25 仮面舞踏会
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あなたを困らせるつもりはなかったのです。 ご不快でしたなら、もう二度とは致しません。
[と目を伏せつつも、まだ腕は解かない。]
あの時があなたのお顔を拝見した最初で最後かも知れません。 その次は、いずれかのパーティの席で、遠くから親族とご一緒のところをお見かけしたのみでしたから。 その後、ベレスフォード侯爵と婚約なさったと伺いました。
……だから、ご迷惑であったならすみません。 ただ、思い出のよすがに、と思いました。
(-357) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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[彼女に見下ろされる格好で>>445床へ座り込む姿 夜色の衣はふわりと広がり、その下見えぬ場所で 左足はじわじわと痛みを訴えている。 肩を震わせ、俯いたまま立ち上がる気配はない]
(448) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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――――…それは、どういう…
[意味なのですか?と心の中で続け、髪に触れようとして戻された彼の手を名残惜しそうに見詰める。]
(-358) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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[俯いて、アイリスの髪に零した謝罪にならぬ謝罪の言葉。 囁き終えると、彼女を捕らえていた腕を解いた。]
(449) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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[下げられた頭にこちらも軽い礼を。 あくまでその場は軽く流し、ふと指し示した先を追いながら。]
そうですか。 雪のように儚いとは感じてはおりましたが。
…あれ。 足を挫かれたのですかね。 ちょっと、僕が行って参ります。人手が足りないようでしたら、先に見つけられた貴方も。
[そこに跪いていたシノワズリの女性に気付き、金の髪の男に礼をしてから、倒れた蝶へと足を向ける。]
(450) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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/* お。フィリップが来てくれたー
(-359) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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恋文なら、他にも沢山贈られておいででしょう。 わたくしを、覚えていてくださったのは、 とても、光栄で、……嬉しいのですけれど……。
[その言葉から、顔を覚えられていると知れると、歓喜と警戒に語尾が翳った。 ともすれば、胸の内に抱えた秘密を懺悔と共に口走ってしまいそうで、必死で押し留める。 見事なストロベリーブロンドへの賛辞も、侯爵夫人へのご機嫌伺いも、全てはアイリスに向けられたもの。果たしてセシルが見ているのは、アイリスなのか侍女シリィなのか]
本当に、素敵な方。わたくしが、初めて恋をした方。 御成婚の報せは聞きませんけれど、 そうなればさぞ多くの娘さんが泣き暮れることでしょうね。
……罪なお方。
(-360) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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/* きっとセシルんは散弾銃だな。男女問わず。
(-361) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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失礼。 差し出がましい事とは思いましたが、もしかして足を痛められているのかと思いまして。 よろしければ、手をお貸ししてもよろしいでしょうか?
[異国の服の女性に手を伸ばし、彼女の反応を窺う。 傍にいた藤色の女性にも、視線と首の動きで礼を。]
(451) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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[ぐるり周囲を見渡して、仕方なしに彼女に声をかけようとした丁度その時。 壁際からこちらへと歩みを進める男性>>450の姿を見つけた]
ああ。
[起き上がらせるのは彼に任せる事として。 己はただ、座り込む女性のそばへと腰を落とした]
どうかなさったのですか?
(452) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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ご無礼、お許しください。 こちらの婦人をお支えするのが先かと思いまして。
[片手間のような挨拶になってしまうことに、小声で詫びて。]
(-362) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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嗚呼、彼女は先程も足を挫いて居たようですから
[後ろから告げながら、直ぐに足を出す男の後を追うように、 ふたりの女性へと彼の背中の後ろから向かう為足を踏み出した]
(453) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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― ディーン様のお部屋 ―
[ドンと何かが弾けるような音に驚いて目覚めれば、まるで瞬間移動をしたように、私の身はベッドの上にありました。 それは慣れた感覚で、けれど、常と違ったのは、寝かされていたのが離宮の私の部屋でないということでしょう。どうやら、舞踏会のドレスを着替えた部屋とも違うよう。
ドンとまたひとつ大きな音。 私は素足のまま、音の聞こえた方向……窓の方へと向かいます。歩けば、乱れたドレスが肩からずり落ちましたが、気に留めなかったのは]
綺麗………。
[夜空に咲く刹那の花に心を奪われてしまったからでした。 伸ばす手は窓硝子に触れて、じくりと痛むその感触を思い出します。いとしむように指先握り締めて、私はしばらくの間、咲いては散る色とりどりの刹那の花を見つめておりました。]
(454) 2011/02/06(Sun) 00時半頃
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……いいえ、ただ嬉しくて
[>>452腰落とす彼女へはそう告げた。 >>451男が近づくのに気づき顔を上げる 嗚呼と思い出す]
ダンスの最中にぶつかったわ。 手を借りるだけでは、足りないわね?
