96 【飛び入り募集】たびびとのまち
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―バー―
マスター、遅くなってしまってごめんなさい。 手袋を買いに行っていたの。
[ほら素敵でしょう?と、指を広げて披露すれば、マスターの苦笑いを感じたわ。 マスターの傍に駆け寄り(店内の間取りは全部覚えているの)ヘクターさんの事を伝える。
それと、奏者の方に今日の曲目を。 彼のリクエストの、私の好きな曲。]
(160) 2013/09/20(Fri) 22時頃
|
|
それは、良かったです。 果樹園の、なんです。 美味しかったと、伝えておきますね。
[無作法だとは、思いもしなかった]
[花の香り。 兄の死に顔が蘇る。
沢山の花に埋れ、血は拭われ まるで眠るような兄の顔]
ホレーショーさんは、お仕事ですか?
何か、お手伝いする事は、有りますか?
(161) 2013/09/20(Fri) 22時頃
|
|
[歯形のついた林檎はしまうにしまえず、 左手の中で持て余している。]
ありがとう、…助かる。 俺は、自分では行かないから
[没薬の香を嫌うものも少なくはないが故に、 不要な外出は控え気味になっていた。
目の前の少女もまた、 自分と対峙する時どこか陰を落とすように見える。 尤も、三年前よりは随分薄れたけれど]
………手伝わせるような仕事では、ない
[ぶっきらぼうに、申し出を断る]
(162) 2013/09/20(Fri) 22時半頃
|
|
そう?……お前さんがそう言うってんなら、……良いんだろうが、
[それならば、遠慮せずに中で待たせて貰おうか、と。 そう思いながらも、一度、動きを止める。]
……んじゃ、荷物置いたらすぐ行くわ。
[流石に、飲食店にこの布を抱えて入る訳にはいかないだろう。 未使用の布とはいえ、新品とは言い難い。 それにこちらの用途も屋外用としてなのだから、尚更だ。 布を抱え直せば、片手で戸を開く。 彼女が店に入れば、戸を閉める。 戸が閉まりゆくその最中、マスターと目が合い軽く会釈した。]
(163) 2013/09/20(Fri) 22時半頃
|
|
[荷を抱えて辿る帰路。 家には入らず工房の前まで移動すれば、布を広げる。 舞う誇りに軽く咳き込みつつ、それでもテーブルに被せてやった。 端を足に巻きつけ、地面と接している部分は軽く持ち上げ、隙間に布を挟むように。
片足でも十分にこなせる作業だった為、時間は然程かからない。 元より、ある程度体は鍛わっているのだ。 足さえ安定していれば、力仕事だって容易にこなせる筈なのに。]
……行くか。
[一度屋内に入って手に付着した泥を洗い落とせば、自宅を出る。 空はすっかり染まっている。 今夜はきっと、月が美しく輝くだろう。
───月を静かに見上げる日が来るなんて、想像した事が無かった。]
(164) 2013/09/20(Fri) 22時半頃
|
|
[ぶっきらぼうに言われようとも 笑顔を崩す事は無い]
そうですか。 分かりました。 何か有れば、遠慮無く呼んで下さいね。
では、失礼しますね。
[ぺこりとお辞儀をして、また、道を行く]
逝けるなんて………良いなあ。
[小さな呟きは、風に融けた]
(165) 2013/09/20(Fri) 22時半頃
|
|
[家と食堂は離れていない。 故にバーとも、離れていない。
食堂から漂う香りとざわめきに、町の夜の訪れを改めて感じた。 パピヨンと並び歩いた時よりは早足気味に。 道を抜ければ、再びバーの扉の前に立つ。
痛みを忘れる為に酒を口にしていた時もあったが、今はすっかり離れてしまった。 そして、酒を飲むという目的以外でこのような店に訪れるのは──仕事を除いて──初めてで。]
……、
[何を告げて良いかもわからず、無言のまま戸を開く。 マスターは、自分の顔を覚えていた筈だが。]
(166) 2013/09/20(Fri) 22時半頃
|
|
待ってるわ。 でも、気を付けてね。転ばないように。
[転ばないように、は、自分が出かけるときに良く言われる言葉なのだが、余計なお世話だっただろうか。 彼は自分と違って目が見える。 不意に歩いて来た犬や、出しっぱなしの椅子に躓いて転ぶ事は無いだろう。
戸を開けて貰えば、嬉しそうに笑った。]
(167) 2013/09/20(Fri) 23時頃
|
|
[彼がバーに入れば、マスターが予約の席を指しただろう。]
(168) 2013/09/20(Fri) 23時頃
|
|
[ざわめき。]
(169) 2013/09/20(Fri) 23時頃
|
|
[お客さんは、まだ少ない。
それぞれの人の香りと、お酒の香り。 色んな物がごちゃ混ぜになった、いつものバーの香り。
今日は微かに、木と薬の香りが混ざっている。
彼は、お店に帰って来たかしら。 私のワガママに付き合ってくれてありがとう。 でも、私にできる事なんて限られているから、せめてこれ位は。]
(170) 2013/09/20(Fri) 23時頃
|
|
[促されるまま、案内されるまま。 指定された席に、着く。
人は少なく、立ち込める囁きは酷く静かで。 自分の知る、酒場と呼ぶそれとは随分と雰囲気が違う。]
……えぇと。 何でもいいや、酒以外なら。
[マスターにそう告げれば、椅子ごと身体を傾ける。
そっと置かれた炭酸水のグラス。 柑橘の浮いた水面に、細かな泡が上って、消えた。]
(171) 2013/09/20(Fri) 23時半頃
|
|
[席に着いた? ピアノの横に立ち、ぐるり店内を見廻す。 彼の座る場所は分からない。 でも、小さなお店だから、きっとどの席でもよく聴こえる筈ね。
ソワソワしていれば、奏者の方が彼が来ている事を教えてくれた。
ポン、 合図のようなピアノの音が一つ。
静かな伴奏。 深く息を吸い込んだ。]
(172) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
