277 黄昏草咲く出逢い辻
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……忘れていた方が、そなたの先行きには良かったと思うがの。
[忘れられるものではない、との返し。 妖同士であれば、刹那のすれ違いで終わるようなものも、人の子にとっては違うのかと。 過ったのは、そんな思いだが。 言の葉と化すのは、憎まれ口めいたもの]
(-71) 2020/06/03(Wed) 23時半頃
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― 森の中 ―
そなた自身に、妖の領域に呼ばれやすい何かがあった、というのもありそうだが。 そこに、我との縁が重なったのはあろうな。
[解釈>>188自体は間違っていないので、返すのは肯定]
自分から、ここに来たいと思うひとの子の方が稀であろ。 そも、ここの場所を知るひとの子はそうはおるまい。
[積極的に来たわけじゃない、というのは否定すべくもないから、こう言って]
(194) 2020/06/03(Wed) 23時半頃
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……まあ、それはそうだな。
[来ちゃったものは仕方ない。 自身も、それを求めていた部分があるのは否定できない。 だからそれは已む無しと思うのだが。 続いた問いにはしばし、口を噤まざるを得なかった]
……とりあえず。 再び通い路が開くまで、恐らくは時がかかる。 その間に、何事か起こるやも知れぬ故……我と、仮の縁を結び、それに備えるか。
[こちらの真名を伝えぬならば、契りは仮のものにとどまる。 仮でも縁を結べば、呪を解く事もできるはず、という読みもあるから、とこう返し]
…………。
[いつかの邂逅の時よりも伸びた上背に。 変わったな、とそんな事を考えていた。*]
(195) 2020/06/03(Wed) 23時半頃
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[変わらぬ調子の鬼>>185の隣へ]
意外と危ない場所なのか。 けど、そんなに方向感覚なかった覚えは……あ。
[無事で良かった、と泣く祖母の声だけがふと甦る。 迷子になったことは確かにあるようだ、と自覚して]
……んな時期もあった、かな。 まあ、今はもう、そうでもないはずだから。
[心配性の母親みたいだ、と笑う。 実の母親は仕事が忙しくてやはり放任主義の傾向にあったから、そうした反応は面白く、同時に擽ったくもあった]
(196) 2020/06/03(Wed) 23時半頃
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仕事の話とか? 今は一応フリーライター。 この先も続くなら、かもしれないけど。
[話しやすい部分からまず答えて]
……ほっとけ。 仕事が恋人、だったんだよ。
[笑い声>>170には全力で拗ねた。 大学時代には多少…でもここ数年は…お察しの通り*]
(197) 2020/06/03(Wed) 23時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2020/06/03(Wed) 23時半頃
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友達は……いるよ。
[こちらの答えは間が空いてから。 そして後半には答えることが出来なかった]
(-72) 2020/06/03(Wed) 23時半頃
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─ 川傍 ─
そうか? 動悸息切れは病のもとともいうが。
ふむ。 お主が大丈夫だというならば、様子を見るとしよう。
[顔色の一つでも分かれば原因も知れようが、どうにも視線が合わない>>190。 正面から見ること叶わず、様子見することにして、再び連れ立って歩き出した]
(198) 2020/06/03(Wed) 23時半頃
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知らぬ歌は聞くだけだがの。 覚えのある歌ならば口ずさむこともあるぞ。
尤も、歌は次々と新しきものへと変わりゆく故、知らぬ歌の方が多いのだがな。
[>>191 妖にとって人の時の流れは一瞬。 気付けば廃れていたものも少なくない。 これは歌に限らず言えることで、特に近年はめまぐるしい]
取り残されていくようで少し寂しくはあるな。
[これもまた時代の流れ]
(199) 2020/06/03(Wed) 23時半頃
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[将来についての助言への返答>>192には、うむ、と頷き返して。 変わる景色について>>193を聞かれると]
さてな。 儂もこの領域は詳しくない故。 この道がどこに続いているのかは知らぬ。
[あっけらかんと言い放った*]
(200) 2020/06/03(Wed) 23時半頃
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─ 森の中 ─
[>>181運命《わがまま》という言葉に、重なるのは懐かしい面影。
己を目覚めさせた彼の人も、運命をそう称していたから]
(分かっているはずなのに
…重なる所ばかり見つけてしまう)
[そんな小さな想いは、胸の内、淀みのように積もって]
