270 「 」に至る病
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[ゆら、と視線を彷徨わせ、沈黙を噛む。 一を聞いて十を知る彼は、概要だけで本質を問う。
眷属の御使いは、ふたつの側面があるとは持論。
長時間の別離に耐えうるか。 ―――― 客を迎える主に耐えうるか。
実際はしらないが、当家ではどちらも爆発物だ。 取り扱い注意のレッドシグナルが脳内で鳴る。]
出掛ける前からそんな顔をするなよ、フェルゼ。
[指腹が彼の薄い皮膚を慰め、言葉を選ぶ数秒。 彼の懊悩を孕んだ視線は痛ましく、己の胸を刺す。]
(272) 2019/10/09(Wed) 21時半頃
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[明らかな執着の中、時折見える彼の消沈に僅か安堵する。 理性の欠片が見える時、己は彼を少しだけ信じられる。
――― 彼の自虐に癒えるなど、碌な主人で在るまい。]
(-115) 2019/10/09(Wed) 21時半頃
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お使いじゃなくても困る。 診療所を閉めなきゃならない。
[彼が伏せれば仕事にならない。 眷属でなくとも病気の折は精神が安定を欠くもの。 それを己が放っておけるなら、彼は18で死んでいた。
こんな風に歪まず、友情を想い出にして。
二十年前に比べればずっと休院が増え、 年中無休の診療所はいつしかそれなりホワイト事業へ。]
(273) 2019/10/09(Wed) 21時半頃
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[平静を装い、彼の苦悶より眼を逸らす。 罪悪感と不信感、そして自己嫌悪。
己への執着に苦悶する彼こそ、 自身が本当に得たかった彼ではないのか。
淫らな行いを妖しく誘う魔性の彼ではなく。]
(-116) 2019/10/09(Wed) 21時半頃
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……約束、だぞ
[だが。 一体どうすれば、この誘惑に逆らえるのか。]
(-117) 2019/10/09(Wed) 21時半頃
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[傷つく彼にしか、彼を見いだせない。 それなのに、己の血で穢れた彼に逆らえない。
彼が甘い声をあげるたび、彼はそんなふしだらな男ではないと葛藤し、執拗に彼の柔肌に穴を空ける。 お蔭で最近の吸血は長く伸びる一方。 ベッドに誘う彼の方が消耗する始末。
本末転倒の言葉が脳裏に浮かび、瞼を閉ざす。]
(-118) 2019/10/09(Wed) 21時半頃
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[結局その日も、開院は午後からになった。*]
(274) 2019/10/09(Wed) 21時半頃
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─ バルコニー ─
[定期健診の手紙を読み、返事を任された その、数時間後の夜明け頃。
唇から偽の煙を細く吐いた。 たなびく白いけむりは風が吹かなくてもすぐに薄れて消えていく。 ここ何年か、紙巻きではなく電子タバコを吸っていた。 メンソールリキッドにニコチンを添加した、リンディン製。
タールや煤は含まないがでも、外で吸っている]
お菓子屋のホワイトね そういや
[寄りかかった手摺の縁を指でなぞる。 ああ、思い出した]
(275) 2019/10/09(Wed) 22時頃
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─ 目つきの悪いアリス ─
[幼少期を陶酔型の悲劇のヒロインと過ごしてたりすると、自分を可愛いとか可哀想だとか微塵も思わなくなるものだ。 もっと困難に晒されている人もたくさんいるし、って
子供時代の終わり、 ちょうど母親が死んでから働き始めるまでの空白を埋めたのが、ホワイトラビットのロゴを見かけたあの孤児院>>245
思春期ではあってもまだ成熟していない体は 長細い少年のように 皮下脂肪がなく、皮の下はすぐ筋肉ぞ、という若木の時代 まだ烟草を吸い始めていなかったし、目の下に隈もなかった
けれど張り詰めた、世間知らずなのにキツい目をしたガキだったはず ……今は目つきが良いとは言っていない 関係ないけど眷属になったら肌荒れまで良くなった]
(276) 2019/10/09(Wed) 22時頃
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いえ……泊めていただけてるだけでありがたいし
