277 黄昏草咲く出逢い辻
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[そこから顔を覗かせ揺れていたのは、名前くらいは知っている、青紫色の花]
……は?
[そのままでは潰してしまいそうで、無意識に胸ポケットへと差し替えながら。
何故如何して何時の間に。 疑問符が飛び交う頭に手を当てた]
(19) 2020/06/01(Mon) 18時半頃
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進むか。戻るか。
[普段であれば後者を選ぶはずなのに。 手を外し、動き出した足は前へ、前へと]
………………。
[記憶の彼方で歩く幼子と同じように。 真白の花灯りに沿って*進んでいた*]
(20) 2020/06/01(Mon) 18時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2020/06/01(Mon) 18時半頃
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―――― オニサン コチラ
――――――テノナル ホウヘ
(21) 2020/06/01(Mon) 21時半頃
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[声が 聞こえた気がした]
(22) 2020/06/01(Mon) 21時半頃
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ふふ......嗚呼、識っているとも。
[黄昏鳥が夕暮れ告げる声を後ろに、鬼は、狭間の杜を超える。
嘗ては鬼神と呼ばれた鬼の頭には、今はその力を示す角はひとつのみ。
紫水晶を尚色濃くしたような深紫の片角は、それでも、夕日に艶めき、その持ち主が確かに人ならぬ妖であると報せはすれど。]
人の世も、人の子も移ろうもの。
[鬼の耳に覚える人の子の声は、幼く高く男か女かすら定かではない。瞳はすでに封じていたから、姿形も判りはしない。]
(23) 2020/06/01(Mon) 21時半頃
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そうとも、これは、我の勝手.........
―――― オニサン コチラ
――――――テノナル ホウヘ
[本物の目隠し鬼と遊んだ子供が、例え、全てを忘れ果てていたとしても。]
(24) 2020/06/01(Mon) 21時半頃
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ほら...
[光映さぬ瞳の向こう、黄昏草が、ゆらりとひかる。**]
(25) 2020/06/01(Mon) 21時半頃
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/* こんばんは、ふかふかしたなまものです。 和名のチップにすれば良かったんだけどねっ!目隠し鬼がやりたくてねっ! 刻とヌイで迷った挙句、最初の一文字以下省略することにしましたw
(-2) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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/* 妖側が選ぶ感じかと思っていたけど、両方から手を伸ばす感じかな?
実は選ばれてみたいお年頃でした
(-3) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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/* いきなり相手募集してるのは、こういう形式の時は早めにペア決めた方が楽だと思ってるからですけどね。忘れていてもいい、ということにしてるので、後からこじつけもできる、はず。
(-4) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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/* でももうちょっと皆のこと知りたいかなー
具体的には綺羅さんね
(-5) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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[出逢い辻の社前、さやさやと風が流れ来て。 ごぅ、と音を立てて強まった刹那、現れたのは着物姿の狐面]
お久しいね、辻守のお方。
此度は僕もお世話になることとしたよ。
[鈴の音を転がすような声色でこの場の主と称される妖に声を掛け]
逢魔が時の花灯りが道案内とは聞いてはいたけれど、 成程、よぅく誂えられているものだねぇ。
この花に迷わされぬ内に合流した方が良さそうだ。
[辺り一面仄かに甘く香わせ光る真白の花を見遣って微笑うと、 辻守に手を振って森の中へと進んでいった]
(26) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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─ 森の中 ─
[森の中は、仄かに甘く香る黄昏草だけでなく 様々な草花がその美しさを惜しみなく曝け出している。 耳をすませばさらさらと流れる水の音や幼子のように笑う木霊の声も聴こえよう。 そんな中でも止まることなく迷い無く進めた足は、 少し開けたその場所に着いてようやく止まった]
───嗚呼。
[視線の先に在るのは枝振りも見事な大樹。 とうに桜の季節は過ぎたというのに 薄紅色の花弁は呼吸を忘れさせる程美しく満開に咲き誇り、 風に吹かれて雨のように止めどなく舞い落ち、降り積もる其処に]
(27) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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― 『辻守』の社前 ―
おんや、月の君は相変わらずかい。
……まあ、行くも帰るも心次第、好きにしなんせ。
綺羅星殿は……神格を得る、と。 ほうほう、それは難儀ながらも楽しい道を。
刻殿も変わらぬよで何より。
[社前に現れた妖たちに、『辻守』は呑気に声をかけていく]
此度の求め人は未だそろわぬ様子。 時至るまでゆるりとするがいいさ。
[のんびりとした物言いに続くように、白鼠が物陰から一声、鳴いた。**]
(28) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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(この光景を
主様は誰と 見たかったのだろうか)
(-6) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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見つけた。
[薄紅色に染まった土の上、これまた狂い咲きというべきか 一面に赤く咲き誇る彼岸花に囲まれて横たわったままの其へと歩み寄り]
……どうやら君は、寝坊助さんみたいだねぇ。
[傍らしゃがみ込んでその頬を撫でながら、 周囲を囲む赤が描かれた狐面越し、微笑み混じりに声を紡いだ**]
(29) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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/* ぉぅ、見事に挟まった(
とりあえず、データを見てから声掛けしようそうしよう。
(-7) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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― 通い路 ―
どこまで続いてるんだよ、これ……!