(201) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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…僕にとっては、運命《みがって》という方が
きっと正しい。
[小さな声は、男に届いたかどうか]
(-73) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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[何かを隠すように、仕舞うように閉じた瞳は、 すぐに開いてまた男を真っすぐ映し]
………ふふ。
やっぱり、君は好い男だねぇ。
暫く待つと言ったのに、 すぐにも番ってもらいたくなってしまうよ。
[機嫌を損ねることも無く応えた男の言葉に綻ばせた笑みを浮かべる。 >>182己の表情を確かめた相手が、抱擁をそのまま 薄紅の褥へと導く動きに変わったと気付いても、やはりされるがままにいて]
(202) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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そうだね。
僕も確かめておきたかったから、丁度良い。
[むしろ自ら迎えるように、男の後頭部へと手を回して引き寄せて。 色濃い酒精と鉄錆に隠れた男自身の香を探りあてるように、顔を寄せた*]
(203) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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へ? 俺の先行き、って……。
[憎まれ口めいた言葉に、困惑したように呟く。 否、初めて会った時からの彼女の態度に、思う所がないわけではないのだが。 小さく息を吐くと、少しだけ表情を引き締めて]
あの。 正直俺、何が起きてるのか、全然わかってないとこはあるんだけどさ。 ……忘れてた方がいい事なんて、ないと思う。
[それだけは言いたかったという風に口にした後。 すぐ常の表情に戻って、話の続きへ意識を傾ける]
(-74) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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― 森の中 ―
何か、ねぇ……。 まあ、少しいなくなったくらいで、騒ぎになるような身分じゃないよ。
[初めに彼女と出会った時の切っ掛けを思えば、心当たりがないではない。 しかしあまり深刻な話となるのも本意ではないので、何処かポジティブな捉え方をしつつ兎姫>>194に頷く]
そりゃあこんなの、怪談とかお伽噺みたいなものだしなぁ……。
[実際に体験しているはずの自分さえ、夢だったかもと思うくらいだ。 現世の人がこの場所を知るはずもないし、知っていてもそれを他者が信じることはないのだろう]
(204) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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[こちらの問いに口噤む兎姫>>195を、じっと見詰めながら待つ。 自分の言葉に彼女が何を思うのか、未だに読めないままでいる。 それでも、今は彼女に従う他に出来ることもなく]
……わかった。 兎姫がそれでいいなら、それで。
[何事か、が何であるかは読めぬながら、彼女の提案に承諾を返す。 その間、彼女の視線が自分を見るようであれば]
どうか、したのか?
[あの頃と違い、すっかり変声を終えた声で、そう問いかけた*]
(205) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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ふりーらいたー?ふむ、異国の言葉だな、知っているぞ。
[男の返答>>197に、鬼はうんうんと頷く。]
ふりーは、自由、らいたーは、物書き、であろう?
自由な物書きか、楽しげだな。
[現世に関する鬼の知識は、随分と偏っていた。]
しかし、仕事が恋人とは、少々情けなくはないか? せっかく立派に育ったというに。
[番と呼ぶ相手の恋愛事情に、そんな遠慮のない物言いをする鬼だったが。拗ねる気配を感じると、手を男の肩に伸ばして、ぽんぽんと宥めるように叩く。]
ふふ、そう拗ねたものではない。現世の女子に見る目が無かっただけだ。
(206) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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タクミほど、優しくて強い男はおらぬのにな。
(-75) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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しかし見る目のなかった女子達に、我は感謝をせねばならないな。 おかげで、こうして、再び会えたのだから。*
(207) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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そうか。
[友達はいる、と、そう、返った言葉に、今度は鬼は、良かったとは言わなかった。]
我は寂しかったぞ?
