255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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ごめんな、フローラ。 兄さんにはどうする事も出来ない。
[男は、手のひらをそっと妹の頭へと置き直し、撫でる。 神様はいないと嘆く妹に、目を伏せる。]
でも、一度死にかけてから三年も傍に居れたんだ。 神様が俺の寿命を伸ばしていてくれたんだ。 だから、感謝しねえとな。
[抑えていたものを抑えられなくなった妹が 膝を濡らすのを (耐えて) 止める事なく、慈悲で生き延びたのだと言い変える]
フローラ、頼むから泣かないでくれ。 お前の顔を思い浮かべても、 泣き顔しか思い出せなくなるのは、悲しいからな。
(211) 2018/12/01(Sat) 10時頃
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そら、イルマが焼いてくれた菓子が冷めるぞ。 化粧だってやり直しになっちまう。
[車椅子と自身の身体を固定する腰のバンドを外し、 しっかりと筋肉のついた両腕を伸ばして 膝に顔を埋めていた妹の身体を抱き返そうと。]
お前が兄さんの分もたくさん生きてくれ。 そうすれば、俺は救われるさ。
[それは偽りではない。 善良な人間の“顔”にとっては、嘘ではない 心から―――心は、何処にあるのだろうか]*
(212) 2018/12/01(Sat) 10時頃
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/* ちゅうねんちゅうにびょうかんじゃ(ややこしい)
(-48) 2018/12/01(Sat) 10時頃
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/* わあお、これは難しい(( とりあえずフローラがしににいくで制止ー
(-49) 2018/12/01(Sat) 10時半頃
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/* ロイエさんとも会ってなかったな…… ワカナさんとこが本屋兼雑貨屋でロイエさんとこが雑貨屋っつーことは、 本屋に雑貨がちょっと置いてる感じと、雑貨しか置いてない感じだろーか。
雑貨屋っていわゆるコンビニタイプ(日用品も置く感じの)か、ファンシーショップタイプ(嗜好品が主)か悩むとこあるけど、ロイエさんとこは後者っぽい……??
(-50) 2018/12/01(Sat) 12時半頃
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[いっそそのまま溺れてしまえば]
迷惑ってそんなことないよ。 そりゃ、心配するけど、それだけだもん。
[焼きたてのパンを何度だって 口に突っ込むから。迷惑をかけたくないという兄に 距離感を感じるようになったのは、三年前からが大きい。
必要なラインなど見当もつかなくて]
(213) 2018/12/01(Sat) 12時半頃
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[だって、兄妹だもん。 優越感とは何か、可哀そうとは何か。 楽天的、楽観的。別にお姫さまになりたかった訳じゃない。 いやお姫さまに憧れることはあっても『違う』 献身的であるのが自然体。ではないが>>203
――分かって欲しかったはずなのに 兄が、自分をさけるたび、哀しくなって苦しくなって それでも、慕っている、妹として
其処にまじるわたしは、何人いるのだろう。]
(214) 2018/12/01(Sat) 12時半頃
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[これがきっと他の誰かなら 彼は、気にしたのだろうか。弱い人間だと自覚はある 弱くて、情けなくて、駄目な子だと。だが
彼が考える強い女とは何処にいるのか。 言わない男の心中を察することなどわたしには出来ない。 『お前が、わたしを理解できないのと同じで。』 視線はおちたまま]
みなもと?…ソウスケさん ソウスケさんの真似は兄さんには無理だよ だって、あの人紳士的で優しいもん
昔はもっと分かりやすかったのにね。
[―――そう、ソウスケさんは優しい。 わたしの知る大人はみんな優しい。 大人だけじゃない、この街の住人はみんな ただ一人を除いて]
(215) 2018/12/01(Sat) 12時半頃
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偉そうな事を
