人狼議事


281 緋桜奇譚−忌−

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【見】 陀羅尼 サラ

 
 大丈夫ってなぁに?

[寡黙少女が声を発した瞬間、目の前にいる男性へと向けて力が発せられる。
 それは風を切る刃の様であり。
 何物をも崩す重力場の様でもあり。
 全てを溶かし焦がす熱量の様でもあり。
 その正体が何か考えるまでもなくただそれを壊す力。

 しかしただの人間ではない存在であるのならば。
 その力が発せられた瞬間にそれを感知する事は可能であっただろうか*]

(@9) 2020/09/30(Wed) 00時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[その声>>@9を聞いた途端、男の姿は弾け消えた。

血肉の塊の人の様に血飛沫を上げるでなく。
例えるのならば、ゲームのキャラがやられて消えたように。
青い光となって弾けて消えた。消された。

重そうな鞄だけがそこに残る。]

(11) 2020/09/30(Wed) 00時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

 
 ……いや、いきなりそこまでやられるほど。
 強くぶつかったわけではないよね?

 乱暴だなあ。

[男の声が下から。
『アオちゃん』の映っていたスマホからする。
今は、その画面は青色一色だ。]

(12) 2020/09/30(Wed) 00時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[──青行燈。
男は、『アオちゃん』は、そう呼ばれた妖怪だ。

百物語を語った後に現れるそれは、白い着物の鬼女であるとか、切り捨てたら蜘蛛の足が残っただとか、はっきりと定まらない。

電子の海で無暗無数に怪談が語られた結果。
今は電子の海を巣食う存在になったそれの今の本体は、電子端末。
具体的に言えば今の青行燈の妖力の及ぶ範囲のこのスマホやら鞄の中のタブレットやらだ。

アバターである"人の姿"を壊されても、それほど痛いわけではないが、いきなりの攻撃に困惑はしていた。]*

(13) 2020/09/30(Wed) 00時半頃

辣醤醸造 ガルムが参加しました。


【人】 辣醤醸造 ガルム

 [ 目立つ銀髪の髪、
 やたらと目つきの悪い男が夜の京をうろついている。
 ファーのついた上着。
 口を軽く開くだけで八重歯が覗く。
 どこか獣のような野性味のある風貌の男だった。]

(14) 2020/09/30(Wed) 00時半頃

【人】 辣醤醸造 ガルム

[ここ最近の京は騒がしい。
ここ最近がどのくらい続いているのか分からないぐらい前からこの喧騒には慣れている。
人が増えた、建物が増えた。

最近のお気に入りはコンビニエンスストアという所だ。
そこは始終明かりが絶える事無く、人間が入れ替わり立ち替わりやって来る。]

 ビニチキ一つくれよ。

[店員に告げて食料をまた一つ増やした。
本来の食糧に比べたらエネルギー効率なんて雲泥の差だが、人間に化けた姿で雷なんて食おうもんなら大騒ぎになる事は知っている。]

 全く住みにくい世の中になっちまったぜ。

[まあ人間の食いもんもそこそこ美味いがな。
そう思いながら一人呟く。
この者の正体は妖──雷獣だった。]

(15) 2020/09/30(Wed) 00時半頃

【見】 陀羅尼 サラ

[言葉を交わした、少なくともそう認識した人間が消えた。
 何時もの様に真っ赤な血飛沫はあがらなかったけど、それを不思議に思う事はない。
 何故なら人間という生き物がどういったものか興味がないからだ。

 壊れてしまったら途端に興味が失せてしまう、はずだった。
 壊れたはずなのにまた声をかけられたから。

 寡黙少女はきょとりと目を見張って。
 それから声がする方を見る。

 アオちゃんがいた。
 生き物ではないアオちゃんが話しかけてくる。
 とても不思議だ。

 そうか、ここは京都でオカルトの街で。
 アオちゃんはオカルトのお話をいっぱい教えてくれる面白い存在。]

(@10) 2020/09/30(Wed) 00時半頃

【見】 陀羅尼 サラ

 
 何も不思議なんてないんだ。
 そっか、アオちゃんは壊れないのね。
 だっていつもわたしの声には応えてくれないもん。

 わたし、攻撃なんてしたことないよ。
 勝手に人間が壊れるだけなの。

 アオちゃんはまだ壊れた事ないけど。

[じっとスマホを見つめてお話をする。
 さて、これにアオちゃんが返事をしたらそれは会話だろう。
 会話をしたらどうなるか。
 それは勿論、壊れるのだ。
 正確に言えば寡黙少女と会話が成立すれば対象は壊される。
 壊そうとする力が働く、SCP-xx49-JPはそういった概念だ**]

(@11) 2020/09/30(Wed) 00時半頃

【人】 辣醤醸造 ガルム

[コンビニをでたところで、顔見知りに合う。俺と同じような険のある顔立ち、俺を一方的に仲間だと思っている人間が話しかけてきた。]

 『おいガルム、ちょっと見てみろよ。
 このサイト面白いんだよ。
 99話まで続いてるんだぜ。』

 それを1話から観ろってのか?
 100話目に死ぬワニ的な?

