261 エイプリル・トフィーの融解点
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[ポケットに入れた飴玉が蕩ける様を]
(20) 2019/03/25(Mon) 15時半頃
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[ 四月の魚は終末の夢を見る。 ]
(21) 2019/03/25(Mon) 18時頃
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Poisson d'avril !
[この国発祥と云われるエイプリルフールでは、 そんな言葉が飛び交って、 楽しげな笑い声が響くはずだった。
不穏なニュースが流れ出すまでは、 確かに街にはそんな声が溢れていた。]
(22) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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…… ハァ?
[ランチの仕込みをしながら、 何となしに聴いていたラヂオが垂れ流す音声に 訝しげな声を上げて、コンロの火を止めた。
絶えず流れる、終末を知らせる ちっぽけな機械の電源を落とす。]
(23) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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…… ニコラス 、
[思わず名前を呼びながら、 客席にあるテレビを付けても、 流れるのはラヂオで聞いたのと変わらない音で。
現実感なんて持てなくて、 嗚呼、けれど。]
( ニコラスと一緒なら、悪くは無い なぁ、 )
[そんなことをぼんやり思って、 音を垂れ流すテレビの前、しばらく動けずにいた。]
(24) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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あれ? めっずらしい。
[村長の家の近くを通った時、 思わずそう言葉を零した。]
(25) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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[なぜなら村長がテレビを見ていたからだ。 この村にはここにしかないテレビだ。 他の村人はラジオは持っているけど、 テレビは持っていないから。
しかもなにやら表情が深刻だ。 なんだ?と思ったけど、 話しかけたら怒られそうな雰囲気で。
思わず黙って通り過ぎてしまった。]
(26) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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[後から思い返す。 あの時に声をかけていたら。 テレビを覗いていたら。
心の準備くらいできてたのかもしれないって。
そう、それから数日が経ち、 あの郵便物が俺の所へと向かってきたのだ。]
(27) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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[その日も俺は、 いつもと同じ毎日を過ごしていた。
だけども村長に呼び出され、 集会場へとたどり着くと 村の大人のほとんどがそこにいた。
なんだなんだ、と大人と混じって 座ろうとしたけれど、]
「お前はこっちだ」
[そう村長に言われ、 戸惑いながらも皆より一歩前に出て、座る。]
(28) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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[正座をしながら背中に視線を感じる。 他の村人も何が何だかという様子だった。
その中で、村長の娘のレベッカだけは、 ギラギラとしたキツい視線を向けてくる。
(本当に、なんなんだ。)
内心溜息をつく。 別に何かをやらかした覚えもないし、 婚約者の発表なら前に出るのは俺だけではないはずだ。
しかし、困惑した俺の目の前で、 村長が行った話は その困惑に拍車をかける事しかできなかった。]
(29) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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… は?
[何が、どうして、なんだって? 俺が疑問を言葉にするよりも早く、]
「どうして!?」
[そんな甲高い声が辺りに響いた。 レベッカだった。]
「どうしてあんたなの!?」
(30) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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[俺は知っている。
レベッカが中学の時、 村の外の男と付き合っていた事を。 レベッカがこの村を出て行きたがっていた事を。
こんな村なんて、 なくなればいいのに。
そうこぼしていた事を。]
(31) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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だからこいつは嫌いなんだ。
(-4) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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[レベッカの問いに 俺は返す言葉を知らなかったけれど、 そのまま俺を殴りそうな勢いだったから、 周りの大人が羽交い絞めで止めてくれた。
彼女が落ち着くと、 次は俺の反応が伺われる。]
俺は、…
俺は、この村と一緒に、 死にたい。
(32) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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[その言葉に、 またレベッカがぎりっと睨んできて、 周囲の大人がざわついた。
村長は値踏みするようにこちらを見て、 その長い白い髭を撫でつけて、そして───、]
「 "神様"に、お会いしてこよう 」
[その言葉に全員が、レベッカまでもが閉口する。]
. . .
(33) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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[山から音楽が聞こえる。
俺は帰りを待つしかできない。 だって俺は、神使ではないのだから。]*
(34) 2019/03/25(Mon) 18時半頃
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/* 誰もが聞くて書いてたから、 最初は聞く方のログ書いてたんだけども 迷いにまよって聞いたの村長だけにしてしまった…
(-5) 2019/03/25(Mon) 19時頃
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/* なんかもう皆様幸せになって欲しい
(-6) 2019/03/25(Mon) 19時頃
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/* というか二三人連れてく許可欲しいのよニコラスとか、マネージャーさんとか、こたくんのお友達とかニコラスとかさァ!!!
