277 黄昏草咲く出逢い辻
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公安部 カガは、メモを貼った。
2020/06/01(Mon) 18時半頃
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―――― オニサン コチラ
――――――テノナル ホウヘ
(21) 2020/06/01(Mon) 21時半頃
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[声が 聞こえた気がした]
(22) 2020/06/01(Mon) 21時半頃
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ふふ......嗚呼、識っているとも。
[黄昏鳥が夕暮れ告げる声を後ろに、鬼は、狭間の杜を超える。
嘗ては鬼神と呼ばれた鬼の頭には、今はその力を示す角はひとつのみ。
紫水晶を尚色濃くしたような深紫の片角は、それでも、夕日に艶めき、その持ち主が確かに人ならぬ妖であると報せはすれど。]
人の世も、人の子も移ろうもの。
[鬼の耳に覚える人の子の声は、幼く高く男か女かすら定かではない。瞳はすでに封じていたから、姿形も判りはしない。]
(23) 2020/06/01(Mon) 21時半頃
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そうとも、これは、我の勝手.........
―――― オニサン コチラ
――――――テノナル ホウヘ
[本物の目隠し鬼と遊んだ子供が、例え、全てを忘れ果てていたとしても。]
(24) 2020/06/01(Mon) 21時半頃
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ほら...
[光映さぬ瞳の向こう、黄昏草が、ゆらりとひかる。**]
(25) 2020/06/01(Mon) 21時半頃
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[出逢い辻の社前、さやさやと風が流れ来て。 ごぅ、と音を立てて強まった刹那、現れたのは着物姿の狐面]
お久しいね、辻守のお方。
此度は僕もお世話になることとしたよ。
[鈴の音を転がすような声色でこの場の主と称される妖に声を掛け]
逢魔が時の花灯りが道案内とは聞いてはいたけれど、 成程、よぅく誂えられているものだねぇ。
この花に迷わされぬ内に合流した方が良さそうだ。
[辺り一面仄かに甘く香わせ光る真白の花を見遣って微笑うと、 辻守に手を振って森の中へと進んでいった]
(26) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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─ 森の中 ─
[森の中は、仄かに甘く香る黄昏草だけでなく 様々な草花がその美しさを惜しみなく曝け出している。 耳をすませばさらさらと流れる水の音や幼子のように笑う木霊の声も聴こえよう。 そんな中でも止まることなく迷い無く進めた足は、 少し開けたその場所に着いてようやく止まった]
───嗚呼。
[視線の先に在るのは枝振りも見事な大樹。 とうに桜の季節は過ぎたというのに 薄紅色の花弁は呼吸を忘れさせる程美しく満開に咲き誇り、 風に吹かれて雨のように止めどなく舞い落ち、降り積もる其処に]
(27) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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― 『辻守』の社前 ―
おんや、月の君は相変わらずかい。
……まあ、行くも帰るも心次第、好きにしなんせ。
綺羅星殿は……神格を得る、と。 ほうほう、それは難儀ながらも楽しい道を。
刻殿も変わらぬよで何より。
[社前に現れた妖たちに、『辻守』は呑気に声をかけていく]
此度の求め人は未だそろわぬ様子。 時至るまでゆるりとするがいいさ。
[のんびりとした物言いに続くように、白鼠が物陰から一声、鳴いた。**]
(28) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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見つけた。
[薄紅色に染まった土の上、これまた狂い咲きというべきか 一面に赤く咲き誇る彼岸花に囲まれて横たわったままの其へと歩み寄り]
……どうやら君は、寝坊助さんみたいだねぇ。
[傍らしゃがみ込んでその頬を撫でながら、 周囲を囲む赤が描かれた狐面越し、微笑み混じりに声を紡いだ**]
(29) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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― 通い路 ―
どこまで続いてるんだよ、これ……!