[可愛い?アリスは孤児院の主人にそんな風に返した>>246 自分よりも幼い容姿の彼が大きな会社の社長で、吸血鬼だというのは周囲から知っていた。
子供はそれだけで愛されるべき、とは 随分すごいことを言う人だなと そこが”孤児院”という場所だったから尚更、その価値観に驚いて]
[頭をぽんぽん撫でられて 戸惑ったことも覚えている。 どう反応すべきか困って、頭を優しく撫でられるのが大好きだった女のことを思い出して、それで いやそうな顔をしてしまって慌てたりした]
(277) 2019/10/09(Wed) 22時頃
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[孤児院のことではもう一つ。 他の子の中に。”パパ”を狂信的に慕うアリス達がいた。 私はたぶんその子らの精神の危うさを感じ取っていたんだろう。なんだか母親に似た雰囲気、と思ったのは。
子供達の輪には混じらず、手が空けば自習用の参考書や書棚の児童書やコミックなんかの文字を追って過ごしていた]
(278) 2019/10/09(Wed) 22時頃
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……あのパパさんも、眷属を持ってるのか
[最後の日に貰ったキャンディ>>247は
贈ってくれた方の厚意とは違っただろうけど 後々、子守の仕事でギャン泣きする幼児を黙らせる最終兵器として物凄く物凄く役に立った。
なにかで割ってしまうまでの数年、空になった小瓶も持ち歩いていたはず。
甘くて甘くて甘くて甘いキャンディだった**]
(279) 2019/10/09(Wed) 22時頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2019/10/09(Wed) 22時頃
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/* 潜伏おしまーい。
いやいやだめだって言い乍ら流されて乗っかってくれるグスティほんとかわいい。好き
(-119) 2019/10/09(Wed) 22時頃
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[既に陽が傾きつつある午後。 白亜の建物の外、白い野花の絨毯を視界に、 洗い立てのシャツとシーツを竿にかける。
今はきちんと下衣を履いているし、身体は……。]
は──… だ、るい… そろそろ時間を区切った方がいいのか な
[ひとりごち、まだ熱の残る項に触れる。 声音こそ沈んでいるが、表情は頗る穏やかだ。 洗濯を終えると、その場にしゃがみ ぷち、ぷちと、綺麗に開いた花を選んで摘んでいく。]
(280) 2019/10/09(Wed) 22時頃
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[達したことを素直に告げた唇を 優しい口づけで労わろう。
唇を吸い、舌を絡めていき 喉奥まで深く染めあげていく。
いくら身体が震えても、跳ねても 主人の腕の中からは逃れられず そここそが安堵の地であることを教え込む]
(-120) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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まだ、不安か?
[問いかければ口元を二人の体液が 混ざり合ったものが垂れていく。
不安ならば続けよう。 怖いならより染めてしまおう。
下着越しに触れる秘裂は既に開き 熱に溺れていっている。 くちり、と音を鳴らして様相を伝え、 さて――もっと快楽が欲しいだろうかと答えを待つ*]
(-121) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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[自身でも抑えようのない不安と焦燥を婀娜と変え、 淫らを装い彼を寝室に運んだのは他ならぬ己だが。
どうにも、ここ最近。 一度喰いつかれたあとの疲弊が増している。 いくら眷属とはいえ、構造上はヒトと同じで 失える血液に限度があることは忘れぬようにしなくては。
とはいえ、彼と己の疲弊の原因は。 "一度"に含む量より、"回数"に問題がある気も。]
(-122) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2019/10/09(Wed) 22時半頃
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/* 明らかに何か不純なことをしていそうなのに その実、吸血行為以外はしておらず、 だが別に何も感じていない訳ではないというこの絶妙感が日々の労働に効く〜〜!
