270 「 」に至る病
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―ある日のお楽しみタイム― [主人のディナーは寝室でと決まっているの 意味はわかるでしょう?] んん、 頂戴。 [主たる女はシーツの上に寝そべったまま ひらひらと腕だけを声のする方へ伸ばす>>17] [お腹はじゅうぶん満たされたけど これは『摂取』ではないもの 鼻を、耳を、舌を、口腔内を。それから消化器官を 視覚以外をこれほど存分に愉しませてくれる『娯楽』は、そう多くはない]
(65) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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[蝋燭の灯が揺れる 白い女の裸の胸が暗がりに浮かびあがる 仮面を外してはいるが、ゆるく瞼は閉じたまま 腕を伸ばしたついで、起こして、と催促して] ――そういえば、リビングに置いた手紙は読んだ? [封は切って、中身も拡げてティーテーブルの上 たまたま己が受け取ったけれど 何が届いても己では“読まない”ものだから**]
(67) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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あー、ん [独特の香りが近づけば唇を開き>>97 舌の上に風味が乗ればまた閉じて、 ころころと暫くは転がして遊ぶ そうしながら、己を支える彼女の首に両腕を回し] うん、美味しい [もにもにと上顎を使って咀嚼する ――まだ、“味わっている”段階で“食べて”はいない]
(165) 2019/10/09(Wed) 01時頃
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だけどやっぱり臭いわね [常人にも感じ得る臭みかどうかは定かではないが しかし、唇が浮かべたのは喜色の笑み]
(166) 2019/10/09(Wed) 01時頃
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んん、そう、 急ぎじゃないなら いいわ [返ってきた問いに答えるのは>>98 すっかりとお楽しみを嚥下してしまってから まだ口腔内に残る娯楽の残骸を愉しんでいる最中] [――ようやく、女は長いまつげが彩る瞼を開く]
(167) 2019/10/09(Wed) 01時頃
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[両手を彼女の頬へと] それより…… [輪郭を辿るように指を滑らせ 顔を近づける 完全に見えていないわけじゃない これだけ近づけば、あなたの顔も見えるわ ――それは、初めての夜に教えた]
(168) 2019/10/09(Wed) 01時頃
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[彼女の瞳の色 眉の角度 鼻先のかたち 唇の紅さ ] [視線とともに辿る指先も徐々に下へ ――旧い噛み痕もまだ真新しい噛み痕も残る、 胸元で留まる]
(169) 2019/10/09(Wed) 01時頃
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[たっぷりと見つめてから] やっぱり、今読んで? [急に顔を上げて、目を細める] [完全に見えていないわけじゃない 手紙の送り主がどこか――それくらいは把握している 急ぎじゃないならどうでもいいのは、本心 けれど彼女が勿体つけたものだから こちらも勿体つけておきたくなってしまうじゃない?*]
(170) 2019/10/09(Wed) 01時頃
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あら、もうそんな時期なのね [彼女が列挙する名を聞いても誰一人としてピンとこない>>199 そもそも屋敷に籠もりきりだから知り合いなど碌にいない 縁があるのといえばせいぜい新品を誂えるのに呼ぶ服屋か靴屋くらい けれど『ホワイトラビット』の名なら耳に覚えがある] お菓子の会社ね [その程度だけれど]
(205) 2019/10/09(Wed) 03時頃
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ふふ、嫌ならそう書いてもいいのよ? それだけ私と離れ難いのならね ねえ、スイート? [実際問題、従わなければどうなるのか そんなことは知らない>>201] なんて返すかはあなたに任せるわ。 だから……
(206) 2019/10/09(Wed) 03時頃
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[勿体つけておいて何だけど “おあずけ”を喰らったのは寧ろこちらの方] ねぇ? [わざとかどうかは、知らないけれど 今すごく、]
(207) 2019/10/09(Wed) 03時半頃
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[甘いものが欲しいのよ、ねえ、スイート?]
(-56) 2019/10/09(Wed) 03時半頃
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[彼女を見上げて、星色を細める] [真正面から視線を受け止められたなら、 夜に滲む別のいろを知られたか] [彼女の両肩を押してシーツの上に沈めてしまう そのまま乗り上げて] [朝、彼女が編んだ髪が 今は乱れて彼女の肌の上に零れた*]
(208) 2019/10/09(Wed) 03時半頃
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ディナーが済んだから 次はデザートでしょう?**
(-58) 2019/10/09(Wed) 03時半頃
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/* ?????????(^o^)
(-57) 2019/10/09(Wed) 03時半頃
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/* この顔で これを言ったら えっちでは?? そんな言葉を ただ書いてるだけ
(-59) 2019/10/09(Wed) 03時半頃
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/* ようやく誰と誰がペアなのかなんとなくわかってきたので(遅い) ペアごとに抜き出して読んでるけど ジャーディンさんおもしろすぎるな・・・????? メルヤちゃんが遊びに来たらしめじを出せばいい???
