277 黄昏草咲く出逢い辻
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さて、『番』や氏神についての話だったか。
髪か? 地毛だとも。 良い色だろう? 紫水晶を基にしたのだ。
[先ずはのどかが聞きたいことを答えるながら、言葉を重ねていく*]
(108) 2020/06/02(Tue) 22時頃
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― 回想/数年前 ―
[誘いに返されたのは肯定。>>102 対価の言葉は驚かせたようだが、その驚きすらも兎は楽し気に眺め]
そうさな、石名取玉に盤双六辺りが暇も潰せるか。
[言葉と共に、ぽん、と手を打ち鳴らしたなら、草の上に現れるのは水晶の立方体と白と黒の石を乗せた遊戯盤。 遊び方の説明で、お手玉とバックギャモンに近いもの、と理解が及べばルール把握も容易いかも知れない。
時の流れの曖昧な森の中、遊戯の時間はどれほどか。 少年の気が鎮まった、と感じた兎は、区切りの良い所で手を止める]
(109) 2020/06/02(Tue) 22時半頃
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……さて、そろそろ、終いの時か。 あまり長くここにいては、帰り路を見失おう。
……導を渡すから、あるべき場所へお帰り。
[言いながら、差し出すのは一輪の月見草]
これを持って歩けば、自ずと行くべき場所へと戻る事ができる。
ひとはひとの世へ帰るが必定。 ……妖の森に誘われてはならぬよ。
[諭すような口調で告げる様子は、少女の外見に似ず、どこか年経たものを思わす空気を纏っていた。*]
(110) 2020/06/02(Tue) 22時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/02(Tue) 22時半頃
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― 回想/数年前 ―
[少女が手を打ち鳴らせば、魔法のように遊び道具が二者の目の前へ現れる]
えっ、これ、宝石? ……本物? あっ、こっちのは見たことあるかも。
[少年が思い浮かべたものとは違ったが、ゲームであることに違いはなく。 少女が語る遊戯のルールを、興味深そうに聞いている]
……随分と、変わった遊びを知ってるんだな。
[纏った服装といい、まるで時代から切り離されたような少女のことを、改めて眺めた後。 しばし、曖昧な時の流れの中で遊戯に興じる。 初めは戸惑いがちだった少年の手にも、いつしか熱が入るようになって――]
(111) 2020/06/02(Tue) 23時頃
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[しかし遊戯の時間は、切りのよい頃合いに止められる>>110]
ああ、そうか。 ……うん、帰らないといけないね。
[少女との一時は、現のあれこれを遠くへ追いやるには十分で。 けれどいつかはここを離れなければいけないと、幾らか冷静になった頭は理解してもいた]
ありがとう、……兎姫。 おかげで少し、気が楽になった。
[導の月見草を受け取りながら、少女へ淡い笑みを向ける]
(112) 2020/06/02(Tue) 23時頃
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ああ、うん……でも……。
[少女の言葉に背中を押されるように、一歩二歩と元来た道へ踏み出そうとして。 それでもどこか名残惜しそうに、少年は少女の方へと振り返る]
また、ここに遊びに来たらだめかな?
[諭すような口調の少女に対し、こちらは年相応の期待込めた様子で。 しかし言ってしまった後、どこか慌てたように頬を染める]
あ……その、今日のことのお礼っていうかさ……! 何か暇潰しになりそうなもの持ってきたっていいし!
[口実のように早口で付け加えて、少女の答えを待った*]
(113) 2020/06/02(Tue) 23時頃
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―川傍―
妖怪の知識はそこそこありますよ、 昔話や言い伝えは好きなので。 付喪神は知名度ありそう。
[物に魂が宿る、という考えは物を大切にする昔の人の想いが感じられ、どことなく日本ぽくて好きだ。実際に宿っている存在は初めて見たけれど]
……氏神様は、神社の神様のことで良かったかしら。
[知っていると言った傍から、氏神については単語くらいしか知らないことに気づく体たらくだが。>>105]
(114) 2020/06/02(Tue) 23時頃
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ひえ。
[逸れるとどこにも行けなくなるという忠告を大人しくきくことにする。永遠の迷子は御免だ。>>106
繋いでもらった手をぎゅっと握る。 暗闇の中の明かりのように頼もしくて温かい。]
はい……? あら、ありがとうございます。 綺麗ですね。
[片手ながら、様々な色が混ざる宝石を受け取った。とても豪華な発信器を落とさぬよう、鍵を入れたポケットに一緒に入れておく。深めのポケットなので落としにくいのだ。>>107]
(115) 2020/06/02(Tue) 23時頃
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本物なんだ…… 藤の花みたいですね。
[髪には見慣れない色だけど、端正な顔には不思議と馴染んでいて違和感がない。良い色で似合う、と頷き。>>108]
あっ、そうだ…… その、番になるというのは……
妖怪の世界では嫁を食べること…… なーんて意味だったり、しないですよね?
[所変われば意味も変わる、こともある。 本来は真っ先に確認しておきたい事柄だった。
冗談めかして明るく言ってみたが、もしそうならば全力で辞退する構え。*]
(116) 2020/06/02(Tue) 23時頃
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ー 森の中 ー
俺が、しがみついて、泣いた?
