人狼議事


270 「  」に至る病

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【人】 公証人 セイルズ

[セイルズは首を傾げてみせた。

依存度を測るための定期健診。
娘が不安なように、父親もまたそれに不安を感じていた。

毎回立ち寄ってお茶をしてくれていた眷族が
ふっと姿を見せなくなった――と思いきや
新聞の片隅、心中事件を起こしたものとして
名前だけ挨拶に来ることもあった。

妻も最初の頃は嬉しそうに行っていたが
次第に、「そんなことしなくていいじゃない」と
使いを拒むようになっていった。

依存が深まるにつれてそうなるのだというが
願わくば、ミルフィは長く、
”お遣い”を楽しんでほしいものだと思う。]

(75) 2019/10/08(Tue) 22時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 22時頃


【人】 公証人 セイルズ


 ( きれいごとだ。……わかっているよ、クラリッサ。)
 

(76) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[ふっと伏せた目を上げる。
「うん」と肯定と共に、
愛らしい文句めいた言葉が飛んでくるので、
セイルズは噴き出した。>>38

”まだまだ子供だなあ。”

笑いに混ざる吐息には、そんな色が混ざっている。]

 おやおや。
 ミルフィ。僕の愛らしい子。
 ナンパされてもいいけど、
 結婚式の招待状くらいはくれるんだろうね?

[一夜の過ちとか遊びは駄目だぞ、と笑って嗜めて、
もしも吸血鬼と他の吸血鬼の眷属が結ばれることがあれば
吸血鬼の方は苦労するのだろうなあと
くだらない思考実験をする。]

(77) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[何せ、他の吸血鬼の血に感染した眷属の血は
劇物に等しい、と言う。

依存の病にしても、血の穢れにしても
吸血鬼と眷属というのは
本当に同族で群れるのに向いていない。]

(78) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[そんな事を考えながら、セイルズは朝食を片付け
娘と同じ行き先へと歩きだす。>>39>>40
むしろミルフィを置いていく。]

 学問とは探究のためにあるもの。
 その前段階で立ち止まっているようじゃあ
 僕の生徒は名乗れないぞ、ミルフィ君。

[何せ百年単位で学者をやっているものだから
普段物腰は柔らかくとも、
真面目さお固さは折り紙つきである。

ミルフィが10を越えたころ、
次第にセイルズは今のように少しだけ意地悪になってきた。
きっと”可愛くない”娘にもそれは受け継がれている。

いつもどおりのやりとりを交わして>>41
あわてて口に朝食をねじこんだミルフィが角を曲がれば
セイルズはゆっくりした歩調で彼女を待っている。]

(79) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ


 そんなに慌てるなら、
 毎朝ちゃあんと起きればいいのに。

[片眉をあげてそう告げてから、
セイルズは丁度やってきたバスに乗り込んだ。

無数の人間たちの中にまぎれる吸血鬼。
食べ物も違うのに人間の顔をして生きる自身を
おかしな生き物だ、と思うことには慣れた。]

(80) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

── 眷属を迎えた日 ──

[結局、その日。
男が目を覚ましたのは、大型犬が今日の朝の散歩を諦めてふて寝を始めた頃だった。>>0:657

 にやけた顔で、よく寝てたぞ。
 身体の具合は?

 ……なんて、聞くまでもなさそうかな。

[よほどいい夢でも見てたのか。>>0:643
寝室から起きてきた男を、リビングのソファから呆れ顔で振り返り。読みかけの本に、青いガラス栞を挟みこんだ。]

 べつに、好きに呼べばいい。
 あとあんたの名前も、覚えてる。

[サクラだろ、と。
今や部屋のあちこちに咲くそれを口にしかけたら。
見越したような男の声に遮られた。]

(81) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ


 …………べつに、いいけど。

[向けられる視線をじっと見つめ返しながら。
今は起きてる男の名前を、言い直す。]


 蒼佑。


[願うとおり呼んだなら、また。
あの表情を見せてくれただろうか。*]

(82) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

── そうして、月日は流れ ──


 ────蒼佑。
 この部屋、好きに使ってよかったんだよな?


[僕は今、引っ越しの真っ最中だった。

借りていたのは、元々古かったアパートメントだ。それが更に年月を経て、最近じゃ老朽化からの雨漏りが深刻化。
僕は湿気から本を護るため、とうとう引っ越しを余儀なくされた。>>0:665
大量の本と、一匹の大型犬を連れて。

示された部屋のひとつに、箱を運び込みながら。
ふと、壁に見つけた日焼け跡が目に留まった。]

(83) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ


 …………。

[引っ越しの手を止め、跡をそっと指でなぞる。

これまでも幾度か、招かれて訪れたことのある蒼佑の家。
ここが独り暮らしには広すぎることは、知っていた。
僕の知る限りこの家に蒼佑以外の気配はないけれど。蒼佑以外の「誰か」が居た痕跡が残っている部屋のひとつが。
これからは、僕の仕事部屋になる。]

(84) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[リンディン警察のパトカーが対向車線に見え
乗客ともども訝しげな様子で窓の外を見る。

――――事故ですって。
――――車に誰か轢かれた?