(-60) 2019/10/09(Wed) 04時頃
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ふふ、そうねえ あなたは可愛くないものね [そこが可愛らしいのだけれど 満足げに笑って]
(-64) 2019/10/09(Wed) 05時頃
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[女の指先は彼女の首筋を辿って胸の谷間へ] [蜜蝋の甘さに溶け込む彼女自身の馨り] [吐息と、声] [視覚以外をこれほど存分に愉しませてくれる『娯楽』は、そう多くはない そう、多くはない] [数少ない、極上の愉しみのひとつ*]
(-65) 2019/10/09(Wed) 05時頃
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―少しだけ過去の話― [リンディン郊外に旧くから存在する屋敷は もはやいつの時代のものなのか 数十年とも数百年とも、もっと前とも囁かれ 今や所有者すらも定かではない 幾度となく主を変え 幾度となく主を失い 長い歳月の間 空き家となる時も少なくはなかった けれど、売りに出されたことは一度もないという]
(219) 2019/10/09(Wed) 05時半頃
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[女が代々続く資産家の血筋に産まれたのは幸か不幸か その家ではイレギュラーへの処遇は定められていた 財力にだけは困ることはないけれど それ以外の繋がりは一切 ない もはや“かれら”が持っていた顔も、名すらも朧気だ] (父や母、とそう呼んでいたらしい人たちは、 とうに死んだらしいとは聞いた) (知らないけど)
(220) 2019/10/09(Wed) 05時半頃
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[女が過去を語ることはない 語る過去など何もないから 時代遅れの音響機器のことも>>13 読まないはずの蔵書のことも>>14 さらに言うなら、廊下に並べられた調度品のことや 同じ色で統一された家具のことも それは女の過去ではないから] [強いていえば、] [“女の過去”はあの日から始まったから>>0:140]
(221) 2019/10/09(Wed) 05時半頃
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[語りたい過去には必ず彼女が存在するのだから、 彼女に語る必要もないでしょう?**]
(222) 2019/10/09(Wed) 05時半頃
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[鼓膜を震わす声の質が変わる ふだんよりもその輪郭はあやふやで 擽ったささえ覚えるほど] [ふふ、と笑みを深くして 仕事を一つ減らしたご褒美はまず首筋へ]
(-85) 2019/10/09(Wed) 17時頃
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[吸血行為そのものに快楽が伴うことは知っている けれど、それだけじゃ単調すぎる ワインも交響曲も複雑な方が深みが増す ――少なくとも、それが女の好み 夢は濃密な方が頭に残るでしょう?] [刻んであげる その肌に 紅いくちびるの痕を散らして]
(-86) 2019/10/09(Wed) 17時頃
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[指先はこんどは彼女の内腿を這う そうやってひとつひとつ彼女のかたちを確かめていくの たとえこの指が 彼女の味をすっかり覚えていたとしても*]
(-87) 2019/10/09(Wed) 17時頃
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/* ハァ〜〜〜〜いまさらながらセイルズおじさんとミルフィちゃんの物語を読み解いている (つまりはようやくログをまともに読んでいる) なんとよい関係性だ。。。。とうとい。。。。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) よく読まずにロリコンおじさんだと思いこんでいてごめんね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) どうかそのまま美しい父娘でいて。。。 どすけべのことしか考えてないBBAですいません
(-98) 2019/10/09(Wed) 19時半頃
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/* どすけべ!!!!!
(-99) 2019/10/09(Wed) 19時半頃
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[触れ合う肌の温度が上がっていく 三半規管から脳へ 毒が回るように沁み入る陶酔 より色濃く馨る彼女のにおい]
(-100) 2019/10/09(Wed) 20時半頃
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[形振り構わず喰い散らかしはしない、ということは その血肉ではなく 彼女そのものに執着している証 といえるのだろうか 今のところは] ……あら、 じゃあもう少し、痛くした方がよくって? [首筋から胸へと彷徨う唇がいちど留まり やわらかな乳房のふくらみに軽く歯を立てる] [主従の噛み痕が多く残るのは彼女の胸元 喰らいつくなら柔らかい肉がいい その方が、彼女、を感じられるから]
(-101) 2019/10/09(Wed) 20時半頃
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