[反吐が出る。 怨嗟と、いらだちが、唇の奥で転がった 可哀想で、哀れで それでも 『 』
――――くそったれ。に涙が溢れる]
(*38) 2018/12/01(Sat) 12時半頃
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[唯一人、唯一の兄の やさしさを、欲しがっている。身内だから 家族だから、幾つもの言葉が前にあった。
深い息を重ねるのを 耳で聞けば母を思い出した。
きっと母もこんな気持ちだった いや、きっと母はもっと酷い
だから、あんなことを託したのだろう]
(216) 2018/12/01(Sat) 12時半頃
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[彼が求める母になれないのだから>>207 ねえ、仮面をかぶっているのは一人なの。
三番街の蝶は、飛んでとんで]
…キングスが、人のいるいらないを決めるなんて こんなのおかしいよ。こんなのってない。
昨日一昨日じゃないって
ずっとずっと隠していたの
(217) 2018/12/01(Sat) 12時半頃
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ずっと ――、
[騙せると思っているの>>208 兄の前で、か弱い少女はなく。みんないなくなってしまうと 先輩の顔が浮かんで、ココアちゃんの顔がうかんで。
ピスティオくんの顔が、浮かんだ。 ノッカちゃんと小さく呟いたのはまだ敢えてないから 違うってわけじゃないのも分かっている。
みんな、みんなどうして――]
(218) 2018/12/01(Sat) 12時半頃
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[納得など何一つ出来やしない。 頭を撫でる手が誰のものであっても。 ――泣くのだろう。悲しいから、苦しいから]
…兄さん。
……ごめんなさい。
[――崩れた心が、ひとつ謝罪を口にする。 そんな事を言わせたいわけじゃないの
そうじゃないんだってと]
(219) 2018/12/01(Sat) 12時半頃
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[でも]
神さまに感謝なんかしてない癖に
(220) 2018/12/01(Sat) 12時半頃
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/* この兄妹業が深過ぎない…………? 前世で何したらこんなつらくなるの? こんなん泣くでしょ辛い好き…………尊い…………
(-51) 2018/12/01(Sat) 13時頃
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泣き顔って兄さんは、私のこと 思い出してくれる?
…ちゃんと、妹がいたって、覚えていてくれる
[食用なのだ。 兄は。食べられてしまう、だからこの問いは 短い期間をさす。そらのおふねにのせられて、そのさき。 膝に埋めていた顔を上げ、抱き返してくれるのなら
兄の髪に手をのばす]
(221) 2018/12/01(Sat) 13時頃
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…化粧なんて、いくらでもやり直せるよ でも、イルマさんのお菓子が冷めるのはいやだな。
………。ね
[たくさん生きて、と救われるという言葉に 何も返さず、代りに涙にぬれたまま 兄を一度抱きしめてから 立ち上がろう。お菓子どこって聞いて 食器を取り出し、飲物を入れる準備を始めよう。 兄の顔をふりかえらず]
そうだ、珈琲砂糖何個いれる?
[お湯を沸かしながら、 兄に背をむけ、そう聞く肩は震えっぱなし。 怖がりな妹のまま、怖ればかりを溜め込むままに**]
(222) 2018/12/01(Sat) 13時頃
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/* 難産!!!ふええええ
(-52) 2018/12/01(Sat) 13時頃
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/* わりと早く目的をばらしたい系なので 上手く隠せているかどうか
目的?復讐だよ(ヤンデレどこいった)
(-53) 2018/12/01(Sat) 13時頃
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/* >>205す、既にストーカーが……?