そういう乗客たちの言葉を耳にしては
遠ざかる赤い光を凝視して、
先ほどまでにこにこ笑っていた顔を
ほんのわずかに蒼ざめさせた。

よくある話だ。

セイルズは小さくため息をついて首を横に振ると
ミルフィと同じバス停で降りる。
講義のための教室に向かいながら、
途中で別れたか、進行方向は同じか

いずれにせよ、娘に心配そうにこう投げかけただろう。]

(85) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ


 お遣い、ちゃんと気をつけていくんだよ。

[それはまるで――――

――まるで、初めて買い物にいく少女が
轢かれないか心配でもするように。*]

(86) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

「ひとまず、紙が詰まった重い箱を部屋に運び込んだなら。
荷解きや整理は後回しに。]

 おい、蒼佑。
 ドッグフードはどの箱に入れたか覚えてるか。
 あとソラのお気に入りのクッションも。

[蒼佑が眷属になって、早いもので。
一世紀と少しの時間が過ぎていたけれど。
僕らの見た目は、時間を止めたように、あの日から変わらないまま。

でもあの時居た「モモ」は、天寿を全うしてとうに土に還り。そうして僕は、次の犬に新しい色の首輪を着ける。
悪戯っ子の「ベニ」、甘えん坊の「フジ」、人見知りの「コン」、好奇心旺盛な「アサギ」。
モモより後に飼った犬達は、僕に血を分けることなく。皆、年老いて土へ還っていき。

そして今、水色の首輪を着け。
空腹を訴えるように足に飛びついてくるのは、まだやんちゃ盛りの「ソラ」だった。]

(87) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[蒼佑が眷属になってからというもの。
調子のいい軽口と手土産を連れた、数日置きだった来訪が毎日の日課になり。>>0:663
僕の「食事」のための二人きりの時間と、いくつかの決め事が新たにできた。>>0:664

けれど、それだけ。
僕の知る限り、蒼佑という男は変わらなかった。
事前の本人談の通り、多趣味で毎日充実した日々を送っているようだったし。
互いの仕事に干渉をしないのも、今まで通り。 

そこに、僕が知るような、”依存症”の片鱗は見られないままだったから。

少しずつ、少しずつ。
舌に残る蜜の甘さが増してるような気がしても。
確信が持てずに、まだ黙っていた。*]

(88) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 山師 グスタフ

[ひとりの少年を隷属させてから二十年。

 付き合いだけを数えればそろそろ四半世紀が見えてくる。
 友情と言う関係性のみで積み上げた年月であれば、彼とは親友と言って差し支えないだろう。

 だが、彼と過ごした二十余年を一言で括るには余りに込み入っていた。彼を蝕む血が故に、己の根底に隠す不信が故に。
 
 彼が望めば大概を寛容に受けれた。
 欲しいと言えば、新しい硝子工芸をネットショップのカートに放り、着古したシャツの釦を縫い付け直して。
 彼と共に暮らすようになるまでは疎かにしていた自炊も始めた。己にとって食事は娯楽のひとつでしかないが、彼には必要不可欠な糧だ。
 焦げないオムレツが食卓に出るようになって暫く経つ。]

(89) 2019/10/08(Tue) 22時頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 22時頃


【人】 山師 グスタフ


 おはよう。

 ……いつも言ってるけど下も履けよ。
 風邪ひくぞ。

[彼の為の簡素な朝食。
 トーストとサラダとオムレツにベーコン一人前。

 固形物を好まない己は珈琲だけ。
 仮に彼が紅茶愛好家だったとしても、この診療所で生き残るためには、珈琲党の傘下に入るしかなかった。]

(90) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 山師 グスタフ

[己が受け入れないのは、彼を糧とする食事のみ。
 あの手この手でサーブされる美食を躱して幾星霜。

 ―――― しかし、勝率は芳しくない。
 先日も、季節の変わり目に咳き込んだ彼に負けた。]

(91) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


[否、あれは誘われたと言うのだろうか。]
 

(-12) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 山師 グスタフ


 これか。
 ああ、これは―――…、

[カップに湛えられた漆黒を啜り、先日の記憶を咽喉奥に押し流す。気分を変えるための話題は彼が振ってくれた。

 己宛てのシンプルな封書。
 既にレターナイフが通った後。

 眷属を持つ吸血鬼にいくつか課せられる義務のひとつ。
 常に己の傍に留め、医者として出来る限りの安寧を心掛けてきた彼にもとうとう立った白羽の矢。]

 ………、

[だが、説明する為の言葉は止まる。
 肉親の死を前に、動揺も、哀愁も見せぬ彼に。]

(92) 2019/10/08(Tue) 22時頃

【人】 山師 グスタフ


 ……子より先に親が死ぬのは道理だろ。
 そんな顔をするなよ。フェルゼ。

[謝る代わりの相槌も、二十年で覚えた。
 口論に発展すれば、結局ワイルドカードを切れる方が有利だ。*]

(93) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[先んじて乞うた呼び名は、時代を超えとても耳に馴染むようになった。
 何度呼ばれても、その度に少年のように胸がドキドキするのはいまだに秘密だけれど。