[そいつはちげーよと言いながらもその100物語の内容を幾つか説明してきた。
なるほど、興味を引かれる。]

 『六道珍皇寺って近いだろ。
 だからその100話ってやつを一緒にさ…』

 興味ねえよ。

[被せるようにそう言った。
俺はそう言ってその場を去っていく。
人間とつるむつもりはないが、長らく人間の姿形をしている習慣かその右手は掲げられ、別れの挨拶の形を成していた。]

(16) 2020/09/30(Wed) 00時半頃

【人】 辣醤醸造 ガルム

 
   [ その足で向かう先は六道珍皇寺。
    興味が無いなんて大嘘だ**]
 

(17) 2020/09/30(Wed) 00時半頃

辣醤醸造 ガルムは、メモを貼った。

2020/09/30(Wed) 01時頃


【人】 常世倶楽部 アオ

[勝手に人間が壊れるのだという少女をディスプレイ越しに見る。

条件付きの、なにかだろうか。
応えるのを保留して、青行燈は思案する。
不可思議な攻撃を受けた後でも相変わらず妖のようには思えないが。

特定条件下でのタブーを破った事で起こる怪異。
そんな話はそれこそ大量に知って、語っている。]

(18) 2020/09/30(Wed) 01時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[スマホが青い燐光を放つ。
うっすらと落ちた鞄の方へと蜘蛛糸の様に繋がる糸のようなものが浮かびあがる。

青行燈というネットワーク。
その繋がりを少女に向き合う、スマホの分だけ切る。
繋げるときにかなり妖力と時間を使うのだが、目の前の怪異に対する興味が勝る。]


 ……勝手に壊れれるなんて不思議ですね。


[最初は声をかけ、少女が応えた。
いつも応えない、アオちゃんは壊れない。

応えることが条件だろうかと、敢えて。
繋がり切っても残した『アオちゃん』はそれに>>@11応える。]

(19) 2020/09/30(Wed) 01時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[スマホは突然爆発して破壊された。
アオちゃんと言うものだと認識されていただからだろうか。]


 こわい、こわい。
 次にはこの事を、語りましょうか。


[『アオちゃん』の声での呟きはすぐ近くから。

鞄の中から漏れる青い光が炎の様に膨らみ男の姿が再構成。
鞄を素早く拾い上げるとさっさと逃げ出した。
触らぬナントカに、である。**]

(20) 2020/09/30(Wed) 01時頃

常世倶楽部 アオは、メモを貼った。

2020/09/30(Wed) 01時頃


ニビル星 キョウスケが参加しました。


【人】 ニビル星 キョウスケ

― 十二年前 ―

[その少年は、怪我をしていた。

少年は、夏休みに山に遊びに行って、帰り道で迷って。
山道で足を踏み外し、数メートル下に落ちた。

草木に引っかかりながら落ちたが足を痛め、引き摺って歩く羽目になった。陽は傾き、心細さは増していく。やがて体力の限界でその場に座り込んだ。はあ……と溜息をついた、その時だった。]

『童か』

『人間なんて久しぶりだなァ』

[奇妙な声が響き、少年は辺りを見回した。
振り返って見た、そこに居たのは。]

(21) 2020/09/30(Wed) 01時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

『よう餓鬼。お前、さては迷い子だろう』

『くく。俺様が里まで案内してやろうか』

[ニヤニヤと笑う、半透明の存在。
頭から二本の角が生えているソレは、昔話に出てくる"鬼"のようだった。少年は目を瞬かせ、視線がソレに釘付けになった。]

『その代わり、お前の体をよこしな』
『何、全部は奪いとりゃしねえよ
 時々借りるだけさ』

『このままじゃ野垂れ死ぬぜ。
 悪い取引じゃねえだろ?』

[少年はじっと鬼を見つめ、ごくりと唾を飲んだ。
それから、手をソレへと伸ばして――]

(22) 2020/09/30(Wed) 01時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

―現在―

はー……さっむ。

[雪の降る街を、青年が歩く。
マフラーに手袋、きっちりと重装備だ。]

カレーまんでも買ってくかな。

[近くのコンビニをちらっと見ると。]

『おい 俺様、あんまんのがいい』

[頭の中で響いた声に、青年は顔を顰めた。
声の主とは割と長い付き合いだが、中華まんの好みは微妙にあったりあわなかったり。]

……いやー、ピザまんでもいいけど。
あんまんはないなー、甘いもん食べたい気分じゃないんだよなー。

[独り言に聞こえる程度に、内側から騒ぐ声に言い聞かせている。内からわーわー騒ぐ声は青年と妖怪以外には聞こえまい。]

(23) 2020/09/30(Wed) 01時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[コンビニへ向かおうとすれば、入れ違いに寺へと足を向ける存在に、青年の内側の鬼が気づいた。>>17

『おや』
『雷獣か。久々に見たなァ』

[ん?と青年は首を傾げたが、そちらを見れば銀髪に目つきの悪い男。

あっ これ関わらない方がいいタイプだ。青年はそう判断した。目が合うとガン飛ばしと見られるだろうか。

視線をそろーりと逸らしつつ、そっとコンビニへと向かうのだった。**]

(24) 2020/09/30(Wed) 01時半頃

ニビル星 キョウスケは、メモを貼った。

2020/09/30(Wed) 02時頃


琴弾き 志乃が参加しました。


【人】 琴弾き 志乃

― SHINOちゃんねる ―

はぁい、こんばんはー。
今日はなんと。

あの有名霊能者さんとコラボですよー!