Moon river… wider than a mile
[それは、少年が旅を止める歌。]
(173) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
I'm crossing you in style some day
Old dream maker you heart breaker Wherever you're going,I'm going your way
[歌に自分を重ねる。
悲しい歌ではないのだけれど。]
(174) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
……あぁ。
[頷いて、夕暮れの道を歩く彼女の背を見送る。 けれど彼女を呼ぶことはないだろう。 決してないだろう。 そのぐらいの常識なら持ち合わせている。]
…………すまない な。
[その背に向けたつぶやきもまた、 風に融けていくのだろう。]
(175) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
Two drifters off to see the world There's such a lot of world to see
[私にとってこの街は、 虹の根っこ、世界のおしまいの場所。]
We're after the same rainbow's end Waiting round the bend
[これからも、ここで暮らして行くわ。]
My huckleberry friend
Moon river and me
[ずっと、ずっと、お終いの時が来るまで。]
(176) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
うん、ごちそうさま。 …美味しかった。
[銀貨数枚のお代を置いて、席を立つ。 白かった布巾には点々と黒いシミが出来ていた。
こうして、あとどれだけこの時間が過ごせるだろう。 自分も、彼女も、他の誰かも、 もうゆっくりと死を待つだけだ。 ここは、そんな村だから。]
じゃ、また来るよ。
[それでも、儀式めいた祈りのように、そんな言葉を必ずドアへと残す。
通りへと出れば、漏れ聞こえる歌。]
(177) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
[歌い終われば、スカートをつまんでお辞儀を。 まばらな拍手の音が聞こえた。]
(178) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
[夕焼けを背にして歩く。 東の空には白く、円い月。
―――今夜は満月だ。]
(179) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
[何処かから月の歌が聞こえて、 男の足はふと、道の真中で止められた。
遠い視線は声の在処を捜す。
その間も右腕から零れる紅の花びらは ひらり、ひらり、足元に降り積もる**]
(180) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
/* ムーンリバーは、ピアノ伴奏よりギターの方がいい感じだと思いますけどね。
(-32) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
[一つ、鍵盤の奏でた音に、ざわめきは静まり返る。 少し耳を澄ませば、ここにいる全ての客の呼吸の音すら聞こえそうな。 そんな錯覚に陥ったのは、瞬き一つの間。
やがて始まる穏やかな伴奏。 その口唇から紡がれる、柔らかな歌声。
流行りの歌は知らない。 好きな音楽も無い。 歌える歌は、路地裏の子供達がふざけて口にするような、下品な内容の替え歌くらい。
そんな自分が、瞬きすら忘れて聞き入る様な歌。]
[拍手の音に、我に帰る。 解けかけた氷が、グラスの縁を叩く。]
(181) 2013/09/21(Sat) 00時頃
|
|
[ピアノの傍を離れれば、他の客に手を握られ、少し困ったような笑みを浮かべた。 一曲だけ、との約束だったから、彼はもう出て行ってしまったかしら。 もう少しお話ししたかったわ。
店内を見まわす。 そんな事をしても、見えないのだけれど。]
(182) 2013/09/21(Sat) 00時半頃
|
|
[まばらな音に混ざるように、僅か遅れて手を叩く。 歌の名残を少しずつ、砕いていくように。
彼女や、その傍らの奏者の様に、音楽を生業にしている者は少ない。 だからこそ、彼女の歌が際立つのだろうか。 それとも、彼女の実力は飛びぬけているのだろうか。
比較する対象が無いため、其処を判断することはできなかったが、―――そも、判断する必要が或るだろうか。]
……成程。
[場の拍手は次第に消えていく。 最後の一つをぱちり、鳴らせば、小さな声で呟いた。
成程、これが、歌か。]
(183) 2013/09/21(Sat) 00時半頃
|
|
[ノートに綴る文字は、昔と変わらない。 どことなく丸みを帯びた、子どものような文字。
故郷を出るとき。 幼馴染と過ごした、故郷を出るときに持ち出したノート。 これは何冊目にだっただろう。
自分が食べることのない料理のレシピは増える。 大好きな人に食べてもらうという目的は変わらない。]
(184) 2013/09/21(Sat) 00時半頃
|
|
[席を立つスヴェルチェルさへと声を投げる。 笑顔と共に。]
ありがとうございました。 またいらしてくださいね。
[残された銀貨をエプロンに仕舞う。 黒くシミが出来た布巾は、食器と共に片付けた。]
(185) 2013/09/21(Sat) 00時半頃
|
|
/* うわっ寝てた
(-33) 2013/09/21(Sat) 00時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る