 犬の呼び名に合わせドッグフードの器も色とりどりになった。
 ただ、ガラスでつくるものだから、色味はどうしても首輪よりも若干薄く、今思えばアサギには申し訳ないことをした。

 引っ越しは、彼のアパートの老朽化による単なる転居以上の意味を持った。>>87
 アオが使うことになったのは、かつての兄弟子の部屋。
 若い頃二人で肩を組んで撮った写真を暫くは外せずにいたが、古い技術によるものはすぐに朽ち、灰に還した。
 
 感傷的にすらならない自分に驚いた。

 既に男にとっては「今」が生きる目的になっていた。]

(94) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 ソラのグッズはまとめてるよ。
 ビニテでソラって貼ってあるのねぇ?

[本は兄弟子の部屋には入りきらず、師匠の部屋にも運んだ。
 男の部屋は既に自身の本で森と化していたし、このままいくと二人が買い過ぎて床が抜けるかもしれない。
 図書館を増築しようか、なんて最近は真剣にデザインを考えている。]

(95) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[自分の血が甘露と化しているなんて、アオに言われなければわからない。>>88

 男にとって甘いのは、ホワイトラビット社のお菓子と、アオが自分を呼ぶ声だけだ。*]

(96) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 22時半頃


【人】 独尊隊 ツヅラ

[寝室に揺蕩う蜜蝋の香はうすく甘い。
蝋燭の炎の熱はごく弱いから、目的は主に嗅覚のため。

光の効果の方を必要とするのは自分だけだ]



 ……ほら

[伸ばされた主人の腕をとって、ぐ、と褥から引き起こす>>67
どこまでも肌理の細やかですべらかな肌。

片膝でシーツに少し皺と窪みを作って
主人を支えたのと逆の手で、匙に乗せたチーズを唇へ近づける。

濃密で狂おしいほど甘いハニーとの相性が良いという逸品で、
あるいは重たい貴腐のワインと合わせても、互いを引き立てるマリアージュが楽しめる
らしい]

(97) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 手紙、ああ

 読もうか?


[この場合はまだ読んでないという意味ではない。
拡げられた状態の文字が置かれていたら、目はそれを読む。

中身を貴方に伝えるのは今にするか、という程度の問い]


 急ぎの用じゃ──
 ないようだけどね

[余計なコメントを付け加えた。
この種の言葉をつい漏らしてしまうようになったのは比較的最近だった**]

(98) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[蒼佑の家に引っ越して、数日経ったか。

最大の難関である大量の本をどうにか片づけ終えれば、そのうち図書館と化すのではないかという有様となった新居だが。
日焼け跡の残る僕の新しい仕事部屋は、まだなんとなく落ち着かなくて。気分転換にノートパソコンをリビングまで持ち出して仕事をしていると。
くい、とズボンの裾を引っ張られ、タイピングの手を止めた。]

 どうした、ソラ。
 手紙? 持ってきてくれたのか、ありがとう。

[足元に置かれた封筒を拾い上げたなら、見上げてご褒美を待つソラに、蒼佑が出掛ける前に用意していったおやつをあげて。
送り名を見れば、封を切る。]

 ……もう定期検診の時期か。

[事務的な案内文を受け取るのは、これで幾度目か。>>1
そして蒼佑はこれまで、問題なくクリアしている。>>63

(99) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[今回もまあ問題ないだろうと、「おつかい」の行き先を確認すれば。]

 ……ジャーディン。

[蒼佑の部屋を埋める本の背表紙で見たことのある名が、そこにあり。>>95
僕は無意識に、眉を顰めていた。

持つよう渡されたスマホは、自室の机に放置したまま。>>64
メッセージの受信に気づくのと、送り主の帰宅と。
さて、どちらが早いだろう。*]

(100) 2019/10/08(Tue) 22時半頃

常世倶楽部 アオは、メモを貼った。

2019/10/08(Tue) 22時半頃


【人】 炉の番 チトフ

― 幼いアリスと過ごした数多の夜 ―
[アリスが幼かった頃はいつも一緒に眠っていた。
 微かに僕を呼ぶ声に優しく返事を返して。>>5]


 大丈夫、僕はここだよ。
 ずっとずっと一緒にいるよ。


[髪に、額に慈しむようにキスをしよう。
 抱き締めて愛してあげよう。>>6

 そうして、懸命に声を取り戻そうとする君が愛おしい。
 僕の愛に応えてくれる君は、
 まさに僕の思い描いた理想のアリスだった]

(101) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【人】 炉の番 チトフ

[でもね、君が大人になる頃には。>>7
 僕はもう一緒に眠ってあげないんだ。


 だって、だって――、ねえ?*]

(102) 2019/10/08(Tue) 23時頃

【秘】 炉の番 チトフ → 読書家 ケイト

[いつか君から僕におねだりさせたいじゃない?
 可愛い声が、聞きたいじゃない?

 美味しいお菓子を我慢する時間も、
 とってもとっても楽しいんだもの*]

(-13) 2019/10/08(Tue) 23時頃

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