このフェーズはターゲティングの話し合いが終わってんのかわからないので、ソウスケ向けに出そうと思ってたやつを出していいのか悩むな… しろやんの時は話し合いギリギリまで決まんなかったし、ぱんすとはすかっと決まったから、空気読めぬ私に赤窓想像つかない。
夕方までに何とかかけますように……
(-54) 2018/12/01(Sat) 14時頃
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[アポロが少女を理解する事はない アポロは妹だと自称する少女に理解されたくない。
だって、他人なのだから。
それでいいのだ。 他人を構成するものを理解するのではなく 少しでも共感出来る出来ないで判断すればいい 共感出来る相手はとても好きになり 共感出来ない相手でもアポロにとって嫌いではない。
この三年は、自分の心の中に仕舞いこんでいた 鬱々としたものを探す手立てとなった。>>213 知りたくなかった、認めたくなかった 父親が他の女と結ばれ、新たな家庭に変わって そして人として欠落することで 自分の本質を突きつけられ この一家と過ごすことの違和感、 それによる怒り、苛立ちに気づく。]
(223) 2018/12/01(Sat) 14時半頃
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[アポロは少女を別の何かとして見て>>214 正しい“心”を探して描くから 幼い頃の絵しか描けない。 妹はきっと兄を描けない 兄だけを描けないか、までは知らないが。
水彩画は風景や静物画を描くのに適している だから、綺麗なものを描いていればいい。
アポロのようにヌヴィルの一員でありながら “この一家”の異端を、異分子を 分かろうとしても、“この一家”の娘が 理解することなどは出来ないと思っている。>>215 そうさせない為に、仮面を被って 家族ごっこをずっと続けているのだから
―――知られたくない。]
(224) 2018/12/01(Sat) 14時半頃
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昔みたいに化粧してなくてもいいけどな。
でも、皮膚が紫外線がどうとか、あるんだろう? 俺ぁ、お前の肌が荒れちまうのは嫌だから 保湿はちゃんとしておけよ。
…それにしてもミナモトのアドバイスは駄目か、 飲みに行った時にでもクレームつけてやらねえと。
[優しく、少し女心に疎く。 でも、“家族を大切にしている”仮面は 本当に仮面として機能しているのか。 アポロは――男は分からない
義母の遺言だって分からない。>>217 “他人の”少女に無理な話なのだと 交点を避けて、穏やかで(――穴だらけの) 嘘が詰まった食卓で二人、過ごす。]
(225) 2018/12/01(Sat) 14時半頃
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しょうがないんだ。 それに、歴史の教科書で読んだだろう? 今はこうして…自由は足らないが生きれる 運が良けりゃ、死ぬまで此処で暮らせる。
ご先祖様の頃はそうじゃなかったって考えりゃ 俺たちはきっと、恵まれている。
[キングスに人間が降伏する前と してしまった今では、本当に何方が幸せなのか。 ……分からないが、 父や義母がこの地で死ぬ事が出来たように 骸がきちんと埋葬出来たように 今生まれて良かったのだろう、が客観の意見。]
(226) 2018/12/01(Sat) 14時半頃
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隠してたのは…解るだろう。
お前に言いづらかったんだ。 いつも笑っていて欲しいから 傷つけたくなかったんだ。
[愛すべき隣人に願うことと同じ。 嘘ではない。
愛すべき隣人たちもそうだろう。>>218 伝えたい、伝えたくない、意思は幾つもある でも、笑っていて欲しくないなんて 誰ひとり思わないと。]
お前をひとりにして、すまないと思っている。
[互いに謝意を告げれば、 それ以上の告解はない。>>219]
(227) 2018/12/01(Sat) 14時半頃
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…………。
[少女は――妹は、 時折、勘のいい事を言う。>>220 なにも分からないで居てくれるように なにも言わないのに。>>215]
そんな事はない。
[神様が居るかは分からない。 絵では描けない。 でも、死神はいるじゃないか。]
(228) 2018/12/01(Sat) 14時半頃
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[手を伸ばす妹が顔を上げたなら>>221 少しだけ、男は――アポロは 変な顔をしていただろう。
それも、髪に指が触れるまでの束の間だったけれど。]
(229) 2018/12/01(Sat) 15時頃
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[だって、妹なんて居ない。 妹がいないから、 死ぬ寸前に思い出せるかなんて。]
(230) 2018/12/01(Sat) 15時頃
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馬ぁ鹿、思い出すなんて痴呆扱いするな。 お前と過ごした時間を忘れる訳がねぇだろう。
[一瞬、生まれた空白を満たすように。 アポロは――男は肯定する。
肯定? いぃや、すり替えたのだ。
妹をお前、と。 フローラという少女との半生を、と。]
(231) 2018/12/01(Sat) 15時頃
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[妹が兄を兄さんと呼ぶことがあっても 兄が妹を妹と呼ぶ時に妹さんとは呼ばない。
だから、仮面を被れる。 少女が半分は自分と血の通う存在だという事を 肯定する機会は少なくて済むのだ。 同居している他人だと、概念を歪める事で アポロは、仮面を被っていられる―― 平穏で穏やかな、住人のひとりとして 今も、羊を飼える。 生きている羊ではなく皮――“仮面”を従えて。]
(232) 2018/12/01(Sat) 15時頃
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