[そうして、零す声は切なく甘い。*]
(-76) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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─ 川傍 ─
はい……
[自覚ないのだろうか。 ……恐らくないのでしょう。>>198
これは、自分が気をつけるしかなさそうだ。 萌え殺されないように。]
(208) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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ああ……確かに、歌って次から次に変わっていくイメージ。 よく知っている歌がもう数年前だったり。
[流行り廃りでいえば、歌は特に移り変わりが激しいように思う。>>199]
流行を追い続けるのは大変ですしね…… ううん、でも、いい歌はいつまで立ってもいい歌ですからっ。不朽の名作、みたいな? 最近のお気に入り作ってもいいと思うのですよ。
[一緒にカラオケに行ってみるのもありかなぁ、なんて考えて。
あ、デートみたい。むしろデート?と笑って照れる。]
(209) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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って、ええー。
迷子ですか私たち。
[思わず立ち止まり。 あまりのあっけらかんとした物の言いように、あっけにとられた。>>200
けれど綺羅星に焦る様子はない。]
でも、なんとかなる……のかしら?
[そういうこと?と綺羅星を伺う。*]
(210) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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/* 全力で口説きにいきつつ、そろそろ、全秘話に移行すべきではないのかと思う今日この頃です。 一見、バラっぽいからね、苦手な人もいるかもしらんし。
(-77) 2020/06/04(Thu) 00時頃
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─ 森の中 ─
だからここに誘ったってことなんだろう?
[言葉通りなら、という注釈がつくが他の理由もうかばないものだ。 されるがままのお嬢ちゃん>>202と態勢を自分が見下ろすように入れ替えて]
俺の色に染まってくれるっていう花嫁衣装で迎えられた以上は……な。
[探り求めるようなお嬢ちゃんの行動に自らは奪いとるように>>203顔を寄せて*]
(211) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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それぐらいじゃねーと主人公になれねーぜ。
[流されるままでは終わらないのが物語の主人公ってもの。 先程よりもずっと、触れ合うほどに近づけた顔。声は花びらが地面に掠めるように小さく]
そして主人公ってのはちょっとした仕草で過去を物語ることもあるってものだ。 それを暴き立てられて、俺の色に染まれるのかい?
[現状の不可思議さよりも、運命《みがって》というお嬢ちゃんへと言葉をむけた*]
(-78) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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/* 基本的にスマホでぽちぽちやってるのでレス遅いです……
ちなみに今は久しぶりにパソコン触っています ああー両手でキーが使えることの便利さよ……
(-79) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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/* しかしグスタフ千早ペアは早い……千早だけに…… (何がとは言わぬ)
(-80) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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先行きは先行き。 ……未来、と言えば、伝わり易いか。
[困惑したような呟きには、端的な説明をつけられたものの]
…………。
[忘れていた方がいい事なんてない、と。 表情を引き締めて告げる様子に、兎は僅かに目を伏した]
……定められし命持つ者であれば、それもあろうな。
[ぽつり、と落ちた呟きは消え入りそうなもの]
(-81) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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― 森の中 ―
[身分云々は、現の理に疎い兎にはぴんと来ない。 とはいえ、その物言いにはやや引っかかる事もあるのだが、今は置いて]
……うむ、では、しばしの時、その在り様を預かるとしよう。
[承諾を返されたなら、一先ずはそう、頷いて]
……いや。 なんでも、ない。
[時の流れのもたらした変化への戸惑いは、兎自身も予想外のもので。 戸惑っている事実そのものから目を逸らすように、つ、と視線を逸らした。*]
(212) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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