。
そわり、と言いようのない感覚が首裏を這う。
予感と不安がないまぜになったようなそれに、戸惑いながら。]


 蒼佑。くるしい。


[蜜の味に慣れた喉が、疼く。
でも決め事が頭を過ぎれば、咬むのは躊躇われて。
小さく首を振れば押し付けられた肩口に、額をすりつけた。*]

(164) 2019/10/09(Wed) 01時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 あー、ん
 
 
[独特の香りが近づけば唇を開き>>97
 舌の上に風味が乗ればまた閉じて、
 ころころと暫くは転がして遊ぶ
 
 そうしながら、己を支える彼女の首に両腕を回し]
 
 
 うん、美味しい
 
 
[もにもにと上顎を使って咀嚼する
 ――まだ、“味わっている”段階で“食べて”はいない]

(165) 2019/10/09(Wed) 01時頃

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