[眉根を寄せて記憶を探る。 狭間での出来事は、遠い記憶の更に向こう。 忘却の彼方にあって容易には思い出せぬもの]
……そんな記憶はないぞ。 誰かと間違えてたりしない、か?
[くすくす笑い>>103に眉間の皺は深くなり、これは誂われているのでないかと思う。 一応真面目に返しはしながら、声に宿るのは不安と不満]
嫁って、あのな。 俺は男だ。 たまに間違われても、名前聞きゃあ理解してもらえる程度だったし……
[動揺しながら否定の言葉を並べてみるが、そもそもが記憶に薄い時分の事なので、断言する勢いは弱く]
(117) 2020/06/02(Tue) 23時頃
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いや、だから。
[距離を取るために伸ばした手を引くことはなく。 触れ合う掌にビクリと背筋を震わせる]
(118) 2020/06/02(Tue) 23時頃
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ー 20年前 ー
ぼくでも、なれるの? そうすればもっといっしょに、あそべる?
[ポロポロと雫を溢しながら、長身の影を見上げた*]
それなら―――
(119) 2020/06/02(Tue) 23時半頃
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― 回想/数年前 ―
我にとっては、これが普通の遊びなのだがな。 現の遊戯はまた、違うのであろうな。
[変わった遊び、という評にさらりと返す。>>111 古き時代の遊びは思いの外早くに受け入れられ。 しばしの暇つぶしは熱を帯びたものとなる。
それでも、時の訪れを少年は受け入れ、淡い笑みと共に差し出した月見草を受け取った。>>112]
そうか、ならばよかった。 気を付けて戻るがいい。
[そうして、現で静かに生きろ、と。 そんな言葉を飲み込んだ直後に、少年はこちらを振り返る]
(120) 2020/06/02(Tue) 23時半頃
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……そなたな。
[誘われるなと言った矢先にそれか、と。 は、と落ちた嘆息は、呆れの響きを帯びる]
……礼などはいらぬよ。 これは、我の節介に過ぎぬ。 うかつに誘われれば、次は帰れぬ所に迷い込むやもしれぬぞ?
[そう、否定を紡ぎつつ、けれど]
(121) 2020/06/02(Tue) 23時半頃
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……礼やら何やらはいらぬが。
……いずれ、また、な。
[零れ落ちたのは、意に反した再会を約す言の葉。 それは兎自身も気づかぬままに、楔となって少年の内に刺さる]
……さ、もうお帰り。 でなければ、帰れなくなる。
[自身の紡いだ言霊への驚きは飲み込んで。 綴るのは、ただ、帰還を促す言葉だけ。*]
(122) 2020/06/02(Tue) 23時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2020/06/02(Tue) 23時半頃
儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/02(Tue) 23時半頃
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─ 川傍 ─
それは僥倖。 知識なくとも構わぬが、あるに越したことは無い。
氏神とは元は土地を護る神のことだが、概ねその認識で間違いはない。 事実、儂も貴石神社に奉じられることになるしの。
[のどかの言葉>>114に補足を入れながら言葉を返し、頷きも添える]
(123) 2020/06/02(Tue) 23時半頃
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やれ、人の子とは、忘れっぽいものだな。 ああ、気にせずともいい、そのうち思い出すだろう。
[相手の不満も不安の色も>>117伝わらぬのか考慮するという気がそもそもないのか、鬼は少し首を傾げただけで、構わず掌を合わせ指を絡める。]
けれど、そうだな、其方が男の子(おのこ)だったとは、気付かなんだ。あまり可愛い声で鳴くから、てっきり女の子(めのこ)と思っていたからな。
男の嫁でも我は構わぬが、其方が嫌なら無理強いはすまい。
(124) 2020/06/02(Tue) 23時半頃
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[少しばかり脅かせば、のどかはその心情を示すように繋いだ手を握り締めてくる>>115。 その様子に、くつくつと笑ってしまうのは隠しきれなかった]
なぁに、儂と共に在れば問題ない。
[この場に置き去りにする気もないのは、連れ帰る意思の表れ。 その標でもある宝石を受け取るのどかの様子を、付喪神は瞳を細めて見ていた]
(125) 2020/06/02(Tue) 23時半頃
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藤の花か。 そのように言われたのは初めてだな。
[宝石の付喪神故、諸所の基準は宝石になりがち。 別のもので喩えられたこと>>116は、新鮮さを抱かせるに至った。 『番』についての問いかけを聞けば、付喪神は可笑しそうに笑う]
ふはは! 確かに喰ろうて力増す奴も居ろうの!