(-123) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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―― 内緒の子育て相談会 ――
[世界一可愛い、と愛しそうに語るチトフに 吸血鬼教授は目を細めて頷いた。>>234
聞けば、彼には随分と「アリス」に思いいれがある様子。 そこにどんな思い出が眠っているのかセイルズは知らない。 かつて「アリス」が何であったのか 知らないままに耳を傾ける。]
(281) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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[――いきすぎた愛、とも呼ぶべき何かがあったとしても 内緒の子育て相談を交わす今この時には関係の無い事。
幼い吸血鬼社長の内心を知りえぬ教授は 先輩の顔をして、或いは父親の顔をして、 チトフに助言をする。
全く即物的な助言は ただのお説教よりも効いたらしく>>236 ぱあっと表情を明るくしたチトフにつられて、 セイルズはにこりと笑った。]
(282) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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ああ、本当だとも。 なかなか骨が折れるが、やってごらん。
[お堅い吸血鬼教授はロールプレイをしない。 けれども、いつもはどこか大人びたチトフが 子供めいて表情を曇らせたり、楽しそうにするから やはりつられて>>236、父親めいた物言いになる。
――――あいされるべき子供>>231、に手を伸ばして、 その幼く小さな頭を大きな手で撫でた。]
僕はね…… 娘のことも、楽しみだけど 君たちのことも楽しみなんだよ。
[それは独り言にすぎないけれど 子供の将来を楽しみにする親の顔をして、 セイルズはそっとチトフの頭から手を下ろす。]
(283) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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/* ちょっとずつ踏み外していくみたいなソウスケくん良いなぁ。ツヅラちゃんの凄く常識人な感じも。
(-124) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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[見目がどうあれ年が倍以上違えば>>230、 ”先人”は眩しそうに若い旅人が歩む道を振り返る。>>229
かつて自分が歩んだ道筋に、彼もまたいるのだろうかと。 かつて自分が感じた痛みを、彼も感じてはいないかと。]
(284) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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[薄肌に舐めて、甘噛みと共に吸いついて、 犬歯が刻む浅い創は、彼の葛藤と躊躇そのもの。
はじめは困惑と苛立ちすら覚えた行為も、 いつしか病み付きになっていた。 ただ吸血されるより長い時間、痩躯を包む重さ。 熟れたよな色と腫れた皮膚に、漸く訪れる苛烈な刺激。
吸血鬼としての本能と欲求を煽り、 望まぬ行為を強いている罪悪感すら消え 至福のひとときに溺れる感覚。
最近は、刺激が過ぎて涙目に赦しを請う夜も幾度か。 止めてほしくないのに、怖くなどないのに 時折、没頭する彼の眼差しに慄くのは何故だろう。]
(-125) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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(まどろむような少しの間でもいい、 飴玉を転がすような心の安寧があればいい。
――僕らはきっと、「 」なしでは生きられない)>>0:495
(285) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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[娘と自分の幸せを願われれば、 軽快に笑って、「ああ」と相槌を打った。]
ありがとう。
"Happily Ever After." 願わくば君たちの御伽の国(ワンダーランド)が 長くありますように。
[天使様のような笑みを浮かべる彼と彼の眷属の前途を もう一度だけ祈って――]
(286) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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[>>263羊が例えにあがれば思わず小さく笑ってしまう。 それでいて>>264兎の尻尾の方が良いと言うのだ。 白色が好きだと認識するのだ。
最初に比べると随分と要望が多くなったものである]
マトンは癖があり、 ラムの方が臭いも少な目というのもある
兎は……それではあの帽子も買おうか
[次いでだとばかりに兎の帽子をかごに入れる。 雪兎を頭の上に乗せるような帽子であり、 冬場になれば丁度良いだろう]
(287) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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鍋ごとはお前が持てないだろう 鞄に入るようにレトルトだ
気に入ったのがあれば入れると良い
[服を買い、帽子を買い、飴を買う。 飴は「白兎」社製だったか。 欲しいものができ、選べるようになり、 強請れるようになり、嬉しそうにしている姿を見ると 人間らしさが増してきたように思える。
鞄は以前買い与えたもので良いだろう。 カレーはヒグマカレーやクジラカレー。 パンプキンカレーとレトルトカレーの詰め合わせを選んだ]
(288) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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寿司の次は考えてはいなかったな
[買い物かごをレジに持っていき会計を済ませていく。 荷物になるので即日配達を頼み店を出て、 空を見上げると微かに星空が見えた]
……そうだな、プラネタリウムに行くか
[都会の空は星があまり見えないもので、 そうしたものを見るのも良いだろうと 傍にいるメルヤの手を握り街を歩く*]
(289) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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[それから数年の時が経って 彼の会社から「トナカイのほっぺ」以外の菓子が出ても
吸血鬼教授はまだ、かの製菓会社の商品を買っているし 彼に出会えば新作の感想を述べたし 講義の途中でその小さな頭が見えはしないかと考える。
時折”子供”のことを話すこともあっただろうか。
生徒であり、子育て仲間であり、 セイルズから見て子供のようでもあり そんなチトフとの不思議な関係は、 今日現在まで、穏やかに続いているはずだ*]
(290) 2019/10/09(Wed) 22時半頃
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