[年相応の体力はあるつもりだが、それでも流石に息が切れて足が止まる。 どこまで行っても見覚えのある場所に辿り着く気配はなく。 かといって、花の導きを逸れて森の中へ踏み入る勇気は青年にはなかった。 と、そこで右手にある違和感に気付き、確かめるようにそれを眼前へ持ち上げる。 橙に近い黄の花は、左右に並ぶ白の花とはまた違う種のようで]
キンセンカ……だっけ。
[遠い記憶、庭のプランターに並んでいた花の名を思い出す。 母が生きていた頃だろうからもう十年以上も前か。 手掛かりのようなそれを捨てる気にもなれず、カバンのポケットへと差し込んだ]
(30) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2020/06/01(Mon) 22時頃
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― 広場 ―
[それからしばらく後。 ようやく花の並びが途切れ、少しばかり開けた場へと出た。 相変わらず見知らぬ風景ではあったが、変化が生じたことに僅かばかりの安堵を覚える。 お誂え向きに横倒しの古木があり、そこに腰掛けて休憩をとることにした]
[見上げた空は高くまでが木々に隠され、隙間から見えるはずの高層ビル群は影も形もない。 異なる空間に迷い込んだことは、どうやら間違いなさそうだ]
――そういえば。
[ふと、思い出したように呟く]
前にもこんなこと、あった……ような。
[昏い森を彷徨い歩いた、夢とも現ともつかぬ記憶。 母を亡くし、数年を隔てて父を亡くした、その葬儀の帰りのことであったか*]
(31) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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― 『辻守』の社前 ―
元より、我はそのようにしか動かぬよ。
[心次第と笑う『辻守』>>28に、兎はやや、素っ気ない言葉を返す。 兎がここを訪れる理由を、『辻守』が知るかどうかはわからない。 ただ、何かを探している、という事は伝わっているだろう。
兎自身も古き妖だが、『辻守』もまた古き存在。 その知見から見透かせるものもあるだろうから]
(32) 2020/06/01(Mon) 22時半頃
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[そもの事の起こりは、幾年か前の事。 人と妖の領域、その境目に己が領域を据える兎の元に、迷い込んできたひとの子があった。
独りで過ごしていた兎はひとの子に興味を抱き、しばし、時を共にして。
いざ帰そう、と思った時に、自身も思いもよらぬ言霊を投げかけていた。
『いずれ、また』。
再会を約する言の葉。 知らず、それは呪を帯びて。
それと気づいた時には、既にひとの子の場所を手繰る術はなくなっていた]
(33) 2020/06/01(Mon) 22時半頃
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……縛るつもりなど、なかったのだがな。
[何故そうしたのかは自分でもわからない。 だが、呪は成立し縛はひとの子に絡みついている。
妖の元へといざなう呪は、人の世で生きるを妨げやすい。 そんなものはさっさと解いてやらねば、と。 そんな思いから辻の森を訪れてはいるものの。
未だ、呪を投げた相手とは巡り合う事ないまま、今へと至る。**]
(34) 2020/06/01(Mon) 22時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/01(Mon) 22時半頃
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こんなに月が蒼い夜は 不思議なことが起きるよ……
[小さく子供向けの歌を口ずさむ。 元々、肝試しとか好きな性質だから、夜の散歩はわくわくするものがある。不思議といえば、いつの間にかここに来ていたこともだし、腕にあるつるばらもそうだし、光る花もだ。不思議なことは既に沢山。]
でも本当、何なのかな。 こういうの……
神隠し?
[人がどこかに連れ去られるという現象。 奇妙なことが立て続けに起きていることの説明にはなりそうな。本当に起こるかどうかはともかく。]
でも、それにしては犯人の姿もないのよね。 うーん。 家はどっちかなー……課題ー……
[ちょっと残してきた物を思いだして憂鬱。*]
(35) 2020/06/01(Mon) 23時頃
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―『辻守』の社前 ―
変わらぬが良いかどうかは、知らぬけれど。
[辻守の挨拶に、鬼はそんな捻た言葉を返し。>>28]
辻森殿もお変わりなく。重畳と言って置こうか。
(36) 2020/06/01(Mon) 23時頃
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ー 森の中 ー
あぁ、そっか。 似てるんだ。
[歩きながら思い出して…思い付いて、呟く。 身体が弱かった幼少時は祖父母の家に預けられていて。 そこは自然豊かな森が庭に続いているような土地だった]
何でもありだったなぁ。
[調子の良い時は意外と放任状態で。 一人で心の赴くままに動き回っていたのだったな、と]
(37) 2020/06/01(Mon) 23時頃
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─ 『辻守』の社前 ─
[社前に集まるは『番』を求めし妖達。 約一名、別の目的を持つ者もいるようだ]
パワーストーンなるものが流行ったせいだろうの。 今では御神籤と共に配られる程よ。 お陰で眷属達も大わらわだ。
[『辻守』>>28に返すのは神格を得るに至った理由。 付喪神と成った当初はこのような未来など想像し得なかったが、これも時代の流れというものなのだろう]
氏神となるには力を高めねばなるまいて。 故に『番』を得に来たのよ。
[パッ、と開いた扇子を口元へと当て、にんまりと笑った]
(38) 2020/06/01(Mon) 23時頃
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[社前に集いしは、鬼に妖狐に玉兎。 己も加えれば四体か]
[それぞれがそれぞれの理由を抱き、人の子との出逢いを求める。 引き寄せられる者は即ち運命と呼ぶのが相応しかろう。 そこに妖の意図が含まれていても、だ]
さぁて、儂も『番』を迎えにゆくとしよう。 何か為すべき定めでもあるかね?