だが『番』とはそのようなものではない。 安心せぇ、元より儂は人の子を喰ろうたりはせぬ。 人の子あっての儂だからの。
[付喪神の成り立ちと、氏神としての信仰を思えば、人を喰らう理由などないのだ*]
(126) 2020/06/02(Tue) 23時半頃
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嫁が嫌なら、婿になればいい。
我に其方の姿は見えぬが、いい体つきだ、きっと羽織袴も似合うだろう。
[挙式はするつもりらしかった。*]
(127) 2020/06/03(Wed) 00時頃
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─ 森の中 ─
[>>91懐に差し入れられていた男の手は再度露わになり、 その手首に揺れるミサンガを見止め瞳を細めたのはほんの刹那。 どこか芝居がかった笑いを向けてくる男に笑み返し、会話を続ける]
そうだねぇ… 喜んでくれていたと思うよ。
これは良い糧になってくれたからね。
[今身に着けているものは皆社に供えられたものだ。 人の信心が今の己を成り立たせてくれたと言っても過言ではなく、 これに身を包んでからより力が増したことを思えば この品々に込められた思いの丈も察せようもの]
(128) 2020/06/03(Wed) 00時頃
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[男の言葉に応え返すは面越し笑みを忍ばせたまま、 けれど>>92生と死の狭間という言葉に、微か目を伏せる。 男が安穏ならぬ暮らしをしているのだろうとは ここまでの言動の端々からも窺えてはいるものの]
…君も大概、時代錯誤なんじゃないかい?
[少なくとも、今の日本では男の様な剣呑さは珍しかろうと。 胸の内に湧いた思いではなく、軽やかな笑み混じりの揶揄いを紡いだ]
(129) 2020/06/03(Wed) 00時頃
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[が、自らが持つ白のリコリスに視線を落とした男に気付き これまでとは違う笑みが浮かんだのを見て口を噤む。 そのまま己の面がずらされるのを見過ごして、文字通りの対面を果たし]
…お眼鏡に適ったようで何よりだよ。
[>>93頬を撫でるのすら男の好きに任せて微笑む。 男の指先には、すべやかな肌触りと仄かな温もりが感じ取れるだろう。 そのまま続けられた問いには、微かな瞬きを返してから]
あぁ、これも時代錯誤になるのか。
(130) 2020/06/03(Wed) 00時頃
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要は夫婦になってくれってことだね。
もちろん、今すぐに決めてくれとは言わない。 これから暫く僕と一緒に過ごして その間に決めてくれれば良いよ。
でも、僕は君が欲しくて君をよんだってことは 分かっておいてくれるかい?
[頬を撫でていた男の手に自分のそれを重ねて、ゆるく首を傾げた*]
(131) 2020/06/03(Wed) 00時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2020/06/03(Wed) 00時頃
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― 回想/数年前 ―
[先の約束も忘れたようなこちらの問いに、少女からは呆れたような嘆息が返る>>121。 怒らせてしまったかとも思ったけれど、彼女の思う所はそれとは少し違うようで]
う、うん……帰れなくなるのは困るけど……。 でも、きみのことはちょっと気になるっていうか……。
[現世から切り離されたような空間に、彼女を独り残していくような気がして。 相手の正体も事情もわからぬまま、ただ後ろ髪引かれるような思いでしばし足を止め]
(132) 2020/06/03(Wed) 00時頃
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[それでも、いずれ、と彼女が口にした>>122ことで、ようやく踏ん切りがついたように頷いた]
うん、またな!
[その言葉が楔打ち込むものであったことに、少年が気付くことはない。 ただそこからは真っ直ぐに、月見草の導くまま空間を抜けて]
(133) 2020/06/03(Wed) 00時頃
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――……あ。
[気付いたら、草に覆われた空き地を抜け、アスファルトに覆われた地面を踏んでいた。 空はすっかり暗くなり、一面に星が瞬いている]
遅くなっちゃったな。
[寮長に怒られるかもしれないな、なんてことが真っ先に脳裏に過ぎる辺り、随分と呑気なものだと思う。 ふと思い付いたように振り向いてみたが、そこにはごく狭い空き地以外何もなかった]
何だったんだろ。
[手中に未だ残っていた月見草をそっとポケットに仕舞った後、帰るべき方向へと歩き出す。 今日自分の見たものは、誰に話した所で信じてもらえないだろうなどと考えつつ]
(134) 2020/06/03(Wed) 00時頃
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[ちなみに、直後に自分を探していた施設職員に発見され、叱られるどころか抱き締められて酷く泣かれたのは余談である*]
― 回想・了 ―
(135) 2020/06/03(Wed) 00時頃
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そんなものなのか。
[胸に伝わる熱に、警戒心は緩んでいた。 時間感覚が違うものなら仕方がないかとすら思って、軽く流してしまったのだが]
うん?声だけ覚えて? ああ、見えてないのか。
……構わなくていいのかよ。 って、あ。
[目隠ししていても見えているのかと思っていた。 納得しながら眉尻を下げたところで、指絡み合う状況に気が付いた。 頬に朱が浮かぶ]
(136) 2020/06/03(Wed) 00時頃
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― 回想/数年前 ―
[意図せず落ちた言の葉に返されたもの。>>133 それに何も答える事なく、兎は駆け行く少年を見送った]
……やれ、まったく。 思わぬ迷い子であったな。
[聞く者ののない呟きが零れて落ちた後。 月見草の森はしばし閉ざされ、そして――]
(137) 2020/06/03(Wed) 00時半頃
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