270 「 」に至る病
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[空気を求める様に動かした唇に 主人の唇が重なっていく。
与えられるのは酸素ではなく とろけるほどに甘い蜜
飲み込んでも、飲み込んでも 際限がないほど流し込まれる蜜に 体も心も、全てが溺れていく。
ひととき、唇が離れたなら 飲み下せなかった蜜が顎を伝い、シーツを汚し]
(-126) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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不安……ではない、です でも、最後まで
そうしないと夢に見てしまいそうで
[開いた花に誘い込む様に 腰を動かし濡れた箇所を彼の指へ擦り寄せる。
水を含んだ布が音を立てて それだけで下腹が疼くのを感じながら
"ください"と、ねだるのだった*]
(-127) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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["落ち着いた"後、 改めて教えてもらった、彼が請け負う眷属の名には ──実のところ、覚えがなかった。
元より他人への興味が希薄な故に 決して多くない患者の顔も、印象が薄ければ残らず。
けれど、あの"少女"のことは覚えていた。 主と保護者の会話より、 少女が描き殴る絵の方が余程、興を注いで。]
(291) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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───…、 ……
[如何にも、心に闇を飼っている様にかける言葉なぞ無く。 彼女が気づく前にと、傍らで灯していた蝋燭を消した。
いつか、揺らぐ灯りと温かな光に 彼女が癒しや安らぎを得られたらいい、とは思ったが それを口にできる社交性は、当時の己にはなく。]
(292) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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── 蝋燭職人としての日常 ──
[コツさえつかめば、素人でも簡単に作れる蝋燭は、 住居スペースですべての作業が賄えるのも良かった。
始めは形を変え、次に好みの香りをつけ それなりのものができるようになると 主以外にも見て貰いたくなって 待合室に飾ったり、興味を持ってくれた患者に分けたり。 ごく稀に、孤児院のマーケットや蚤の市に出品 することもあったが、すぐに面倒になってやめた。
もし、何処かの硝子職人くらい没頭できたなら。 今より主を安心させられたかもしれない。]
(293) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[少し早い食事は、誤差の範囲かもしれない。>>177 他の吸血鬼はどうか知らないけど、僕は特別行儀がいいわけでもない。 これまで日課のように蒼佑が訪ねてきては定期的に与えてくれてたから、ひどい飢えに襲われることもなかっただけで。
むしろ僕に言わせれば、律儀なのは蒼佑の方だ。 健康を保つために運動したり、料理のレパートリーを工夫したり。吸血時間を測ろうとしたり。
でも、こんな風に。 蒼佑から「食事」を迫られたことはなかった。]
(294) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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……やだ。 今は…………食べたい気分じゃない。
[咬む躊躇いを口にしたなら。 いつになく焦りを帯びたその声に、びく、と小さく身体が震えた。>>178
────”依存症”。
これまで確信が持てなかった病の進行。 いつから、そうだった? いま、一体どこまで進んでいる?
混乱しながら僕は、熱い肌に誘われるよう開きそうになる唇を懸命に引き結んで。 ふるふると首を小さく振れば、擦れた咬み痕から甘い甘い蜜のにおいが溢れて、目がくらむ。]
(295) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[くるしいくらい、喉が渇くのに。
なんでこんなに。 押し潰されそうなほど、胸の方がくるしいんだろう。]
(-128) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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───……っ ちがうそうじゃない、
[聞こえた小さな囁きに、縋るように蒼佑の服を掴み。 僕は必死に、頭を横に振った。]
(296) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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そういう意味じゃないんだ…… 言葉足らずなのは、わかってる。けど。
……僕は今、蒼佑を咬みたくない。
[もし僕が、いま咬んでしまったら。
脳裏に浮かぶ「彼女」の最期に、蒼佑が重なりかけるその想像に、気づけば小さく身体が震えていて。 ぎゅう、と服を掴む指先に力が籠った。*]
(297) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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── 出立前夜 ──
[憂鬱な"お使い"へのカウントダウンはあっという間。 外出へ前向きな姿勢を見せたかと思えば 10分置きに診察室を覗きこんでみたり、 ナイフで指や掌を傷つける回数も顕著に増えた。
始める前からこれでは、という憂いも混じり、 舐めて、と強請る表情もどこか幼く、心細げだ。
無理もない。 この20年、ひとりで外出した回数など両手で足りる。]
(298) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[講義が終わると、 あたしは友達と連れ立って教室を出る。
大学の友達に パパと喋ってるところを見られるのは、 なんだか恥ずかしいじゃない?