[年相応の体力はあるつもりだが、それでも流石に息が切れて足が止まる。 どこまで行っても見覚えのある場所に辿り着く気配はなく。 かといって、花の導きを逸れて森の中へ踏み入る勇気は青年にはなかった。 と、そこで右手にある違和感に気付き、確かめるようにそれを眼前へ持ち上げる。 橙に近い黄の花は、左右に並ぶ白の花とはまた違う種のようで]
キンセンカ……だっけ。
[遠い記憶、庭のプランターに並んでいた花の名を思い出す。 母が生きていた頃だろうからもう十年以上も前か。 手掛かりのようなそれを捨てる気にもなれず、カバンのポケットへと差し込んだ]
(30) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2020/06/01(Mon) 22時頃
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/* ……さっきの独り言、綺羅さん狙いにみえる発言ね(
いや、過去になにか縁故あったりするのかなと思っただけなのよ!w
(-8) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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― 広場 ―
[それからしばらく後。 ようやく花の並びが途切れ、少しばかり開けた場へと出た。 相変わらず見知らぬ風景ではあったが、変化が生じたことに僅かばかりの安堵を覚える。 お誂え向きに横倒しの古木があり、そこに腰掛けて休憩をとることにした]
[見上げた空は高くまでが木々に隠され、隙間から見えるはずの高層ビル群は影も形もない。 異なる空間に迷い込んだことは、どうやら間違いなさそうだ]
――そういえば。
[ふと、思い出したように呟く]
前にもこんなこと、あった……ような。
[昏い森を彷徨い歩いた、夢とも現ともつかぬ記憶。 母を亡くし、数年を隔てて父を亡くした、その葬儀の帰りのことであったか*]
(31) 2020/06/01(Mon) 22時頃
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― 『辻守』の社前 ―
元より、我はそのようにしか動かぬよ。
[心次第と笑う『辻守』>>28に、兎はやや、素っ気ない言葉を返す。 兎がここを訪れる理由を、『辻守』が知るかどうかはわからない。 ただ、何かを探している、という事は伝わっているだろう。
兎自身も古き妖だが、『辻守』もまた古き存在。 その知見から見透かせるものもあるだろうから]
(32) 2020/06/01(Mon) 22時半頃
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[そもの事の起こりは、幾年か前の事。 人と妖の領域、その境目に己が領域を据える兎の元に、迷い込んできたひとの子があった。
独りで過ごしていた兎はひとの子に興味を抱き、しばし、時を共にして。
いざ帰そう、と思った時に、自身も思いもよらぬ言霊を投げかけていた。
『いずれ、また』。
再会を約する言の葉。 知らず、それは呪を帯びて。
それと気づいた時には、既にひとの子の場所を手繰る術はなくなっていた]
(33) 2020/06/01(Mon) 22時半頃
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……縛るつもりなど、なかったのだがな。
[何故そうしたのかは自分でもわからない。 だが、呪は成立し縛はひとの子に絡みついている。
妖の元へといざなう呪は、人の世で生きるを妨げやすい。 そんなものはさっさと解いてやらねば、と。 そんな思いから辻の森を訪れてはいるものの。
未だ、呪を投げた相手とは巡り合う事ないまま、今へと至る。**]
(34) 2020/06/01(Mon) 22時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/01(Mon) 22時半頃
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/* にょっき。
キャラ予約の時点で思ってたけど、自分ノッカ一択になるのでは感(男女比的な意味で 何となく、皆男女比で合わせてるのではw 何気自分が女性案もあったけどね(妖だし性別自在
(-9) 2020/06/01(Mon) 22時半頃
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/* 今気づいたけど、メモでペア成立がいやんな人もいるかもだわね。 いやRPで手をあげてもらえればいいんだけど、お見合いになっちゃうと時間の都合的なものがなあ...
(-10) 2020/06/01(Mon) 23時頃
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こんなに月が蒼い夜は 不思議なことが起きるよ……
[小さく子供向けの歌を口ずさむ。 元々、肝試しとか好きな性質だから、夜の散歩はわくわくするものがある。不思議といえば、いつの間にかここに来ていたこともだし、腕にあるつるばらもそうだし、光る花もだ。不思議なことは既に沢山。]
でも本当、何なのかな。 こういうの……
神隠し?
[人がどこかに連れ去られるという現象。 奇妙なことが立て続けに起きていることの説明にはなりそうな。本当に起こるかどうかはともかく。]
でも、それにしては犯人の姿もないのよね。 うーん。 家はどっちかなー……課題ー……
[ちょっと残してきた物を思いだして憂鬱。*]
(35) 2020/06/01(Mon) 23時頃
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―『辻守』の社前 ―
変わらぬが良いかどうかは、知らぬけれど。
[辻守の挨拶に、鬼はそんな捻た言葉を返し。>>28]
辻森殿もお変わりなく。重畳と言って置こうか。
(36) 2020/06/01(Mon) 23時頃
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ー 森の中 ー
あぁ、そっか。 似てるんだ。
[歩きながら思い出して…思い付いて、呟く。 身体が弱かった幼少時は祖父母の家に預けられていて。 そこは自然豊かな森が庭に続いているような土地だった]
何でもありだったなぁ。
[調子の良い時は意外と放任状態で。 一人で心の赴くままに動き回っていたのだったな、と]
(37) 2020/06/01(Mon) 23時頃
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