[足を痛めた原因となった相手 仮面の下、表情はうかがえぬ。 二人の間に嘴が覗き、先刻の金糸持つ男が居る事を知る]
(455) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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/*
おいwwwディーンの部屋かいwwwwww
(-363) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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…いえ、ありがとうございます。
[此方も簡単な会釈だけをして、彼へ感謝の意を述べる]
わたくしも急なことで驚いてしまって…
(-364) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[片羽の蝶は、逃れなければならないと分かっていても、その蜜の甘さの誘惑に負けて留まるを選ぶ。 仮面の内から囁かれる言葉の一つ一つに、心は揺さぶられ、最早表情も仮面もそれを隠せぬほど。 彼の前では、愛想笑いを浮かべることすらできない。 彼の肩に無意識に縋りつく手が、白と銀の服布に深い皺を寄せた]
(456) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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/*
にしても、内緒話ってやっぱりいいですねー。 内緒話ってしたの、これが初めてなんだけどさ!
ベネット様とラブラブしたいです❤
(-365) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[腰落とした彼女には判るだろう 震える肩が、笑みからなっていた事 吐息に混じる音は快楽を追う其れに似ている]
心地良かったの……この、痛みが ずっと続けばいいのに
[うっとりと囁いた]
(-366) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[他にも印象深い女性は数々あり、その女性達にもまた同じようにやさしい、嘘ではない嘘を吐くのだろうけれど――
セシルがアイリスの微かな思い出を辿れたのは、恋文を人伝に届けてくる貴族女性が多い中で、直に自分に手渡しに来たのは彼女だけだったからだ。 そんな、珍しい女性は他にいなかった。
――それが、アイリスの手紙を持参した侍女シリィであったとは、自分が記憶違いをしているとは露知らず。 そして、彼女が秘密の発覚を恐れているとも気付かないまま。]
(-367) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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ぶつかった…? …あ。
[宴の始まり、少々調子に乗った自分とパートナーのダンスを思い出し。 幾つかぶつかった相手の中に、彼女もいたのだと。 ダンスに夢中で顔まで見る余裕はなかったが、バツの悪そうに表情を翳らせ慌てて腰を折る。]
これは…大変失礼いたしました。 思わず子どものように、ムキになってしまい。 レディに怪我をさせるなんて…どうしたらいいかな。 ひとまず、足を。 ご不興を買うことを承知で、ちょっと見せていただけませんか。
…これでも軍人をしているもので。 怪我を見るのは慣れているのですよ。 ああ、怪我をさせた張本人の言葉ではないな。
[脈絡のない言葉が溢れるのは、いささか動揺しているから。]
(457) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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/*
本当はヨーランダ使いたかったのよね。 でも、ヨーランダ使いすぎなので自重してコリーンにしたんだけど、最初微妙だなーこのキャラって思ったんだけど…
やっぱり使ううちに愛着わいてくるよねー!
(-368) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[コーネリアと離しながら思い浮かべるは、先のバーナバスとの会話。 今一つ彼が乗りきらぬ理由がやっとわかった。 そう、この女には無理なのだ。 ならば――]
僕を許せ、コーネリア。 ……許してくれ。
[女の瞳を真っ直ぐに見つめ、許しを請う]
(458) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[まったく、かの友人のせいだ。自分の足を踏み、挑発なんてするから。 自分のことは棚にあげて、そんな風に考える。 おそらくその思いを相手にぶつけることもなく、もしかしたら相手も同じことを考えているかもしれないなどと、巡らせることもなく。]
(-369) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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…。
[この状況で嬉しいと言う彼女の言葉に、困惑したように首を傾げる。 されど表立っては何も言わず、彼女の視線を追うように黒衣の男性を見上げた]
まあ。足を痛めて……。
[言われて見れば、先ほどホールの隅で足を診られていた女性は彼女だったか]
悪化してしまったのかしら。
(459) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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……おかしな人。
[自分では立ち上がれない程の足の痛みを、心地良いだなんて。 そんな心情、娘には到底理解ができなかった。 囁きに対して零した言葉は吐き捨てるよう。そsいて同時に、怯えの色も混ざっていた]
(-370) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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思い出して頂けたのね。
[座り込んだまま、袖に隠していた黒の扇を持ち上げて 腰を折った男の膝をぺし、とたたく]
足は手当て済みよ。 ただ、同じところを捻ってしまっただけ
軍人……嗚呼そう
[なるほど、と小さく呟く声。 間近に居れば皆に聞こえよう。 だから彼女と一緒にいたのね と 炎の精の正体を知る言葉はしかし、彼にしか意味は通じまい]
(460) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[いきなり男に許しを請われ、彼女は何が起こっているのか理解ができず―――――
――――…一体、何の事で……許せと…?
[そう絞り出す様に。 ただ、彼を見詰め返す事しかできない。]
(461) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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オスカーは、ローズマリーにそのようねと片手で足をさすりつつ頷いた。
2011/02/06(Sun) 01時頃
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不快だなんてとんでもありません。 けれど、嗚呼、女心を弄ぶのがお上手ですこと。
[むしろ、腕が解かれても、惜しむようにその場を動けない。 少しでも長く、この身を甘美な陶酔に浸していたくて。 寒さを言い訳に、僅か身動いで更に彼へと身体を寄せる]
ええ、ええ。 此方こそ、折角の貴方のお心遣いでしたのに、 未練を残してはいけませんでした。 天国の――夫に、怒られてしまいます。
[老侯爵を示す時、一瞬口篭る。旦那様、と呼びかけ慌てて訂正した]
……友人としてなら、今後も親しく、 お付き合いいただけるでしょうか?
(-372) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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/* あれ、その前の白ログよめてない?w
(-371) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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