[かなり短めのスカートに蜘蛛の巣柄のニーソ。
金と紅のオッドアイで傍らには無駄に豪華な装飾を施した日本刀。
……とコスプレ寸前の状態でブレザーの制服姿をした少女は笑う。

――SHINOちゃんねる。
霊能系ちゅーばーを名乗り。
時たま、放送を行っている彼女はシノ・アマミヤと名乗っていた。]

(25) 2020/09/30(Wed) 05時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[霊能系と言っても。

実際には霊感スポット……例えば神隠しの舞台とか。
お化けが出るって噂の場所とか。

お寺や病院に話を聞きに行ったり。
そんな平穏なチャンネルのはずだった。
……が、この日は様子が異なっていて。]

(26) 2020/09/30(Wed) 05時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[突如現れた妖怪たち。

自称霊能者は得意げに語りだす。
また罠にかかった人が出たかと。

そう、実際には霊能者ではなく。
妖怪側の人間……まあ、そう珍しい事ではないのだったが。]

んー、これは。
編集が面倒になっちゃうなぁ。

困った困った。

[余裕を崩さないSHINOに対して、不審な目を向けながらも。
自称霊能者は言葉を続ける。

それにしても……と。]

「退魔師の名家、天宮を騙るとは不遜な。」
「天の宮を守る一族が、こんなところで遊んでいる訳が無いだろう。」

(27) 2020/09/30(Wed) 05時半頃

【人】 琴弾き 志乃

ああ、そんな勘違い。
詳しい人でもするようになっちゃったんだ。

時代かなぁ。

[いつの間にか。
放送は中断していて。

日本刀はすでに抜かれていた。]

雨の宮……穢の日にこそ守らなければいけない。
晴れの日など、清明にでも任せれば良い話。
だからこそ――雨宮なんだよねえ。

[何を言っているのかと訝し気な顔をする妖怪と霊能者。
シノは笑って告げる。]

(28) 2020/09/30(Wed) 05時半頃

【人】 琴弾き 志乃

冥土の土産にってやつ?
閻魔様の前でも間違った事を言い出したら可哀想だもの。

[張り巡らされるは蜘蛛の糸。

絡み取られてしまえば、動きもおぼつかなくなるか。]

「貴様……退魔師!?いや、この力は妖の……」

はい、両方正解。
花丸をあげましょうねー

(29) 2020/09/30(Wed) 05時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[雨叢雲……片手に持つ日本刀で相手を次々と切り裂いて。

その場で前方宙返りするように飛んだり。
派手に動き回るものの。

スカートの絶対防御は乱れぬまま。
放送する以上は、その辺は大事なのだ。]

(30) 2020/09/30(Wed) 05時半頃

【人】 琴弾き 志乃

― SHINOちゃんねる ―

という訳で!
悪い妖怪と霊能者はシノがやっつけましたー!

[霊能者の口上も。
志乃の言葉も収録せず。

本性を現した連中の次の場面では。
日本刀を抜いた志乃と、倒れ伏す相手の姿が映っており。
コメント欄には「茶番劇か」「おハーブ生える」「戦闘を手抜きは良くない」なんて言葉が並んでいた。

尤も、見る者が見ればすぐに分かるだろう。
妖は本物であり。
刀もシノも只者ではないと。]

(31) 2020/09/30(Wed) 05時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[雨宮 志乃

人気配信者SHINOの正体にして。
退魔の血族雨宮と、土蜘蛛の混血。

普段はコスプレと間違うような制服姿をした少女だった。
京都市内のマンションに単身暮らし。
学校は行ったり行かなかったりであった*]

(32) 2020/09/30(Wed) 06時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2020/09/30(Wed) 07時頃


【人】 辣醤醸造 ガルム

[それじゃあ行ってみっかな、と歩き出したところ奇妙な気配と出会った。>>24

気配っつうか匂う。
ベースは人間なんだが妖の匂いが混ざってないか?

スンっと鼻を鳴らしそいつをじっと見る。
そいつはこちらの存在に気づいているにもかかわらず、コンビニに入って行こうとする。
さっき一瞬目が合っただろう。]

 おいてめえ、

[背中に声をかける。]

 匂うな。
 

(33) 2020/09/30(Wed) 16時頃

【人】 辣醤醸造 ガルム

[俺はその昔、数多の人間を慄かせた雷獣だ。
雷雨の日には空を駆け、雲を渡り雷を落とした今では自然現象と言われるものの正体。
まあちょっと調伏が重なって弱っちゃいるが、俺様は偉大なのだ。]

 俺に何か言うことがあるんじゃねえのか?

[近寄って威嚇するように睨み付ける。]

(34) 2020/09/30(Wed) 16時頃

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