[妖のにもよるが、領域には主が定めし規約のようなものがあったりもする。 それを確かめるように『辻守』へと問いかけた*]
(39) 2020/06/01(Mon) 23時頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/01(Mon) 23時頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2020/06/01(Mon) 23時頃
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― 『辻守』の社前 ―
おや、最後の求め人はおまいさんか、狐の君。
ふふ、黄昏草はたまに悪さをするからの。 努々、油断なさるなぁよ。
[狐面の挨拶>>26に、こちらも軽く返した後]
良きも悪きもどちらもあろうさ。 儂が変わらぬのは面倒故、だが。
その言葉は受け取っておくさね。
[捻た言葉>>36も気にすることなく、からり、返す口調は軽いもの]
(40) 2020/06/01(Mon) 23時頃
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なるほどな、人の世の移り変わり、故の事象か。
なれば、良き番を得ねばなぁ。
[綺羅星の事情>>38にく、と短く笑い。 続く問いに、にぃ、と口元をゆがめた]
……森の戯れに屈さぬ事、かねぇ。
ふふ、木霊も鬼火も毛の物も浮かれておる。 努々、油断はせぬようになぁ。
[その表情のまま、紡ぐのは先に狐に向けたものと同じ言葉。*]
(41) 2020/06/01(Mon) 23時半頃
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─ 『辻守』の社前 ─
おうともよ。
[良き『番』>>41と言われれば、にんまりと笑うままに頷く]
森の戯れのぅ…。 悪戯者も多かろうな。
[にぃ、と笑う『辻守』に瞳を細め、くくっ、と可笑しげに笑った]
あい分かった。 忠告として受け取るとしよう。
[パチン、と広げた扇子を手に叩きつけて閉じながら、瞳を閉じて頷く。 そのまま扇子は懐へと仕舞い、左手を太刀の柄にかけた]
(42) 2020/06/01(Mon) 23時半頃
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お主らにも良き縁があるよう、祈うておるぞ。
[他の妖にはそう声をかけ、太刀に手をかけた姿のまま歩み出す。 その姿は次第に煌めきに包まれ、次の瞬間には煌めきと共に姿は掻き消えた*]
(43) 2020/06/01(Mon) 23時半頃
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― 回想/数年前 ―
[中学生にして孤児とも言える身の上になった訳だが、別に悲観していたということもない。 その頃には既に施設のお世話になっていたし、その日に向けた備えも覚悟も十分にしていたはずで。 だからその日、帰り道を外れ見知らぬ場へ踏み込んだのは――まさに"魔が差した"というやつだった]
――あれ。
[いつの間にか、元来た道を見失っている。 背後を振り返り、そのことに気付いて再び視線を戻した先。 同じ年頃の、和装に身を包んだ少女>>33の姿を認めて、数度瞬いた]
誰か、いるの?
[控え目に声を掛けつつ、歩みは既に始めていた。 少年らしい物怖じのなさで、その人影へと近付いていく*]
(44) 2020/06/01(Mon) 23時半頃
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― 森の中 ―
[美しく儚く散る桜の大樹が生える地にて、体から噴き出した血だまりに横たわるように男はいた。
染みついた鉄錆の香りは花の香りに混じり、そこに酒気の香る吐息を混じりあわせる、どうしようもない現実と非現実が交じり合わせるようにして眠っていたが、撫でられた指はざらりと無精ひげを撫でる感触を返しながら、意識は覚醒へと向かう。]
モーニングコールは頼んでねぇんだけどな。
[咄嗟にジャケットの内側のショルダーホルスターに手を伸ばすのを反射的にこなしながら瞳を開く]
(45) 2020/06/01(Mon) 23時半頃
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喉かわいてきちゃったな……
[とはいえ、さすがに川の水を飲むのはご遠慮したい。 飲むゼリーとかなかったかな、とスカートのポケットを探れば。]
あ。……なぁんだ、鍵かー。
[それは自宅の鍵。今年の初詣にお参りした神社で買った、運勢アップのキーホルダーがついている。最近のお守りはこのようなタイプのものもあり、綺麗な石があしらわれている所を気に入って買ったのだった。]
えー……と。 幸運に恵まれますように……
[鍵を手に、こんなときだからと神頼み。*]
(46) 2020/06/01(Mon) 23時半頃
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―『辻守』の社前
我は一度、『変わった』からな。
とはいえ、面倒というのは解らぬでもない。
[変わったと、鬼が言うのは、片角を失い、瞳を封じたその時と、辻守ならば知るだろう。]
さて、我もそろそろ行くとしようか。
[番を探しに動き出し者たちの気配を感じ、鬼もゆるりと歩き出す。]
ここの匂いは、あの頃の山に似ている、な。
[オニサン コチラ......時々息を切らせながら、呼んだ子供。 小さく弱く感じた人の子に、別れ際、手渡した濃紫の欠片に宿った鬼の力は、きっとあの子の身を守った筈だ。*]
(47) 2020/06/01(Mon) 23時半頃
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