あたしも、難しい年頃なんだ]
(299) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[木漏れ日はきらきらと輝いて、 大学に吹き抜ける涼風は爽やかだった。
キャンパス内のカフェに友達とたむろすると 次の講義まで暇つぶしに くだらない世間話をしていた。
と、そのとき。 ぷるるると携帯電話が震える。
見れば、パパからの小言>>250が一通]
(300) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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『寝てないもん』
[文章の最後に ぷんすこと怒った絵文字をつけて送信。 寸でのところで寝るのを我慢したのだ。
むしろ褒められてもいいじゃないか。
携帯電話を鞄にしまうと、 再び友人たちとの会話の輪に戻る。
からん、とアイスティーの氷がはじけた]
(301) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[あたしとパパは、大切な家族で、 父と娘で、先生と生徒で。
それで、満足しているはずだったのに]
(302) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[……我慢しなきゃいけなかったのに]*
(303) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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―― お使い前夜 ――
[明日の朝には 会ったことのない吸血鬼に会いに行くと思うと なんだか寝付くことができなかった。
幾度も携帯電話の時間を確認して、 ベッドの上で寝返りを打って。
あたしはするりと寝床から抜け出すと、 パパの寝室の扉をノックした]
(304) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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……パパ、まだ起きてる?
[返事が返ってこようが、こまいが あたしは寝室に入ると パパのベッドにするりと体を滑らせる。 そのまま、パパのぬくもりを感じながら目を閉じた]
なんだか、寝れなくって。 でも、パパといっしょなら眠れる。
[子供の頃に戻ったように、パパに身体を密着させた]
(305) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[パパのぬくもりに、安堵感を覚える。 一気に、睡魔があたしを襲ってきた]
おやすみ、パパ。
[先程まで胸の内に巣食っていた不安は、 すっかりなくなってしまった]
(306) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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"I’m so happy being your daughter."
(307) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[ふたりのお決まりの文句。 微かな囁きは、夜の帳に消えていった]**
(308) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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マトンは癖があって ラムは臭いも少なめ……ですか
私はそれなら、マトンの方が 癖がないと食べた感じが少ないので
[好みというよりも、損得の問題>>287 少量でも口に残るほうが単純に特だと考える。
瓶入りの飴を選んだのもそう 飴は無くなっても瓶は残しておけるから
そんなことを話しながら歩いていけば また新たな品が追加され]
(309) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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兎の帽子と、えっとこのカレーは クマとクジラ……ですか
喜んでいただけるでしょうか……
[違う意味でお使いに行くのが不安になる>>288
万が一、お土産が気に入られなかった時のため 瓶入りの飴も持っていこうと密かに心に決め]
(310) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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グスティ、これ。"あの子"に渡してくれる? 要らなかったら捨てていいからって伝えて
[そういえば件の少女は、 来院した時から眷属だったのだろうか。 過る疑問が主へと音にならぬのは、自らへの 不安の方が強いから。
気を紛らわすためにもと用意したのは 赤と白、緑を基調としたカラフルな小型のキャンドル。 形はクリスマスツリーやサンタの帽子に、靴下。
まだ、炎が怖いのなら、憎んでいるのなら。 そのままツリーのオーナメントとして飾れるように。
──彼女の身に起きた惨劇など、知りもしないで。]
(311) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[外に出れば、ぽつりぽつりと光る星>>289 そして、思いがけずできた予定に]
──プラネタリウム……?
[それが何かは知らない
けれど彼が与えてくれるものは 全て、かけがえのないものだから これから訪れる未来を急くように 手を握り返し、前へ前へと暗い道を歩いていく*]
(312) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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/*フェルゼくん……なんて素敵な このこには狂気が足りない……
(-129) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[腹の肉の柔らかさも好み しっかりとした筋肉の土台 腿肉のしなやかさも] [そのどちらにも刻むのは主従の証ではなく所有の証] しょうがない子ね [眠らせてあげてもいいのだけれど 深すぎる眠りでは夢も見られないもの]
(-130) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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[あれから、彼の態度に変化はあったか。
あのような審査制度が成り立つということは 四六時中、傍にいた眷属が不在となっても 吸血鬼にとっては大した問題でもないのか。
むしろ気が楽だと、想ってやしないだろうか。 溜息の数が減る、と。]
……それから、…今夜も…
[彼には再三、注意されているというのに。>>139 どうしても考えることを止められず、 肯定されるのが怖くて、直接確かめられず。]
(313) 2019/10/09(Wed) 23時頃
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ちゃんと、咬んで……飲んでくれる、よね 僕がいない間、腹を減らさないように さ
……間違っても、よその眷属を咬まないでよ
[有り得ない、と分かっている。 何度となく言い含められても、主を信じているのに こうした念を押してしまう。 まさに、病だ。
ぎゅ、とシャツの裾を引き、 いずれ己の赤で染まるだろう唇を見上げた。]
(-131) 2019/10/09(Wed) 23時半頃
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[さすがに“そこ”に噛み付いたことはない おんなの体で、一番繊細なところ それは身を以て知っているから] [ぐ、と彼女の秘奥まで ひといきに差し入れた中指を、荒っぽく曲げる ――少し痛いでしょうけど、平気よね?] [この指先が彼女を傷つけることはないもの 他ならぬ、彼女自身のおかげで]
(-132) 2019/10/09(Wed) 23時半頃
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