あ、誠司さんはいりません。
(-7) 2019/03/25(Mon) 19時頃
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[絵本の中、描かれた星空を探しに行こう。 そういって笑ったあの日の君は、 まさしく俺の一番星だった。
ずっと、きみに付いている嘘がある。 きっときみは、気付いているんだろう。 あの日のことを、全て憶えていることを。 ふたりで逃げ出した、あの夜を。]
(35) 2019/03/25(Mon) 19時半頃
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[どれくらいそうしていたのだろう。 郵便物を受け取りにいっていた ニコラスに声をかけられるまで、 テレビの前から動けずにいた。]
「 フェルゼ、君宛に手紙。 」
…… ありがとう、 ニコラス、今 ニュースで、
「 知ってる。どこもその話で持ちきり。 」
[言葉にしようとすれば存外、 馬鹿馬鹿しく感じるものだ。 世界が終わる、なんて。幼いこどもの戯言のよう。]
(36) 2019/03/25(Mon) 19時半頃
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[会話をしながら、受け取った白い封筒を見やる。 フェルディナント・フォン・プロイセン、 住所は書いて無く、 名前だけ綴られたそれに軽く顔を顰めながら。]
( 嗚呼、嫌だ。 )
[その名前は、あの日々を否応なく思い起こさせる。 垂らした蝋の上に押された王家の印。 乱雑に封を切る。何で今更、手紙なんか、]
(37) 2019/03/25(Mon) 19時半頃
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………… 、
『 ―― 帝位継承権2位、 フェルディナント・フォン・プロイセン。 当家からは、貴方が、
…… 選ばれました。 』 ?
[ふたりで手紙に眸を落としながら、 断片的に読み上げる。 隣でニコラスが息を呑むのがわかった。
ラヂオが垂れ流した音が、突然現実になった様な。]
(38) 2019/03/25(Mon) 19時半頃
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[上手く思考が纏まらない、 なんで俺なんかが選ばれるんだ。 どうして、ニコラスじゃなくて、俺が。]
「 …… フェルゼは、どうしたい? 時間はまだあるから、ゆっくり考えよう? 」
…… ん、
[小さく頷く。手紙を破り捨てることは出来なくて。 ランチの仕込みをやめて、 ドアに臨時休業の紙を貼る。 こんな日だから、どうせ客なんて来ないだろう。 動けない俺の代わりに、 彼が作ってくれたご飯を口に運んだ。]
(39) 2019/03/25(Mon) 19時半頃
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[何気ない、幸せな日々の一ページの筈なのに。 日常の終わり、終わりのはじまり。
音声を垂れ流すテレビは、 壊れた様に同じ文章を繰り返していた。*]
(40) 2019/03/25(Mon) 19時半頃
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/* ピスティオくんまじですきです。 頭回ってなくてちょっとフェルゼくん何言ってるか分からないですねぇ。
(-8) 2019/03/25(Mon) 19時半頃
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/* いやほんとなにこいつ……ってかんじ、正気なら多分王位継承あたり全部書き直してた。これでも書き直した
(-9) 2019/03/25(Mon) 20時頃
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/* 4/1-6/30の期間に誕生した子供に生存権が存在するのかどうか、考えるとぞくぞくするな。
(-10) 2019/03/25(Mon) 20時頃
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[ 先の災害が無ければ何の音かわからなかっただろう。 その耳障りなサイレン>>#0が目覚ましになり、 ベッドスプリングを軋ませる。
蜘蛛の住処だったポストから引き抜いた、 見覚えのない封筒を土間に放り出し、 引き戸に確りと鍵を掛けた。 ]
(41) 2019/03/25(Mon) 23時半頃
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[ 崩落を懸念した裏の崖は素知らぬ様子で 痛ましい傷跡を残したままにしていて、 底のない暗闇に安堵の息が漏れた。
春の陽気も届かない湿りを帯びたままの土に そっといとしく掌を押し当ててから 体を降ろして頬を添え、目を閉じる。 ]
(42) 2019/03/25(Mon) 23時半頃
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