[>>90お嬢さんの元へ戻る前に、先程挨拶に来られた白衣が隣にあることを認め、>>@13同じものを用意すれば、流石に片手とはいかなくなる。が、それを片手に収めねば差し障るので、腕の長さを駆使して可能にした。
"しーちゃん殿"が厭わぬのであればサーブしよう。
口当たりと彩りと、それとスパイス程度に、女性が好みそうなもの、という偏見を加えたチョイスはお気に召したらしい。]
それは何よりですな。
追加があれば何なりと。
――と。これは失礼致しました。
わたくし、ハワードと申します。
光栄です、マダム。
他の殿方に先んじて名誉を頂いてしまったようで。
[少しだけ、茶目っ気を交えて片目を伏せてみせる。
彼女の好みを尋ねてから、二種持ち寄ったボトルのうち、新しいグラスに注いで空いたグラスと取替えて、手早く場を整えてそっと杯を掲げた]
(@16) 2020/09/21(Mon) 00時頃