267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
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そうかな。 似合う?
[ accessaryと見間違う語り口。
言いにくけりゃあ、何だっていい。 すこしくらいintonationが狂っていたって、 どうってこともなかった。 ]
(131) 2019/06/13(Thu) 19時頃
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貴女も名札をつけたら便利かもよ。
[ 名前だけは、 と 白衣に名前を縫い付けた者も、 そういえば、 居たような気がする。
── 縫い付けた次の日に、 其れが何かも忘れてしまっていたが ──
ふつう 忘れたくないものなんでしょ。 他人事の響きを孕み、
外れない名札を 指先で摘まんで見せた。**]
(132) 2019/06/13(Thu) 19時頃
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[ もういちど、 発して、なぞる。あなたのなまえ。 ……多分、植物の名前じゃなさそう。
瞳を 持ち上げ、 反対側から名札を引っ張って、 ]
(133) 2019/06/13(Thu) 21時半頃
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─── いいえ、ちっとも。
[ その"飾り物"、nonsenseね、と添えて。
─── 悪戯に千切ってやろうかしら、まで、 退屈なわたしは ちぃさく力を込めて、
……やめた。 ]
(134) 2019/06/13(Thu) 22時頃
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……わたしが、 "しらぎくさん"なのとおんなじぐらい。 似合ってないわ、貴方の名前。
[ 名札を伝い、しゃがむと同時、 仲良しの真白一本へと、わたしの蒼白が伸びて、
─── 今度は、ぷつ、と 取ってみせた。 ]
(135) 2019/06/13(Thu) 22時頃
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[ 片目を覆うよう に、白菊を添えて、 にんげんと、しょくぶつの、半分ずつ。
─── 見えなくたって、って貴方が言うから、 隠してみたのだけれど、残念。 わたしはやっぱり、光というものが苦手らしい。
仲良しをひとり、奪ってしまったことも、 景色を、にんげんのゆびさきで削ったことも、 やっぱりわたしは気にしていないで、 相も変わらず、日除けの花の下、 ]
(136) 2019/06/13(Thu) 22時頃
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[ わらってみせた。 ] [ しょくぶつ、に、片足突っ込んだおんな! ]
(*19) 2019/06/13(Thu) 22時頃
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そうかしら。 似合う?
[ 名付けられた だれかさん、の 名札を掲げ。 ]
(137) 2019/06/13(Thu) 22時頃
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白菊会 ミサは、メモを貼った。
2019/06/13(Thu) 22時頃
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──── やっぱり?
[ 思ってたんだよ、 と 意図を解くよに、 もう一度、 強く名札を引き、
( きっと、 手折るゆびさきに酷似していた。 )
そのうち、 唯、見下ろして、 ちぃさな破壊を 肯定していた。 ]
(138) 2019/06/13(Thu) 23時半頃
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[ 中庭のbalanceは良いものだし、 しょくぶつは土に在るものだと思うけれど、
別に、 削られた茎から枯れようと、 気にもしないだろう。 今咲き映える花がたいせつなので ────── ]
(139) 2019/06/13(Thu) 23時半頃
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……やっぱ、 それじゃあないなあ。
[ しょくぶつの名札、 は 其がうつくしいもので在り続けるのならば、 良いものにも思えたけれど、 嗚呼、如何せん前提が厳しすぎる。
其れに、 そのしょくぶつ は ・・・ あなたのしらぎくじゃあ 無いと思うんだ。 ]
(140) 2019/06/13(Thu) 23時半頃
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枯れない花が あればいいのにね。
(*20) 2019/06/13(Thu) 23時半頃
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[ 枯れない花は花じゃない、なんて そんなのはにんげんの諦めだ と 思う。
うつくしいものが うつくしく在り続ける。 そんな自然があるならば 一番いいだろうに。 何より ────名札にだってできてしまう。
至って真面目に 無感情な碧は、 まぁるい 真白の 茎の太いしらぎくを、 ……人工の花の下に飾るそのときを、幻視している。 ]
(141) 2019/06/13(Thu) 23時半頃
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ある筈無いわ、そんなもの。
(*21) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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[ 片目から真白を外し、 微妙な反応に、首を傾げた。
─── 貴方って随分細かいのね、面倒くさい。
そう 一言。二言。 適当、───とわたしは思っているし、 実際適当に名付けられたのだろう白菊"如き"、 なんだって良いじゃ無い。
だれの白菊だろうと、なんの植物だろうと。 ]
(142) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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どうせ何時か枯れるんだし、死ぬんだって、 そんなのはせんせいの方が詳しいんじゃなくて?
[ なんにもない日除けの足元へ、視線が 落ち、 ]
(143) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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─── 枯れないまま大事に育てたところで、 そんなの果たして幸せかしら。
(-26) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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[ 希少生物をホルマリン漬けにするのと、 果たして、どう、違うのかしら。
答えも求めていないから、 只、わたしは、どうせ死ぬって聞いたから、 ……別にしょくぶつ呼ばわりされた自分のこと、 重ね合わせた、訳じゃあ 無いと思うのだけれど、
…………、 ]
(144) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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[ 脚は、もう一度ベンチに戻って、 にんげんの 片手は、透明の満ちる器へ伸びた。
気まぐれに真白を浮かせてみる。 ]
(145) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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─── 此、明日返すわ。 偶にはわたしから返してあげる。
[ 珍しい、"しょくぶつさん"のお出かけの約束。 守るかどうかは置いておいて、 片手に日除け、もう片手に、花瓶に似た何かを持ち、 また 硝子の方へと戻ってゆく。 ]
(146) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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[ "おやすみなさい、せんせい。"
幾ら、気まぐれにお出かけを終えたとはいえ、 その程度は言えたでしょう。 何せわたしは、にんげんですから、 うまれつき、囀るくちが備わっているのです。
挨拶を忘れない何かは覚えていましたし、 花を少し傍に置いておくことも覚えました。 ]
(147) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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[ せんせい、と 言い終わって。 傘の持ち手を、手首に引っかけたところで、
また、何かを噛んだ音がした。
せんせいに背を向けたまま、 何処から出てきたのか知らない其れを舌先に乗せ、 出して 掬ってみれば、
くちびるから伝う糸の向こう、 ]
(148) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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──── …… せんせい、 わたしに名付けたみたいに、適当に答えて頂戴。
(149) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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わたし あとどれくらいで死ぬのかしら。
(-27) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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[ 返事も待たず、硝子を、閉じる。 ]
(150) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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[ 死期も知らない だれかであれど、 ひとつ たしかなことは、
あのこが星になってから直ぐ、 しらぎくさんの病室で、 "はな"がひとつ さいたって、こと ]**
(151) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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/*
回線がぶつぶつしてる んーーー明日にはなおってるといいなあ……
(-28) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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/*
>>148 たねです
(-29) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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白菊会 ミサは、メモを貼った。
2019/06/14(Fri) 00時半頃
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おれは、 ─────
(152) 2019/06/14(Fri) 01時頃
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今このとき、 時間を止めたいくらいだよ。
(153) 2019/06/14(Fri) 01時頃
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